東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2015年1月の記事です。

【全学教育科目・展開ゼミ】工学部・岩渕経過報告(78)

2015年1月14日 (水)

 こんにちは。展開ゼミ受講生の、工学部1年の岩渕です。今年も宜しくお願いします!最終発表直前の投稿となってしまい申し訳ないです・・・

 ☆ホウレンソウについて
 結論から申し上げますと、根腐れを引き起こしてしまい、枯れてしまいました。

 12月の上旬までは2回目の中間報告で申し上げました通り問題なく成長していました(写真1)。ですが、12月10日に突然しおれてしまい(写真2)、とりあえず暖かい部屋の中に置いて様子を見てみましたが、死んでしまったようです・・・土を少し掘ってみたところ、根っこが切れてしまっていました。((根が切れていた写真こそ写真で報告しなければならないのですが、手違いで元データを消去してしまったようです・・・申し訳ないです。))

IMG_7353.JPG                    ↑元気だった頃の写真1

IMG_7372.JPG                    ↑しおれて始めた写真2

 原因としては、
 1.そもそも水をやりすぎ(2日に1回100mL程度)だった
 2.暖かい環境に置くという植物への配慮が足りなかった
 3.土を掘り出したときの根の位置から考えて、浅い場所に種を撹拌してしまった

 のどれかを考えましたが・・・
 12月の下旬に渡辺教授にお会いして伺ったところ、「水のやりすぎ」とのことでした。以前、教授が、「雨は数日に1回ザーッと降る、それを意識して水をあげてみては」というのをどこかで見てor聞いて、それを意識して2日に1回の水やりだったのですが、そもそも雨はそんなに頻繁に降るものではありませんでしたね・・・;
 もう少し科学的に考えるべきだった、肝心な部分の写真を紛失してしまったという点で大きな反省です。


 ☆カイワレダイコンについて
 1回目のカイワレダイコンについては無事に収穫し、食べることができました(写真3)。

IMG_7420.JPG ↑芯はしゃきっと、後から少し辛みを感じるところはまさにカイワレダイコンでした。 (写真3)

 現在は、個人的に観察してみたいと思った、

 1.種の密度の違いは成長に影響を及ぼすのか
 2.初日から日光に当ててみるとどうなるのか
 3.限界まで徒長させてみるとカイワレダイコンはどこまで伸びるのか

 の3点について観察しています(写真4)。

IMG_7472.JPG                        ↑写真4

 最終発表にて、主にカイワレダイコンの方をいろいろと発表したいと考えています。以上、3回目の中間報告でした。2日後ですが、金曜日の最終発表、宜しくお願いします。

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渡辺コメント

 工学部・岩渕さん、3回目の投稿ですね。ホウレンソウは、少し弱っているときに、すでに根っこがだめになっていたのですね。たぶん。。うまく、水やりを控えることができていたら、大丈夫だったのではと思いました。写真を見て。最近の受講生の方の報告でも、水を1 weekに1回程度まで控えていたような。あるいは、しおれるまで、あげないという方もいたと思います。それくらいの水管理がよいのかなと。もちろん、しおれる前の方がよいのですが。。。で、これからの学部、大学院での研究生活で、写真をなくしたりするのは、よくないことですね。慌てて、overwriteしたのであれば、。。今回の実験がどうこうと言うことではなくて、将来のために、勉強したと思って下さい。

 サラダの写真、おいしそうですね。カイワレダイコン。収穫前の写真があれば、なおよかったですね。一応、これは、サイエンスですから。実験という。あと、比較実験として、市販のカイワレダイコンとの食味の比較があれば。。。なお、よしでしたね。報告を見る限り、まだ、実験を継続する意欲満々と見えましたが。どうでしょうか。もし、そうであれば、是非、最終発表会以降もHPをとじることはありませんので、投稿は受け付けます。岩渕さんだけでなくて、他の受講生の方々も。まだ、やり残したなと言うこと、本当の意味で、これが最後というのを報告したい方は、ぜひ、どうぞ。お待ちしております。その当たりも、金曜日の講義の時にお話ししましょう。

 では、次の金曜日(1月16日)といっても、明後日ですが、最終発表会を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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【再掲・重要】【全学教育科目・展開ゼミ】展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」、最終発表会は中間発表会と同じ片平で今週の金曜日、1月16日に行います(1/14)

2015年1月14日 (水)

 今日は少し暖かいようですが、明日にかけて、また、寒くなるようです。

 さて、展開ゼミの講義の「最終発表会」は以前にお知らせしたとおり、今週の金曜日、1月16日に、行います。すでに記事をあげてくれている方もいますが、まだの方も10名以上います12月2日にお知らせしたとおり、1回以上の投稿が「最終発表会」へのハードルです。中間発表会の時に、このことは話しましたし、日程については、後日HPからお知らせすると。。。

DSCN5818.JPG 投稿された方で、友達がまだという方は、教えてあげて下さい。あるいは、何気なく見ていて、渡辺の講義をとっている友達がいたら、教えてあげて下さい。今日と明日、最悪を考えても、明後日しかありません。しっかりした対応がなされることを期待しています。

 ということで、以下、再掲です。ちゃんと読んで、対応して下さい。

DSCN5831.JPG
 わたなべしるす


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【再掲】展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」のみなさまへ

 かなり寒くなってきましたが、野菜は順調に育っているでしょうか。研究室で栽培しているものは、ハクサイはハクサイらしくなりつつあります。詳細は、メンターの方たちがまた、時間を見つけて、報告してくれると思います。

 さて、次回の最終発表会の日程とそれまでの投稿について、前回の中間発表会の講義で決めることができませんでした。こちらが金曜日に限っていろいろなものが入っており、講義の評価の問題もあって、最終発表会は、

 2015年1月16(金), 17:00から、片平キャンパス・生命科学研究科・本館3F・会議室

 で行います。

 前回の教訓として、1人数minでプレゼンという設定にしましたが、キチンとで来た方は、少なかったような。時間厳守で、最後のまとめとして、どこに焦点を置いてしゃべるのか、しっかりしたpptを作成してください。なお、この日は、全学教育の川内での講義は休講のようですが、基礎ゼミ、展開ゼミのように不規則に行うものは、夏休み、冬休みなどにも行うことがありますので、それと同じことと判断して、この日としました。渡辺の出張の関係などもあり、申し訳ありません。講義評価も〆切が決まっているので。。。

 それから、中間発表会から最終発表会までの記事は、1回以上とします。それ以上の投稿はもちろん、歓迎します。すでに1回投稿している受講生の方もいます。より多くの情報をHPに投稿して、情報共有を図り、おいしい野菜を栽培して、食してください。

 では、年が明けて、2015年1月16(金), 17:00に、前回と同じ場所の片平キャンパス・生命科学研究科・本館3F・会議室でお待ちしております。近くなりましたら、また、お知らせの記事を出しますので、HPを合わせてご覧下さい。


 わたなべしるす
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【再掲】ここまで。

 PS. 事務から、「離脱」されると言うことを申し出ている方については、把握しておりますので。

 

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【全学教育科目・展開ゼミ】工学部・南海経過報告(77)

2015年1月13日 (火)

 こんばんは。工学部 機械知能航空工学科1年の南海 昂輝です。今年もよろしくお願いいたします。カイワレダイコンについては中間発表時点で収穫が終わっていますので、ミニ白菜について、中間発表以降の状況について報告させていただきます。

 以前、ミニ白菜はいただいた鉢と土、肥料を用いたものと、自分で用意した有機土とプランターを用いたものでの2つで栽培を進めており、水やりもそれぞれの水はけ具合に合わせて進めていたのですが、いただいた鉢を用いた方の白菜は芽を出して以降成長が止まってしまいました。水やりについては注意深く行っていたので、原因は肥料の配合率なのではと考えています。

 自分で用意したプランターの方は順調に育っていると思います。常にデスクライトの下において光を確保ており、またこの土は水はけが良くないので7~8日に一度くらいの頻度で、ただし水をやるときはたっぷりやるようにしています。しかし、ある程度育ったら3つのうち一つは移植しようかと思っていたのですが、年末に実家の兵庫県に2週間ほど帰省し、仙台に帰ってくると思ったより成長が進んでしまっていて、移植するにも失敗して傷つけてしまうのではないかと移植できずにいます。(その際、水をたっぷりあげて帰省し、帰ってきてすぐ水をあげたのでその点については大丈夫でした。)

 今後もこの調子で育ってくれれば良いのですが、少し密集しているのが心配でもありますので、注意深く見守っていきたいと思います。写真は現在のミニ白菜の様子です。

Nankai-0112-1.JPG
Nankai-0112-2.JPG
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渡辺コメント

 工学部・南海さん、3回目の投稿ですね。ずいぶん、しっかりしたハクサイになって来ましたね。同じ工学部の佐藤さんの投稿記事と同じくらいよく育っていると思います。こちらの土が余りfitしてなかったというのは、少し残念ですが、水やりのこつのようなものを理解できたのは、よいことだと思います。また、日当たりのよいところにおいているのもよいように作用したと思います。ここからは、少し頻度を上げて、肥料を上げるようにしたら、ハクサイらしく真ん中が葉っぱが立ち上がり、まいてくると思います。トライしてみてください。

 あと、写真を撮るときに大事なことは、サイエンスという点で、関係ないものはうつさないと言うことだと思います。ここだと、時計ですね。それは覚えておいてください。葉っぱを少し食べて、市販のハクサイと比較するのも一つだと思います。そんなことも考えながら、おもしろい最終報告を今週末の金曜日に。

 では、次の金曜日(1月16日)の発表会を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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PAG XXIII in San Diego、その弐 (1/12)

2015年1月13日 (火)

 前にも書いたとおり、今年のサンジエゴは、涼しいのではなくて、寒い。。。これまで数回、PAGに参加していますが、まともな雨に降られることはなく、日差しが強いのしか覚えていませんが。今回は傘を差すような雨。。。会場で傘を借りたり。

 1日目は、ポスターの掲示とtargetしておいた、セッションに。世の中的には、こんな風になりつつあるんだなと。また、学生の頃に見た懐かしい作物の話も。何かについては、すみません、企業秘密と言うことで。そんなにすごいことではないのですが。。。辺本さん、佐藤さん、丹野さんとも時差と英語に耐えながら。。。もちろん、渡辺も。

DSCN5845.JPG 2日目は、先端器機の展示ブースもopenしたことから、時間を決めて、話を聞いたり、この機械は何かと。。。サンプルをくれたりするのですが、本物の大型器機がほしいという丹野さん。さすがにそれは。まずもって、大きすぎるわけで。ただ、この日は歩き疲れて。というか、3日目のポスター発表に向けてのプレッシャーなどから、夕方終わったところで早々に切り上げ。。。

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DSCN5851.JPG 3日目。ここが今回のもう1つのtargetである「ポスター発表」。夕方が本来のプレゼンの時間帯でしたが、午前中に来てくれた方もいて。早速説明していたのは、たいしたものです。渡辺自身が最初にアリゾナ・ツーソンでしゃべったのは、D2の時、全然しゃべれなかったのを考えると。。。たいしたものです。totalで、5名以上の方が興味を持ってくれたと。お疲れ様でした。

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DSCN5873.JPG と言うことで、学会中のイベントをドラフトとして。。。詳細は、と言うか、おもしろくは、辺本さんが書いてくれることだろうと。。。つかの間の、雪のない空間と思っていましたが、外も寒いし、会場も空調が効きすぎ。。さすがに疲れました。


 わたなべしるす

 PS. 発表後の打ち上げには、渡辺は打合せがあり、共同研究をしている先生のところの院生の方がご一緒してくれて。。。。発表での緊張感も解けて、何よりの収穫になりました。ありがとうございました。

DSCN5883.JPG
 

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【全学教育科目・展開ゼミ】農学部・岡経過報告(76)

2015年1月12日 (月)

 農学部一年岡秀美です。新年あけましておめでとうございます。12月は本当に師走の名にふさわしいあわただしさで、植物さんにあまり手をかけてあげられなかったのが心苦しいです...。今月こそ至れり尽くせりしてあげようと思っていたのに。しかし植物とはなんて強靭な生命力なのでしょう。しっかり生きています。

 ○スティックセニョール
 私の手により不屈の生命力を手にした我が家のスティックセニョールですが、写真の通り茎が徒長気味です。原因を考察してみましたが、恐らく日照時間の少なさに問題があると思われます。ベランダに出して少しでも長く日光に当ててあげたいのですが、風と寒さにより断念。我が家の構造上、屋内では日に当てておける時間が短く、苦労させてしまっています。

1420855890168.jpg 帰省の際には、心配はありましたがお留守番をしてもらうことにしました。移動時に折れてしまうことのほうが心配でしたので。まず水をやり、透明なビニール袋をかぶせて乾燥しないようにティッシュとキッチンペーパーに水を含ませて小鉢に入れて袋の中へ。希少な日照のあたる場所に段ボールと布でプチ温室を作って出かけました。仙台に帰宅後、スティックセニョールは背筋もぴんとはっており一安心でした。

 ○レッドキャベツ
 豆苗を育てていた方々のプレゼンテーションで比較を行っていたのを見て、ただいま自作のレッドキャベツとの比較対象を探しておりますが...なかなか見つかりません!どうにか今週末プレゼンまでには見つけて価格の比較を行いたいのですが難しそうです。取り扱っている場所知っていれば教えていただきたいです。

 画像は帰省後のスティックセニョールです。最初の葉が枯れましたが成長過程ととらえております。では、金曜日に。

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渡辺コメント

 農学部・岡さん、3回目の投稿ですね。最初の書き出し、なかなかniceな文章ですね。もし、岡さんがこのように放置されてもいきているでしょうか。そう考えると、植物の生命力というか、そうしたもののすごさを改めて実感したのではないかと思います。この時期は日照不足で、徒長気味になりますね。ただ、その分、茎を食べるスティックセニョールは柔らかく仕上がると思います。その当たりは、裏腹ですね。あと、帰省に備えて、かなり工夫をして、水が逃げないようにしたのと、この時期気温が低いですから、その影響もあって、無事、生きていてくれたのだと思います。なによりです。是非、もう少し大きくして、食べることを試みて下さい。写真の順番があっているでしょうか。逆のような気もしますが、どちらを見ても、最初の子葉は、この頃になって枯れたのであれば、それなりに育っていると思います。

 レッドキャベツのスプラウト。どこにあるか。渡辺は、昔、イオンで見かけたことがあります。あるいは、三越の地下の食品、野菜のところにはないでしょうか。その当たりを探してみて下さい。栽培に、他の交野を参考にする。とてもよいことです。是非、このHPに書かれてあることも参考にして下さい。そのためのHPでの情報交換ですから。値段の比較ができればよいですが、うまくできないときは、お店の方に聞いてみるのも一つだと思いますよ。値段だけなら。味は無理ですが。その当たり、うまく工夫をして、おもしろい最終報告を今週末の金曜日ですね。楽しみにしています。

 では、次の金曜日(1月16日)の発表会を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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