昨日の記事にも書きましたが、今日6/12から6/18の4日間で一昨年から冠のついた「ふるさと出前授業」。できるだけ今治市内の小学校で出前講義ができるように、昨年度から、このシーズンと冬前に。と言う形で、total 10校以上の小学校で出前講義もできるようになりました。今年も、今治市立今治小学校の高橋校長先生がとりまとめ役を賜り、この4日間で6つの小学校で9校の児童の皆さんに講義できるのは、なにより、自分の生まれた今治。これほどうれしく、ありがたい出前講義はないと。。。で、仙台は今日も余り天気がよくないようですが、梅雨の走りのはずなのに、四国の方が快晴。。。ただ、午前中は突然の豪雨だったり。。。なんか、亜熱帯に近い気候のような。。。。やっぱり、異常気象というか、温暖化の影響なのでしょうか。。。
さて、2014年度、最初の「ふるさと出前授業」は、今治市立桜井小学校。ここは、渡辺の通っていた小学校。そんな小学校が今年度の最初の出前講義になるとは。渡辺が通っていた頃からある校庭のユーカリの木。あと、当時木造校舎がほとんどだったのが、はじめてできた鉄筋コンクリートの建物。6年生の時に1年間、過ごし、2階には理科室。3階は図書室と音楽室だったような。。。できてから30年以上。耐震補強が必要とかで、工事が始まったところ。授業をしながらの工事というので、大変だなと。。。最初に、6年生の先生から渡辺が桜井小学校の卒業生で、先輩になると。。。ありがたいことです。当時は4クラスで160名以上だったような。今は3クラスで100名を切っていて、全校でも500名以下。やっぱり、過疎化と言うか、少子化はこんなところにも。。。何か考えないといけないと。。。
講義は昨年同様に、「キャベツとブロッコリー--何が同じで何が違うの???--」。さすがに通学路に田畑がたくさんあることもあって、どちらの野菜の栽培状況を通学中に見たことがあると。キャベツの花、ブロッコリーの花の両方とも見たことがあると。ただ、さすがに、キャベツからどの様に花が咲いていたのかは、花の部分だけを見て、と言う状況でしたが、それでもよく観察しているなと。で、この2つは、もともと、「ケール」から品種改良したもの。2つの特徴を説明して、茎から葉っぱが出ていて、花も出ていると。。。それを元に、キャベツとブロッコリーの遺伝子を持った新しい植物はどんなものができるのかをグループごとに考える。とりのこ用紙、色マジックなどを渡す先生方も手分けされ、手際よく体育館全体に広がり、グループごとにまとまって、相談しながら、しっかり考えていたのは、さすがと。。。これも、いつも書くことかもしれないですが、今治市内での理科専科の先生が渡辺の頃からいて、今もそうした仕組みがあるからだと思います。続けてほしいよい仕組みだと思います。途中で、実物のキャベツ、ブロッコリーを見て、予定の時間には発表練習をしているグループも。また、児童の皆さんを刺激するためだと思いますが、先生方も書いてくれて、発表にも参加頂きました。
発表時間の調整は、いつも苦労します。十分な時間があったと思うのですが、最後の所では、質問の時間を十分に取れないクラスもあって、申し訳なかったです。たくさんの質問をして、考えていたのは、よいことだと思います。ただ、最初に説明した「花は茎から」と言う原則を守ってないグループが1つだけ。それ以外は、考えられるいろいろなものをしっかり書いていたのは、すばらしかったです。あと、形態的なことでなくて、成長のスピードを余り理解してないなと。。。「ジャックと豆の木」と言う話を国語の時間に勉強するからでしょうか。1日で育つとか、3年かかるとか。もちろん、3ヶ月くらいと言うスピードを理解しているグループもありました。これからの毎日の通学の時間に観察してもらえればと思います。最後は、世界に向かって、情報発信。
講義のあとは、6年2組の児童の皆さんと給食。いつも、この母校では「サイン会、握手会」が恒例。ただ、午後から講義があってなかなか十分に対応できなかったのですが、今回は、夕方からの講義だったので、ゆっくり対応でき、3クラスでサインをしたり、最後のクラスでは、握手を求められたり。。。この中から博士になって一緒に研究できる方が現れるのを楽しみにしていますので。
最後になりましたが、本企画の立案、計画を取り仕切って頂いた今治小学校校長・高橋先生、桜井小学校校長・窪田先生、田邊教頭先生、矢野先生、6年生の先生生方をはじめとする関係の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。来年からは2学年一緒と言うこともできますので。。。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。
わたなべしるす
PS. 午後から時間があり、窪田校長先生と大学院から見た小学校の時に求められることなど、校長先生は渡辺よりも10級上の先輩でしたが、子供時代にこんなことをしたからよかった、考える力がついたなど。その時、先にも書いた理科専科であったり、今治自然科学教室であったり。。。さらには、学研の「科学」、「学習」は毎月楽しみであったと。あれでずいぶん考えて、ものを作ることの大切さを理解したと。今の子供たちのゲームをする時間をその当時のもので遊ぶことができたら。。。何か、変えるヒントをもらったような気がしました。ありがとうございました。
PS.のPS. 6年生の先生方はこれまでにも桜井小学校でお世話になった先生方。それもあってとても手際よく。その中に、富田小学校でお世話になった先生も。世の中、やっぱり狭くできています。。。
PS.のPS.のPS. 毎年写真を撮ってしまうのですが、桜井小学校の校歌。今でも1番は覚えています。2, 3番はそういえばと言うところもありますが。。。次回は児童のみんなと歌う機会を作ろうかなと。。。
さて、2014年度、最初の「ふるさと出前授業」は、今治市立桜井小学校。ここは、渡辺の通っていた小学校。そんな小学校が今年度の最初の出前講義になるとは。渡辺が通っていた頃からある校庭のユーカリの木。あと、当時木造校舎がほとんどだったのが、はじめてできた鉄筋コンクリートの建物。6年生の時に1年間、過ごし、2階には理科室。3階は図書室と音楽室だったような。。。できてから30年以上。耐震補強が必要とかで、工事が始まったところ。授業をしながらの工事というので、大変だなと。。。最初に、6年生の先生から渡辺が桜井小学校の卒業生で、先輩になると。。。ありがたいことです。当時は4クラスで160名以上だったような。今は3クラスで100名を切っていて、全校でも500名以下。やっぱり、過疎化と言うか、少子化はこんなところにも。。。何か考えないといけないと。。。
講義は昨年同様に、「キャベツとブロッコリー--何が同じで何が違うの???--」。さすがに通学路に田畑がたくさんあることもあって、どちらの野菜の栽培状況を通学中に見たことがあると。キャベツの花、ブロッコリーの花の両方とも見たことがあると。ただ、さすがに、キャベツからどの様に花が咲いていたのかは、花の部分だけを見て、と言う状況でしたが、それでもよく観察しているなと。で、この2つは、もともと、「ケール」から品種改良したもの。2つの特徴を説明して、茎から葉っぱが出ていて、花も出ていると。。。それを元に、キャベツとブロッコリーの遺伝子を持った新しい植物はどんなものができるのかをグループごとに考える。とりのこ用紙、色マジックなどを渡す先生方も手分けされ、手際よく体育館全体に広がり、グループごとにまとまって、相談しながら、しっかり考えていたのは、さすがと。。。これも、いつも書くことかもしれないですが、今治市内での理科専科の先生が渡辺の頃からいて、今もそうした仕組みがあるからだと思います。続けてほしいよい仕組みだと思います。途中で、実物のキャベツ、ブロッコリーを見て、予定の時間には発表練習をしているグループも。また、児童の皆さんを刺激するためだと思いますが、先生方も書いてくれて、発表にも参加頂きました。
発表時間の調整は、いつも苦労します。十分な時間があったと思うのですが、最後の所では、質問の時間を十分に取れないクラスもあって、申し訳なかったです。たくさんの質問をして、考えていたのは、よいことだと思います。ただ、最初に説明した「花は茎から」と言う原則を守ってないグループが1つだけ。それ以外は、考えられるいろいろなものをしっかり書いていたのは、すばらしかったです。あと、形態的なことでなくて、成長のスピードを余り理解してないなと。。。「ジャックと豆の木」と言う話を国語の時間に勉強するからでしょうか。1日で育つとか、3年かかるとか。もちろん、3ヶ月くらいと言うスピードを理解しているグループもありました。これからの毎日の通学の時間に観察してもらえればと思います。最後は、世界に向かって、情報発信。
講義のあとは、6年2組の児童の皆さんと給食。いつも、この母校では「サイン会、握手会」が恒例。ただ、午後から講義があってなかなか十分に対応できなかったのですが、今回は、夕方からの講義だったので、ゆっくり対応でき、3クラスでサインをしたり、最後のクラスでは、握手を求められたり。。。この中から博士になって一緒に研究できる方が現れるのを楽しみにしていますので。
最後になりましたが、本企画の立案、計画を取り仕切って頂いた今治小学校校長・高橋先生、桜井小学校校長・窪田先生、田邊教頭先生、矢野先生、6年生の先生生方をはじめとする関係の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。来年からは2学年一緒と言うこともできますので。。。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。
わたなべしるす
PS. 午後から時間があり、窪田校長先生と大学院から見た小学校の時に求められることなど、校長先生は渡辺よりも10級上の先輩でしたが、子供時代にこんなことをしたからよかった、考える力がついたなど。その時、先にも書いた理科専科であったり、今治自然科学教室であったり。。。さらには、学研の「科学」、「学習」は毎月楽しみであったと。あれでずいぶん考えて、ものを作ることの大切さを理解したと。今の子供たちのゲームをする時間をその当時のもので遊ぶことができたら。。。何か、変えるヒントをもらったような気がしました。ありがとうございました。
PS.のPS. 6年生の先生方はこれまでにも桜井小学校でお世話になった先生方。それもあってとても手際よく。その中に、富田小学校でお世話になった先生も。世の中、やっぱり狭くできています。。。
PS.のPS.のPS. 毎年写真を撮ってしまうのですが、桜井小学校の校歌。今でも1番は覚えています。2, 3番はそういえばと言うところもありますが。。。次回は児童のみんなと歌う機会を作ろうかなと。。。