東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2015年2月の記事です。

修士最終試験を終えて 田口編

2015年2月10日 (火)

ブログを書くのはお久しぶりです。
M2の田口です。
本日、修士論文の発表が終わりました。

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発表自体は時間内にいい感じに収まりましたが
質疑応答はスムーズに受け答えできない部分もあり、
そこが心残りでありました。
でも、院生として過ごしてきた2年間の締めくくりを終えることができ、
1つの区切りがついてほっとしています。

修論発表を終えるにあたって、
なべさんを始め研究室の方々には大変お世話になりました。
この場を借りてお礼申し上げます。
発表は午前中で終わったので、お昼はお寿司で打ち上げをしました。

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重荷が取れたのでおいしくいただくことができました。
ここ2カ月で一番おいしく物が食べられたかもしれません。

ところで、私は4月からは東京で働きます。
よく言われることとは思いますが、まだ仕事ができない新人に求められるのは「元気さ」です。
そこで、これからの目標として
健康第一はもちろん、大きな声であいさつをする新人である、ということを目標にしてみました。
小学生みたいな目標ですが、基本が大切ですし
大人がこの目標を達成するのって案外難しいと思います。
自分にはちょうどいい目標かなと考えています。

4月からも自分なりに精進していきたいと思います。

田口

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雪、節分、後任(2/5)

2015年2月 5日 (木)

 日本気象協会のHPを見る限り、どうやら先週の金曜日のような雪にはなりそうにない。仙台は。首都圏では過ごそう。。。明日の朝にかけて。。。何事もないことを祈りたい。仙台はまあ平年並みかもしれないが、北海道、日本海側の雪は、ちょっとすごすぎる。そんな雪が降った仙台でも、渡辺が仙台にきた30年ほど前よりは、断熱性能も高くなった。そのおかげだろうか。東向きの窓際で、学生さんが育てていた「花パイン」。食用でなくて、観賞用らしいが、ずいぶん栄養生長を続けていたが、ようやく抽苔して、花が咲きそうになってきた。よく見れば、小さなパインのようなものが。日に日にらしくなってくる。ただ、その後ろには、ピントが甘いというより、被写体深度を上げれば、後ろのピントも合うわけですが、その当たりは小さなデジカメ。ちゃんとやればできるのかもしれないが、。。雪がかなりある。。。「パイン」と「雪」。この前の七北田小学校での講義で、仙台でパイナップルが栽培できるのは。。。。というのを問題にしたような。そういえば、彼らからコメントシートが。。。ちゃんと返事を書かないと。。。

DSCN5955.JPG そんな風に返事を書く時間がないと言いながら、こんなことを書いている。節分で季節の変わり目だったので、数日前にと思っていた。朝の最低気温が氷点下の時もあるが、少しずつ気温は上がっていると思う。少なくとも、日照時間は伸びている。ブロッコリーを観察したら、小さな花房というのだろうか、食する部分が形成され始めていた。節分にダイズを煎って、豆まきと思っていたが、ダイズを探せず、では、煎ったダイズを探すことも。。。鬼のお面だけ見つけて、「鬼は外!!」だけは。。少しは良いことがあるだろう。たぶん。きっと。もちろん、「福は内!!!」も忘れなかったので。。。

 2015年は始まったばかりであるが、2014年度は、あと2ヶ月を切った。年度で色々なことが変わる。学生さんたちは、学年が1つ上がる。教員は。。。。定年が来て、迫ってきて、もっと緊迫感を感じるのだろうか。。。そういえば、この時期はお世話になった先生方の最終講義を聴きに行った。今年もまた、あちこちであるのだろう。少なくとも、それくらいは。。。そうした先生方の後任は。。。お天道様だけが知っているのだろう。渡辺には知り得ない。もちろん、お天道様に任せておけないようなこともあるわけで。。。そんなことにならないように。。。日々、精進をすることにしてみよう。きっと何か変わるような。そういえば、奇跡のような発芽を見つけた。それこそ、お天道様に感謝である。ありがとうございました。

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 わたなべしるす

 


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【出前講義】平成26年度グローバルサイエンスキャンパス・連絡協議会(2/4)

2015年2月 4日 (水)

 暦の上では、今日から春。日本海側ではずいぶん雪が降って、寝台特急が10hr以上遅れたとか。仙台の雪は、少しずつ解けてきて、アスファルトも見えてきました。そんな中、東北大学全体のアウトリーチ活動である「飛翔型科学者の卵養成講座」のJSTの母体である「グローバルサイエンスキャンパス」に採択されている全国の8校(北海道大、東北大、筑波大、東京理科大、慶應大、京都大、岡山大、九州大)が集まり、連絡協議会。キューポラのある街、川口で。東北新幹線なら、知らないうちに通過でしょうし、京浜東北線なら、止まるけど、降りることはなかったところ。2つ前には「」という山菜と見間違えそうな駅も。

 それぞれの実施校での今年度の実施内容、工夫したところ、問題点を共有し、次年度に向けてどう発展させるか、ということを。東北大は、渡辺が広報的な立場なので、いつもように「お笑い」のようなプレゼン。オブラートに包まず、しゃべったのがよかったのでしょうか。いずれ、こちらも多くの大学から参考になることを頂きましたし、こちらからも提供できたのではないかと。何もかくすようなこともありませんので。イントロで、日英プログラムでのちょっとした、これは問題というようなことを例に挙げて、国際性も大事だけどと。。。ということで、。。。他の大学での発表を伺っていると、各大学で困っているような内容は、結構共通していたり。。。県教委との連携というか、コンソーシアムへの囲い込みというか。しかるべき方が、しかるべき位置から「指導」をするべきでないかというご意見も。。ほっとでした。あと、遠隔地の受講生をどの様にサポートするのか。これも東北大にとっては死活問題ですし。日本は南北に長いですし、。。。予算執行の方向性なども。。。ただ、こうした予算面で困っているとある大学では、「大学全体として取り組む問題」として、JSTからの予算だけでなく、大学からの十分な予算措置もあるとか。。。東北大もその当たりは学ばないといけないのではないかと。心強い意見を頂きました。ありがとうございました。

DSCN5959.JPG まだ、まだ、問題は多いと思いましたが、11月の全国発表会で現委員長から、次年度にはこうした問題は解決すると、お墨付きも頂いているので、そのことを確信して、下々であるわれわれは、実施に汗をかけばよいのだと。。。(ただ、11月上旬の全国大会の審査結果が未だ(ほぼ、3ヶ月放置)にHPに掲載されないのは、なぜなのか。。。。。どこにこの○△をぶつければ。。。ちょっと、気がつくのが遅かったのですが。。。SSHとかの審査員をお願いされますが、ほぼ、その発表会の中で、審査結果は講評されるので。。。。。。。心待ちにしている生徒の皆さんが、学校で何かを3ヶ月もやらないと、先生方から、いろいろなことを言われるでしょうし、もちろん、大学の研究室でも。。。。)で、次年度は2年目。4月からすぐに募集できるようにして、よりよくスタートができるようにしないと。。。そんなことを感じさせてもらった半日でした。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 終わったあとに、九州大の偉い先生からお褒めの言葉を頂きました。出前講義をたくさんやると、まあそれなりにしゃべることはできるようになったので。。。そんなお話をして、機会があれば、九州にも伺いますからと。これでまた新しい連携ができればと。。ありがとうございました。

 PS.のPS. 帰り道というか、乗換の大宮駅には、来月金沢延伸の北陸新幹線のポスターが。。。先代から乗って、大宮乗換で、金沢。。。何か、変な気分ですが、4月から、北陸が近く、便利になりそうです。

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休み、若手、結果(2/1)

2015年2月 1日 (日)

 正月前、その前からずいぶん、土日の仕事が多く、先週も岩手出張だった。おまけに昨日は23cmの積雪。。。今日が好天で気温が上がったこともあり、半分以上溶けてくれた。道路も見える限りは、溶けていた。そんな1月最後の日曜日。さすがに、たまった疲れが。。。いつだったかも書いたが、休むことも大事だと。。。そうそう、昨日の学生さんの記事にもそれに類したことが。。。そんなで、1日休養を。せっかくなので、雑事もほったからして、ぼーとしながら、雪が溶けるのを眺めたり。。。脳みその中も入れ替えることができたような。そんな意味では、ありがたい休みだった。休みと言えば、師匠の日向先生がよく言っていた。「うまくいっているときは、少し無理してもがんばって、でも、うまくいかないときは、少し考えて休みを取ること」と。。。うまくいかないわけではないが、。。。もちろん、休みを取らないと、疲れて、足下を雪にとられかねない。実際、23cmの積雪の中をあるくのは容易ではなかった。ただ、転ばなかったのだけは。。。積雪間もないからであろう。駐車場の積雪を雪かきをするとき、危うかった。。。年なのか、疲れなのか。。。ただ、一方で、危なくない範囲で、こけることはこけないと。こけた方が、安全なときもある。無理して「腱」をきったり、ひねったりするよりは。そのためにも、安全な転び方というか、そんなことは、小さい頃から、危なくない転び方を身につけることも大事だと思う。経験したことがないことは、急にその場面になると、簡単にできないものであるから。

DSCN5833.JPG いろいろな休みの取り方があるが、スポーツ観戦。解説者のコメントは時としてシビアなものがあるが、そのスポーツに限ったことではないような。。。「若手の世代から、その上の世代にどのようにつなぐのか、若手の世代をどのように育成するのか」と。。もちろん、教育研究でもそうであるが、スポーツだと、勝ち負けという結果でわかりやすい。世代毎に何を学び、何を習得するのか、さらに世代を上がる毎に、どうするのか。そのあたりは、スポーツの方が明確に確立されているような。「隣の芝生は青い」ということかもしれないが、いかに若手を育てるのか。。。その点ですごかったのは、戦後のプロ野球復興時の南海ホークスの「鶴岡一人監督」の言葉。「グラウンドにはゼニが落ちている。人が2倍練習してたら3倍やれ。3倍してたら4倍やれ。ゼニが欲しけりゃ練習せえ。」と。シビアかもしれないが、それがプロなのだろう。若手育成など、今のプロ野球につながることを発想しているらしい。そんなところは学ばないと。。。そんなことをスポーツが教えてくれた。

 そのスポーツ、スポーツニュースを見ていたら、解説者が「努力はみんなするもの。その意味で、みんな同じ、結果を残したものが、一流だ」というニュアンスのコメントを。確かに、みんなfullにやれることをやっている。それをいかに結果につなげるのか。そのためには、結果を出すためのシステムも大事だけど、最後は気持ちで「結果を出すんだ、勝つんだ!!」と。。。そういえば、スポーツの方が結果にはシビアで、監督、選手はくびになったり、選ばれなくなったり。。。そんなことを考えていたら、すでに、2月。今年度も残り、2ヶ月。今日の休みを大事にして、若手に負けないように精進して、きちんと結果をだすこと、それが残された今年度の仕事のような気がした。

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 わたなべしるす

 PS. 日本版で言えば、子供時代の「秘密基地」。外国では違うものだけど、類似のものがあると。。。やっぱり世代毎にやらないといけないことが。。。

 

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