東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2015年1月の記事です。

妖怪のせいなのね。そうなのよ。

2015年1月21日 (水)

年が明けて早3週間。
妖怪"サキオクリ"のせいでdiaryのupが遅れていた伊藤です。
年末からずっと先送りしていた事を考えると...恐ろしいですね。
妖怪の威力絶大!!
さて、今年の私ですが、良い事が起きる予感!
何故って、それはお正月早々のたなくじが大吉だったからです!
大吉.jpg
そんなラッキーな私の今年の目標は
・仕事では...事務の達人になる
・お家では...上手に子離れする
です。
<事務の達人宣言>
研究室で働かせて貰ってこの春で3年目に突入します。
そろそろ事務の事なら何でも聞いてよ!と言える様になりたいな、
ならなきゃな、の意味を込めて目標に設定しま〜す!
我が研究室ではボスの事を皆「ナベさん」と呼んでいます。
これはもちろん親しみを込めてという意味もありますが、
それぞれが担当している分野はその人が一番知っているので、
その点で先生と皆はevenという思いも込められています。
私も一日でも早く胸を張って「なべさん」と呼べるような事務の達人になります!
最近は物忘れが著しいお年頃ですが、めげずに頑張りたいと思います。
<上手に子離れ宣言>
3人のお子を持つ私ですが、昨年長男が中学生になりました。
ついつい手を掛けがちな長男は面倒な事は母任せの傾向にあります。
一人暮らしをしている研究室の学生さん達を見るたびに、
数年後に同じように家を出る時が来るのかと思うと不安な母です。
手始めにりんごの皮むきの練習などをさせているのですが、
如何せん「石橋を叩いても渡らない」性格。
うまく自立させられるか、、、道のりは長い、、、。
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長男とは正反対に「石橋を叩いて割る」性格の次男坊は、
常に我が道を進むタイプ。
後先考えずに行動する事が多く、これまた手を焼く事も多いのですが、
最近彼なりに色々と考えるようになってきている事が判明。
まだまだベッタリで構わないのに、長男より先に自立しそうな気配。
自分らしさを残しつつ成長して行ってほしいと願う母です。
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長女は...「石橋を叩いても渡っちゃダメよ。」
まだまだ私の手の中でゆっくりしておいき!
末っ子には甘い、末っ子の母です。
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子供たちのそれぞれとほど良い距離感を保てるようになる。
これが今年2つ目の目標です。
DSC00974-1.jpgのサムネール画像
いとう

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【出前講義】仙台市立七北田小学校 NSP 6年生「環境と植物から考える」(1/20)

2015年1月20日 (火)

 今日は二十四節気の「大寒」。昨日の予報では朝は寒くないといっていたので、そんな日になっていると思わず。。。ただ、風が強くて、labに出てくるまでもずいぶん困りました。何度、風に飛ばされるかと。。。そんな火曜日。ちょっと油断したら、昼休みが過ぎようとしていて、慌てて、七北田小学校へ。12月に科学クラブの出前講義を予定していたのですが、インフルエンザで学級閉鎖。。。年明けに1枠だけあったのですが、そこは、サンジエゴ出張中で。今年度はあえなくgive up。ということで、NSPは、6年生向けの「環境と植物から考える」という、ちょっとへんてこな題目で、環境問題を植物の側面から考えてみようと。この学年は、3年生4年生5年生とたぶん、totalで10回くらいの講義をしたのでは。。。と、こちらが準備をしてくれている間に、椎名先生からこれまでのことの振り返りを。。。

DSCN5896.JPG で、最初に「環境」という単語で、何を考えるか。こちらの講義の趣旨をとらえて、地球温暖化、二酸化炭素など、はやりのkey wordが並びましたが、そんなに難しく考えないで、身の回りの環境。つまり、座っている位置の周りにだれがいるのか、教室の席では、どうなのか、学校の帰り道には、どんなものがあったり、どんな植物があるのか。つまり、そうした全てが環境だと。環境というのは、理科だけでなく、全ての教科につながる大事なことだと。。。

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DSCN5911.JPG で、講義ではいつもの「地球シミュレーター」での予測による気温上昇。6年生が校長先生くらい、つまり、60歳になる頃には、今よりもどれくらい気温が上がるのか。。。今よりも夏の気温で3oCくらい上がる。。。3oC上がると何が変化するのか、というのを考えてもらうために、いつものように博士の登場。スイカ、メロン、リンゴ、ミカン、パイナップル。今の仙台なら、何が栽培できるのか。意外と北限というか、仙台で栽培できる果物がわからなかったのは。。。周りにたくさん畑があるわけでもないからと言うので、仕方ないかもしれないですが。。ただ、ミカンとパイナップルは、路地では難しいというのが半分くらいの子どもたちがわかってくれていたのは、ほっとでした。では、温暖化が進行したら。。。ここですごかったのは、栽培域が北上すると、びしっと答えてくれた方。感動でした。つまり、リンゴなどの最適地は、北上し、北海道が主産地になるだろうと。。。もしかしたら、仙台でもミカンができるかも。。パイナップルも。。。そんなことが良いのかなと聞いたら、「はい!!」という方が。。。慌てて、隣の友だちが、暑くてだめになる。。。。むり!!!!と。それくらい温度上昇は考え物だと。

DSCN5913.JPG では、その原因となっているのは、温室効果ガス。CO2がメインですが、このCO2を自然状態で固定できるのは、植物。そんな植物は大事にしないと。。。このCO2を効果的に吸収させるために、注目されているのが、ミドリムシにCO2ガスを入れて増やして、食糧、エネルギーなどとして使うということ。「ミドリムシ??」と不思議そうでしたが、意外とこのあと、かなり大きく実用化されるのかもしれないと。。。というか、理科専科の椎名先生は、ミドリムシのクッキーを食したことがあるのは、さすがと。みんなも是非、見つけてほしいと。

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DSCN5925.JPG そんな植物で弱いのは、生殖の時期のストレス。それによって、収量が減るのを何とかしないと、食糧増産にもつながらないと。。。そんな不良環境でも育つ、それの1つが、両親の良い形質受け継ぐ、F1雑種育種。ダイコンにたとえて、太くて短いダイコンと細くて長いダイコン。それを10種類ずつの組合せで交雑すると、1つくらい、両親のいいところどりの組合せが。今の野菜は、ほとんどみんなこの育種だと。。。毎日食べる野菜の時、この品種改良のことを思い出して下さい。スライドの最後は、いつものとんかつ定食。これから、イネ科とアブラナ科がなくなったら。。。とんでもないことになって。。レモン定食に。これは衝撃だったようです。このあと、全体で質問の時間。F1雑種育種の他の組合せはどうなるのか、1900年より前の気温はどうなのかなど、しっかり考えていますね。次に、会うのは、中学校、高校、あるいは、大学、大学院。成長してどこかで会えるのが楽しみです。そうそう、科学者になりたいという数名の方とは、握手会も。渡辺のところで一緒に研究できるのを楽しみにしています。もちろん、それ以外の方々も。。。

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DSCN5932.JPG 最後になりましたが、理科の椎名先生、6年生の先生方、校長先生、教頭先生ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。何とか今年度も終わりました。また、次年度もよろしくお願いいたします。


 わたなべしるす

 PS. 講義のあと、教頭先生、椎名先生と30minほど、最近の児童、生徒、学生さんの特徴というか。トレンドというか。。。どうすれば良いのか、3人で頭を抱えましたが、何かを変えないといけないのだろうと。。。いうのが結論でした。何を、これはちょっと内緒で。。。お許し下さい。あまりに大きな問題なので。。。議論できたこと、ありがとうございました。

 PS.のPS. 校庭を歩いていると、「博士、教授!!」といってくれた3, 4, 5年生。また、来年も講義に来ますので。。

 

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妖怪のせい にはしません!

2015年1月19日 (月)

明けましておめでとうございます.
今年初のダイアリーを書きます,M1イワモトです.

今年の目標をダイアリーに書かなくちゃな~と考えながら" 早3週 "が経ってしまいました(-_-;).ナベサンが土曜日に「20年,41年,目標」というダイアリーをあげており,これはもしかすると「早く書きなさいよ」と言う事かしら?と,思っていたら,本日ナベさんから「目標を早く書きなさい」と直接のご指示を頂きました(笑)

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遅くなりましたが今年の目標を3つ下記に書かせて頂きます.
・行動力を持つ
・持続性を持つ
・妖怪のせい or 厄年のせいにしない

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その1 行動力を持つ
早速ダイアリーを書くのを先延ばしにするして目標に反する事をしていますが,行動力を持ち何事にも積極的に取り組みたいと思います.


その2 持続性を持つ
「3日坊主」という,持続性が無い事を示すことわざがありますが,イワモトの意識内では「3日も続いたじゃん.」という認識です.去年新たに行おうとして挫折したことは
・弁当男子になる・・・・・(2日で終了)
・ムキムキになる・・・・・(プロテインを買って終了)
・ジョギングをする・・・・(思って終了)
この場をお借りして,声高らかに宣言します.
「私,イワモト.(月~水曜日は)弁当男子になります!」ラボメンの皆さん持って来ていなかったら「オイ,イワモト!!」とプレッシャーを与えてください(笑)


その3 妖怪のせい or 厄年のせいにしない
子ども達が朝眠いのは妖怪のせい.うんちが臭いのは妖怪のせい.と歌っているらしいですが,僕はもう24歳(厄年)なので,そんなことは信じません.
朝 眠いのは妖怪のせい」・・・・・違います.夜更かしのせいです.
「体調が悪くなったのは厄年のせい」・・・・・違います.食生活の乱れです.
失敗したこと,上手くいったこと,何事においても原因を考え,それを活かしていきます.そして素敵な24歳になります!!


上記には研究の事は書いていませんが,上記の目標は研究を行っていく上でもとても重要な事ですので意識してやっていきたいです.

以上,イワモト2015年の目標でした.

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話は変わり,増子さんの誕生日プレゼントをナベモトさんが誕生日カードと一緒に渡していました.
今年もワイワイ楽しくやっています,ナベ研でした.

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誕生日カードをもらった増子さん.嬉しさを表現しています(笑)

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プレゼントはお洒落なレッグウォーマーです.運悪く今日は長いスカートで来ていたので,写真を撮るために裾をまくって頂きました.感謝です.

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20年、41年、目標(1/17)

2015年1月17日 (土)

 大学が法人化される前、法人化されてからもしばらくそうだったのか。正確に覚えてないが、毎月17日は給料日であった。農学部の助手になったのが、1991年4月1日。この頃には確か、隔週で土曜日が休み。といっても、毎週普通に来ていたような。それなりに仕事があるし、。。というか、終わらないし。20年前。あの当時は朝早く起きるのは、そんなにつらくなかったような。若かったのだろう。。。朝の情報番組をつけたら、真っ暗な中で、大阪かどこかのガラスが割れているのが出ていて。。。何が起きたのかわからず、今のようにnetがあるわけでもなくというか、ぎりぎりあったかもしれないが、今のように使えるわけでもない。。。月曜日だったし、朝は掃除があったはずで。それで早く出かけたら。。。阪神大震災で、何ともいえないことになっていて。。。
少なくとも自宅も、研究室も電話機はダイアル式。今どき、これをいってわかる人がどれくらいいるのか。研究室に朝、スタッフが集まり、テレビをつけると、とんでもないことに。。。神戸大農学部には、自家不和合性をCO2で打破することを見つけられた中西先生もおられ。。。どうやってコンタクトをとれば良いのか。すごいもどかしかった。。。まさか、そのあと、東日本大震災が来るとは思わず。。。数日して、先生と連絡ができ、でも、大学のサンプルは、全部、吹っ飛んでしまい。。。というか、凍結していたのが解けて。。。全く同じことを自分のlabで経験するとは。。。その後、何度も、神戸大との共同研究等で訪問して、復興していく反面、空き地などがあちこちに残っているのを見ているのは、とてもつらかった。20年たったら、元に戻ると思っていたが。。。では、3.11から20年たつのは、2031年。。。どうなっているのだろうか。netができて情報のやりとりは、阪神大震災より良くなったが、それ以外の面は。。。やっぱり、ちゃんと考えないといけない。何を。。。それを考えるところから。

 その20年前よりさらに21年前にさかのぼると。。。大学受験のために共通一次試験が終わり、振替休日で休みだったはず。いずれ、火曜日だった。どれくらいできたのか、感触的にどうだったのか、覚えていない。ただ、担任に言われて自己採点をしたら。。。1,000点満点の共通一次で、75%ちょっと。さすがにへこんでいる渡辺に担任も父親もぼこぼこに、傷口に塩を。。。ふと、自転車に乗って、目的を持ってだったの、ふとだったのか。小学校5, 6年生の時の担任であった白石先生のお宅へ。1hrほど話したであろうか。。。「いくところがないわけでないのだろう。いったところでがんばれば、よいのだよ。。」と。そんなこともあり、2次試験でがんばり。。。仙台に来ることができた。というか、仙台でがんばれたのは、小学校の時の白石先生のおかげ。何事もがんばるしかない。今日がセンター試験、1日目。この記事がuploadされる頃には、英語のヒアリングも終わった頃ではないだろうか。こんな風に、大学入試という「入り口」も今のような試験でなくなるとか。。。逆に、「出口」を厳格化するとか。。。どっちとかいうのでなくて、歴史を振り返れば、たぶん、戦前までは、小学校でも留年とかあったのでは。。。そう考えれば、ちゃんとすることは、大事なことだと思うが。。。どこから、大学から???もっと前から???その当たりをしっかり考えないと。全てが破綻するのでは。。。ふと、そんなことを思った共通一次試験の失望から41年目であった。

DSCN5860.JPG そんな41年前、「ブルートレイン」と呼ばれた寝台列車にずいぶんお世話になった。それから比べると、新幹線は高速化して、netもできるようになったり、電源も設置され、便利になった。41年前に現在のような渡辺になっているという「目標」があったか。。。冷静に、はなはだ疑問である。ただ、何かをきっかけに、何だったのか。きっと、大学での研究生活で、いろんな痛い目に遭って。。。(くれぐれも、最近はやりのハ○ス△ントのたぐいでないことだけは記しておく。研究でやられまくったというと、わかる人もいるかも。。。)。それを踏まえて、目標を立てて、がんばった。まさに、白石先生の言葉の通り。渡辺にとっての目標もあるが、色々なところで目標があるようであるが、どうやってこれを達成するというのかという目標だったり、なるほど、こんな目標もありだなというのを、先の出張中にnetで見つけていたが、なかなか時間がなくて。。。そうそう、こんなことをしている場合でなくて、この週末の目標は、とあるpptを完成させること。そうでないと来週破綻しそう。。。日々、ちゃんとすること、それが色々なことが良くなる方向に行くのでは。。。どうちゃんとするのが大事なのだろうけど。。。41年前の反省なのか、おしえなのか、いずれそれを元に、がんばってみよう。受験生の皆さん、明日もまだあるわけです。もう一息がんばるのが。。。大事なのだろう。復興も。。。


 わたなべしるす

 PS. 「東北バイオ教育プロジェクト」として、福島県立新地高等学校の「環境制御型農業における育成培地の研究」を指導していましたが、このプロジェクトが、平成26年度 青少年の体験活動推進企業表彰に。受賞企業一覧は、こちらに。そんなことにお手伝いできたのだなと。ありがたい限りです。
 


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【全学教育科目・展開ゼミ】秋冬野菜を盆栽として育ててみよう-栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう-、最終発表会(1/16)

2015年1月16日 (金)

 10/10(金)にはじまった、展開ゼミ中間発表会が、11/14(金)。その間に、このHPを通じて、3回の現状発表をしてもらうと共に、それは、受講生相互に情報交換の場でもあり。渡辺からのコメントは、他の受講生の参考にもなったのではと。これは、渡辺の期待ですが。こんな形式の講義あってもよいのではと始めたのが、去年の基礎ゼミ。それを評価頂き、今年度の展開ゼミに。秋冬野菜なので、少し栽培に苦労されたと思いますが、受講生も予定より多く。それでも、受講生の皆さん、それぞれに何かの刺激になったのではと。今回もメンターの方が、最初に見本となるような発表を。というか、難しい野菜の栽培の工夫を。というより、ここまで来たら、プロだろうと思った方もいたかもしれないですが。研究を始めれば、この心もわかると思います。

DSCN5830.JPG と思ったのも、今日の発表会の皆さんの発表を聞いてメモをとりながら。。。その発表会全体の発表を概略すると、ブロッコリーを育っているのに、まだ、ブロッコリーの形も見えてこないので、是非、続けたいと言う受講生の方もいました。是非、継続して、HPにまた投稿して下さい。2月の寒さを越えることができれば、ちゃんとブロッコリーになると思います。食味試験を5名を要している受講生も。食味試験に多くのheteroな集団の方がよいと言うことをわかっていたのは、niceでした。栽培条件によって、葉っぱなどの違いがあると言うのに気がついたのは、観察力がついたと言うことで。これからも大事にして下さい。2回栽培して、ちゃんと大きく生長しているのは、よいことだと思います。人件費をゼロ円にしていた方も。農業もちゃんとした産業です。人件費は計上しましょう。外に出したり、部屋に入れたりするという、細かな管理ができることが大事だなと。市販の野菜の値段を詳しく調べているのも、よいこと。是非、他の講義、実験、ゼミなどに活かしてほしいなと。農業という産業面を詳しく調べている受講生の方も。経済学部と思ったら、工学部の学生さん。びっくりさせられました。肥料加減は多くの受講生の方が大変だったようです。農学部の学生さん、しっかり植物を学びましょう。実家で育てたら、そのあとよくなった。。。何が、自宅と違うのでしょうか。。。コストが高くかかりすぎたので、元を取りたい。このあたりは、やっぱり、経済学部の受講生。ちゃんとコストを取れる方法をお話ししますので。。。達成目標を設定して、どこまで行っているか。冷静に自分を見ている感じで、よい評価だと。自分で栽培した方が、コストが安い方も。よく管理できている事だと思います。スプラウトを栽培するために、光条件を検討している方も。植物が光と関係しているのが、理解できたのでは。。。冬休みに帰省するとき、半分を残して、比較している方も。何をやるのも、比較は大事ですから。やっぱり、自分で育てた「野菜」はおいしい。LED照明を使った方も。その偉大さを理解した方も。。。栽培の大変さを理解して、農家の方のありがたみを知って、野菜を大事にして、彼らに優しく接したいと。。。植物がかれた悲しさも。。。生きとし生けるものの大切さというか、大事さというか。こちらで配布した土と自分で購入した土の比較をする受講生も。土の物性を理解して、水やりを加減していたのは、niceです。HPに掲載した他の受講生の実施例を参考にして、よりよい方法を探したのは、このゼミの趣旨でもありますので。ぜひ、こうしたことを大事にして下さい。食するときに、各部位ごとに比較しているのは、よいことだと。先に書いたとおり、比較対象は大事だと。うっかりして水をあげないという愛情不足も。。。ぜひ、もっと愛情を上げて下さい。生き物ですから。情報共有の重要性を改めて知ることに。。。痛い目に遭った分は、ちゃんと元を取って下さい。察する能力をつけること、大事ですね。肥料を上手にやることができれば、ちゃんと大きく育つ。当たり前ですが、ただ、その加減の難しさも。徒長して、食したら、爪楊枝の味。。。これはちょっとわびしかったですね。ハクサイを結球させないで、抽苔させて、食べようという方も。。。USBの中にたくさんのfileを入れすぎて、どれかわからない学生さんも。ちゃんと情報管理をしましょう。栽培をした「コマツナ」に愛情がわいて、好きになった。これからも使いたい。写真をなくしたという受講生も。。。写真は、こうした実験では大事なもの。handlingには気をつけましょう。写真を撮るときのアングルの統一と言うことに気がついた受講生も。これは、とても大事なことですね。スプラウトの葉っぱが黄色から緑になるところの変化の写真が撮れなかった。植物の変化が遅いと思っているので、意外に思えることだと思いますが、そんなこともあるわけです。HPで他の受講生のいろいろな考え方を学べたのは、よかったと。こちらが考えている「双方向」と言うことについて、理解してもらえたのかな。植物への愛情の裏返しとして、間引くのが心苦しいという受講生も。。。そんな気持ちになってくれたのは、よいことだなと。。。

DSCN5831.JPG という、かなり長い文章ですが、こちらが抱いた感想です。また、繰り返しになるかもしれないですが、植物を育てることがこんなに難しいのか。。。小学校の頃の先生が植物が枯れないように管理してくれていた事へのありがたみを知ったと。。。また、種をまき直してみたいと。。。これからもwebに報告したいという建設的な意見も。。。。是非是非に、お待ちしております!!!栽培力は、学部に関係なく、person-specificなのだなと。。。でも、それで学んだことをこれからの大学での活動に活かしてもらえれば。。。また、今回の講義は、高校1年生から学部の4年生までと言うかなりheteroな集団。それもそれぞれの段階があり、相互に学ぶところがあったのでは。。

DSCN5832.JPG ということで、講義を始めてから、3ヶ月ほど。枯れてしまった受講生の方も種子が残っていれば、春にまた、やり直しができます。元気の良い植物はしっかり育てて、おいしく食べて下さい。また、春夏野菜を育ってみようという方は、手軽にいろいろなものをgetできるというのは、講義の皆さんの発表でわかったかと。植物があるのは、大変ですが、心和むものがありますので。是非、トライしてみ下さい。

DSCN5833.JPG 投稿はいつまでもお待ちしております。講義の最後にいったようにキャベツの仲間は、ちゃんと管理すれば、10年ものキャベツができます。やってみて下さい。ということで、また、どこかでお会いしましょう。というか、どこかで見かけたら、声をかけて下さい。お疲れ様でした。


 わたなべしるす


 

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