週の前半は、仙台市内の小学校へ出前講義(木町通小学校、七北田小学校)。その合間には、科学者の卵養成講座で行っている研究重点コースの高校生が、全国大会発表のために、要旨、ポスター作成にいらして、。。そのこともHPに書かないといけないと思いつつ。。。毎日、いくら時間があっても足りない感じで。。。また、週の真ん中というか、今日あたりまで、全国的に寒気が入り、日中の気温も下がって。。。渡辺も風邪を引いたようですし、研究室のメンバーも体調を崩している方も。。。明日から週末。少しゆっくりして、体調を整えて、10月最後の週を乗り切ってほしいなと。一ノ関駅には、世界遺産の大きな看板が。。。そういえば、そうだなと言うか、指定をされてから、来てないのだなと。。。
で、週末の金曜日は、岩手県立一関第一高等学校へ出前講義。伺うのは久しぶりで、9月の終わりに母校の今治西高校で講義をやったのと同じように、自分の進路を見すえての農学・生命科学系の講義。用意した資料には、かなり欲張って、渡辺の研究内容、キャリア教育、農学・生命科学系の進路という内容をそろえて。。。受講生の希望に合わせてと。受講生が1, 2年生になるので、今治西の時とは、どうなのかな。。と、少し心配でしたが。。。サイエンスにも興味はもちろん持ってもらっているようでしたが、キャリアと農学・生命科学系の話に重点を置いて。。。と言うことになりました。実は、今回このような機会を頂いたのも、以前、水沢高校で行っていたSSHの「アブラナコンソーシアム」研究を統括されていた佐藤先生が一関第一高校に異動になり、その関係で。ヒトのつながりとは、ありがたいものだと。。。
講義では、自家不和合性の所は、作物の花の名前。周りに田畑がある環境だけあり、たいしたものです。ある程度のものは理解していました。さすがです。観察力を大事にして下さい。もちろん、今回もわかった方には、論文の別刷を。。記念になったのでは。と言うかこれがきっかけで、将来、渡辺と研究を一緒にする方がいれば、幸いです。自家不和合性の現象は、さすがに感動だったようです。時間の関係でメカニズムの説明が不十分だったかも知れませんが。。。また、低分子ペプチドと受容体という関係は、受精の場面と同じで。新課程になってから、いつも動画を使わせて頂く、名古屋大の東山先生が見つけられたLUREも教科書にあるとか。。。今の高校生は大変だなと。。。
キャリア教育の講義リクエストが一番多かった分、話した時間も長かったような。。。今まで渡辺が歩んできた道をサンプルとして見せて、それから、自分の将来を考えてほしいと。そういえば、1, 2年生が講義を聴く主体でしたが、3年生の方も混じっていて、もうすぐになった受験ということについては、渡辺のようにならないように、というのは、センター試験は、目標くらいとることができるようにと。。。ただ、目標通り行かなくても、それはそれで、自分の目標に向かって。。。また、大学で指導教員となる師匠の方の影響は大きく、だれにするかというのは、本当に大事だと。。。今はわからないかもしれないですが、大学に行って、研究室を選ぶ頃には、実感がわいてくると思いますので。覚えておいて下さい。この手のたぐいの講義だと、サイエンスの話をするのが多いと思いますが、今回は、キャリア形成というか、教育というか。渡辺のここは自分にいかせる、逆に自分には向いてないなどあると思います。ただ、それはそれでよいと思うところをうまく使ってもらえれば。何より、よりよい人生を歩むために、その通過点として、大学、大学院はあるわけですから。
最後は、金沢泉丘高校でお願いされた、農学部、理学部生物、工学部バイオ系の違い。これのリクエストも多かったです。違いもわかったと思いますし、その先の就職を考えると、ちがってくると。また、先と同じですが、どこの研究室でどの教員に教えられたかで、○○先生のお弟子さんというのをしばらくいわれますので。ようやく、渡辺の場合、日向先生のお弟子さんといわれなくなり、渡辺君の学生さんですか、彼らはと。。。
質問コーナーの一部まで、話し込んでしまいましたが、かなりの質問を頂きました。サイエンスの話、将来の話。世の中は、不思議なご縁でできています。これまで一緒になった学校での人間関係を大事して、がんばってほしいと。。。もちろん、渡辺にできることがあれば、いつでも。最後の最後は、いつものように世界に向けての情報発信。
最後になりましたが、お世話になりました、本企画を頂きました佐藤先生、小原先生をはじめとする関係の先生方にはこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。また、次年度も行う機会があれば、伺いますので、お声かけ頂ければ、幸いです。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 講義が終わったあと、3年生だったと思いますが、受精のところで機能する、低分子ペプチドのLUREのことについて。もちろん、渡辺よりも名古屋大の東山先生がご専門ですが。。。最近は、このことも教科書にあるので。いくつかの実験事例を示して。。理解が進めば、また、これからの進路の糧になれば。。。
で、週末の金曜日は、岩手県立一関第一高等学校へ出前講義。伺うのは久しぶりで、9月の終わりに母校の今治西高校で講義をやったのと同じように、自分の進路を見すえての農学・生命科学系の講義。用意した資料には、かなり欲張って、渡辺の研究内容、キャリア教育、農学・生命科学系の進路という内容をそろえて。。。受講生の希望に合わせてと。受講生が1, 2年生になるので、今治西の時とは、どうなのかな。。と、少し心配でしたが。。。サイエンスにも興味はもちろん持ってもらっているようでしたが、キャリアと農学・生命科学系の話に重点を置いて。。。と言うことになりました。実は、今回このような機会を頂いたのも、以前、水沢高校で行っていたSSHの「アブラナコンソーシアム」研究を統括されていた佐藤先生が一関第一高校に異動になり、その関係で。ヒトのつながりとは、ありがたいものだと。。。
講義では、自家不和合性の所は、作物の花の名前。周りに田畑がある環境だけあり、たいしたものです。ある程度のものは理解していました。さすがです。観察力を大事にして下さい。もちろん、今回もわかった方には、論文の別刷を。。記念になったのでは。と言うかこれがきっかけで、将来、渡辺と研究を一緒にする方がいれば、幸いです。自家不和合性の現象は、さすがに感動だったようです。時間の関係でメカニズムの説明が不十分だったかも知れませんが。。。また、低分子ペプチドと受容体という関係は、受精の場面と同じで。新課程になってから、いつも動画を使わせて頂く、名古屋大の東山先生が見つけられたLUREも教科書にあるとか。。。今の高校生は大変だなと。。。
キャリア教育の講義リクエストが一番多かった分、話した時間も長かったような。。。今まで渡辺が歩んできた道をサンプルとして見せて、それから、自分の将来を考えてほしいと。そういえば、1, 2年生が講義を聴く主体でしたが、3年生の方も混じっていて、もうすぐになった受験ということについては、渡辺のようにならないように、というのは、センター試験は、目標くらいとることができるようにと。。。ただ、目標通り行かなくても、それはそれで、自分の目標に向かって。。。また、大学で指導教員となる師匠の方の影響は大きく、だれにするかというのは、本当に大事だと。。。今はわからないかもしれないですが、大学に行って、研究室を選ぶ頃には、実感がわいてくると思いますので。覚えておいて下さい。この手のたぐいの講義だと、サイエンスの話をするのが多いと思いますが、今回は、キャリア形成というか、教育というか。渡辺のここは自分にいかせる、逆に自分には向いてないなどあると思います。ただ、それはそれでよいと思うところをうまく使ってもらえれば。何より、よりよい人生を歩むために、その通過点として、大学、大学院はあるわけですから。
最後は、金沢泉丘高校でお願いされた、農学部、理学部生物、工学部バイオ系の違い。これのリクエストも多かったです。違いもわかったと思いますし、その先の就職を考えると、ちがってくると。また、先と同じですが、どこの研究室でどの教員に教えられたかで、○○先生のお弟子さんというのをしばらくいわれますので。ようやく、渡辺の場合、日向先生のお弟子さんといわれなくなり、渡辺君の学生さんですか、彼らはと。。。
質問コーナーの一部まで、話し込んでしまいましたが、かなりの質問を頂きました。サイエンスの話、将来の話。世の中は、不思議なご縁でできています。これまで一緒になった学校での人間関係を大事して、がんばってほしいと。。。もちろん、渡辺にできることがあれば、いつでも。最後の最後は、いつものように世界に向けての情報発信。
最後になりましたが、お世話になりました、本企画を頂きました佐藤先生、小原先生をはじめとする関係の先生方にはこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。また、次年度も行う機会があれば、伺いますので、お声かけ頂ければ、幸いです。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 講義が終わったあと、3年生だったと思いますが、受精のところで機能する、低分子ペプチドのLUREのことについて。もちろん、渡辺よりも名古屋大の東山先生がご専門ですが。。。最近は、このことも教科書にあるので。いくつかの実験事例を示して。。理解が進めば、また、これからの進路の糧になれば。。。