東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2014年10月の記事です。

豆腐の角、お釜、予測不能(10/10)

2014年10月10日 (金)

 また、週末に大きな台風が来るとか。先週よりも巨大で勢力もあって、今の予想のコースなら、直撃のような。。。。これだけは、どうしようもないと思いつつ。。。子供の頃に、ずいぶん大きな台風が来て、雨漏りはするし、庭の大きな木が倒れるとか、近所の家の近くまで土砂崩れとか。そんなことがあった。学校が休みにならなかったような。有線放送で、10:00頃に学校に行ったような。あちこちで川が氾濫していたり、橋が落ちていたり。いずれ、子供の頃の台風はすごかったのを覚えている。仙台にきて、そんなことはないと思っていたが、今回はかなり覚悟を決めないと。。。そんな子供の頃の台風ではないが、学校の帰り道で歌っていたあり得ないことの例というか、何で、そんな歌になったのか。。「豆腐の角に躓いて、こんにゃく背骨が足にたち、押してもついてもぬけません、さて、どうしたらよかろうか、夕べできた○○の△□頭の○を抜いて、水で焼いて、火で練って、明日つけたら、今日直る。。。」。よくこんなあり得ないことを並べたものだと。豆腐は柔らかいものなので、もちろん、角はあるが。ただ、だからといって油断をしてはいけない。気がつかない死角に何があるかわからない。というのが、今朝の10min間の痛い思いをした出来事であった。。。あまりの痛さに動けず。。。。labに来るのがそのぶん遅れたくらいで。。。鏡を見ると、1cm以上だろうか、額の右側が。。。身の回りの危険に気をつけるようにしないと。豆腐の角と油断しているその心が。。。。

DSCN3811.JPG そんな子供時代、さすがにガスコンロはあった。ただ、もう時期でもないが、そういえば、年賀状の売り出しとかいうニュースがあった。お正月が近いのだろうか。。。恐ろしく時間の流れが速い。。。。正月前に餅つきをするときだけ、薪を燃やして、せいろの中で餅米を蒸して、お餅をついていた。ということは、お釜があれば、ご飯が炊けたのだろうが、普段は木の板でふたをしていて、その上に、ガスコンロがあったような気がする。火加減が難しいので、大変だったのだろうなと。ひたすら、薪を入れる係だったので。。そんなお釜でなくて、宮城県の活火山・蔵王のお釜に異常があるとか。。。そっちの方が遙かに危険である。豆腐の角とかいうレベルではない。何もないことを祈りたいが、2011/03/11以来、何が起きても不思議でない大きな時間軸の中に入ったのだろう。たぶん。。

 今日は台風の加減だろうか。ずいぶん暑い。25oCを越えたようだ。外で仕事をしていたスタッフの方も、大変だったと。。。季節の変わり目か、台風か。判断が難しい。そんなことはおいておいて、明日はそんなこともなく、平年並み。ということで、オープンラボでは、ラボの説明の時間も頂きました。3minくらいだったでしょうか。説明をします。Webを使って。うちのラボのこれはということをお話ししたいと思います。百聞は一見にしかず、意外な発見があったり、何より見てみたら、想像とは違うということもあると思います。そんな発見といえば、今週のノーベル賞週間。あとは、経済学賞と平和賞だろうか。どうなるのか、予測が難しい。ただ、こんなのが受賞をしてないという記事を見つけた。。。それぞれの賞にはそれぞれのコンセプトがあるので。。。何かコメントできる立場ではないが。そんな予測不能なことが起きるのが人生。なので、あすは、渡辺のところのブースと研究室にお立ち寄り下さい。お待ちしております。

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 わたなべしるす


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2か月ぶりの古川

2014年10月 9日 (木)

久しぶりにブログに登場します。
M2の田口です。
夏の間、イネのサンプリングでお世話になった古川ですが、
今日2か月ぶりに行ってきました。
サンプリングの他にも取りたいデータがあったので、
収穫されたイネを受け取りに行きました。
10月になった田んぼは、黄金色になっていました。
私は地元が秋田なので、こういった景色を見ると秋を強く感じます。
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去年と今年と通った古川ですが、今日が古川に来る最後の日かもしれません。
ですので、通った記念写真を撮ってもらいました。

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ありがとう古川!

田口

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ナベさん ナベちゃん ナベくん ※オープンラボ告知記事

2014年10月 8日 (水)

こんにちは.朝晩と寒くなった仙台から発信中.
朝,寝床から出るに出られず起床時間が1か月前より1時間遅くなりましたM1イワモトです.

今回は告知を致します.

ナベさん辺本さんがダイアリーに書いてくださいましたが,今週末(土曜日)はオープンラボです.現在ナベ研には1人が合格しており,後期には1人が受験してくれることが決まっているようです.
合格した子は既にナベ研の一員ということで,本人に了承を得て名前を書かせて頂きますが,"渡辺"くんです.詳しいプロフィールは来年度公開です.こうご期待!!

DSCN0028-thumb-300x225-10378.jpgのサムネール画像

渡辺君つまり,なべ君です.既にナベ研には"ナベさん""なべちゃん(辺本さん)"が存在するのです.そこに"ナベくん"入ると・・・・・・・何だかワクワクします.
と,いうことで(以降2文は冗談ですので流し読みをして下さい),ナベが付く人を募集しています.まだ,"ナベ氏" "ナベ殿" "ナベ様" "Mrナベ" "Msナベ" 枠はまだまだありますよ.(冗談終了)

このダイアリーを読んで下さる方へ,お近くに進路に迷っている学生が居たらオープンラボをお勧め下さい."百聞は一見にしかず"自分に合った研究室かどうかは,ネットや資料で研究テーマを確認することも重要ですが,実際に訪れて研究室の雰囲気が自分に合うのか確認するといいと思います.是非是非,土曜のオープンラボでは少しでも良いのでナベ研を訪れてみてください.

ナベさんへの連絡はコチラからどうぞ

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祝、愛媛県出身。。。(10/7)

2014年10月 7日 (火)

 台風一過の晴天。午後からは、工学部向けに生命科学Bの講義。これまでの出前講義などでお目にかかったことがある方もいらして。。不思議なものです。愛媛県出身の学生、親が愛媛県とか、祖先が愛媛県とか、そんな方はいたと思うくらいの人数でした。川内から戻り、その後は、科研費の修正等々。あっという間に、夕方に。そんなことに追われていた夕方。

 パソコンの画面に速報が。。。あまりにびっくりでした。

 2001年に出版された本だったと思います。その後の本も数冊。タイトルが衝撃的だったのと、出身が愛媛県の南予になるのか、中予になるのか、。東予でないのは、間違いない。。。昔でいう瀬戸町、今は伊方町らしいですが。渡辺より、10くらい上の方で、こんなすごいヒトが愛媛県にいたのだと。。。本を読みながら、ずいぶん感動して、電車を降り忘れたことがあったような。東京に出張のどこかだったと思います。すでにその当時は、UC・サンタバーバラ校の教授になれていた中村修二博士。その後だったと思いますが、新聞に「考える博士の考えないカレー」というのも、衝撃でした。20世紀中に高輝度に光る青色LEDは無理といわれていたのが、現実となり。そんなすごい成果に少しでも近づけるように。同じ、一(いち)愛媛県出身の人間として。。。中村修二博士、ノーベル物理学賞受賞、おめでとうございます。と、。。愛媛県を長く離れて、愛媛県人の偉業を見たとき、。。こんな言葉が、。。。そんなすごい2014年10月7日の夕方でした。

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 わたなべしるす

 PS. そんなことを記した新聞記事へのlinkはこちらから、。(その1, 2, 3, 4, 5)。


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50年、田舎、今週(10/6)

2014年10月 6日 (月)

 50年といえば、半世紀。渡辺の年齢がそれに近いものがある。この前の10/1(水)に、50年を迎えたのが、東海道新幹線。昭和59年に仙台にきたので、そのころは、開業から20年目。東海道新幹線には、まだ、0系しかなかった。100系の新幹線になって、2階建てになったり、前の席との距離が広がったり。300系、500系、N700系と進化したような。そう考えると、最初の20年、0系だったのが、今の700N系までの進化を遂げるのに、30年。その背景にどの様なもののがあったか。それを理解することで、科学の分野でも同じように50年やったら、何が起きるのか、1つのモデルになるような気がした。自家不和合性の研究というか、今の研究を始めてから、ぼちぼち30年。100系の新幹線くらいまでは進化していないと。という一方で、一直線の進化というか、派生系もあってよいわけで、新幹線に寝台列車があればと思ったことがあった。仙台から乗って、三原、尾道当たりで降りる。かなり、便利になる。何の理由だったか忘れたが、東海道新幹線と東北新幹線が相互乗り入れができなくなって、。。ただ、最近の50年の歴史物を見ていると、寝台列車の発想はあったとか。。。一方向への進化でなくて、脇道にそれながらも、本道はちゃんとやるような、そんな形でありたい。。。

DSCN3908.JPG 50年前、渡辺の生まれた今治がどうだったのか。よくわからないが、少なくとも、予讃線は電化されてなく、気動車であった。客車もあった。シートはほぼ直角で、松山まで各駅でいこうとしたら、どれくらいかかったのだろうか。かなりかかったような。今は電化され、特急なら30minくらいのような。50年前は、特急でなく、急行であったような。道路の幅も狭く、今では考えられないくらい狭いところをバスが通っていて、それにのって、今治の町中まででていた。で、渡辺の育った桜井地区は。。。田んぼと畑。遊ぶには事欠かないし、夏にはセミ、カブトムシ、クワガタムシ、稲刈りのあとは、秘密基地を作ったり、野球をしたり、冬にはたこ揚げ。そんな田舎が普通であった。そんな風景しか知らない渡辺がいきなり新幹線が通る仙台へ。そんな両方を知っているからこそ、田舎の大事さというか、田舎が持っている資源というか、そんなことを思う。地方何とかというのが、テレビ、新聞で言われていたような。そんなことを大学が先駆けて、。。田舎で問題となっている「過疎」という問題とすりあわせて。よいことではないかと思う。そういえば、この前から、渡辺の後期の講義である「展開ゼミ」の募集を行っているが、定年後は、農業をしたいのでという工学部の学生さんも。ありがたいことだなと。というか、そんな大事さがわかっているのだと。。。たいしたものだな。。

 今週は何故か、講義はあるもの、出前講義から解放されている。もちろん、週末には、大学院生募集に関わる「オープンラボ」がある。そんなで、HPのこの記事を書いていたら、今週はノーベル賞各賞が発表とか。そんな季節なのだなと。もっと寒い季節だったように思っていたが。。。今日発表は「ノーベル生理学・医学賞」。脳の位置情報システムについてだとか。細かいことがわからないが、空間把握ということなのか、自分がどこにいるのかということなのか。そんなに迷子にならない方なので、それなりのシステムが脳みそにあるのだろう。たぶん。。。そんな今週かもしれないが、もっと大事なこと。科研費を書き上げて、uploadすること。その方が、こちらには大事なこと。というのも世知がないが、書くことも大事だし、それを通すことも大事と。。。50年たったら、さすがにこの世にいないと思うが、新幹線がどうなり、田舎がどうなり、科研費はどうなっているのか。ふと、そんなことを考えた週初めであった。

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 わたなべしるす

 PS. 台風18号はすごい被害をもたらし、また、来週も19号がくるとか。。。大学が休講になっていたというのを。。。学生の時に、そんな経験はなかったような。。。びっくりしました。


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