東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】飛翔型「科学者の卵養成講座」プレゼン会議・閉講式(3/14, 16追記)

2015年3月15日 (日)

 もうすぐ4月というのに、「山の上」といっている青葉山キャンパスには、雪の塊の残骸というか、たぶん、雪が解け残ったものが。。。片平と「山の上」の気候の違いを肌身で。。。と言うより、びっくりでした。片平には、ずいぶん前になくなりましたので。渡辺が学生時代を過ごした農学部のある雨宮キャンパスでももちろん、雪はないと思いますが、2年後だったでしょうか。山の上のさらに上に上がるというので、どうなるか、今の時期、Brassicaの栽培がある訳なので。。。春化処理をする時間としては長くなりますが。。。地下鉄ができるとはいえ、通うこと、栽培をすることなどでも大変になるような。。。。どうなるのか、一卒業生として、心配な面を見たような。。。(土日、休日でも水やりが必要になることを考えると。。。。かなり。。。)。。。

DSCN1265.JPG そんな山の上でのイベント、「科学者の卵養成講座」も山の上が、ホームになって、今年で2年目。今年から予算を出しているJSTのプログラム名も「グローバルサイエンスキャンパス」と名前が変わり。。。世界を目指すと言うことで、飛翔型「科学者の卵養成講座」として、英語もしゃべって、サイエンスもできるすごい高校生を育成する。。。と言うのがコンセプトで。その集大成として、年度末のプレゼン会議。プレゼンでは、高校生の科学コンテスト・JSECで1, 2位を独占したのが、この飛翔型「科学者の卵養成講座」に所属している2名の受講生。彼らから、英語でプレゼンをしてもらい、また、渡辺のところで、重点コースをやった丹野さん、佐藤さんには、サンジエゴでの学会発表もおねがいして、もちろん、サンジエゴと同じ、英語で。。。。あとは、発展コースの受講生から簡単に口頭発表、こちらは、日本語。。高校生の時期から英語でしゃべることができる。渡辺には考えられないことで。脳みそが破綻するのは目に見えていると。。。ただ、たまごのHPに受講生向けの記事に書いたり、昨日の最後の講評のところでしゃべったように、学校の帰りの道草をしたり、探検をしたり、秘密基地を作ったりという経験値は、昔の子供の方が多いはず。そのことが、サイエンスをやるようになってから、じわじわと意味を持ってくる感じを、今になって。。。なので、グローバル、英語と言うことももちろん、大事。でも、やっぱり、社会に出るまでに様々な刺激に対して、対応できるような経験値を上げることも。。。そんな風に。

 プレゼンのあとは、ポスター発表。学校推薦の発表も合わさり、例年よりも数多い発表が。集団はheteroになる方が。。。なので、その意味では、楽しめました。いい線に言っている研究もちらほら。ぜひ、次年度に引き継いで、やってもらえればと。。。さらには、国際学会で発表したり、してほしいなと。。。もちろん、基礎を固めるという意味では、科学オリンピックなどへの参加も有意義だと思います。かなり難しいと思いますが、考えることはよいことだと。。。

DSCN1228.JPG ということで、無事というわけにいかないですが、なんとか第6期生も修了。。残ったのは、渡辺が不得意な海外派遣。と言うか、海外研修。物怖じしないでいくのはよいこと。それによって、是非、英語、グローバル以外の経験値を上げてほしいなと。。。そんなことを思った3/14でした。


 わたなべしるす

 PS. いつもなら準備は10:00からで間に合うのですが、この日は「第3回国連防災世界会議」と重なって。。。ただ、行き帰りともHPに予告されていたほどの混雑がなかったのが、何よりで。ほっとでした。

 PS.のPS. これを書く前にとある会議で、工学部の先生とお目にかかり、山の上に上がると言いながら、伺えずに、ご迷惑をおかけしていたのですが。。。仙台から遠く離れた出張先でお目にかかれるとは。お目にかかるのが、遅くなったことをお詫びして。。。なにより、それもこれも。。。◎△■にまつわる、様々なことがあった関係で。。。。何がと言われると。。。、知っている人は知っている、知らない人は覚えてねと言う言葉をどこかで聞いたことがありますが。。。そんなことがあって。。。あちこちにご迷惑をおかけしています。

DSCN1224.JPG PS.のPS.のPS. 3/16(Mon), 11:30。土曜日に福島民報の新聞記者が取材に来られて、このプログラム、これからへの展望など取材をされていかれました。お手元で見られる方は、新聞で、そうでない方は、福島民報のHPに記事が出ております。ご覧頂ければ、幸いです。

 

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