東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2012年9月の記事です。

福島県立福島高校の状況

2012年9月 9日 (日)

こんにちは。学生アルバイトをさせて頂いています、農学部一年の南條光香です。再びダイアリーを書かせていただくことになりました。今回は、福島に帰省して2度訪れた、私の母校である福島県立福島高校での出来事について書かせていただきたいと思います。

福島県立福島高校は私も高校3年間通った、大変思い出深い場所です。しかし、昨年の東日本大震災の影響により福島高校は(元々耐震強度Dランクという恐ろしい校舎ではあったのですが...)校舎の一部がプレハブとなり、ただいま新校舎建設中です。今回、お世話になった先生方に会うべく、高校時代の友人高島葵とともに5か月ぶりに訪れてみました。

CA7PLHLF.jpg<訪問1度目>
8月9日。お盆前であるし、なにより私たちが会いたがっていた橋爪先生がいらっしゃる日だったので、他にも多くの先生方がいらっしゃるだろうと踏み、訪れてみるものの大外れ。職員室はガラガラであまりの少なさに二人して驚いてしまいました。とはいうものの、話は盛り上がり、気づけばSSHの全国発表会からポスター賞を片手に原先生が帰って来られる時刻に。さんざん話しこんで、とっぷり日が暮れてしまいました。とても楽しかったです。先生方、お疲れの中ありがとうございました。

<訪問2度目>
8月29日。訪れてから知ったのですが、この日は福島高校の文化祭・梅苑祭の開催日2日前で福高生は、その準備に勤しんでいました。去年は震災の影響で開催できなかったのですが、今年は非公開でありながらも、開催できたようでとてもうらやましく思いました。しかし、プレハブ校舎は使用できないのでテントを使用するのだとか... 

今回は、平日ということもあり、お世話になった多くの先生方とお会いすることができました。色々な話が聞けて大変よかったです。また、偶然にも以前の私の回のダイアリーで少々ご紹介させていただきました石田真菜と会いびっくり。つい半年前の高校時代を思い出しました。さらに、橋爪先生のご厚意により高島さんと私は夕食をごちそうになることに!石田さんは誘ったのになぜか帰ってしまった... 彼女らしいけれど。高校の先生と女子大生二人で三人して自転車移動はとてもシュールでおもしろかったです。先生、おいしかったですありがとうございました。今度はぜひ父の福寿司に足を運んでくださいね。また 近いうちに福島高校に訪れたいなと思いました。

CADARBJV.jpg久しぶりに訪れた母校は、少々形が変わっていたものの空気感は相変わらずでとても嬉しく思いました。お世話になった先生方や同級生とたくさん話すことができ大変楽しかったです。たった半年前なのに懐かしく思え少々不思議な気分でした。

また定期的に福島高校の変化を目撃していきたいと思いました。

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【更新履歴】出前講義履歴(4月~8月)を追加

2012年9月 7日 (金)

出前講義履歴(4月~8月)を以下のカテゴリに追加しました。

研究教育成果>活動報告>出前講義・授業

研究プロジェクト>若手(S)・アウトリーチ

2012-09-06 18.02.18

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【出前講義】福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会(9/7)

2012年9月 7日 (金)

 SSHの運営指導委員を、盛岡三仙台三観音寺一錦江湾をこれまで引き受けていましたが、今年度から、お隣の福島県立福島高等学校のSSHとコアSSHの運営指導委員とその委員長職を。。委員長職を仰せつかるのは、ここが初めてで。。議事運営、よりよい方向性ということで、少々緊張しました。

 今年度最初の運営指導委員会で、今年度から第2期目。第1期を踏まえて、第2期はどのようなことをするのか、今年度の計画のプレゼンが最初にありました。サイエンスの取組というのは当然のことながら、企業との連携、福島復興に向けての活動等、とてもactiveな企画で、去年より大きな発展があるのではと。楽しみになりました。どこのSSH実施校でもそうかもしれないですが、最終的なものをまとめる「文章力」、「実施校全体での運営」ということが改善されれば、大きな力となるのではと。。。

 福島高校では、あわせて、コアSSHにも採択され、福島県全体の「理数教育」を牽引されようとしていました。福島県内の拠点となるような高校と連携して、各教科で様々な企画がされているのは、何よりではないかと思いました。このコアSSHを核にして、県内全体を底上げするというような意識が見えたことは、何よりの感動でした。

 運営指導委員会でお世話になりました、校長先生、県教委の先生方、橋爪先生、原先生、遠藤先生をはじめとする多くの方々にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。今年度のさらなる発展を祈念しております。


 わたなべしるす

 PS. すべてが終わったあと、科学者の卵、他のSSH活動等で、お会いしたことがあると現状などを議論できたのは、何よりでした。3年生は受験まであと少し、がんばってください。

DSCN3499.JPG

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夏と秋の狭間

2012年9月 7日 (金)

 

お久しぶりです。

M2古武城です。

 

9月も一週間が過ぎ、仙台はすっかり秋の気配・・・と言いたいところですが、

昼間はまだまだ夏の日差しが残っています。

 

七月以降の少雨と猛暑の影響で、東北・関東地方は

水不足の恐れが高まっているそうで。

実家のある九州では、豪雨により様々な被害があったのですが、

なんでも"丁度いい"というのは難しいですね。

 

暦の上では秋。

ちょっとここで秋についてのお話です。

 

「金木犀」

秋を感じさせる植物の一つ。

残暑の厳しい熊本にいた頃、私の実家の庭にある金木犀から

漂ってくる香りがとても好きで、やっと涼しくなる!と嬉しくなっていたのを

思い出します。オレンジ色の小さい花も可愛いいですよね。

 

金木犀の花を乾燥させた「桂花茶」というものがあり、

お湯を注ぐと甘く濃厚な花の香りが広がるそうです。

リラクゼーション効果もあるそうなので一度試してみたいです。

 

金木犀の香りが漂ってくるまで、もう少しかかりそうですが

夏と秋の狭間をもうちょっと楽しみたいと思います。

 

   

DSC_0205.JPG

 

残念ながら、金木犀の写真ではないのですが、

実家から去年、今年に送ってもらったマンゴーをラボで育てているので

そちらの写真を載せてみました。

左:今年のマンゴー

右:去年のマンゴー

一年の成長がはっきり示されています。

 

 

 

 

 

 

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【招待セミナー】大阪府大・生命環境科学研究科・特別講義「植物も自他認識できる?!--花粉と雌しべのコミュニケーション--」と国際植物の日・検討会(9/3)

2012年9月 4日 (火)

 アウトリーチ活動がここ10年近く認知され、広がってきたという感じを受けます。今年から、「国際植物の日」のactivityが、今年は5月・1ヶ月をこの日のactivityとして、渡辺は出前講義などを行いました。次年度以降の検討会が、大阪府大であった関係で、特別講義として、「植物も自他認識できる?!--花粉と雌しべのコミュニケーション--」という、普段、アウトリーチ活動で行っている講義パターンで、自家不和合性の講義を行いました。普段は高校生向けに、講義しているスライドで、大学生、大学院生向けに講義をしたのは初めてでした。いつもなら、自家不和合性に関係している分子についてとか、hybrid riceを作るのに、細胞質雄性不稔を使うとかなど、専門の方々にも興味を持っているような形の話を盛り込み、アウトリーチを考えるための1つの素地になったのではないかと思ったりしました。途中でずいぶんと質問をしたりした、大学院生、研究員の方々でしょうか。失礼しました。

 「国際植物の日」の検討会では、今年度の活動内容、次年度以降の活動の方向性、どのような単位で活動するのがよいかなど、来年度以降、よりよい方向に行き、さらにこのactivityに参加する方々が増えてくれればと思った次第でした。今回のセミナー、会議をお世話頂きました、大阪府大・小泉先生、青木先生、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

DSCN3498.JPG


 わたなべしるす

 PS. 合間に大型の植物工場を拝見しました。ここまで自動化されて、いろいろな野菜が栽培されているのかと。感動ものでした。

DSCN3492.JPG


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