前日が五所川原高校へ出前講義。夕方の時点で日が暮れていたので、正確にわからなかったですが、一夜明けると、さらに雪は降っていて。。。長靴持参で青森に来たのは、よかったと。もちろん、仙台でも年に1~2回はと言うか、たまに、積雪はあるわけでですが。冷静に考えると、まだ、12月も前半。。。雪国はすごいなと。もちろん、今日明日と全国的に真冬並の寒気なので、日本海側はすごいことになっているようです。ただ、雪も岩手県南部の一ノ関駅当たりまで来ると、ほとんどなく。。。これなら長靴はいらないわけですが。。。
で、青森県から岩手県に移動して。宮城県との県境に近い、岩手県立一関第一高等学校へ。10/24にも出前講義とあわせて、飛翔型「科学者の卵養成講座」学校推薦コースの研究チームの実験指導を。今回は、メンターをしてくれている農学部・真壁さん、理学部・小林さんも一緒というniceなtiming。普段は、受講生である高校生とメンターのお二人がmailなどでやりとりをしてくれていて、何かあれば、こちらでわかる範囲のことをこたえるという感じ。先日もこの高校への実際の指導と言うことで、作戦会議をしたところでしたが、一緒に行くことができるようになるとは。。。現場を理解してくれている方がいるのは心強く、なんというか、理念とか、理想を語るだけでなくて、実際のことに即して話ができる、ありがたいことだと。今回の訪問では、花粉発芽培地の作成がmain。渡辺が高校の時にこんなことはしていなく、もちろん。緩衝液を作るとか、酸性側で緩衝能があるとか、アルカリ側であるとか、そんなこと知るよしもなく。。。もちろん、アルカリ側でよく使う、Tris系のbuffer。分子生物学の実験なら、1M Tris-HCl(pH8.0)のstock溶液を作っておいて、それを使うわけですが、そんなのも、大学院生になってからはじめて作ったような。滴定曲線を描くような実験だったり、理論面はやったことがあったり、わかっていても。。。また、研究室に入って試薬ビンに薬匙を入れることはしなくなり、直接、天秤で量るように。もちろん、グラム単位の場合ですが。。そんなことも高校生に経験してもらいました。メンターの方々も1, 3年生なので、こんなやり方は、はじめてのようで。。。
pHメーターは、大学等でよく使う、固定式のものでなく、屋外で計る事ができるようなシステム。こんなのを使うのははじめてでしたが、なんとか。。。pHメーターの補正をするというのは、明らかに10年ぶりどころでなく、もっと前にそんなことをして以来。。。何とかできて、ほっと。。溶液ができたところで、いくらずつ混ぜればよいか。10倍濃度(10x という表現をよく使います)等ものを用意して、メンターの2名と生徒さんたちで再度確認。途中で、これだとvolume overになると。。。慌てて、他の方法に切り替えたり。。何より、考えることが大事だと思います。培地に最後は、寒天を溶かして、寒天培地にして花粉をまくわけですが、。。寒天を溶かすのは、通常は、電子レンジで。ところが、高校生はそれとは違うシステムで。。。ものがなければ、それなりに考えてやる、大事なことだなと。無事、花粉をまいて、吸水をはじめている様子を確認したり、スマホのカメラ機能で写真撮影。これが意外と難しくて。。。渡辺はデジカメでトライでしたが、今回は、失敗でした。豊岡高校の時は、それらしく取れたのですが。。。
花粉をまいてから1hrほどしたところで、少し発芽しているかも知れないような花粉も。時間の関係もあり、このあたりが最後でしたが、繰り返して実験して、実験dataが出たら、メンターの方々と意見交換をして、3月の発表会に備えてほしいと。。。もちろん、渡辺も可能な限り、対応しますので。最後になりましたが、今回の企画でお世話になりました生物の千葉先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。また、メンターの真壁さん、小林さんには朝早くから、日が暮れて、寒さも厳しくなった遅い時間まで指導して頂き、ありがとうございました。渡辺だけではここまで達成できないですから。
わたなべしるす
PS. 受講生の方とは、来週の12/20(土)の講義でお会いできるかと思っていたのですが、部活の関係で参加できないと。。。残念でした。。。メンターの真壁さん、小林さんは参加頂けるというので、今から気合いを入れないと。。
PS.のPS. 定期運行でないはずの寝台列車の案内板を見つけたり、新青森駅の先では、2016年3月の函館延伸にむけて、準備が進んでいるのだなと。。。つながれば、札幌出張なども、ずいぶん違ってくるのだろうと。そんなことを思いながら。。。
PS.のPS.のPS. 今回もアニメキャラが、一ノ関駅で迎えてくれていました。この前とは違う位置で。今回はびっくりすることもなくて。niceなお出迎えでした。ありがとうございました。
PS.のPS.のPS.のPS. 昨日から、石垣島北西沖、山梨県東部・富士五湖で少し大きな地震が。。。吾妻山の警戒レベルも上昇し。。。何もなければよいのですが。。。
で、青森県から岩手県に移動して。宮城県との県境に近い、岩手県立一関第一高等学校へ。10/24にも出前講義とあわせて、飛翔型「科学者の卵養成講座」学校推薦コースの研究チームの実験指導を。今回は、メンターをしてくれている農学部・真壁さん、理学部・小林さんも一緒というniceなtiming。普段は、受講生である高校生とメンターのお二人がmailなどでやりとりをしてくれていて、何かあれば、こちらでわかる範囲のことをこたえるという感じ。先日もこの高校への実際の指導と言うことで、作戦会議をしたところでしたが、一緒に行くことができるようになるとは。。。現場を理解してくれている方がいるのは心強く、なんというか、理念とか、理想を語るだけでなくて、実際のことに即して話ができる、ありがたいことだと。今回の訪問では、花粉発芽培地の作成がmain。渡辺が高校の時にこんなことはしていなく、もちろん。緩衝液を作るとか、酸性側で緩衝能があるとか、アルカリ側であるとか、そんなこと知るよしもなく。。。もちろん、アルカリ側でよく使う、Tris系のbuffer。分子生物学の実験なら、1M Tris-HCl(pH8.0)のstock溶液を作っておいて、それを使うわけですが、そんなのも、大学院生になってからはじめて作ったような。滴定曲線を描くような実験だったり、理論面はやったことがあったり、わかっていても。。。また、研究室に入って試薬ビンに薬匙を入れることはしなくなり、直接、天秤で量るように。もちろん、グラム単位の場合ですが。。そんなことも高校生に経験してもらいました。メンターの方々も1, 3年生なので、こんなやり方は、はじめてのようで。。。
pHメーターは、大学等でよく使う、固定式のものでなく、屋外で計る事ができるようなシステム。こんなのを使うのははじめてでしたが、なんとか。。。pHメーターの補正をするというのは、明らかに10年ぶりどころでなく、もっと前にそんなことをして以来。。。何とかできて、ほっと。。溶液ができたところで、いくらずつ混ぜればよいか。10倍濃度(10x という表現をよく使います)等ものを用意して、メンターの2名と生徒さんたちで再度確認。途中で、これだとvolume overになると。。。慌てて、他の方法に切り替えたり。。何より、考えることが大事だと思います。培地に最後は、寒天を溶かして、寒天培地にして花粉をまくわけですが、。。寒天を溶かすのは、通常は、電子レンジで。ところが、高校生はそれとは違うシステムで。。。ものがなければ、それなりに考えてやる、大事なことだなと。無事、花粉をまいて、吸水をはじめている様子を確認したり、スマホのカメラ機能で写真撮影。これが意外と難しくて。。。渡辺はデジカメでトライでしたが、今回は、失敗でした。豊岡高校の時は、それらしく取れたのですが。。。
花粉をまいてから1hrほどしたところで、少し発芽しているかも知れないような花粉も。時間の関係もあり、このあたりが最後でしたが、繰り返して実験して、実験dataが出たら、メンターの方々と意見交換をして、3月の発表会に備えてほしいと。。。もちろん、渡辺も可能な限り、対応しますので。最後になりましたが、今回の企画でお世話になりました生物の千葉先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。また、メンターの真壁さん、小林さんには朝早くから、日が暮れて、寒さも厳しくなった遅い時間まで指導して頂き、ありがとうございました。渡辺だけではここまで達成できないですから。
わたなべしるす
PS. 受講生の方とは、来週の12/20(土)の講義でお会いできるかと思っていたのですが、部活の関係で参加できないと。。。残念でした。。。メンターの真壁さん、小林さんは参加頂けるというので、今から気合いを入れないと。。
PS.のPS. 定期運行でないはずの寝台列車の案内板を見つけたり、新青森駅の先では、2016年3月の函館延伸にむけて、準備が進んでいるのだなと。。。つながれば、札幌出張なども、ずいぶん違ってくるのだろうと。そんなことを思いながら。。。
PS.のPS.のPS. 今回もアニメキャラが、一ノ関駅で迎えてくれていました。この前とは違う位置で。今回はびっくりすることもなくて。niceなお出迎えでした。ありがとうございました。
PS.のPS.のPS.のPS. 昨日から、石垣島北西沖、山梨県東部・富士五湖で少し大きな地震が。。。吾妻山の警戒レベルも上昇し。。。何もなければよいのですが。。。