labの実験用に植えているアブラナはまだまだ開花とはいえない。というか、雪が外にはあるし、朝は氷点下になる。。。仙台では春はまだ少し遠い。。。一方、愛媛ではアブラナがあちこちで咲いている。。。おかげで「アブラナの花粉症」らしき、くしゃみも。。。それは頭を抱えた。。。そんな風に、愛媛は春が早いのかと思ったが、今年のウメの開花は年明けの寒さで遅れているとか。そういえば、先月の観音寺第一高等学校への出前講義の時には、四国山地の山々が真っ白だったのを思い出した。このウメ。labの追いコンの時に使ったお店と少しだけ関係があって。。。「飛梅」。これは、菅原道真が太宰府に左遷されたときに、ウメの花を懐かしんで、「東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」というのを詠ったと。で、その寂しさに、ウメが飛んだと。京都から太宰府までの瀬戸内海沿岸には、たくさんの「天満宮」の名前がついた神社があると。その1つが、「綱敷天満宮」。ちょうど、見頃というので、写真くらいはと。いつもより少し開花が遅かったおかげで、きれいなウメの開花を見ることが。ウメも自家不和合性としては有名。なので、違う品種がないと、ウメの結実が起きない。もちろん、受粉を助けてくれるミツバチなども。そんなこともふと考えたり。。。
今日のmailing listでとっているnazunaというのに「寄生植物ネナシカズラ」というのが。見たことがあるのかもしれないが、wikiで見ても、ぱっと思い出せない。それよりも、ヤドリギというのは、松山では大変なことになっているというニュースをずいぶん前に聞いた。実際に川沿いの現物を通りすがりで見ただけであったが、。。大きな塊になっていた。。。これでだいじょうぶかと。。宿主になった方は、これではかれてしまうのでは。。。一方、こんな寄生というか、共生だと思うのだが。。。たぶん、Agrobacteriumの感染による「クラウンゴール」でないのかと。これは共生だったはず。もちろん、ちゃんと中に細菌がいるかなどを調べないといけないが。。寄生と共生。同じようで違う。寄生は寄生する方が勝つことの方が多いはず。共生は、今の言葉で言うと、「Win-Winの関係」。春の愛媛をみて、寄生ではなくて、共生でないといけないだろうと。植物だけでなくて、様々なことが。。。「お互い様」と言うことがあれば、よいのではないかと。そんなことを学んだ2日間でした。
わたなべしるす
PS. 春の四国路は「お遍路さん」がたくさん。ある国は少し寒いかもしれないが、やっぱりこの時期にそうした方がを見るのは。。。何せ、子供頃からの風景でしたので。
PS.のPS. 四国というか、高知県はこの前なくなった、アンパンマンの作者、やなせたかしのふるさと。そんなこともあり、アンパンマン列車がたくさん。それだけかと思っていたら、え。。。とおもうような「0系新幹線」のような列車のポスターも。そういえば、新しい電車も投入されるとか。。。そんなこととも楽しみに。
PS.のPS.のPS. 綱敷天満宮の梅園で、渡辺が通っていた幼稚園の車を。小さな幼稚園生がたくさん。今もあるのだなと。。。先生方に声をかけて、40年以上前の卒園生ですと。。。向こうもこちらもびっくり。。。とても親切にいろいろお話し頂きました。ありがとうございました。是否、出前講義というようなものでないかもしれないですが、何かお手伝いできればと。何より、自分の出身のところで何かをできるというのは、この上ない喜びですので。。。。ありがとうございました。
PS.のPS.のPS.のPS. 昨日あたりから、国公立大の前期試験の合格発表。出前講義をした生徒さんから、合格しましたというmailもちらほら。こちらのことを覚えてくれているのは、うれしいですね。また、どこかでご一緒できるのを楽しみにして。。。。