東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

【全学教育科目・展開ゼミ】工学部・南海経過報告(77)

2015年1月13日 (火)

 こんばんは。工学部 機械知能航空工学科1年の南海 昂輝です。今年もよろしくお願いいたします。カイワレダイコンについては中間発表時点で収穫が終わっていますので、ミニ白菜について、中間発表以降の状況について報告させていただきます。

 以前、ミニ白菜はいただいた鉢と土、肥料を用いたものと、自分で用意した有機土とプランターを用いたものでの2つで栽培を進めており、水やりもそれぞれの水はけ具合に合わせて進めていたのですが、いただいた鉢を用いた方の白菜は芽を出して以降成長が止まってしまいました。水やりについては注意深く行っていたので、原因は肥料の配合率なのではと考えています。

 自分で用意したプランターの方は順調に育っていると思います。常にデスクライトの下において光を確保ており、またこの土は水はけが良くないので7~8日に一度くらいの頻度で、ただし水をやるときはたっぷりやるようにしています。しかし、ある程度育ったら3つのうち一つは移植しようかと思っていたのですが、年末に実家の兵庫県に2週間ほど帰省し、仙台に帰ってくると思ったより成長が進んでしまっていて、移植するにも失敗して傷つけてしまうのではないかと移植できずにいます。(その際、水をたっぷりあげて帰省し、帰ってきてすぐ水をあげたのでその点については大丈夫でした。)

 今後もこの調子で育ってくれれば良いのですが、少し密集しているのが心配でもありますので、注意深く見守っていきたいと思います。写真は現在のミニ白菜の様子です。

Nankai-0112-1.JPG
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渡辺コメント

 工学部・南海さん、3回目の投稿ですね。ずいぶん、しっかりしたハクサイになって来ましたね。同じ工学部の佐藤さんの投稿記事と同じくらいよく育っていると思います。こちらの土が余りfitしてなかったというのは、少し残念ですが、水やりのこつのようなものを理解できたのは、よいことだと思います。また、日当たりのよいところにおいているのもよいように作用したと思います。ここからは、少し頻度を上げて、肥料を上げるようにしたら、ハクサイらしく真ん中が葉っぱが立ち上がり、まいてくると思います。トライしてみてください。

 あと、写真を撮るときに大事なことは、サイエンスという点で、関係ないものはうつさないと言うことだと思います。ここだと、時計ですね。それは覚えておいてください。葉っぱを少し食べて、市販のハクサイと比較するのも一つだと思います。そんなことも考えながら、おもしろい最終報告を今週末の金曜日に。

 では、次の金曜日(1月16日)の発表会を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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【全学教育科目・展開ゼミ】農学部・岡経過報告(76)

2015年1月12日 (月)

 農学部一年岡秀美です。新年あけましておめでとうございます。12月は本当に師走の名にふさわしいあわただしさで、植物さんにあまり手をかけてあげられなかったのが心苦しいです...。今月こそ至れり尽くせりしてあげようと思っていたのに。しかし植物とはなんて強靭な生命力なのでしょう。しっかり生きています。

 ○スティックセニョール
 私の手により不屈の生命力を手にした我が家のスティックセニョールですが、写真の通り茎が徒長気味です。原因を考察してみましたが、恐らく日照時間の少なさに問題があると思われます。ベランダに出して少しでも長く日光に当ててあげたいのですが、風と寒さにより断念。我が家の構造上、屋内では日に当てておける時間が短く、苦労させてしまっています。

1420855890168.jpg 帰省の際には、心配はありましたがお留守番をしてもらうことにしました。移動時に折れてしまうことのほうが心配でしたので。まず水をやり、透明なビニール袋をかぶせて乾燥しないようにティッシュとキッチンペーパーに水を含ませて小鉢に入れて袋の中へ。希少な日照のあたる場所に段ボールと布でプチ温室を作って出かけました。仙台に帰宅後、スティックセニョールは背筋もぴんとはっており一安心でした。

 ○レッドキャベツ
 豆苗を育てていた方々のプレゼンテーションで比較を行っていたのを見て、ただいま自作のレッドキャベツとの比較対象を探しておりますが...なかなか見つかりません!どうにか今週末プレゼンまでには見つけて価格の比較を行いたいのですが難しそうです。取り扱っている場所知っていれば教えていただきたいです。

 画像は帰省後のスティックセニョールです。最初の葉が枯れましたが成長過程ととらえております。では、金曜日に。

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渡辺コメント

 農学部・岡さん、3回目の投稿ですね。最初の書き出し、なかなかniceな文章ですね。もし、岡さんがこのように放置されてもいきているでしょうか。そう考えると、植物の生命力というか、そうしたもののすごさを改めて実感したのではないかと思います。この時期は日照不足で、徒長気味になりますね。ただ、その分、茎を食べるスティックセニョールは柔らかく仕上がると思います。その当たりは、裏腹ですね。あと、帰省に備えて、かなり工夫をして、水が逃げないようにしたのと、この時期気温が低いですから、その影響もあって、無事、生きていてくれたのだと思います。なによりです。是非、もう少し大きくして、食べることを試みて下さい。写真の順番があっているでしょうか。逆のような気もしますが、どちらを見ても、最初の子葉は、この頃になって枯れたのであれば、それなりに育っていると思います。

 レッドキャベツのスプラウト。どこにあるか。渡辺は、昔、イオンで見かけたことがあります。あるいは、三越の地下の食品、野菜のところにはないでしょうか。その当たりを探してみて下さい。栽培に、他の交野を参考にする。とてもよいことです。是非、このHPに書かれてあることも参考にして下さい。そのためのHPでの情報交換ですから。値段の比較ができればよいですが、うまくできないときは、お店の方に聞いてみるのも一つだと思いますよ。値段だけなら。味は無理ですが。その当たり、うまく工夫をして、おもしろい最終報告を今週末の金曜日ですね。楽しみにしています。

 では、次の金曜日(1月16日)の発表会を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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【全学教育科目・展開ゼミ】工学部・佐藤経過報告(75)

2015年1月11日 (日)

 こんにちは。工学部機械知能航空工学科1年の佐藤泰紀です。今年もよろしくお願いします。ミニ白菜について、中間発表以降の状況を報告します。

 発表会で水やりに関して指摘を受けてから、葉が水分を失って萎れてきた時にだけ水をやるようにしました。回数的には5~7日に一度くらいです。昨年の11月24日に2度目の間引きを行いました。比較的元気に育っている苗が多かったので、極端に小さかった一株だけを取り除きました。また、アドバイスを参考に遠目から肥料を撒きました。このとき、1度目に間引いた2つの苗を植え替えた鉢にもそれぞれ撒きましたが、どちらも同じ様な育ち具合だったため、少し実験をしてみようと思い、片方の鉢には少し多めに肥料を撒きました。

 はじめの一週間ほどはどちらも元気に育っているように見えましたが、案の定二週間後の12月7日には肥料を多目に撒いた方の苗は枯れてしまいました。ここまでは予定通りで良かったのですが、最近になって間引いたもう一方の苗も黄色っぽい葉が増えてきたように思います。この原因を自分なりに考えてみたのですが、苗を植え替えた際に少なからず根を傷付けていたことが考えられると思います。写真①はその2つの鉢の現在の様子です。

20150111_155712.jpg また、残り2つの鉢の様子(写真②)ですが、一番大きい苗は順調に育っており、結球の段階に入っていると思います。今後、肥料をあげる頻度を増やしていきたいと考えています。もうひとつの鉢は、一株しか間引いていないこともあり、非常に密集しています。そのためサイズ的には少し小さめです。

20150111_160306.jpg

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渡辺コメント

 工学部・佐藤さん、3回目の投稿ですね。かなりチャレンジングなことをされていますね。しおれる限界というか、ちゃんと観察して、しおれてきたところで水やり。本当は、もう少し前に上げる方が、植物にとっては、負荷がかからないはずです。のどが渇ききって倒れてから水を飲むよりも、その少し前の方がよいのと同じです。そのあたり、観察を強化して、ここならと言うのをつかむのが大事ですね。もう少しだと思います。niceなideaと思いますので。もう一工夫してみて下さい。

 肥料の量を変えたというのは、おもしろい実験ですね。量を計っていたでしょうか。少ないときと多いとき。計ってなければ、今回は、それでよしですが、次にこうしたことをやるとき、最終的には、卒検で研究室配属になってからですが、何かをやるときに、その数値を控える、これは当たり前なのですが、なかなかできないこと。覚えておいて下さい。

 生き残った方は密植、元から1つのは疎植。その比較もおもしろいですね。発表会までに食べることはないかも知れないですが、最後に収穫するときは、是非、重さを比較してみて下さい。何よりおいしそうなハクサイができつつあるのが、感動です。最後のまとめの発表をどうするか、しっかり考えてみて下さい。どの様な観点でもよいと思います。おもしろい最終報告を今週末の金曜日ですね。楽しみにしています。

 では、次の金曜日(1月16日)の発表会を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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【全学教育科目・展開ゼミ】経済学部・倉田経過報告(74)

2015年1月10日 (土)

 経済学部一年倉田健太郎です。秋冬野菜を盆栽として育ててみようでミニ白菜とカイワレ大根を育てています。まずはカイワレ大根から報告いたします。

 一回目に育てたときは、播種密度が高くて伸び切らない株が多かったので、その反省を生かして以下のように箸で種を等間隔になるように置き、播種密度を調整しました。使用したカップはプラスチックの450mlの使い捨てカップ、下には脱脂綿をちぎったものを敷きました。

daikon1.jpg 四日程度暗所で伸ばし、そのあと日の当たる場所に置いて緑化させました。

daikon2.jpg ただ、上の画像から見ても、少し徒長させ過ぎたような気がします。市販のカイワレとは味も食感もほとんど差がなかったように思います。現在、もう一度育てなおそうと残していた種を撒きました。市販のカイワレはもう少し撒かれている密度が高かったように思うので、下のように少し二回目より密度をあげました。来週の発表までには育つと思うので、そこで発表したいと思います。

daikon3.jpg 白菜について

 白菜は育ちが遅く、心配していたのですが、順調に育っているように思います。これは前回の発表から一週間程度たった写真です。

hakusai1.jpg また、次の写真は1/6, 1/9の写真です。葉が大きくなってきており、中心部の葉は丸で囲んだように、立ってきて結球する兆しのようにも見えます。そろそろ追肥を行って結球しやすいようにしたいと思います。

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hakusai3.jpg 寒い日が続いていてなかなか外に出して日に当てることができませんが、日が照っているときは外に出して日に当てるようにしています。結球するのが楽しみです。


 来週の発表に向けて準備していきたいと思います。



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渡辺コメント

 経済学部・倉田さん、3回目の投稿ですね。カイワレダイコンの種をきちんと並べたり、ハクサイの結球について、気にし始めているのは、ずいぶんと植物の側にたって考えることができるようになったのだと思います。もちろん、ダイコンの徒長は、少し失敗ですが。。。是非、次のが成功すれば、発表してください。

 ハクサイはこれからが本格的に結球です。そのために、窒素肥料は欠かせなくなります。そうですね。7日に1回くらい、少しずつ上げてみてはどうでしょうか。もちろん、ハクサイの様子を見ながら。もっとハクサイらしくなると思います。いずれ、この寒さの中でしっかりと管理ができて、勘所をつかんでいるのがとてもniceです。

 では、来週の金曜日の発表会を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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【全学教育科目・展開ゼミ】経済学部・鈴木経過報告(73)

2015年1月 9日 (金)

 おはようございます。あけましておめでとうございます。経済学部4年の鈴木幸希です。今学期も残り短いですが、よろしくお願いします。芽キャベツについて、中間発表以降の状況を報告します。

 11月下旬から12月頭は、良くも悪くも「何もなかった」ようです。その理由は、前の方の書かれている「原因」と似ている、と感じました。より陽の当たる場所への日中移動、暖房機器の導入(足置きコタツ)というような「善処」はしたものの、「成長に十分な程度」ではなかったのかもしれません。(特に日照の問題は、アパートの都合もあり、正直なところ対処できていなかったのかもしれません。)

 12月中旬から、家に居ることができる時間が増えたので、より手間をかけようと思いました。水をあげるタイミングも、先生のアドバイス通りに、よりガマン(3→5日おきへ)してみました。また、蛍光灯も積極的に使うことにしました。しかし、順調なだけではありませんでした。12月14日の写真をみると、すこし萎れています。前日に間引いた影響で、少なからず根に影響があったようです。

 12月18日の写真をみると、もっと萎れています。14日の影響は、下手にいじらず見守ることで収まったのです。(14日の様子をTwitterに呟いたら、専門の知り合いからアドバイスの返信が来たのです!18日のときも同様です。)しかし、部屋掃除の際に植木鉢を横転してしまい、急に弱った様子です。写真の前半2つと見比べると、今まで「上に」伸びていたのが、この2ケースで「横に」広がるようになったことがわかりますね。

B1EBSuzuki.jpg これもどうにかじっと見守ることで復活し、12月27日には中心部に新芽を確認できました。なお、この日に帰省をしました。山形の実家ではどうなることかと思いましたが、結果は、安定した環境の良さが幸いしたようで、成長スピードがアップしました。1月8日の写真を見ても、今まで見知らぬ葉っぱたちが発生しました!(仙台での小さな努力とは・・・となりつつ、明確な成長にホッとしています。)今まで以上に肥料を追加して、(芽)キャベツらしい形を作っていきます!

 ・・・という感じになっています。途中経過はじっくりと話したので、最終プレゼンはコストの話が中心になると思います。



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渡辺コメント

 経済学部・鈴木さん、3回目の投稿ですね。ずいぶんと芽キャベツらしくなってきましたね。その間、様々な苦労があったようですが、しっかり対応して、専門の友達から情報をもらう。まさに、「餅は餅屋」と言う精神で、大事なことです。途中の文章にあったように、手をかけるようになったら、元気になったというのは、それだけ、植物を見て、対応していると言うことの賜物と思います。あと、山形で元気になったのは、暖かい、日当たりがよいなどは関係ないでしょうか。

 写真が並べられてあるのは、とても生長がわかりやすくて、よい例だと思います。来週の発表では、コストの話。楽しみですね。では、来週の金曜日の発表会を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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