東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

【基礎ゼミ113】工学・及川経過報告(4)

2013年5月 1日 (水)

 こんばんわ、工学部一年・及川です。バジルトウガラシとも園芸部でかりてきたプランターに移し替えました。バジルの方はほぼすべての種が発芽し順調に育っています。トウガラシの方は6個中3個が発芽し、発芽しているものとしていないものを1つずつ一緒に植えました。

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CIMG0038.JPG そして、木幡君に教えてもらったコンパニオンプランツについて報告します。今回、バジルをほかの植物と同じプランターで育ててみることにしました。ホームセンターで買ってきたマリーゴールドと小ねぎの種をそれぞれバジルと一緒に育ててみます。ただ、コンパニオンプランツという概念はどうやら科学的に解明されているものは少ないらしく、さらにバジルとマリーゴールド、小ねぎの相性もいいのかわかりません。今後の成長に期待です。

 プランターの写真手前がバジルとマリーゴールド、次がバジルと小ねぎ、次がバジルのみ、最後がトウガラシのみを植えたものです。

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渡辺コメント

 工学・及川さん、投稿、ありがとうございました。こちらが渡した種とか、植木ばち以外を使ってもよいという条件で、活動を始めましたが、早速、プランタとか、コンパニオンプランツを持ってくるとは。。。いろいろトライしていますね。コンパニオンプランツというのは、確かにこれとこれだと相性がよいというようなものですね。組合せとしてわかっているものもあれば、そうでないものもあります。相性がよくわからないものでトライするというのが、よいですね。ぜひ、対照実験として、コンパニオンプランツと一緒にしてない実験区をつくって、栽培してみて下さい。そうしたら、何が起きているかわかりますので。実験をする上での大切なことです。

 気になったのは、最後の写真。まだ、夜は外が寒いと思います。上に何かをかけておかないと、霜の害に遭う可能性があると思います。その当たりは、ぜひ、調査してみて下さい。次の報告を楽しみにしています。

 もちろん、他の受講生さんからの投稿もお待ちしております。


 わたなべしする
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【出前講義】福島県立福島高等学校・SSH「課題探究」(課題研究)開講式「SSH課題研究を始めるに当たって」と、JST・循環型「科学者の卵養成講座」を広報、第2弾(4/26)

2013年4月27日 (土)

 SSH「課題探求」の開講式での講義は、4/17(水)の小松高等学校以来。小松高校には、去年に続いて、2年連続。小松高校は、理数科対象。それに対して、福島高校は、普通科のみで、SSH活動が部活動のような形と考えてということかと。福島高校でも、2年連続のはずなのですが、昨年度は、「ぎっくり腰」でいけなくなって、ご迷惑をおかけしました。そのぶん、気合いを入れて、講義を行いました。

 開講式では、教頭先生が最初に講話をして、そのあとは、担当される先生方のご紹介。文理を問わず、様々な先生方が、SSHをどう考えているかなど。。。何より、遅刻してきた生徒さんたちに、びしっと、「時間を守るように、これは授業ですから。。」と。時間の大切さをこの時代からしっかりと教育していくのは、とても大切なことだなと。

DSCN5968.JPG こちらから講義したのは、「SSH課題研究を始めるに当たって」。ちょうど、講義をする直前に、福島高校で、SSH活動をしていて、今年、東北大に、渡辺の基礎ゼミの講義をとってくれている先輩の話から。その受講生の方は、文系学部だけど、SSHで培ったものは立派に発展していると。。。だからこそ、これからのSSH活動を大切にしてほしいと。講義の内容は、SSHとは、課題研究がどの様に、大学での研究活動につながるのか、ちゃんとしたやり方というか、お作法というか、そうしたことを身につけて、守ってほしいと。。。

 それに続いて、前日の仙台二華高等学校での「科学者のたまご」の説明会に続いての、今年度の2校目。これまでの4年間も説明会をしてきましたし、多くの受講生が来てくれていました。また、何より、先のSSHとこの科学者のたまご活動を両立してくれていた、2名の先輩方も、参加してくれて、。。ありがたい限りです。新しいHPができあがる直前でしたので、仙台二華高等学校と同じように、プレゼンで、。。その時に、2名の先輩たちの話しも入れながら。。。旅費の補助が十分でないのが、申し訳ないですが、また、先輩たちのようなすごい受講生が来てくれるのを楽しみにしています。

 説明会に続いて、2年生から1年生への課題研究の発表会。時間が少し制限されたのもありましたが、先の先輩、先生方に混じって、渡辺もたくさん質問をしました。基本的なこと、その原理が何かということなど、科学を考える上で大事なこと、しっかりと身につけて下さい。

DSCN5974.JPG 最後は、SSHの関係の先生方を交えての懇談会。2名の先輩方も参加してくれて、これからの方向など、deepに議論できました。ありがとうございました。

 最後になりましたが、今回の講義、説明会などの設定をいただきました、橋爪先生、原先生、高野先生、寺島先生、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。


 わたなべしるす


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【基礎ゼミ113】農学・西谷経過報告(3)

2013年4月27日 (土)

 農学部一年 西谷滉です。昨日(4月26日)からミニニンジン「ピッコロ」が発芽し始めたので、報告します。播種日が4月20日で、26日に発芽を確認しました。(撮影日4月26日 帰宅時で丁度乾燥気味です。)

image-西谷.jpeg カビ等にやられるのを恐れ、早速より長く芽の出ているもの15個体を26日に鉢に植え付けました。(保険の意味です。)ニンジンは元々水辺を好むと聞いたため、また27日から29日まで地元に帰るため、植木鉢は腰水にしています。さらに本日(4月27日)、約半数の種子の発芽を確認しましたので、順に植え付けていきます。

 20~25℃が発芽適温とありましたので、土のみ入っている植木鉢にぬるま湯をかけ、その上にケースにおいたシャーレを置き、何とかシャーレ周辺のみ18℃ほどに保ちました。(室温は在宅時17℃、外出及び就寝時12~14℃)また、光発芽種子の性質もあると聞いたため、窓辺において管理しました。種子は約150粒ありましたので、鉢を増やして可能なかぎり多くの個体を育てていきたいと思います。

 もう一種類の野菜は、小玉スイカ「紅しずく」です。播種はしたものの、おそらく気温が足りないので、発芽していません。もう一工夫考えたいと思います。

 長くなりましたが、以上が報告です。


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渡辺コメント

 農学・西谷さん、投稿、ありがとうございました。木幡さん佐藤さんに続いて、また違った工夫をしているのが、すばらしいです。地元に帰るために、水が足りなくならないようにしたり、発芽の適温を調べたり。もちろん、普段の温度も調べている。あと、光発芽種子というのは、説明していなかったですが、ちゃんと調べたのもよいことですね。

 植木ばちを増やして、さらに、栽培するという計画もすばらしいです。楽しみですね。スイカは確かに温度が必要です。ぜひ、工夫を。。。楽しみにしていますので。

 もちろん、他の受講生さんからの投稿もお待ちしております。


 わたなべしする
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【基礎ゼミ113】法学・佐藤経過報告(2)

2013年4月27日 (土)

 法学部1年の佐藤聖人です。僕は基礎ゼミ開講日の4月18日の夜に、レタス(エムラップ231)オクラ(白ひすい)の種を蒔きました。現在、室内において、気温15~20℃のもと、育てております。はじめはシャーレに7, 8粒置いて育てていましたが、4月20日にレタスが、一昨日25日にオクラが発芽しました!それぞれ鉢に移し変え、順調に生長を続けています。

IMAG0012.jpg 先日は土に移したレタスの芽が開き、感動を味わいました!1つ後悔しているのは、土に移し変える際に、複数の種を1つの鉢に雑に植えてしまったため、現在、芽が乱立しつつあることです。このままでは1つ1つの芽の生長が阻害されると思われるので、植え替えまでに数を絞り込みたいと思います。

1366956284720.jpg 発芽を通して、ますます植物の生長が楽しみになってきました!オクラの方も芽が開きましたら、またご報告します。


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渡辺コメント

 法学・佐藤さん、投稿、ありがとうございました。先日の農学・木幡さんは、温度を上げるという工夫をしていました。佐藤さんのすばらしいのは、シャーレにまいた種の数を数えて、室内の気温の変化をきちんと記録していること。科学をする上で、温度など、変化するものは記録しておくこと。とても大事です。また、複数の種をランダムに植えたことを後悔していますが、次のオクラの時には、こうしたことがないようにできる。つまり、これもしっかり考えているからこそですね。生長するのを楽しみにしています。

 もちろん、他の受講生さんからの投稿もお待ちしております。


 わたなべしする
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【基礎ゼミ113】農学・木幡経過報告(1)

2013年4月26日 (金)

 農学1年木幡です。こんばんは。キュウリが発芽いたしましたので報告いたします。

 当方では、勉強用の電気スタンドから発生する熱を利用した発芽促進を試み、シャーレを電気スタンドの上に張り付けて発芽の様子を見ました。種子は唐辛子、キュウリとも4/23に蒔いたのですが、キュウリのほうは予想したよりも早く、25日に発芽いたしました。

 装置(と言うほどのものではありませんが(^ ^;))は、写真の通りです。

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2013-04-25 07.08.36.jpg 今後も気を抜かず引き続き生長の様子を観察していきたいと思います!


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渡辺コメント

 農学・木幡さん、投稿、ありがとうございました。最初に播種、発芽をしたという報告をくれたのは、記事を募集する前に、法学・佐藤さんがくれていました。また、そのあとにも数名の方々からのmailで。

 ただ、何より感動したのは、この寒いじきなので、加温をすることが大事ということで、身の回りにある、「カップラーメン」の食べ終わった容器を使っているのが、とても渋いです。また、シャーレがくっつきやすくするために、その食べた時に使ったであろう、割り箸を使っているのも。この講義の目標は、自分で考えて、いろいろ調べて、目標の作物を育てること。発芽したものを今度は土にうつして、大きく育つのを楽しみにしています。

 もちろん、他の受講生さんからの投稿もお待ちしております。


 わたなべしする
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