東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

イネサンプリングの振り返り

2013年8月20日 (火)

8月8日以降、イネのサンプリングが続いていました。

昨年は「その時期に取れるサンプルを無理のない範囲で取れるだけ」というスタンスだったみたいですが、今年は必要なサンプルの種類と数をあらかじめ決めてあったので、「その時期に取れるサンプルを必ず取っておく」という方針でした。

サンプルの種類によっては採種できる期間が短いため、時期が来たら一気に必要な数を取らなくてはなりません。
また、サンプルは複数の異なる系統のイネから採種するので、A系統のイネのサンプリングの時期とB系統のイネのサンプリングの時期が重なることもかなりあります。実際は系統の違いによる成長の差はあまりないので、常に複数の系統のサンプリングに追われることになりました。

サンプルとするイネは古川の試験場から採取します。(写真は筆者です)
RIMG0269.JPG
後半にはサンプルリングする時期の状態の穂かどうか見分けるのもできるようになりました。
何事も経験ですね。

RIMG0276.JPG
この日サンプリングするイネはこのくらいの量でした。
一番のピーク時はこれの倍くらい取っていた気がします。

ラボに持ち帰り、皆さんの協力のもとサンプリングします。
RIMG0280.JPG
この日はラボに遊びに来ていらした卒業生の前田さん、山村さんも手伝ってくださりました。
さすがベテランの手つき、という感じで作業を早く進めることができました。
せっかく遊びにいらしたところすみませんでした。でも、助かりました。

おかげさまで昨日、全てのサンプリングが終わりました!
ここでサンプリングの時期に関する感想を少ししたいと思います。
まず天候に恵まれたのがよかったです。最初になべさんと古川に行った日に全ての雨を引きうけてしまったのか、その後は雨が降っても作業には影響しないほどの小雨でした。
あと、この時期に夏風邪をひいてしまったんが辛かったです。やはり、初めての作業でかつ毎日休みなく、というのは心身ともに負担だったようです。今年の経験があるので、来年はもう少し自分で調節していけると思いますが。

最後に、古川まで車を出してくださった、なべさん、増子さん、大坂さん、おださんありがとうございました。
サンプリングに協力してくださったラボのみなさん、バイトさんたち、卒業生のお二人にも重ねてお礼申し上げます。
そして毎回サポートについてきてくれた辺本ちゃんには特に感謝しています。

皆さん、お疲れ様でした。

M1 田口







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