東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

マンゴーの成長記録(随時追加します)

2011年7月19日 (火)

写真が無い部分は発掘次第追加します。

おいしい実をつけるその日まで、成長を見守ります。

(実がなるまで、推定10年としてみました)

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秋である。寒いのでラボ内では風邪が流行っている。御身大事に過ごされたし。

本日、ブラシカチームは午後からセミナーに行ったため、ラボ内は静謐である。

閑話休題、マンゴーズは順調に育っている。

2号(左写真左)は2か月で、目をみはる成長ぶりである。右写真は2号の成長点の様子。新しい葉が伸びている。

少し葉がよわよわしいのが気にかかる。炭そ病の影響であろうか。

1号(左写真右)も負けずに葉を増やし、堂々の貫録である。暑い7~9月でだいぶ葉を増やした。

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2号は子葉(種の部分)からまだ栄養を得ているようで、本体としっかりとした繋がりがある。

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また、8月末に植えたミラクルフルーツにも芽が出た。

インターネットでは1カ月くらいで芽が出る、とあったので、それを証明する形となった。

。。。個人的にはもうダメかと思っていた。

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にょっ、とした芽。葉もなにもない、謎の芽である。成長を見守りたい。

因みに、夏タイヤを新しいものに替えた(6年ぶり2本目)。走り心地が良く、気持ちがいい。

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うかうかしてたら、もう8月である。

暑くてさっぱりやる気が出ないが、そこをなんとか踏ん張りつつ、そっと息抜く夏の夕暮れである。

閑話休題、マンゴー2号に(ちょこっと)芽が出た。播種から8日、大体去年と同じペースと思われる。

胚乳?と思われる部分に葉緑素が蓄積し、芽部分に謎の赤い色素が沈着するその姿は、まごうかたなき、いっぱしのマンゴー幼生である。

背中がぱくっと割れて芽が出てくるのだが、なんとなくエイリアンに似ている(気がする)。

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マンゴー2号を植えました。

昨年と同様、種の外側を切って中身を出しました。

開けてみたら中が黒くなってきていたので急いで土へ。1号ともども、成長を見守ります。

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拝啓 ぼんやりしてたら海の日が終わり、世間的には夏休みですね。

オープンキャンパスも近くなってきました。如何お過ごしですか。

さて、温かくなってから月1位で新しい葉が出るマンゴー1号ですが、ベンレートの散布をさぼっていたら、また斑点が出てきました。

赤が抜けきらない新葉に、白っぽい斑が出ております。。。分かるかな?

もし炭そ病だったら罹患した葉は全部切ってしまうんですが、切ったら葉がなくなってかわいくないので、そのままにしてます。

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13日の金曜日を覆す吉事である。新しいマンゴーを古武城さんが持ってきてくれた。

実にありがたく、平身低頭、五体投地、一同感謝しながら頂いた。

その感動の香味についての詳細は、曽根氏の報告を参照されたい。

と同時に、マンゴーの種を植えて一年経つ事に、今さら次郎で気が付いた。

当然ながら、今回も種が残ったので近日中に植えようと、皆で画策している。

DSC01594.JPGのサムネール画像

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ぼんやりしている間に新年度も一か月を過ぎたのである。

広井くんが旅立っていき、新しいメンバー、曽根氏と大嶋氏が加入した。

昼下がりのコーヒーをすすりつつ、今年度もまったり更新していきたい。

マンゴーは暖かくなってきて、確実に活性が上がってきている。

しかし、炭そ病の活性も上がり、葉に黒い斑点が広がってきたのであった。

現在、薬をやって様子を見ている。ちなみに、まだ冬タイヤなので、早く夏タイヤに替えたい。

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ぼんやりしている間にバレンタインデーである。

と同時に、締切太郎や次郎や三郎がラボに押し寄せる、年度末まっただ中である。

皆頑張って欲しい、と願いつつ、コーヒーをすする昼下がりであった。

閑話休題、マンゴーに新芽が出たのである。

着実に春が近づいているのを感じ、感慨深い物がある。

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あんま変わらないかな。。。と思いつつ、写真比較して見ると、一番上3枚の葉がだいぶ伸びたなあ。

緑も濃くなりました。新芽はまだ出ないです。

ちなみに現在、殆どのメンバーがサンディエゴで学会に参加してます。

海外学会、勉強しつつも楽しんできて欲しいと思います。

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あけましておめでとうございます。

新しい葉も緑になりました。茎頂を拡大すると、新芽の様子が見えて面白い。脇芽はまだ。

ちなみに、120104に大雪が降りました。冬タイヤに替えて良かった。

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新しい葉が伸びてきた。まだ赤い。

ちなみに、111216に雪が降りました。まだ夏タイヤ。

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少し節間が広くなり、太くなった印象??

葉も大きく立派になりました。

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新しい葉が出てきた。当然の事ながら、赤い。

因みに、本日の仙台は、最高気温・7度。そろそろ、冬タイヤに替えたい。

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だんだん寒くなってきた。このまま窓際で育てて良いものか。

赤い葉が緑になった。

古武城さんが植え替えもしてくれ、肥料も追加された。ありがとう。

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さらに伸びた。新しい葉は赤い。

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だいぶ伸び、葉も増えた。葉が緑になった。

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赤い葉が開いてきた。

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食べた翌日に播種した。種から、赤い芽が出てきた。

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種を割って、中身を取り出して播種した。

以下のような形だが、実に不思議な形だと思う。

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非常においしかった。ありがとう古武城さん。

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東北六魂祭

2011年7月18日 (月)

増子@なでしこジャパンおめでとう!!!です。

日本の女子サッカー30年以上の歴史、その積み重ねが今回に繋がったのだと思います。

まさに、諦めたらそこで試合終了ですよ?という試合運び。私も頑張ろうと勇気をもらいました。

 

渡辺グループでは先週アブラナ温室の片づけが終わり、アブラナの季節もようやく終了とのこと。

同時に温室のイネがフサフサしてくると、イネチームにとって正念場が近づいてきたと感じますね。

 

さて、去る7/16、17に東北六魂祭がありました。

東北の主要6大祭りが一同に会す、今年注目のイベントです。

所用で大学に来たついでに、覗いてみようと街の方へ出てみました。

結論、見ないで帰ってきたんですけど(爆)キャンパス周辺の様子をご覧になるつもりでどうぞ。

 

真夏の日差しの中、生命科学研究科から北門へ。。。現在、北門は工事中です。

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北門から出てすぐ学食(通称:北門食堂)があります。現在改装中で開店が楽しみです。

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さらにまっすぐ行くと、アーケードに抜ける道にたくさんの赤い旗が。

もうすぐ柳町通りの大日如来さんの縁日なんですね。これを見ると夏の到来を感じます。

年末年始と夏祭りの時期に垂れ旗がかけられます。

仙台は中心部に非常に神社・仏閣が多い町です。

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アーケードに入ると、マルシェジャポン センダイが立っていました。

毎週末、地元の生産者が並ぶ市場です。地元を応援する人でにぎわっていました。

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メイン会場に近づくほど多くなる人出。。。

人をかきわけて進みますが、仙台七夕かそれ以上の感じを受けました。

結果、メイン会場である定禅寺通り&勾当台公園に近づくのを諦め、帰ることにしました。暑いし。

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今回は予想の3倍を超える人出があり、運営面で反省点が多かったと聞きます。

しかし、夏祭りは元々鎮魂の意味もあると言う事ですから、この時期で良かったと思います。

今後、捲土重来を期して欲しいと思いつつ、今回の盛り上がり、本当に素晴らしかったです。

 

来週は一番町三社まつり、8月の初めには仙台七夕と、一気に仙台の夏は加速していきます。

イネチームもいよいよサンプリングの季節を迎え、フルスロットルで活動していく事でしょう。

それに備え、うなぎでも食べて体力を温存します。

来週21日は丑の日ですしね。

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増子(鈴木)

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【出前お手伝い(ボランティア)】仙台市立木町通小学校、放射線計測のお手伝いと現状視察、その3(7/12)

2011年7月16日 (土)

 4/21, 6/3に、仙台市立木町通小学校からお願いされ、放射線計測のお手伝いを行いました。月1回程度の測定というお約束でしたが、渡辺の方も、様々な案件があったり、研究打合せ、出張の関係もあり、十分なサポートをできませんでした。

 そんな折、小学校の方から、連絡をいただき、ちょうどよいタイミングで訪問し、構内の測定ができました。前回の測定場所を継続するとともに、これまでの測定の経験で、大きな値が出そうなところを見ましたが、それなりに通常値より大きな値であったり、さほど大きな値でなかったり。今回は、夏ということで、プール周りの測定も行いました。「ホットスポット」といわれるような大きな数値を示すところはありませんでしたが、気をつけた方がよいような場所について、担当の先生、校長先生などと意見交換ができたのは、何よりでした。また、継続的に、測定をしたいと思います。

DSCN0551.JPG 6/8にイネ品種を田植えをしたものについては、施肥のポイント、出穂しているものの注意点などを、5年生の先生方とお話しできました。よく育っているもの、子供さんたち、先生方のお世話のおかげだと思います。

 お世話になった、熊谷先生、校長先生、教頭先生、5年生の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。これからもよろしくお願いいたしいます。


 わたなべしるす

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夏ですね

2011年7月15日 (金)

短い梅雨も終わり、毎日猛暑が続いています。

涼しいはずの東北でも、この暑さが毎年のことになってしまうのではないかと恐怖しています。

我が家では夏の暑さに参って頭が働かなくなることを「脳ミソがとろける」といっていましたが・・・

少しは流動的でフレキシブルな頭になれるのでしょうか。

 

さて、もうすぐイネのサンプリングが始まります。

温室で育てているイネも大きくなりました。

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M1イネチームは2人ともサンプリングが初めてなので噂に聞くのみですが、

葯集めはちまちま作業でたいへんだとか。

 

7月27日(水)、28日(木)は東北大学理学部のオープンキャンパスです。

キャンパスツアーや体験授業など、興味ある高校生の皆さんは是非参加してください。

今年度の理学部案内はこちら。高校生向けの広報誌です。

私は生物学科出身ですが、毎日青葉山へ登るのが苦でない人にとっては、

理学部キャンパスは緑に囲まれたとても良い環境です。

山登りが苦になる人は、バスか原付で行きましょう。

健康になれると思って毎日歩いて登るのもまたよし。

 

M1 山村 香織

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【出前講義】宮城県仙台第三高等学校・SSH特別講義「高等植物の自家不和合性--その分子機構とそこに至るまでの道のり--」(7/12)

2011年7月13日 (水)

 先週の土曜日には、「未来の科学者の卵」で、高校生100名に対して「自家不和合性」について講義を行いました。今回は、宮城県仙台第三高等学校・SSH特別講義と言うことで、理数科1, 2年生を対象にして、「自家不和合性」、「キャリア教育」をあわせた、2hrあまりの講義となりました。2hrで2コマ分をやりましたので、少し駆け足になりましたが、。。仙台第三高校にくるのは、科学者の卵の広報以来です。

 自家不和合性の講義では、土曜日の講義同様に、よく目にする作物の花の名前を答えてもらうもの。今回も同様に、結構知らない人が多いのは、ちょっと困ったものだなと。。。小学校の頃に、花を見たりするようなことを経験してこなかったのでしょうか。。この経験不足をSSHの活動でカバーしてほしいと言うことを感じました。

DSCN0865.JPG 今日の講義でもそうでしたが、動画の威力は、すごいもので、自家不和合性、受精のところ(名古屋大・東山先生からお借りしたもの)は、いずれも「へーーー。」と言うようなものでした。

 後半では、こうして自家不和合性の研究を始めたというか、今もやっているというか、そんな渡辺が、どの様な小学生から、高校生になり、今に至っているのか、その過程での決断などをお話ししました。

 最後の15minほどは質疑の時間でしたが、自家不和合性に関する多くの質問をもらいました。もし1つの個体しかなかったら、それは絶滅するのか。また、交配によって多様性が高まるのは分かるが、集団内にS対立遺伝子が少ないとだめではないのかとか。かなりシビアな質問もあり、さすがという面を見ることができたのは、SSHの活動の効果だと思いました。ぜひ、SSHの様々な活動を通して、科学的な考え方、論理的なことを身につけてほしいと思いました。今日の受講生達の課題研究の発表は、来年度の理数科の日になるのだろうと。今年の発表を上回るような発表を期待しています。

 最後になりました、講義のお世話になった、生物の千葉先生、校長先生、教頭先生、他多くの方々に、お礼申し上げます。ありがとうございました。今後もよりよい連携ができればと思いました。

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 わたなべしるす


 PS. 今日、JSTのSSHの担当の方から、神戸で開催される全国大会でのポスター発表のコメントをする係というか、質問をする係というか、そうしたものをお願いされました。渡辺も多くのSSHに関係し、運営指導委員も多く引き受けております。これからのそうした指導を良い方向に向けるためにも、良い経験をさせてもらうことだと思います。今から楽しみにしております。


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