東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2012年9月の記事です。

第122回育種学会

2012年9月18日 (火)

9月14~15日に京都産業大学で行われた育種学会第122回講演会に参加してきました。

今回は育種学会では初のポスター発表ということで、多くの方に聞きに来ていただき、
有意義な討論をすることができたと思います。

また、全体的にも興味深い発表が多々あり、非常によい影響を受けました。

特に同年代の人が面白そうな発表をしていたことに対しては負けてられないという気持ちが強かったですね。

年二回の発表の場として他大学の方と交流することは半年周期のロングスパンでの非常に高いモチベーションの維持にもつながると思いました。

まず、いただいた意見を頭でっかちならず、身近なことから少しづつ自分の実験にフィードバックできていければと思います。

この場を借りて、発表の機会を与えてただきました渡辺先生、また、発表に関してお世話になった方々に深く御礼申し上げます。

京産大写真

013b8f46.jpgのサムネール画像



















中々の立地条件でした。
暑いし、坂だし。
歩いただけで汗だくだく。

ですが、仙台の方が蒸し暑かった印象です。
山の中だから涼しかったのかな。


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丑の日

2012年9月16日 (日)

こんにちは。
まだまだ暑い日が続きますね、M2の前田です。

ここ仙台では9月に入っても暑い日が続いており、みんな夏バテ気味でした。


そこで、われらがボスからスタミナがつく料理の振る舞いが。
KIMG0139.JPG

いつもお気遣いいただき、ありがとうございます。
スタミナをつけてこの夏を乗り切りたいと思います。


前田

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【出前講義】青森県立青森東高等学校・大学模擬講義「生命科学入門--アブラナ科植物の自家不和合性と研究者への道--」(9/13)

2012年9月13日 (木)

 前々日の三本木高等学校に続いて、青森での出前講義となりました。以前に弘前高校で、キャリア教育の講義を行ったことがありますが、その当時、弘前高校で、渡辺の講義を見聞きされていた先生が、青森東高校に異動され、異動先でこの企画を計画され、当時のことを覚えていてくれたことが、今回の出前講義となりました。何とも言えず、ありがたい限りだと思いました。青森東高校には、渡辺も運営に関わっている「科学者の卵養成講座」の受講生がいたのを思い出しました。

DSCN3534.JPG 今回の講義は、1, 2年生向けで、15コースが用意され、文系から理系まで。理系の中も工学、医学、薬学、生命科学(農学)など多様であり、進路を考える上でのきっかけになるのではと感じた次第でした。講義時間は、90minだったのですが、「アブラナ科植物の自家不和合性」という渡辺の研究面と、なぜ、そこに至ったのかという「キャリア教育」を連続する形で。作物の花の名前で皆さんに考えてもらうようなところがあり、そこをintroに使ったこともあり、後半部分は時間の関係で少しはしょったこと、申し訳なかったです。ただ、以外と「食べている作物」と「その花」というのを知らない。また、虫が飛ぶことで何が起きるのか、植物も以外とダイナミックなことは、意外な側面だったのではないでしょうか。こちらが考えていた、「科学をする、研究をする」ということ、「これからの人生を考える」ということを、理解頂けたのではと思います。1つでよいので、何か考えるヒントになればと。。。

DSCN3544.JPG 講義の最後に、今年度の「科学者の卵」の受講生の方とお会い出来たり、夏の植物生理学会との合同でのシンポジウムに参加頂いた生徒さんとも。不思議なところでつながっており、こちらもよい刺激をもらいました。ありがとうございました。

DSCN3551.JPG 最後になりましたが、今回の講義をお世話頂きました、宮本先生をはじめとする多くの先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。


 わたなべしるす

 PS. 東北本線が東北新幹線、新青森開業に伴い、第三セクター「青い森鉄道」になっていました。
大学院生になったすぐの頃に、北海道大の友達のところに、夏休みに行くとき、通って以来の青森駅周辺というか、東北本線というかでした。青森駅が大きく、昔の青函連絡船の名残があったのも感動で。。。青森駅から北海道連絡の津軽海峡線が北海道側で数日前に事故とか。かなり間引き運転をしてということで、このあと、北海道での出前講義だったら、。。。。と、。。また、青森駅の隣の東北新幹線のterminalである「新青森駅」。ここも初めてでした。数年後には、「新函館駅」まで開業となり、通過駅になるのが少し寂しく感じました。。。

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DSCN3558.JPG  PS.のPS. 今回おじゃました、青森東高校の卒業生に、ロンドン五輪のメダリストが。。。感動ですね。というか、おめでとうございます。

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【出前講義】青森県立三本木高等学校・SSH特別講義「大学教授から見た高校生の進路選択へのアドバイス」と討論会(9/11)

2012年9月12日 (水)

 昨年の3/11から今日でちょうど、1年半。あまりにあっという間で、最初の頃にずいぶんと綴っていた、「3/11(金)、14:46から今日まで、」も、しばらく綴っていません。余裕がないのもあるのかもしれないですが、研究室、大学、仙台市内の見えるところでは、大きな変化がなくなったからかもしれません。もちろん、研究室に傷跡はありますし、山の上の工学部では建物を壊して、立て直しというところもあるわけですから、そう考えれば、まだ、これから、復興というところだと思います。昨日も、石巻高校の2人の先生がいらして、SPPの実験の打合せをしましたが、石巻の周辺ではまだまだというところばかりのようです。

 そんな日ですが、今回は青森県立三本木高等学校のSSH特別講義に。東北新幹線の新青森までの開通にあわせてできた「七戸十和田」駅から車で30minくらいにある十和田市の高校。青森では、これまで、弘前高校、八戸北高校に出前講義などで伺ったことがあり、これが3校目です。三本木高等学校が中学校を併設しているということもあり、今回の講義は、中学1年から高校3年生まで6学年全部。これだけの大人数でしゃべるのは、愛媛県立松山南高等学校の文化講演会で全校生徒にお話しして依頼。さすがに人数が多いというのは、緊張しますね。また、講義対象が広くなるというのも、少しというより、かなりプレッシャーでした。

DSCN3501.JPG 講義内容は、いつもというと失礼かもしれないですが、「キャリア教育」。講義を始めようとしたその瞬間から、バケツをひっくり返したような「ゲリラ豪雨」。しゃべるのに大きな声を出しても聞こえにくいくらい。5-10minくらいでしたが。。。びっくりでした。渡辺自身が小学校から、中学、高校とどのように過ごし、何を考え、東北大に来たのか。東北大で、今の実験に出会って「今がある」という。人生は選択の連続であり、それをどう決断するかということ。その決断をするという時期のまさに直前の中学から高校の時期にいるということを話したわけです。高校までだと、文理の選択はあるかもしれないですが、それ以外には大きな選択もないはずですが、これからの人生では選択の連続。その選択が人生を分けるわけです。。。ぜひ、いろいろなことを考え、前向きな選択をしてくれればと思った次第です。中高一貫校で、中学生がとても元気だったのが印象で気でした。

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DSCN3511.JPG 講義のあとには、東北大、農学部志望という生徒さんとの懇談会。この懇談会から、この三本木高校の卒業生で、生命科学研究科の東谷研の卒業生でもある、苫米地さんにも合流して頂きました。忙しいお仕事の合間を縫って、参加頂き、ありがとうございました。東谷研とは共同研究をしていたこともあり、苫米地さんの修士論文の副査をつとめたり、2010年には、ProNASに共著で論文もあったりで、また、このようなところでお世話になるとは。世の中、狭いものだと。。。懇談会では、東北大の現状、農学部に進学してから、大学院のことなど、しっかりといろいろなことを考えているなと。ぜひ、大学院からいっしょに研究ができればと思います。苫米地先輩のように。

 最後になりましたが、SSH担当の福島先生、嶋先生、進路担当の木村先生をはじめとする多くの先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。また、


 わたなべしるす

 PS. いつもであれば、懇談会の写真、生徒さんたちの写真などを撮るのですが、あまりに大勢への講義だったり、雨が降ったりで。。。ちょっと、注意力が落ちていたようで。撮影を忘れていました。。。また、伺い、次の時には、ぜひにと思います。



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【更新履歴】研究・教育成果にカテゴリ「研究室訪問」を追加

2012年9月11日 (火)

研究・教育成果>活動報告にカテゴリ「研究室訪問」を追加しました。

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