東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

【全学教育科目・展開ゼミ】工学部・矢吹経過報告(16)

2014年10月27日 (月)

 こんにちは、工学部1年の矢吹です。ミニ大根とカイワレ大根を育てています。現在の状況を報告します。

 ○ミニ大根
 10/10に種を植えたので本日(10/26)で約2週間になります。一週間ほどで芽が出始め、今ちょうど双葉の間から、本葉が見え始めました。そろそろ肥料をあげる時期なのかなと考えています。また、育ちの悪かったものは今日2本ほど間引きました。日当たりの悪いせいか徒長してしまって(?)、ヒョロヒョロになっていることが不安です。少しだけ周りの土を寄せては見たのですが・・・。

1414321699128.jpg ○カイワレ大根
 10/21、紙コップを2つ用意しその中にぬらしたキッチンペーパーを入れ、種をまきました。小さなダンボール箱に紙コップをいれ暗所で保管していたところ、4日ほどで芽がでました。本日ダンボールから取り出し日光を浴びせ始めました。

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渡辺コメント

 工学部・矢吹さん、投稿、ありがとうございました。まず、最初に、講義の時にも言いましたが、予備登録をしている、してないにかかわらず、何を栽培しているかを、講義のあと知らせるようにといって、今日までに2/3の学生さんが知らせてくれています。また、知らない学生さんのために、以下のような文章を掲載しましたが、見てくれたでしょうか。今回の投稿で、栽培しているミニダイコン、カイワレダイコンというのでわかりましたが、約束はきちんと守りましょう。

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 この文章を書いて、何回目になるでしょうか。少しずつ、気がついて、連絡をくれる学生さんもいますが。。。まだ、気がついてない人が、10名近くいます。。。HPを見てくれてないのでしょうね。。。とても残念です。必要情報(何を植えたのか、学部、学籍番号、情報交換のためのアドレスなど)を送ってくれてない方は、大至急お送り下さい。中には、記事を投稿して、こちらから確認をお願いしているのに、確認して、OKなのかどうなのかの返事がない人もいます。それくらいは返事をしましょう。では、ちゃんとした対応ができるのを心待ちにしております。
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 送ってくれた記事からすると、ミニダイコンとカイワレダイコンですね。ミニダイコンの所に書いてあるように、また、他の受講生と同じように徒長気味ですね。日当たりが悪い可能性がありますね。あと、土寄せ、つまり、茎の部分を土に埋めるのは、大事です。ただ、やっぱり、基本は、太陽光をしっかり当てることです。

 それから、カイワレダイコンは発芽がそろっていないですね。これまでの他の人の投稿を見て下さい。そろっているのもあります。もちろん、そうでない例もあります。そうしたよい例、よくない例を参考にして、発芽をそろえて、ある程度の大きさになったら、光を当てて、栽培してみて下さい。あとは、市販のものを食べて、比較して下さい。それも大事なことです。次の記事を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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空間、ノート、考える(10/26)

2014年10月26日 (日)

 大学、大学院はこれまで書いたとおり、日向研。当時の研究室というか、講座の名前は「植物育種学講座」だったような。何故か、3年生の頃に、研究室にレポートの提出などで行くと、スタッフ、院生、学生が飲み会をしていたり、逆に、全員がゼミでいなかったり。そんないないときに、よく訪問していたのが「害虫研究室」。講座でなくて、研究室だったのは。。。カブトムシ、クワガタムシ、セミを夏には追いかけていた渡辺には「害虫」とはいえ、虫は好きなところ。講義では「応用昆虫学概論」を松田先生が講義をされていた。日本では何故か、昆虫学というのは、理学部でなく、農学部にあるようである。昆虫を農作物に対する様々な害を与えると言うことで、研究が始まったのが、農学部だったのかも知れない。あと、生糸を生産する「カイコ」があったことも「応用昆虫学」として、農学部で教えることになったのかも知れない。そんな「松田先生を囲む会」と題したものがあることを伺い、学生の頃は、いろいろとお世話になったなと。。。教授で仙台に帰ってきたとき、いろいろな研究室にご挨拶に行ったが、その中の1つが松田先生のところだったような。そんなことで、その会に部外者であるにもかかわらず、参加させてもらった。誰が虫の部屋にいたのか、すでに記憶の彼方になっている部分があるが、それでも、夏の虫取り、標本作製など、学生さんたちにもお世話になり、今では、立派な社会人に。これから何らかの形で、共同研究ができれば。。。最後に松田先生からのお話があるのを聞いていて、ふと、自分が学部生に戻って、講義を聴いている感じになり。。。何とも不思議な空間であった。ありがとうございました。

2014-Okinawa-132.jpg そんな学生時代のノートは、今も本棚にある。応用昆虫学概論のノートにはいろいろ書いてある。ゴキブリの歩き方から捕まえるときのヒントまで。よくこんなことを書いたものだと。昆虫は脱皮を繰り返して大きくなる。その時、ホルモンが重要だと聞いて、確か、2種類のホルモンをうまく処理をしたら、巨大なカイコ(単純には、モスラ)になるのではと。そんなことを聞いたこともあった。。。今考えると、単純な学生だったのだなと。そうしたら、松田先生から。「渡辺君、講義で虫の幼虫がいつも食べているのは、なぜか話したよね。それと、外骨格というのを考えたら、難しいことは、わからないのかな。。。」と、諭された。もちろん、通常の齢よりも進むことはあるそうだが、この作戦で。形態異常が出て、通常はうまくいかないと。。。その時は「できなくて、残念」としか思わなかったが、今考えれば、生き物は、よくできているなと。。。渡辺自身、年をとったのであろう。。。日向研にいながら、虫の空間も学ぶことができたのは、今もよい経験となっているし、虫のおもしろさと、自家不和合性のおもしろさをうまく考えられないかなと。。。

 今見返しても、あれこれと書いてある学部時代のノート。よくこれだけ書いたというか、今なら、まず、漢字を思い出せない。その間に先生方がしゃべってしまうような。ナノで、パソコンを持ち込まないと。。。ところが、あの当時は、ちゃんと漢字で書いていた。どうやって覚えていたというか、思い出したというか。今考えると不思議でならない。ただ、そうやって、黒板に少ししか書かず、資料を少しもらって、あとは必要なことをひたすら書く。このことが今の考えながら書くことにつながっているような気がする。そんな大事な学部の3, 4年生の頃、何もわからない頃に、講義と実験を教えてもらった先生方にこの上ない感謝の気持ちを思いだした昨日であった。。。ありがとうございました。

DSCN4807.JPG
 わたなべしるす

 PS. そういえば、昨日は出前講義先の生徒さんからうれしいお知らせが。1つは、夏休みにふるさとの中学生にお願いされて、渡辺のこれまでの経歴、なぜ、研究者になりたいと思ったとか、何を研究しているとか。愛媛の子どもたちに何を望むかなどを聞かれて。。。それが、ふるさと学習の「特別賞【愛媛県小中学校長会長賞】」になったと。。。取材してくれた中学生の方。ありがとう!!!渡辺の力ではなく、うまく表現ができたからです。これからもこれをきっかけにがんばって下さい。

Jyusho-1024-01.jpeg もう1つは、この前、お邪魔したSSH実施校の生徒さんがポスター発表をしたと。そういえば、うちの研究室でも、科学者の卵養成講座の全国大会に向けて。。。mailをくれた生徒さんは、こちらからこんな発表の仕方もあるよと言うことで、ポスターの前に立って、何か質問がありますかという、われわれが学会などで、やる方式を伝授。うまくいったと。どちらもさらにがんばって下さい。

 PS.のPS. 10/27(月), 08:00。昨日、お知らせを頂いていたのですが、山形新聞に研究重点コースをがんばってくれている山形西・佐藤さんの記事が出ていることを、以前からお世話になっている、山形大・理・宮沢先生から連絡を頂きました。ありがとうございました。



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【全学教育科目・展開ゼミ】△学部・阿部経過報告(15)

2014年10月25日 (土)

 阿部遼 秋冬野菜について、進捗状況を報告します。

 種は10/10の夕方ににろ紙の上に蒔きました。野菜の栽培経験はないに等しく、しかし花の世話を長くしてきた経験則から水分と日光(温度)、土を適当にすれば概ねうまくいくと知っているので肥料のタイミングまで先の3点を意識していました。豆苗とスパイラル(オシャレなカリフラワー君)の種を入学式用に購入した靴の空き箱とタオルで暗室、保温をし、日当たりのよい場所に置くと箱が黒いことと小さな空間ということで中の温度が熱いほどに上昇、ほんの少し隙間を開け湿度にも気を配りつつ温度を外気より2,3度高くしました。一枚目の写真は10/14のものです。この状態ではまだ根が張っていないので土に移せず、もう少し水に気を付けながら見守りました。

DSC00862.JPG 二枚目は10/20様子です。10/18に根がろ紙に潜り込んだので植えつけました。気を付けたのは根が土に張るまで風通しの良い日陰に置くことと植えつけ時にたっぷりと水を与えること、根を傷つけないことです。写真では日に当たり葉が緑になってきています。

DSC00866.JPG 豆苗はティッシュが多すぎたのか深く埋め込みすぎたのかなかなか大きくなりません。ティッシュを大まかに破いておいたのですがそれでも多すぎたようです。こちらもめげずに頑張りたいと思います。

 この調子でいけばスパイラルはもう少しで肥料の時間かなと考えています。花蕾野菜ということで収穫前は肥料が足りないことがないように気を付けようと思います。

以上です。それと写真一枚で1メガバイト超えています。二つで9メガバイトあります。すみません。



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渡辺コメント

 △学部・阿部さん、投稿、ありがとうございました。まず、最初に、これまで14人の受講生が記事を送ってきてくれています。それを参考にしてくれているでしょうか。その記事を読んで、投稿してくれていますか。読むと、最初に学部と名前などが記されていますが、それは基本、学生さんが書いています。こちらで加工することはありません。今回はそれがないので、こちらで加工をしました。その意味を理解して下さい。以前に○学部としてある学生さんもいますが、こちらが記事を書いたあとに、確認して、学部名を連絡するようにいっていますが、連絡がなく、○になったままです。阿部さんは、この記事を読んだら、急ぎ、お知らせ下さい。それから、大事なこととして、何を栽培しているのか、等を知らせるようにということを講義の中でいいましたし、このHPから、何度も書きました。最後のパターンが以下の文章です。

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 この文章を書いて、何回目になるでしょうか。少しずつ、気がついて、連絡をくれる学生さんもいますが。。。まだ、気がついてない人が、10名近くいます。。。HPを見てくれてないのでしょうね。。。とても残念です。必要情報(何を植えたのか、学部、学籍番号、情報交換のためのアドレスなど)を送ってくれてない方は、大至急お送り下さい。中には、記事を投稿して、こちらから確認をお願いしているのに、確認して、OKなのかどうなのかの返事がない人もいます。それくらいは返事をしましょう。では、ちゃんとした対応ができるのを心待ちにしております。
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 記事のパターンが他の人とちがうということは読まずに、投稿されたのではないかと思っています。講義で必要なことを聴いて、HPをきちんと確認して、それがこの講義の特徴である、「双方向」ということになりますので。

 送ってくれた記事からすると、スパイラルと豆苗を育てているのですね。実験を工夫して、この寒い時期を乗り切ったことは評価できます。よいことです。スパイラルは子葉がそろそろ展開しそうですから、ぼちぼち、水やりを控えるようにしないと、農学部1年の尾山さんと同じように、根腐れを起こす可能性が出てきます。気をつけて下さい。もちろん、もっと大きくなれば、肥料が足りないと花蕾が大きくなりません。大事なことです。

 豆苗の方は、写真がないので、評価ができませんが、これまでの他の受講生の記事がここから見ることができます。それを見て、どの様に対応するか、考えてみて下さい。そのためのHPでの情報交換でもあるわけです。

 それから最後に、1つ前の農学部1年の尾山さんと同じで、写真のfile sizeを小さくする方法は、HPで調べるなり、友達に聞いて、約束通り送るものです。研究室にいたので、問題ないですが、そうでないと受け取ることができなくなった可能性があります。きちんと、次の時には対応してくれることを期待します。


 わたなべしるす
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【全学教育科目・展開ゼミ】農学部・尾山経過報告(14)

2014年10月25日 (土)

 農学部1年の尾山智洋です。

 かいわれ
 濡らしたティッシュの上に種を撒き毎日水を換えました。3cmぐらいになったら陽のあたるとこにおいたら緑になってながくなりました。食べごろだと思ったので食べました。初めてだったのですが、細いのに大根の辛さがして少し驚きました。

DSC_0105.JPG ミニハクサイ
 まず2粒種をまき一週間後ぐらいに芽が出ていい感じにきとると思います。撒く前に肥料を8分の1程度混ぜ込みました。それから二週間経ち、また8分の1程度上から振りかけました。毎日水をやってます。

DSC_0106.JPG 写真のサイズでかいですがどうすればいいかわからないのでそのまま添付しました。すみません。



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渡辺コメント

 農学部・尾山さん、投稿、ありがとうございました。カイワレダイコン、よく育っていますね。もしかしたら、上にラップのようなものでふたをしていたのでしょうか。あと、もう少し太陽光を当てると、しっかりした緑色になると思います。他の受講生にも書いてあるとおり、市販のカイワレダイコンと食べ比べて下さい。大事なことです。大きさがわかるものと並べているのもniceです。

 肥料のやり過ぎがよくないということは、メンターの小倉君が記事を書いてくれています。それを参考にして下さい。あと、子葉が展開したら、あまり水をあげすぎると、根腐れを起こす可能性があります。なので、この写真なら、数日は水をあげないようにしましょう。また、肥料のやり方も小倉君の記事を参考にして下さい。次の報告も楽しみにしています。

 そうそう、写真のサイズをどうやって小さくするのか、それはnetで調べるなり、農学部の友達に聞くなりすることが大事です。大学では全てのことを教えてくれるわけではありませんので。自分で考えることが大事です。

 この文章を書いて、何回目になるでしょうか。少しずつ、気がついて、連絡をくれる学生さんもいますが。。。まだ、気がついてない人が、10名近くいます。。。HPを見てくれてないのでしょうね。。。とても残念です。必要情報(何を植えたのか、学部、学籍番号、情報交換のためのアドレスなど)を送ってくれてない方は、大至急お送り下さい。中には、記事を投稿して、こちらから確認をお願いしているのに、確認して、OKなのかどうなのかの返事がない人もいます。それくらいは返事をしましょう。では、ちゃんとした対応ができるのを心待ちにしております。


 わたなべしるす
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【研究室訪問】飛翔型科学者の卵養成講座・研究重点コース「プラズマ照射法で自家不和合性を破る」実験・まとめ-4(10/22-25)

2014年10月25日 (土)

 夏休みに3日に分けて、研究重点コースを行い、その後は、植物体の関係と受け入れ体制の問題などもあり、この時期になりました。アブラナはガラス室で咲いており、最後のツメをしながら、11/8-9に東京で予定されている「全国大会」にむけての準備も。一ノ関さんは受験生ということで、今回は2年生の丹野さんと佐藤さんで。

DSCN4801.JPG 学校がちがうこと、また、佐藤さんは隣の山形県から。大変だと思いますが、それぞれがうまく分業して、要旨の作成、ポスターの準備など。ポスターの準備が終わったあとは、発表練習。渡辺が初めて、日本育種学会で発表したのは、M2の秋。それから考えると、6年も早くの発表。とても大変だと思います。もちろん、3月には、東北大の中で発表をしているわけですが、大変だと思います。何事も訓練です。あと2 weeks。ここでのがんばりは、将来、大きな力となりますので。がんばって下さい。

DSCN4802.JPG この間、M2の辺本さんには、TAとして、一連の活動をサポート頂きました。そうそう、水曜日には、ひよこの山形大の須藤さんにも、全国大会の経験をしゃべってもらったり、ポイントを指導してもらいました。ありがとうございました。来週もよろしくお願いします。


 わたなべしるす


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