東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2012年8月の記事です。

【更新履歴】TOPスライドショーの写真更新

2012年8月 8日 (水)

TOPスライドショーの写真を更新しました。

青空、入道雲や、

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今がシーズン真っ盛りのイネの花や、

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最近の出前講義の様子など、

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主に春~夏の写真で入れ替えています。

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先日は立秋、仙台七夕祭りも今日で終了ですが、ますます暑い日が続きそうですね。

夏バテに気を付けつつ、今年も乗り切りたいです。

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増子(鈴木)

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【出前講義】日本植物生理学会 x 東北大学次世代型「科学者の卵養成講座」高校生シンポジウムで特別講演「植物も自他識別できる?!」(8/6)

2012年8月 6日 (月)

 7/3, 7/16にお知らせしました、「日本植物生理学会 x 東北大学次世代型「科学者の卵養成講座」高校生シンポジウム」で、寺島 一郎 先生 (東京大学 教授)「光合成工場としての葉 --葉はなぜ緑色なのだろうか?--」、芦苅 基行 先生(名古屋大学 教授)「 スーパーライスの開発 --植物の基礎研究を応用して世界の食糧危機を救う--」に続いて、渡辺の方から、「植物も自他識別できる?! --花粉と雄しべのコミュニケーション--」という講義を行いました。当日は昼前に、13mm/hrという雷を伴った豪雨があり、びっくりでした。

 最初に、植物生理学会長をされている名古屋大・教授の町田先生から、なぜ、学会として、この科学者の卵養成講座をサポートしたのか。東日本大震災の様々面をサポートした、次世代の科学者を養成したいという話を頂きました。

DSCN3342.JPG 続いての講義では、寺島先生は、最近の光合成の話。光合成には緑の光は使えないというのが、学生の頃からいわれていたような。。。ところが、緑の光も使える。。。入試問題で「光合成に使っている光は???」と聞かれたら、どうすればよいのでしょうか。。。。とても疑問でした。

DSCN3347.JPG 芦苅先生のお話は、最初は、穀類(イネ、ムギ、トウモロコシ)の重要性、また、お米と味噌の組合せの妙。お米を肉に変えると、とんでもなく、コストがかかるということから始まり、遺伝子集積によるスーパーライスの話。遺伝、育種の応用であり、とても楽しいものでした。自家不和合性でも、こうしたことを応用できないものかと。あるいは、アブラナ科作物でもこうしたことができないかと考えさせられました。

DSCN3356.JPG 渡辺はいつも、自家不和合性の話。この話を聞いている受講生も何名かいたので、今回の花の問題は、写真を変更。少し難しくなったのか、簡単になったのか。楽しんで頂けたでしょうか。また、普通にハチが飛ぶことで、花粉が混じることの自然さも。

DSCN3364.JPG 最後は、東北大・次世代型「科学者の卵養成講座」の運営をされている工学部・安藤先生からのご挨拶で、閉幕と。。。学会との連携という点では、以前にも行いましたが、そのときは一般向け。今回は、高校生に。今後もこうしたheteroな組合せで楽しい取組ができればと思います。

 文末になりましたが、植物生理学会、関係の先生方には旅費の支援、講演を引き受けて頂き、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

DSCN3365.JPG わたなべしるす


 PS. 今日から仙台七夕。待ちでは多くの人出になっているのでは。受講生の皆さんも楽しんでください。

 PS.のPS. 科学者の卵にも同様の記事を記しておきました。ぜひ、ご覧ください。

  PS.のPS.のPS. 講義が終わった後に、高校3年生から、受験の悩みの相談。その時にお話ししたのは、自分が将来何をやりたいのか。あと半年になり、悩むことも多いと思います。そんなとき、また、渡辺にmailでもください。渡辺も悩みましたので。。。それから、片付け終わった後に、茨城県内の高校生2名が、研究室見学をしてくれました。いろいろなことで慌てていて、写真を撮っていません。。。すみません。いつもなら、写真と一緒に掲載できるのですが。農学、植物に興味があるというのは、うれしいですね。ぜひ、一緒に研究できればと。。




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今日は、停電でした(8/5)

2012年8月 5日 (日)

 大学では年に1度、停電があります。たぶん漏電などの検査の関係と思います。この暑い時期にと思いますが、毎年です。植物を抱えているがわからすると、。。。なのですが。。片平地区には、少数派なのかもしれません。金属、電気、非水、など、生き物とは遠いものの研究者のpopulationの方が多いでしょうから。。。

 昨日のうちから、お知らせしておけば良かったです。mail server, web servrerもdownすると。。mail serverは、20:00前、web servrerは先ほど、無事、復帰しました。新しいニュースがある訳ではありませんが、明日は、「科学者の卵養成講座」と「植物生理学会」との合同シンポジウムが、13:00から、東北大の川内キャンパスであります。詳細はこちら。他にも、東大の寺島先生、名古屋大の芦刈先生にも講演いただきます。

DSCN2967.JPG ということで、仙台も明日から、七夕。多くの人手があるのでは。。。後ろでは、前日恒例の花火が。。。


 わたなべしるす

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遅ればせながら、祝、大学院合格(8/3)

2012年8月 3日 (金)

 やっぱり、今年は何かおかしいような。。。何がというのは、渡辺の注意力なのかもしれません。。。震災からの疲れだと言うことにしておきます。

 さて、7/18に、大学院前期課程の自己推薦入学試験の発表でした。この試験で渡辺の研究室の合格した学生さんは、1名でした。

DSCN3330.JPG 7/18、つまり、20日ほど前になってしまったのですが、研究科のHPにも掲載されているとおり、来年の4月からM1として、研究室で研究をして頂けるようになりました。合格、おめでとうございます。新しいメンバーの加入は約半年後ですが、それが決まったことは、labとしてうれしい限りです。一緒に研究できるのを楽しみにして。何より、HPでの公開が遅くなったこと、お許しください。


 わたなべしるす


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全体のバランス、一瞬の・・・、お作法。。(8/3)

2012年8月 3日 (金)

 10日ほど前までは、最高気温が18oCくらいで、もしかしたら、冷害になるのではと。。。ずいぶん心配した。ところが、数日前の梅雨明けから、30oCを超える暑さ。。局所的にオホーツク高気圧と太平洋高気圧のバランスが、。。なのだろう。何とかしてほしいと思うが、地球全体で、バランスをとているのであろう。どこかで大雨が降るし、その代わり、どこかで大干ばつが。何とか、うまくこのバランスがとれて、ゲリラ豪雨のようなことが起きないで、均等にならないものかと、よく考える。。。ただ、仕事をしていても、あり得ないくらいのmailが短時間に来ることもあれば、逆のこともある。そう考えれば、そんなものかもしれないと思うが、もう少し全体のバランスがあれば、違ってくるのではと毎日思う。。。

DSCN3339.JPG 仙台にいると、セミの鳴き声は、この盛夏なのに、「アブラゼミ」、「ヒグラシ」、「ツクツクボウシ」。それも夕方になってから。愛媛なら、朝から、「ク マゼミ」の大音量のはずが。。秋が来たのかと。さすがに、地球温暖化と言ってもクマゼミは、仙台では。。というのはほっとする。同じ夏を感じるのは、トン ボ。それも、大型の「オニヤンマ」。一昨日の北青葉山分館、今日の理学部での科学者の卵との連動企画で、何度もオニヤンマを。かなり大型。何とか捕まえた いと。。。すごい速さで飛んでいるのが、とある1匹だけは、近くに着地。そこで、昔覚えた、指をくるくると回して。。。。そーーーーーーと。一瞬の隙を突 いて。。。「つかまえた!!!」。その続きは昨日の通り、標本へ。。あの一瞬を読めなかったら。。。かわいそうな殺生ですが、。。。一瞬の大切さを理解さ せてもらいました。

 「読む」と言えば、将棋もそう。相手がどの様に来るかを考える。戦略であり、全体のバランスなのかもしれない。小学校の時に、自分より遙かに強い同級生がいて、それ以来、将棋は。。基本形を覚えれないからかもしれないが、。。。もちろん戦略というか、ルールはある訳で。二歩は禁止とか、打ち歩詰めも禁止とか。。。。ルールの範囲内で、どこまでやることができるのか、そこは反則・アウトと言うことでできないのか、それを一瞬の判断力と全体のバランスで何事もできないといけないのだろう。もちろん、目先のことでなくて、あくまで全体というか、トータルな収支を考えて、。。。勝負は時の運というのもあるが、何事にも全力投球は最低限のお作法のような気がする。

 こんなことをしていないで、論文書きに全力投球することにしよう。今年の夏休みの宿題は。。。〆切前に。。。


 わたなべしるす

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