東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

走る、続ける、推進力(1/16)

2014年1月16日 (木)

 昨日までの学会ではさすがに走ることはなかったような。。。いつの頃からか、万歩計をつけるようにしている。歩かないと、1日に3,000-5,000歩。歩くと10,000歩を超える。10,000歩くらい歩くのがよいらしいが。。。出張で電車の乗り換えとか。そうしたものでないと、その基準にならない。試しに、正月の前後からキャンパス内を日が暮れてから走っているが、どうも続かない。遺伝子を調べた訳ではないが、短距離なら、比較的走れる。labから慌てて出かけて、仙台駅まで。信号の代わり方を見ながら、走ることも。いつだったかは、ホームに上がったら、電車が。。。。セーフ。ということも。というか、こっちの方が多かった時期もあったが、さすがに最近は。。。もう少しセーブして余裕を持つようにしている。この「走る」。意外と普段のテレビで見ることがなくなったような。最近は、ニュース等しか見ないのもあって、走るというシーンに出会わないのかもしれないが、子供頃に見ていた「太陽にほえろ」では、イントロの音楽のところで、新人が走っていたような。。。この帰りの飛行機でも、「必殺仕事人」が走っていた。走ることがよいかどうかは別として、自分の子供の頃のテレビでは「走る」というか、「ダッシュする」というか、そんなシーンを見ていたので、走ることと言うか、ダッシュすることが習慣になってしまったのだろうか。。。いずれ、うちの学生にもよく走ると言われる。。。もうしばらくは「走ってみよう」。。。

DSCN1217.JPG さっきの話しではないが、続けるというのは難しい。すでに、片平キャンパス内を走らなくなって久しい。。。寒いから、凍っているかもしれないから、ということを理由にしておく。ただ、サンジエゴの学会会場と宿の往復の間にも毎朝、毎夕にジョギングをしている人たちを見かけた。同じ人たちなのかは、識別できなかったが。。。いずれ、何をするにしても、継続するのは、困難を極める。そんな一方で、小学校に出前講義にいくと、最後から1枚目のスライドには、「毎日、がんばること、努力すること、続けること」というのを入れている。小学校の頃に、毎日のように計算練習をするのがあった。ドリルと言われていたような。漢字の書き取りもほぼ毎日あったような。そうしたことがあったので、その当時は計算も漢字もできたが、今は計算は電卓、漢字は漢字かな変換がないと。。。いざ、ひらがなが漢字に変換されても、それが正しい変換なのか、悩むときがある。そんな時は、net環境にいれば、その漢字を入れて、意味が正しいのかを考える。何とも情けない。。。ただ、何か本を読んでいて、ふりがなをふっている漢字を見て、なるほど、と思って覚えることもあるというか、その文字の意味から考えて。。。「毟る」と書いて「むしる」と読むらしい。たしかにむしると少なくなる。。。読んで字のごとくとは、このことかと。。。せめて、身の回りにある本を読んで、「へーーー」と思ったときくらいは。繰り返し読んで、その漢字の意味というか、漢字を覚え直すというか。。。やってみよう。少しずつかもしれないが、続けてみることにしよう。

DSCN1266.JPG 国内の出張だと、外の雲を見ることはほとんどないというか、沖縄とかに出張でないと、外を見るという時間もない。そんな時間があったら、さっき受け取ったmailの返事でもと思うようになったのがよくないのかもしれない。時間に追いかけられているだけのような。。。時間を追いかけるようになれないのだろうか。。。追いかけるためには推進力が必要。もちろん、時間を追いかけるとなると、とてつもない推進力が必要となる。この飛行機の推進力は写真にもある「ジェットタービン」とでも言うのだろうか。むかしは、工学とか、機械が好きだったので、名前は覚えていたのだが。。。netもないので、調べようもない。ただ、この推進力のおかげで、対地速度はほぼ、1,000km/hrという速度。通常ならこの時期、強烈な西風で帰り道はずいぶんと向かい風のはずが。。。。このジェットタービンの推進力も継続するから、飛行機は飛んでいる、といってよいのだろうか。揚力と推進力のバランスだったような。。。一昨年の「科学者の卵」の渡辺の講義と一緒に話をして下さった、工学部の浅井先生から伺ったような。。もう少しちゃんと聞いておけば。。。もちろん、研究でも推進力は必要。どんなことが推進力になるのか。そんなことをつづったものを、この出張中に、渡辺の師匠である日向先生のお弟子さんになるのか、その前の教授だった角田先生のお弟子さんになるのか。そんな方から、書き物を頂いた。どうやって、研究を推進して、発展させるか。。。研究室の同窓会でお会いしたことがあるので、また、やっている研究も何となく理解できる範囲なので、だろうか。なるほどと思って読んだ。。。では、自分の研究の推進力と発展性は。。。。。。それは、学部4年生の時にD3だったトリ△ンさんに、「これをやったら、これをみつけたら、Na[]ureでしょう!!」と。やるなら、1番を目指さないと。。。そう言われ続けて、がんばって、努力したら、Na[]ureに論文を載せることができた。ただ、1番という訳でなく、1つの雲の上に出た感じ。なので、また、さらに新しい高い山があったのでそれを目指そうと言うか、そこに登頂しようというのが、推進力だろうか。発展性は。。。。師匠の日向先生の言葉ではないが、「餅は餅屋」。プロトのコラボがと思う。そんなことを考えながら、久しぶりの海外出張からの帰り道であった。。。送って頂いた先輩の方に感謝したい。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. mailもnetも電話も閉ざされた飛行機のなか。あれこれと、ぼーーーと考えるのにはよい時間でした。ということは、ふだん、それらにどれだけ、。。。そんな空間を作ることを考えてみることにしようと思うが。。。。なかなかできないのは、煩悩のおかげなのだろうか。。。

 PS.のPS. 飛行機の中だと、ボタンでCAの方が飲み物などを運んでくれる。何ともありがたい。最近はやりの「おもてなし」というのだろうか。そんなのをみて、自分もそうありたいというか、「人の◎□見て我が△◎直せ」という言葉がもたげてきた。。。今年はこれを大事にしよう。

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