東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

オープンラボ、1日目終了(6/18)

2011年6月18日 (土)

 前からご案内の通り、オープンラボが今日から行われました。11:30からの説明会の予定が、少し早く開催されたようで、ポスターの前にいてくれた生徒さんたちには、申し訳なかったです。13:30までの2hrほどのポスターの前での多くの説明をいろいろな出身大学のかたにしました。研究室の内容、出身が生物系でない不安など、いろいろありましたが、やろうという気持ちが重要ということで、ぜひ、welcomeですので、研究室への訪問をお待ちしておりました。

DSCN0651.JPG 少し雨模様だったことなどもあったのかもしれないですが、3名の方が研究室に来てくれ、研究室の内容など、いろいろと満足されて、他の研究室にも行かれたようです。是非、来年度から、一緒に研究できるのを楽しみにしております。

 あすは、10:00-13:00という短い時間ですが、まだ、いらしてない方、資料を見て、HPを見て、いってみようと思った方々。おまちしております。

 今日、きてくれた学生さんたち、ありがとうございました。


 わたなべしるす


 PS. いつも、人のつながりに不思議を感じますが、今日もそんなことがありました。人のつながりのありがたさ、たいせつさを実感できました。ありがとうございました。

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【出前講義】仙台市立七北田小学校 NSP 5年生「キャベツとブロッコリー--何が同じで何が違うの???--」(6/16)

2011年6月17日 (金)

 6月も半ばを過ぎ、出前講義も本格化してきました。10日ほど前に、「いろいろなイネを栽培してみよう」ということで、七北田小学校で、いろいろなイネの田植えをしました。その5年生を対象に、「キャベツとブロッコリー--何が同じで何が違うの???--」という出前講義を行いました。渡辺は、普段からアブラナ科植物、特に、Brassica属作物を扱っているので、キャベツとブロッコリーは、同じ祖先であるというのは、ある種の常識のようなものですが、子どもたちにとっては、あんなに形が違うものが、一緒???。では、交配して、遺伝子を一緒にしたら、どうなるのか、ということを考える講義でした。

 まず最初に、キャベツ、ブロッコリーが生長する様子を説明して、その共通性、違うところを見つけてもらい、その上で、実際のキャベツ、ブロッコリーも、2つに切ってみてもらう。その上で、各班ごとに分かれて、相談しながら、絵を描いてもらい、その後、班ごとにその植物の特徴、名前などを発表してもらいました。

DSCN0670.JPG 50min近くで考えをまとめて、それを班の中で、相談して絵にして、発表内容を考える。小学校5年生には大変なことだと思いますが、みんなよく頑張ってくれました。1つだけ気になったことは、書いている途中で、先生、子供さんを問わず、「答えは何でしょうか???」というのがありました。小学校の頃のテストをも出すと、枠があって、そこに答えを埋める。そうだったような。。。。答えがないと安心できないのか、ないといけないのか。世の中には、間違った答えなのに、それが正しいと言い切っているのも見ますし、逆のことも。そんなことはさておき、植物の基本である、ふたばが出て、茎が生長して、葉っぱが出て、先端に花がつくというパターンを考えていただければ、どうなることが、理論的に考えられるのか、幅を持って考えることができると思います。そんな考える、理科を楽しんでほしいと思いました。

DSCN0678.JPG 最後になりましたが、講義でお世話になった5年生の先生方、教頭先生、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。最後のところで十分な時間がなく、イネの観察会などできなかったのは残念ですが、また、来月行うことにします。


 わたなべしるす

 PS. 今週は、6年生が修学旅行だったのだそうで、校長先生、理科の椎名先生は、いらっしゃいませんでした。また、月頭くらいからでしょうか、宮城教育大の教育実習生が3名いらしていました。渡辺も20年以上前に、出身校で教育実習をしたのを思い出しました。あの頃から比べたら、少しは講義が上達したのかなと。。。

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いよいよ、明日からオープンラボ(5/17)

2011年6月17日 (金)

 今日の仙台は少し霧雨が降っています。気温も20oCにいくかどうかという涼しさですが、明日は、曇り、明後日は、曇り時々晴れ。という予想になっています。

 さて、明日から、生命科学研究科のオープンラボです。これまでにもこのHPに研究室の方々に案内をしてもらいました。研究室見学にはいろいろな目的があると思います。もちろん、どの研究室が楽しそうか、どんな人たちが研究をしているのか、そもそも、そこの教授たちと相性が合うのか。遺伝学というと数式が出てきて難しいと思われる方もいるかもしれません。実際、渡辺もそうした論文を目にしますが、渡辺は、そうしたところは苦手というか、無理です。そんなのではなく、植物を実際に見て、その遺伝子型、表現型を自分の目、機械で決めて、その現象を制御している遺伝子を見つけるのは、ゲノムという宝箱にある、宝石を取り出すようなものではないかと思います。

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 植物より動物の方が楽しいという方もいるかもしれません。渡辺は、動物が苦手ですが、学部生の時は、理学部の生物に行かされて、マウスを使って抗体の作成を行っていました。でも、やっぱり、動物は苦手です。。。ただ、動物で起きていることは、植物を研究する上でも、ヒントになることがあったり、ここは、植物の方が優れているなとか、進歩が早いなということがあります。

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 百聞は一見にしかず。説明会の後のポスターのところ、午後からの研究室見学で、研究室に来てみてください。ピンクのバックに菜の花を描いたポスターが本館に掲示してあります。それを目印に、303の部屋にお越しください。お待ちしております。

 

 より多くの方にお目にかかれるのを楽しみにして。

わたなべしるす

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【更新】生命科学セミナー等更新しました

2011年6月15日 (水)

以下の部分を更新しました。

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【出前授業】JST・未来の科学者養成講座を広報、第4弾(宮城県仙台第三高等学校; 6/9)

2011年6月14日 (火)

 昨日の説明会は、同じく市内の宮城県仙台二華高等学校でしたが、この日は、SSH(Super Science High school)の運営指導委員も仰せつかっている、宮城県立仙台第三高等学校となりました。先日も、理数科の日ということで伺いました。そのときは、活発な議論をする時間がありましたが、今回は、渡辺の法の仕事の都合で、1hrの短い時間での訪問となりました。

 all 東北大企画の「経験・体験を通して「科学を見る眼」をもつ「科学者の卵」養成プログラム」について、その概要、どういうコンセプトでやろうとしているのか、何を求めているのか、今年の募集の変更点など、10名弱の生徒の前で45minほど、説明をしました。震災等の影響による特別の枠の話などをしました。説明会には、保護者の方も来られているということで、かなりの定着感を得ることができました。また、仙台三高校も、3年連続での説明会で、やはりリピーターのありがたさを実感しました。

DSCN0646.JPG 十分な質疑の時間がとれませんでしたが、去年も説明会にきていたけど、合格できなかったという生徒さんもいらっしゃいました。今年こそ、がんばってください。

 7/12には、SSHの特別講義を依頼されております。そちらでは、専門の自家不和合性のお話をします。また、ゆっくりとお話をして、議論できるのを楽しみにしております。


 最後になりましたが、生物の千葉先生にはお世話になりました。ありがとうございました。

 これで今年の説明会も終わりました。締め切りまで後、1週間程度、まだ、数名の応募しかありません。多くの方の応募をお待ちしております。

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 わたなべしるす。

 PS. また、科学者の卵のHPにも、関連記事があります。お時間のある方は、。。。。


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