2014年最初の出前講義は、七北田小学校のNSPから。本来は、1/16(木)に予定していたのですが、昨年末にサンジエゴでの招待講演を依頼されて、その関係で、1/21(火)に急遽予定変更をお願いして。。。ありがとうございました。というか、いつもご迷惑をおかけします。今年の仙台は年明けから雪も少なく、ほっとしていますが、油断をすると、去年のように雪がたくさん降るので。。。油断のないようにと。。。また、きのうは、いつもより暖かく、最高気温は、8oCくらいあったとか。さすがに半袖で遊んでいることもたちは見かけなかったですが、講義でもとても元気でした。この学年は4年生で「ヘチマの仲間」、5年生で「キャベツとブロッコリー」、「花の不思議」、「イネの多様性」を講義してきて、今回の6年生での「植物と環境」が最後のNSPとなりました。21世紀後半にかけて、この日本を支える人材となるであろう、今の世代には、「環境」というのは、自然だけでなく、社会科学的に考えても「環境」という言葉は使い、とても広い問題と言うことを最初に話をして。。。
そのあとは、恒例の「地球シミュレーター」での予測によるこれからの気温上昇。このまま暑さが続くと、もしかしたら、校長先生くらいの年齢に子どもたちがなった時に、仙台では雪が降らない、暖かい、あるいは、沖縄のようにパイナップルが栽培できるかもしれないと。そんなことが起きてもよいですか??例年であれば、今の環境を維持することが大事と答えてくれるのですが。。。今年の子どもたちは、「ハワイみたい、年中泳げる。。」というようなpositiveというか、なんというか、答えに困りました。いずれ、そんなのでは、困ることは理解してもらったのですが。その暑くなる原因は、CO2というか、二酸化炭素。地球温暖化ということはしっかり理解していました。そのCO2を少しでも減らすためには、植物が光合成をすること。で、少し残念だったのは、光合成の実験を、理科の椎名先生が講義してくれているはずなのですが。。。覚えてない子どもたちも。。あれ???光合成でできたデンプンを染色したのを思い出してくださいね。
この植物がどれだけ身の回りで重要なのか、また、どんな研究をしているのか、どの様に応用すればよいのか等々。また、品種改良をするためにはとても大変な苦労があり、それを栽培するお百姓さんがいて、それを食べているわけで。。。そのありがたさというか、そんなこともわかってもらえたのでは。最後は、とんかつ定食から、アブラナ科とイネ科の作物で利用しているものを除いたら、。。衝撃の結果に。。。さすがに、植物の大切さを、様々な面から理解して、これからの生活、中学、高校でもいかしてくれるのではないかと。。。
最後は、恒例の各教室を回っての質問コーナー。いくつか、質問に答えることができなかった方もいたかもしれないですが。。。そんななかですごい質問は「地球が温暖化でなくて、寒冷化しているのでは。。」。太陽の活動から見たら、そういう話もあります。どうなるのか、これからの環境問題には、目が離せないという状況かと。。。あと、「小さなゲノムサイズのものは、逆に大きなゲノムサイズのものは??」という質問。講義で、イネの研究がムギ、トウモロコシの研究に役に立つというところで、遺伝子の話をしたので。。。ユリがゲノムが人よりも大きいことを話したら、「へーーーー」でした。もちろん、なぜという理由は、解明さえていないのですが。。。渡辺は、中学校に出前講義に行くことがほとんどないので、次に会うのは、高校生になってから。すぐだと思います。楽しみにしております。
最後になりましたが、理科の椎名先生、6年生の先生方、校長先生、教頭先生ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。次は、今年度最後、今度の金曜日の「科学クラブ」での実験。楽しみにしております。
わたなべしるす
PS. 帰り際に、校長先生、椎名先生と1hrほど、身近なものの不思議というか、「昔はノロウイルスはなかったのか」等から始まり、科学的見地を踏まえて、これから生きていく上で何をどの様に考えればよいのか、また、昔の何がよかったのか等々。こちらも色々と考えることができました。ありがとうございました。秋には、科研費の申請などがあり、ゆっくりお話しもできずで、失礼しておりましたので。また、次年度もぜひ、継続をといううれしいofferもいただきました。ありがとうございました。よろしくお願いします。
PS.のPS. 帰り道はちょうど下校の時間。「博士、教授!!」といって、手を振ってくれた皆さん、ありがとう。とてもうれしいですね。感動でした。
そのあとは、恒例の「地球シミュレーター」での予測によるこれからの気温上昇。このまま暑さが続くと、もしかしたら、校長先生くらいの年齢に子どもたちがなった時に、仙台では雪が降らない、暖かい、あるいは、沖縄のようにパイナップルが栽培できるかもしれないと。そんなことが起きてもよいですか??例年であれば、今の環境を維持することが大事と答えてくれるのですが。。。今年の子どもたちは、「ハワイみたい、年中泳げる。。」というようなpositiveというか、なんというか、答えに困りました。いずれ、そんなのでは、困ることは理解してもらったのですが。その暑くなる原因は、CO2というか、二酸化炭素。地球温暖化ということはしっかり理解していました。そのCO2を少しでも減らすためには、植物が光合成をすること。で、少し残念だったのは、光合成の実験を、理科の椎名先生が講義してくれているはずなのですが。。。覚えてない子どもたちも。。あれ???光合成でできたデンプンを染色したのを思い出してくださいね。
この植物がどれだけ身の回りで重要なのか、また、どんな研究をしているのか、どの様に応用すればよいのか等々。また、品種改良をするためにはとても大変な苦労があり、それを栽培するお百姓さんがいて、それを食べているわけで。。。そのありがたさというか、そんなこともわかってもらえたのでは。最後は、とんかつ定食から、アブラナ科とイネ科の作物で利用しているものを除いたら、。。衝撃の結果に。。。さすがに、植物の大切さを、様々な面から理解して、これからの生活、中学、高校でもいかしてくれるのではないかと。。。
最後は、恒例の各教室を回っての質問コーナー。いくつか、質問に答えることができなかった方もいたかもしれないですが。。。そんななかですごい質問は「地球が温暖化でなくて、寒冷化しているのでは。。」。太陽の活動から見たら、そういう話もあります。どうなるのか、これからの環境問題には、目が離せないという状況かと。。。あと、「小さなゲノムサイズのものは、逆に大きなゲノムサイズのものは??」という質問。講義で、イネの研究がムギ、トウモロコシの研究に役に立つというところで、遺伝子の話をしたので。。。ユリがゲノムが人よりも大きいことを話したら、「へーーーー」でした。もちろん、なぜという理由は、解明さえていないのですが。。。渡辺は、中学校に出前講義に行くことがほとんどないので、次に会うのは、高校生になってから。すぐだと思います。楽しみにしております。
最後になりましたが、理科の椎名先生、6年生の先生方、校長先生、教頭先生ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。次は、今年度最後、今度の金曜日の「科学クラブ」での実験。楽しみにしております。
わたなべしるす
PS. 帰り際に、校長先生、椎名先生と1hrほど、身近なものの不思議というか、「昔はノロウイルスはなかったのか」等から始まり、科学的見地を踏まえて、これから生きていく上で何をどの様に考えればよいのか、また、昔の何がよかったのか等々。こちらも色々と考えることができました。ありがとうございました。秋には、科研費の申請などがあり、ゆっくりお話しもできずで、失礼しておりましたので。また、次年度もぜひ、継続をといううれしいofferもいただきました。ありがとうございました。よろしくお願いします。
PS.のPS. 帰り道はちょうど下校の時間。「博士、教授!!」といって、手を振ってくれた皆さん、ありがとう。とてもうれしいですね。感動でした。