東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】今治市立常盤小学校「花の不思議な世界-」(2013年度ふるさと出前授業-3、6/18)

2013年6月19日 (水)

 午前の富田小学校に続いて、午後は常盤小学校。今治市内の小学校での出前講義のきっかけというか、スタートの小学校。当時、理科専科の先生だったのが、午前中にお世話になった富田小学校・教頭先生の村上先生。また、2013年度ふるさと出前授業を取り仕切って下さっている、今治小学校・校長先生の高橋先生は、この常盤小学校で教頭先生をされておられました。そうした意味で、いつ訪問しても、初めてのことを思い出させてくれ、心が、ピッとします。

DSCN6738.JPG 午前の富田小学校と同様に、「花の不思議な世界」の講義は、秋以降のリンゴなどが出荷されてから。というのも、実際に果実、種子の関係などを説明したり、切ったリンゴを見てもらうということもあって。。そんなで、この時期にこの講義をするのは、初めてだと思います。午後からの5, 6時間目の講義で、5時間目に、花がなぜ咲くのか、花の意味、そして、自家不和合性のことなどを講義して。。。その時、花の種類を知っているかなといういつものクイズ。ガーベラの名前がすぐに出たのは、感動でした。さすが、よく観察しているなと。クイズの正解者には、「国際植物の日」用に提供頂いたOUP、東北大のGoodsを。すごくたくさんの手を上げてくれたのは、すごかったです。

DSCN6740.JPG のこりの6時間目は、3クラスを順番に植物のいろいろな質問。植物の種類、種類の違う植物の遺伝子を混ぜることができるのかなど、全部で、30個くらいだったでしょうか。こんなにたくさんの質問をその場で回答したのも、初めての経験でした。とっさに考えないといけないことは、たくさんあるこの頃。よい経験でした。ありがとうございました。講義の最後は、ここでも世界に向かっての集合写真。確かに掲載しました。

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DSCN6749.JPG 講義のあと、渡邊校長先生と小学校時代に何をどの様に経験しておくこと、理科を含めて、。また、いろいろなきっかけを持つことなど、これからの出前講義のヒントになることを、たくさん議論頂きました。ありがとうございました。この6月の「2013年度ふるさと出前授業」は、今日ので終わり。続きはまた秋、冬のシーズンにと思います。よろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、常盤小学校校長・渡邊先生をはじめとする関係の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。


 わたなべしるす

 PS. 富田小学校同様に、校長室にはたくさんの歴代の校長先生の写真が。その中に、桜井小学校に入学した時の校長先生だった「桑原農夫先生」の写真を見つけました。小学校に入学した時には、たしか、「風疹」か「水疱瘡」にかかっていて、入学式だけ出て、そのあと、1 weekほど休んでいて、学校に通い始めたような。。。そんな記憶を思い出しながら。。。午前、午後と小学校時代を思い出せてくれた時間でした。


 PS.のPS. 講義のあとに、昨年まで、桜井小学校の校長先生をされていた武本先生が、今年度から管理されている「今治城」の自然展示室(??)を訪問して、この自然展示室ができた経緯、現状の管理など、お話し頂きました。昆虫標本、鳥類の剥製、植物標本などとても貴重なものがたくさんありました。何かの形でまた、貢献できればと思っております。よろしくお願いいたします。

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