東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

【全学教育科目・展開ゼミ】農学部・藤田経過報告(17)

2014年10月28日 (火)

 こんばんは。秋冬野菜を盆栽として育ててみようを履修している農学部1年生の藤田忠文です。私が育てている豆苗と緑帝(ブロッコリー)の第一回報告をしたいと思います。

 *豆苗について
 10月12日、シャーレに10粒ほど種を播種しました。3日後に種から芽が出始めました。芽がある程度成長するまでは、衣装タンスの中で育てていました。水は自分が飲んでいるボルビックを2、3日に20mlほど与えいます。10月20日にシャーレの中では狭いと思いボルビックのペットボトルの下の部分をカッターで切り取り、容器として利用しました。また他の豆苗を育てている人達と比べても色が黄色なことからもっと日光を当てるようにしていきたいと思います。もう少し色が付いたらスーパーのものと食べ比べしてみたいと思います。

Fujita-1028-2.jpg *緑帝(ブロッコリー)について
 豆苗と同様に10月12日に8粒ほどシャーレの中に播種しました。3日ほど経ってから種から芽が出始めました。10月19日にシャーレの種を鉢の中の土に移し替えてあげました。自分が住んでいる所のベランダは日当りが悪く、日中日当りの良い所に植物を移して日光浴をさせてあげました。鉢に植物を移してからは、2、3日に1回50mlほどボルビックを与えました。10月24日肥料を足そうと思い。肥料を入れたのですが、肥料を入れすぎてしまい植物が萎れてしまいました。
 次の日にそれに気付き、肥料を取り除き、植物に土をかけてあげ、植物が横に倒れるのを防ぎました。今回の件でどれくらい肥料を与えるべきなのかおおよそ分かったのでこれからは気をつけたいと思います。

Fujita-1028-1.jpg反省点
・日光をよく植物に当てること
・与える肥料の量を考える


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渡辺コメント

 農学部・藤田さん、投稿、ありがとうございました。送ってくれた記事からすると、豆苗、緑帝(ブロッコリー)ですね。豆苗は発芽のそろいという点でよくできていると思います。生長量もよいですね。あとは、太陽光を当てれば、緑になるのではないでしょうか。メンターの木幡さんのを参考にして下さい。あとは、記事にあったように、市販のものを食べて、比較して下さい。

 それから、緑帝(ブロッコリー)は肥料のやり方、徒長気味というのが問題ですね。肥料のやり方については、小倉君が書いてくれているはずです。また、10/23に徳野さんの記事に肥料をやり過ぎと書いてありますが、見てくれてなかったのでしょうか。きちんとHPを見て、確認して栽培をして下さい。あと、少し水をやりすぎで根腐れが起きる可能性があります。気をつけて下さい。他の人の記事を参考にして、水やり、徒長の処理などを工夫して下さい。次の記事を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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【全学教育科目・展開ゼミ】メンター・農学部木幡、展開ゼミ中間報告-1

2014年10月27日 (月)

 こんにちは。農学部二年木幡です。今回はメンターをさせていただいておりますが、今回は以前紹介した研究室の温室で育てている野菜の方ではなく、皆さんと同じようにそれぞれ選択したアイスプラントと豆苗の生育状況を報告します。   まず豆苗ですが、10月13日に播種し、夜間25度~昼間30度の温室(個人的に購入したもの)の中で栽培を続け、本日収穫しました。はじめは、茎を長く伸ばすために暗室栽培をし、茎が15㎝ほど伸びたところで明室栽培に切り替え、光合成をさせて緑色にしました。明室栽培はここ3日ほど続け本日の収穫に至りました。カイワレなどの胚軸が伸びる種類のスプラウトは暗室栽培の時期を設けることであえて徒長させ、食べる部分を増やすことができます。ほかにミツバなどの葉物野菜でもこの方法を用いると聞いたことがあります。

Pisum-seedling-1027.jpg                     豆苗。収穫間近の様子。

 次に、アイスプラントですが、ペトリ皿で観察のために発芽させたものは芽生えに傷がついてしまったのか、移植後に枯死してしまいました。種子自体はまだ残っていたため、昨日、残りの種子を直接セルポットの土に蒔きました。アイスプラントは種子の周りが人工的な成分でコーティングされ、白い球状をしていましたが、これは発芽率を上げたり、発芽直後の幼苗を病原菌から守るために薬剤が含まれたりしているものです。それだけ発芽直後の植物体が弱いということでしょう。このような小さな種子の場合、芽生えをみだりに触れない方がいいので、発芽観察は生育用とは別に設けるべきでした。

Ice-plant-1027.jpg         アイスプラント。発芽観察に用いたもの。サイズ比較に10円玉を用いました。

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【全学教育科目・展開ゼミ】メール投稿についてのお願い

2014年10月27日 (月)

全学共通科目・展開ゼミを受講の皆さま、こんにちは。増子(鈴木)です。今日も野菜たちは元気ですか!?。。。そうですか。

さて、展開ゼミのレポート投稿等について注意事項やお願いがいくつかあり、以下に記しました。レジメにもまあ、詳しく書かなかった部分もあって、ちょっと混乱があるかもな、と思って。自分で試行錯誤する、というのが基本スタンスの本講座ですが、少しでも以下が助けになれば幸いです。参考にしてくださいね!

 

【受講者氏名、学部、育ててる野菜について連絡してない皆さんへ】

まず、受講者のフルネーム、所属学部、育ててる野菜をメールで連絡下さい。

必要事項だけで構いません。連絡くださいねー。一緒に受けてる友達で出してないって子がいたら、伝えてあげてください。


【レポートを送る際の件名について】

メールでのレポートは中間発表(11/14)までに2回送付ください。

○学部 フルネーム 経過報告(○回目) で送信くださいね。

例: 農学部 増子 経過報告(1回目)

みたいな感じです。今回人数が多いので、学部が分からないと大変みたいなんよ。頼むよ。


【写真の撮り方】

野菜単体だけでなく、指標(スケール)になるようなものを一緒に写すと良いと思います。

それを元に植物の大きさを推定できるから、中間発表、最終発表時にも役立つよ。未来への投資と思って、やってみて下さい。

自分でスケールを作ってみたり、

Hayashi-0630レタス

ペットボトルのふたを使ってみたり、いろいろやってみてね。

DSC_0005


【画像の縮小】

画像は、1メールあたり1Mbでお願いします。

.jpgでも.bmpでも構いません。画像サイズが大きいままだとメール受信の際に時間がかかってしまって大変らしいので(出張先だと1件に時間かかりすぎて他の大事なメールが受け取れなくなっちゃうことがあるらしいんです)、出来たら配慮くださいね。

①web上で縮小する方法。

こことか、こことか、ここを使う方法があるよー。

最終的なファイルサイズを指定出来ないのが難だけど。。。

ソフトのダウンロードが要らないから、どこでも画像縮小できちゃうよ。

②フリーソフト[縮小専用]を使う方法。

ここからソフトをダウンロードして、使ってみてね。

最終的なファイルサイズを指定できて楽ちん!です。


【どーしても写真を縮小したくありません、ていうかファイルサイズって何?】

うん。じゃあ、どーしてもの時はファイル送信サービス使って下さい。

いろいろあるけど。。。宅ふぁいる便とか?受け取る側が都合良い時に大きなサイズのファイルを受け取れるので、出先に居る時に有難いです。でも出来たら画像縮小して欲しいなあ。。。


【メールレポートの書き方】

本文中の最初に、学部、フルネーム、植えてる野菜の記載を忘れずにお願いします。

内容は、去年、基礎ゼミをやった際、受講生のレポートを参考にして下さい。ここです。数多いから、見るの大変だと思うけど、ピックアップするならば今年のメンター役、小倉くんの報告とか、木幡くんの報告、とかは参考になると思います。ま、自由な書き方でいいんですけど。参考までに。

内容的には、植物の生長・経過を、具体的な数値で示すと分かりやすくて良いと思うよ。

ⅰ.葉の大きさ、形がどのように変化してきたか(具体的な数値も)??

ⅱ.ある処理をして、その後の経過を追うとして。。。

   例1:化成肥料をやった後、植物にどのような変化があったか??

   例2:「おーいお茶」を与えた後、植物の変化はどうか??

ⅲ.実際に食べてみる。食べるだけじゃなく、市販のものと違いを比べるとか。


【枯れちゃった。。。という貴方】

まず枯れた原因を考えてみて。

サークルで忙しかったから水やり出来なかった。。。だったらそれでもいいから、失敗の原因をしっかり見つめて、レポートにして下さい。正直に連絡くれればリカバリー案があるかもしれない。諦めないで(単位を)!その際も、メールに学部、名前の記載を忘れないでね。 


【分かんないよーってことがある貴方】

栽培に関しては自分で調べよう。レポートルールとかは一緒に受講してるヒトに聞いてみよう。どーしてもの時は連絡ください!

自分で試行錯誤するのがスタンスの講座だけど、どーしようも無い時は、ひとりで悩まないで!


ともあれ、自由度が高いし生き物相手の講座なので、戸惑うことも多いと思います。しかし、野菜でいろいろ遊んで楽しんでもらえればいいなと思ってます。アイスプラント以外は、寒さに強い子ばかりを揃えています。ベランダとか、外に置いて大丈夫だよ!植物は手をかければ答えてくれるはず。栽培を楽しんで自分で試行錯誤してみてね(困ったらここを参考にしてね)。そして、その様子をレポートに送って、私たちにも見せてください。じゃ、頑張ってください!

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【全学教育科目・展開ゼミ】工学部・矢吹経過報告(16)

2014年10月27日 (月)

 こんにちは、工学部1年の矢吹です。ミニ大根とカイワレ大根を育てています。現在の状況を報告します。

 ○ミニ大根
 10/10に種を植えたので本日(10/26)で約2週間になります。一週間ほどで芽が出始め、今ちょうど双葉の間から、本葉が見え始めました。そろそろ肥料をあげる時期なのかなと考えています。また、育ちの悪かったものは今日2本ほど間引きました。日当たりの悪いせいか徒長してしまって(?)、ヒョロヒョロになっていることが不安です。少しだけ周りの土を寄せては見たのですが・・・。

1414321699128.jpg ○カイワレ大根
 10/21、紙コップを2つ用意しその中にぬらしたキッチンペーパーを入れ、種をまきました。小さなダンボール箱に紙コップをいれ暗所で保管していたところ、4日ほどで芽がでました。本日ダンボールから取り出し日光を浴びせ始めました。

1414321699499.jpg**********************
渡辺コメント

 工学部・矢吹さん、投稿、ありがとうございました。まず、最初に、講義の時にも言いましたが、予備登録をしている、してないにかかわらず、何を栽培しているかを、講義のあと知らせるようにといって、今日までに2/3の学生さんが知らせてくれています。また、知らない学生さんのために、以下のような文章を掲載しましたが、見てくれたでしょうか。今回の投稿で、栽培しているミニダイコン、カイワレダイコンというのでわかりましたが、約束はきちんと守りましょう。

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 この文章を書いて、何回目になるでしょうか。少しずつ、気がついて、連絡をくれる学生さんもいますが。。。まだ、気がついてない人が、10名近くいます。。。HPを見てくれてないのでしょうね。。。とても残念です。必要情報(何を植えたのか、学部、学籍番号、情報交換のためのアドレスなど)を送ってくれてない方は、大至急お送り下さい。中には、記事を投稿して、こちらから確認をお願いしているのに、確認して、OKなのかどうなのかの返事がない人もいます。それくらいは返事をしましょう。では、ちゃんとした対応ができるのを心待ちにしております。
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 送ってくれた記事からすると、ミニダイコンとカイワレダイコンですね。ミニダイコンの所に書いてあるように、また、他の受講生と同じように徒長気味ですね。日当たりが悪い可能性がありますね。あと、土寄せ、つまり、茎の部分を土に埋めるのは、大事です。ただ、やっぱり、基本は、太陽光をしっかり当てることです。

 それから、カイワレダイコンは発芽がそろっていないですね。これまでの他の人の投稿を見て下さい。そろっているのもあります。もちろん、そうでない例もあります。そうしたよい例、よくない例を参考にして、発芽をそろえて、ある程度の大きさになったら、光を当てて、栽培してみて下さい。あとは、市販のものを食べて、比較して下さい。それも大事なことです。次の記事を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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【全学教育科目・展開ゼミ】△学部・阿部経過報告(15)

2014年10月25日 (土)

 阿部遼 秋冬野菜について、進捗状況を報告します。

 種は10/10の夕方ににろ紙の上に蒔きました。野菜の栽培経験はないに等しく、しかし花の世話を長くしてきた経験則から水分と日光(温度)、土を適当にすれば概ねうまくいくと知っているので肥料のタイミングまで先の3点を意識していました。豆苗とスパイラル(オシャレなカリフラワー君)の種を入学式用に購入した靴の空き箱とタオルで暗室、保温をし、日当たりのよい場所に置くと箱が黒いことと小さな空間ということで中の温度が熱いほどに上昇、ほんの少し隙間を開け湿度にも気を配りつつ温度を外気より2,3度高くしました。一枚目の写真は10/14のものです。この状態ではまだ根が張っていないので土に移せず、もう少し水に気を付けながら見守りました。

DSC00862.JPG 二枚目は10/20様子です。10/18に根がろ紙に潜り込んだので植えつけました。気を付けたのは根が土に張るまで風通しの良い日陰に置くことと植えつけ時にたっぷりと水を与えること、根を傷つけないことです。写真では日に当たり葉が緑になってきています。

DSC00866.JPG 豆苗はティッシュが多すぎたのか深く埋め込みすぎたのかなかなか大きくなりません。ティッシュを大まかに破いておいたのですがそれでも多すぎたようです。こちらもめげずに頑張りたいと思います。

 この調子でいけばスパイラルはもう少しで肥料の時間かなと考えています。花蕾野菜ということで収穫前は肥料が足りないことがないように気を付けようと思います。

以上です。それと写真一枚で1メガバイト超えています。二つで9メガバイトあります。すみません。



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渡辺コメント

 △学部・阿部さん、投稿、ありがとうございました。まず、最初に、これまで14人の受講生が記事を送ってきてくれています。それを参考にしてくれているでしょうか。その記事を読んで、投稿してくれていますか。読むと、最初に学部と名前などが記されていますが、それは基本、学生さんが書いています。こちらで加工することはありません。今回はそれがないので、こちらで加工をしました。その意味を理解して下さい。以前に○学部としてある学生さんもいますが、こちらが記事を書いたあとに、確認して、学部名を連絡するようにいっていますが、連絡がなく、○になったままです。阿部さんは、この記事を読んだら、急ぎ、お知らせ下さい。それから、大事なこととして、何を栽培しているのか、等を知らせるようにということを講義の中でいいましたし、このHPから、何度も書きました。最後のパターンが以下の文章です。

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 この文章を書いて、何回目になるでしょうか。少しずつ、気がついて、連絡をくれる学生さんもいますが。。。まだ、気がついてない人が、10名近くいます。。。HPを見てくれてないのでしょうね。。。とても残念です。必要情報(何を植えたのか、学部、学籍番号、情報交換のためのアドレスなど)を送ってくれてない方は、大至急お送り下さい。中には、記事を投稿して、こちらから確認をお願いしているのに、確認して、OKなのかどうなのかの返事がない人もいます。それくらいは返事をしましょう。では、ちゃんとした対応ができるのを心待ちにしております。
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 記事のパターンが他の人とちがうということは読まずに、投稿されたのではないかと思っています。講義で必要なことを聴いて、HPをきちんと確認して、それがこの講義の特徴である、「双方向」ということになりますので。

 送ってくれた記事からすると、スパイラルと豆苗を育てているのですね。実験を工夫して、この寒い時期を乗り切ったことは評価できます。よいことです。スパイラルは子葉がそろそろ展開しそうですから、ぼちぼち、水やりを控えるようにしないと、農学部1年の尾山さんと同じように、根腐れを起こす可能性が出てきます。気をつけて下さい。もちろん、もっと大きくなれば、肥料が足りないと花蕾が大きくなりません。大事なことです。

 豆苗の方は、写真がないので、評価ができませんが、これまでの他の受講生の記事がここから見ることができます。それを見て、どの様に対応するか、考えてみて下さい。そのためのHPでの情報交換でもあるわけです。

 それから最後に、1つ前の農学部1年の尾山さんと同じで、写真のfile sizeを小さくする方法は、HPで調べるなり、友達に聞いて、約束通り送るものです。研究室にいたので、問題ないですが、そうでないと受け取ることができなくなった可能性があります。きちんと、次の時には対応してくれることを期待します。


 わたなべしるす
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