東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

【出前講義】平成23年度・北東北3県SSH担当者等交流会・コメンテーター(10/31)

2011年11月 7日 (月)

 東北地方だけでも、これまで多くのSSH高など出前講義を行ってきました。前の週には、秋田南秋田高校の生徒さんと交流がありました。北東北に限っても、これまで、先の2校に加えて、弘前、八戸北、盛岡第三、盛岡第一、水沢、一ノ関第一に伺ったり、生徒さんと交流してきております。そんなこともあり、平成23年度・北東北3県SSH担当者等交流会にコメンテーターとして、お願いをされました。

 当日は、北東北、青森、秋田、岩手県のSSH実施校、予定校などから、話を伺い、これからの高大連携に向けて、いろいろな議論ができたのは、何よりでした。SSHに限らず、高校までで何を習得することが大事なのか、大学では何を教育することが大切なのか、そんなことが、時代の流れとともに、変わらないといけないはずが、変わってないというのが、問題点のような気がしました。このことをきっかけによりよい、高大連携が進めば、よりよい教育研究ができるのではと再認識した1日でした。ありがとうございました。

DSCN1599.JPG 最後になりましたが、運営を頂いた岩手県立水沢高校の大平先生をはじめとする関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。震災に負けず、東北地方から、よりよい科学、教育研究を発信できればと思いました。


 わたなべしるす

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稲刈り

2011年11月 4日 (金)

こんにちは、M1の前田です。

今日は、農学部圃場に稲刈りにいってきました。

天気にも恵まれ、絶好の稲刈り日和でした。


RIMG0013.JPG
一面に育った稲は、

DSC00505.JPG
あっという間に刈り取られました。

今回育てた稲は、雀やネズミの食害が少しでてしまいました。
雀やネズミもグルメですね。


11月に入り、本格的に寒くなるまでもうすぐです。
今日のような秋晴れの日が続くとうれしいですね。


M1 前田

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【出前講義】秋田県立秋田高等学校生との「科学者の卵養成講座」特別討論(10/29)

2011年11月 4日 (金)

 10/28, 29と秋田県立秋田南高等学校で、3コマの出前講義でした。それに続いて、秋田市内の別の高校(秋田県立秋田高等学校)から「科学者の卵養成講座」の第1期生とサイエンス、研究、大学、進路など多岐に亘る議論をしたいということで、3hrあまりの「科学者の卵養成講座」特別討論というか、番外編を行いました。9/13の岩手県立盛岡第一高等学校生との討論に続いて、番外編第2弾となりました。

 1回目より、ゆっくり時間をとることができ、大学進路後にどんなことができるのか、大学院で大学を変わることはどれくらい大変なのか、文系、理系というのは、大学ではどう影響してくるのか。進路を大学に入る時点で考えないといけない、高校生には将来のことがわからないと、闇の中を歩かないといけないのではと、気になることなのだと思います。科学者の卵養成講座でも、「キャリア教育」をやっていますが、大学人のわれわれがどうやって、研究者になった位を話す程度で、。もう少しキャリア教育を重点化した様な講義体制も必要だと思いました。

 理系でも文系の力は必要ですし、文系でも理系の力は必要です。研究をやっていても、「費用対効果」という経済概念を考えさせられる昨今。理系にも文系力が十分に必要だと思います。今から、文理融合のコンセプトを頭に持って、大学進学を決めれることは、すばらしいと思います。とてもdeepな議論が多岐に亘ってできたのは、こちらにもよい刺激でした。ありがとうございました。ぜひ、目標を達成できるようにがんばってください。

DSCN1602.JPG

 わたなべしるす

 PS. 季節の変わり目で、今年は暑い、寒いの繰り返しがひどく、体調を崩したというか、かぜ引きでした。そんなで記事のupdateが遅れております。少しお時間を頂ければ。。

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no title

2011年11月 2日 (水)

もう1か月も前になります。

_________________________________________________________

今日が人生の最後の日だとして、
今日これからやることは本当にやりたいことか?
もし、何日ものあいだ「NO」という答えが続いたときは、
何かを変えなければならない。

Stay hungry, Stay foolish.
ハングリーであれ、バカであれ。
________________________________________________________

私はapple ユーザーでもなんでもありません。

なのにこのような記事を書くとappleユーザーに怒られそうですが。

 

ご存じかもしれませんが、上記の言葉はスティーブ・ジョブズ氏のものです。

当初は世間の反応をみていると、偉大な方がなくなったのだなと感じただけでした。

もう1か月も前のことになるのですね。

だいぶ遅れてしまいましたが、記事を書く機会を頂いたので、とりあげてみました。

また、スタンフォード大学の卒業祝賀スピーチもよかったと思います。

http://www.youtube.com/watch?v=OaMT8fZpEXA&feature=related

15分弱の動画です。お暇な時に。

 

また、よく論文検索につかうgoogle scholarにはトップページに

「巨人の肩の上に立つ」

という文字が見られると思います。

Standing on the shoulders of giantsは現代の学問は多くの研究

の蓄積の上に成り立つという意味だそうです。

(これもご存じの方は多いですね)

 

スティーブ・ジョブズ氏の死は、まさに「古きものを消し去り 新しきのもへの道をつくる」であり、「巨人の肩」なのだと思いました。

 

普段は些細なニュースだと聞き流しているところにも、偉大な人の生き方に関しての情報

が埋まっており、それを掘り下げ、自分の知識をすることでまた一つ違った価値観や知識を得られるのではと感じたことです。

長くなりましたすみません

以上です。

 

先日日本学術振興会特別研究員(DC2)の選考結果が届きました。

東日本大震災で一時はどうなるかと思いましたが、無事特別研究員に採択されました。

皆様方の多大なるご支援、ご協力を得てして、上記結果を得ることができました。

この場を借りて深く御礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

OSCA

 

 

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【出前講義】秋田県立秋田南高等学校・討論会、集中講義(1年生・理系志望討論会、3年生・特別講義、2年生・特別講義)(10/28-29)

2011年10月30日 (日)

 秋田県では、博士号取得者が通常の教員採用とは別枠で採用され、いくつかの高校にモデル的に配置して、理系科目の底上げをするということがずいぶん前から行われています。また、科学者の卵にも、初年度は秋田高校、2年目からは、秋田南高校からの応募がたくさんありました。こうした科学者の卵への応募の後押しになっているのが、こうした博士号取得教員の採用の効果とも。そんなことで、生物の遠藤先生が科学者の卵などに参加頂いていたことがきっかけで、今回の討論会、集中講義となりました。

DSCN1579.JPGのサムネール画像 1日目は「1年生・理系志望討論会」から始まりました。1hrの枠ということで、参加者にサイエンス、キャリア教育などの希望を聞いて、サイエンス中心の話と質疑応答になりました。1年生ですが、植物をよく理解していて、自家不和合性についても、なるほどと。また、胚乳があることの意義など、シビアな質問を頂き、博士号取得教員が配置されていることのすごさというか、すばらしさを実感しました。

 続く「3年生・特別講義」では、受験まであと少しであり、翌土曜日には、模擬試験があるにもかかわらず、30名近い受講生あったのは驚きでした。自家不和合性の話が中心でしたが、最後の時間を使って、渡辺自身が、センター試験というか、共通一次試験でどうなって、そのあとどんな選択をして、現在に至っているのか。また、大学、学部、学科をどのように選ぶことが、これら大事であるか、さらには、受験に向けての自分の反省を込めて、どう立ち向かうのがよいかなど、講義をしました。質問の中には、震災と科学のことなど、シビアな質問がここでも続出でした。また、科学者になりたい、博士になりたい、農学部に進学したい、東北大希望という生徒さんも多く、感動でした。ぜひ、来年、仙台でお会いしましょう。受験もあと数ヶ月、がんばってください。

DSCN1584.JPG 翌29日の午前は、「2年生・特別講義」ということで、「植物の花からたねができるまでに見られる不思議--世界トップ水準の研究維持とそれを支えてきた大学・学部・学科の選択--」と題した自家不和合性研究というか、植物の生殖の不思議と渡辺の小学校からこれまでのキャリアをまとめてお話ししました。生物履修者ということでしたが、普段食べている作物の花と作物の関係は、いまいちでした。せっかくです、この機会に覚えてください。植物は動くことができない関係から、低分子ペプチドと受容体を利用した細胞間コミュニケーションが多用されていることについては、感動してもらえました。また、後半の渡辺のこれまでの人生というか、小学生からの営みを見てもらって、繰り返してやること、体験することの重要性は理解してもらえたのでは。

 最後になりましたが、2日間お世話になりました、遠藤先生をはじめとする多くの先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。また、来年度以降もこうした機会ができればと思っております。よろしくお願いいたします。


 わたなべしるす

DSCN1592.JPG
 PS. 訪問までの移動の間に、運営に係わっている「科学者の卵」の卒業生から、大学のAO入試に合格したというお知らせを頂きました。このようなお知らせを頂けることは望外の喜びであり、4月から大学生としてがんばってください。ありがとうございました。




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