東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2015年5月の記事です。

オーーーープンラボッ!!

2015年5月19日 (火)

こんにちは!M1の岡本です.
今回はタイトルの通り今週末に行われるオープンラボについて書いていこうと思います.
今週末の5月23,24日に東北大学片平キャンパスにおいて,生命科学研究科のオープンラボが開催されます!わーい\(^o^)/
ちなみになべ研のチラシはこちら↓
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オープンラボ?なんだそりゃ??
ってい言う人もいると思いますが,簡単に言うと研究室の見学会です.
実際に研究室に行ってみて,そこに所属している人たちの雰囲気だったり,研究内容だったりを見たり聞いたりすることができます.
生命科学研究科に少しでも興味がある人なら "必ず" 来た方がいいと思います!!

もちろんわがなべ研でもやりますよ~
いつも元気ななべさんを始め,個性豊かなメンバーが首をながーーーーーーくして待ってます!!
ぜひお越しくださいm(__)m

最後に・・・
どの研究室にしようか迷っている人は勇気を出して一歩踏み出すことが大切だと思います.
研究室の名前だけだと何やってるかわかりませんからね~

じゃぁラボで待ってます!!(^^)/

M1 おかもと

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【出前講義】小松市立中海小学校・出前講義「キャベツとブロッコリー--何が同じで何が違うの???--」と交配実験(5/15)

2015年5月18日 (月)

 前日は、小松高校での3年生1年生向けの出前講義。同じ小松市内での最後の出前講義は「小松市立中海小学校」。いつものように、玄関には、手書きのwelcome boardが。。ありがたいことです。というか、感動です。ありがとうございます!!!台風通過のあとだったので、天気が良くなるか、気になりましたが、何とか持ちこたえてくれて、。。教室の中での講義とそれと連動した交配実験。去年と同じパターンでしたが、ほぼ、1ヶ月遅れ。おまけに今年の春は早くて。。。ということで。それでも、4/13に交配に使える材料を調査でき、何とか交配実験ができたのも小松高校・寺岸先生の日々の植物管理のおかげ。ありがとうございました。

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DSCN6935.JPG さて、講義では、最初に渡辺の自己紹介から。渡辺の出身の今治のことを知っていたり、バリィさんのパーツもちゃんと理解していたのは、とてもすばらしかったです。その後は、恒例のトマトの生長を振り返り、そのことをベースに植物の作りを復習。トマトのことは知っていても、キャベツ、ブロッコリーとなるとどうかなと思いましたが、さすが、中海小学校。自然豊かなところで生活し、周りを観察しているので、しっかりブロッコリーの花が咲いたしているのもみていたり。とてもすばらしいなと。なにより、席に座っていて見えにくいものは、近くに見に来る、とても良い姿勢です。続けて下さいね。では、キャベツとブロッコリーの遺伝子を混ぜるとどうなるか。早速グループごとに下書きをして、或いは、実際のものを見ながら、こんな風に考えるとどうですか。というように相談に来る方も。何より、相談して、議論することは大事ですから。。。

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DSCN6944.JPG それに続いて、各グループごとに発表。6グループルでそれぞれ特徴があって、すばらしかったですが、その中でもすごかったのは、キャベツをAAと考えて、ブロッコリーをBBと考えると、その雑種は、ABというまるで、ゲノムを想定したような考え方。。。すごすぎると思いました。感動でした。また、名前の付け方では、キャベツとブロッコリーから名前をもらうのではなくて、その両親の形態的特徴をpick upして、名前をつける、まるで、どこかの種苗会社の新品種のようでした。すごいです。講義の最後には、渡辺から、植物の特徴について、改めて、コメントをして、理解ができたのでは。ここのタイミングで、忘れないように、世界に向かって情報発信。

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DSCN6955.JPG 講義の後半は、外で花を分解して、花の形態観察。前日の小松高校の1年生理数科の実験。今度は、ダイコンで。大変だったですが、一生懸命がんばっている姿は、たいしたものでした。ピンセットの用意がこちらで不十分だったのですが、それでも、ちゃんと分解して、雌しべだけにすることもできるようになって。渡辺の頃であれば、学校の帰り道で、歩きながら、分解した訳なのですが。こんな自然の中、是非、そんなこともできれば良いのではと。。。

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DSCN6963.JPG できた児童からブロッコリーを雌しべにして、キャベツの花粉をかけると言うことで、交配実験。はじめは数名でしたが、だんだん、たくさんのかたができるようになって。良い花粉を選ぶのはすこし難しいので、こちらで選んで。。。何より、終わったあと、できてない友だちを助けて上げるようにと言ったら、ちゃんとできているのもすばらしかったですね。これからも続けて下さい。

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DSCN6966.JPG 最後になりましたが、今回の出前講義の企画の時からサポート頂いた石川県立小松高等学校・寺岸先生、小松市立中海小学校・山本校長先生、谷口先生、三星先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今年度もよろしくお願いします。

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 わたなべしるす

 PS. この記事を書いているのが、月曜日。前日の日曜日には、第66回全国植樹祭。テレビで天皇皇后両陛下が臨時の北陸新幹線で金沢駅までいらっしゃり、会場の小松市内の植樹祭式典に出席されたと。。。駅で見た「カブッキー」は、その関係だったのかなと。。

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【出前講義】石川県立小松高等学校・SSH特別講義「SSH課題研究を始めるに当たって」とダイコンを材料にした遺伝学実験(5/14)

2015年5月16日 (土)

 午前が3年生・生物履修の生徒向けの講義。午後から、2コマ連続で、1年生理数科。いつも講義等でお世話頂いている寺岸先生が担任、副担任は物理の木村先生。日々、しごかれているのではと。思える布陣に感動しながら、講義と実験指導。講義は例年であれば、4月に行っている「課題研究」をどう考えるか。今年度は4月に時間がとれず、今回の出前講義で。課題研究についての講義は、古川黎明福島のSSHでも講義した内容。

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DSCN6904.JPG 最初の質問で、なぜ、理数科に来たのか????。もしかして、SSHを実施していて、すごい研究とかができるから。というのかと思ったら。。。そんなことがなかったのは、ちょっと驚きでした。大学、大学院生が研究室を選ぶとき、予算的に。。ということを考えることもありますので。高校生と大学院生という6年の違いで、色々なことを学ぶのでしょうか。というか、学んでほしいと。課題研究で考えること、それは、高校の単位と言うことでなく、大学、大学院、社会に出て、問題にが生じたとき、どの様に対応するのか、そうしたことを考える上で、とても大事であると。また、実験を繰り返してやること、平均、分散という統計的な概念が必要なこと。さらに、グループ実験。であれば、お互いにdataをどう共有して、きちんとまとめるのか。あとからまとめるのは、大変なこと。この原稿も毎日書いていれば。。。と思うくらいで。きちんと毎回何がどうだったかをまとめる重要性。さらに、最後に論文としてまとめるとき、どの様なイントロをつけるのか、それに合わせて、タイトルはどうすればインパクトがあるのか、とても大事なことだと。ちょうどここで1コマ分が終了。

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DSCN6910.JPG 2コマ目は、前日に花の調査をしたダイコンを使って、交雑による雑種の作出。遺伝学実験で大事なこと。除雄をして、交配したあと、袋掛け。渡辺の研究室だと、アブラナのこうした実験はこのシーズン、よくやること。一方で、高校生にはさすがに難しいないよう。大変だったと思いますが、結果は、1 weekもしたら。。。しっかり、観察して、実験の大変さと一方で、遺伝学の基礎がこうしたことかと言うことを理解頂ければ。

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DSCN6922.JPG 最後になりましたが、講義枠を調整頂き、2コマ連続の講義を用意頂いた関係の先生方、何より担任の寺岸先生には、この場を借りてお礼申し上げます。次は、彼らがどの様な課題研究をするのか、そうした取組でコラボできれば幸いです。


 わたなべしるす

 PS. 講義のあと、政浦先生と課題研究、SSHとはというような議論、また、遺伝学実験について、その基礎的なことを1hr余ってでしょうか。議論できました。ありがとうございました。午前中の講義に続いて、講義を見学頂き、寺岸先生だけでなく、政浦先生という2名のpowerfulでactiveな生物の先生方に感動でした。ありがとうございました。

 PS.のPS. 政浦先生との議論のあとは、理数科の生徒さんが来られて、質問と言うより、将来に向けて、こんなことをしたいと。とても熱心でした。一方で、そんな実験というか、将来に対する考え方は、すこし間違ってないでしょうかというのも。しっかり科学のあり方、科学者としての立ち居振る舞いを考えてほしいものだと。

DSCN6931.JPG PS.のPS.のPS. お忙しい中、校長先生が見学に来られ、講義、実験の意義など、お話しをすることができました。また、夕方と言うより、帰り際の1hrという貴重な時間をいただき、校長先生、副校長先生、寺岸先生とSSHの今後、これからの高校教育、高大連携、グローバル化のあり方、土曜半ドンなど、貴重な議論ができました。ありがとうございました。なにより、次年度からのSSHの継続は、重要な課題だと思いますので。できることは、お手伝いできればと思いますので。

DSCN6914.JPG PS.のPS.のPS.のPS. 昼休みから午後の講義時間に、福井大学で未来の科学者養成講座時代からお世話になっている前田先生が来られ、今年度から採択されたGSCの運営などについて、意見交換ができました。東北大はじめ、GSC採択校で困っていることなど、何とか一致団結して、対応できればと思います。よろしくお願いいたします。

DSCN6917.JPG PS.のPS.のPS.のPS.のPS. もちろん、この日もwelcome boardというか、ありがとうございましたという掲示物が。何でも昨日からの2枚と合わせて、4枚をつなげると何か意味するところがあると。。。パッとは難しそうなので、月曜日に考えさせて頂くことに。。。また、わかったら、このHPから。。。

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【出前講義】石川県立小松高等学校・SSH特別講義「アブラナ科植物のいろいろ-形態的多様性、自家不和合性、品種改良-」(5/14)

2015年5月16日 (土)

 前日は慌ただし中で、実験に使う「キャベツ類、ダイコン類」の現状調査でしたが、なんとか材料もあり、ほっとでした。北陸遠征、2日目は「石川県立小松高等学校」で出前講義、実験指導等。。。午前中は、3年生の生物履修の生徒さん向けに「アブラナ科植物のいろいろ-形態的多様性、自家不和合性、品種改良-」。アブラナ科植物が持つ多様な側面について、考えてもらうと言うことを目標に。

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DSCN6880.JPG 最初に渡辺の自己紹介。渡辺は植物を使って遺伝学をやっているけど、高校時代は、物理、化学履修。今の高校生が学ぶのも、物理と化学は、渡辺の時代と余り変わらないとか。ところが、生物の教科書は随分厚くなって、「自家不和合性」と言う言葉を扱っているところも。。。。ショウジョウバエの発生のmutantもftz(fushi tarazu)と言うのまであるとか。。。基本原則、原理を学ぶことは大事ですが、各論というのは。。。どうなのでしょうか。講義の時には思わなかったですが、渡辺の学部の講義は、I, IIというように分かれていましたが、Iは概論、IIは各論というのが多かったような。少なくとも植物育種学はそうでした。最初から、応用昆虫学概論というのと各論というように分かれていたのも。。。

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DSCN6887.JPG 話がそれましたが、自己紹介のあとには、キャベツ類(Brassica oleracea)、ハクサイ類(B. rapa)、ダイコン類(Raphanus sativus)を材料として、種内の多様性から。翌日には、小松市立中海小学校で「キャベツとブロッコリー」ということで、雑種のことを講義するので、もうすこし難しそうなお題で。。。さすが、生物履修の生徒さん、ちゃんと理解できていましたが、では、実際、どうなるか。実際に近日中に実験をしてみるとか。想像と現実は同じか、違うか、楽しみではないかと。また、これらアブラナ科の作物を比較したとき、似たものがある。形態的に。でも、そうでない場合もあるのはなぜか。そんなことを考えてもらうことに。この生物履修者向けの講義では、よくやるのが、ちゃんと理解できない場合、あるいは、それに類したとき、前の特別席で受講頂く。そういえば、テレビの何かの番組で、間違ったとき、講師から一番近い特等席で、話を聞くことに。と言うのがあったので、それを使わせてもらっているわけですが。おかげで、生徒さんには緊張感が十分にあったのは、何よりではないかと。。。本来なら、この後、自家不和合性、F1雑種育種法についての話もしたかったのですが。。。少し時間が足りませんでしたというか、考える生物と言うことの一端を学んで頂けたのではないかと。。。

DSCN6895.JPG 最後に、寺岸先生からお話しを頂いたところ、自家不和合性とか、同種内での形態的多様性など、数回前の授業で話をしたとか。。。以外と話を聞いてないのか、こんなことは受験に出ないから、覚えてないのか。。。確かに受験に出ないので、と言う戦略はアリかも知れないですが、いろんなことを学んで考えておくこと。それは、受験、大学、就職、そのあとの人生でいろいろな力となってもどってくるのではと。そんな風に考えて頂ければ。。。

DSCN6899.JPG 最後になりましたが、今回の講義の企画を頂いた寺岸先生、今年度から赴任され、生物を同じく担当されている政浦先生には、写真撮影などサポート面で大変お世話になりました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


 わたなべしるす

 PS. 政浦先生にお目にかかるのは、はじめてと思いきや、3年前に寺岸先生が企画頂き、石川県内の高校・生物の先生方向けに講義をしたとき、事務局を担当されていた金沢西高校の窪川先生の元で、サポートされていて、ご挨拶をしたと。。。。ちゃんと覚えてないといけないなと。。。どうも名前と顔を覚えるのは、苦手です。。。。と言うか、失礼しました。

 PS.のPS. この日も朝、welcome boardが玄関に。ありがたいことです。。。

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【出前講義】石川県立金沢泉丘高等学校・SSH特別講義「農学、生物学、生命科学系学部、学科の紹介-高校生物で考えるより、広い学問領域と渡辺の経験則から-」(5/15)

2015年5月16日 (土)

 午前中が小松市立中海小学校。前日の石川県立小松高等学校があるところから、小松市内でも山手の方に移動したところ。そこから、午後からの金沢市内、石川県立金沢泉丘高等学校での出前講義と言うことで、北陸新幹線が福井まで延伸したら、近くなるのかも知れないですが、小松--金沢間。延伸がいつまでだったか。。。いずれ、遠くないところだとか。金沢駅の変貌ぶりは、最後の追伸のところで。電車◎■△というわけでなくて。。。感動です。そんなことより、石川県立金沢泉丘高等学校は、D1・辺本さんアルバイトのB1・笹嶋さんの母校。慌ただしかったのもあって、入り口の今日の講義の案内をとるのが精一杯で。。。次はもうすこし慌てないように。

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DSCN6976.JPG 玄関から上がると、八田與一技師の肖像画と台湾のどこで貢献したかという説明があり。そんなのを見て。もちろん、この八田與一技師は、金沢泉丘高校の出身。彼が、戦前の台湾の治水で大きく貢献したのは、意外と日本では知られていないこと。先日の韓国出張の時の「禹長春博士」と同じなんかも知れないですが。。。そんな入り口で話を始めたのですが、こちらの理解が少し間違ったところがありました。ちょっとだけ、ここで訂正。Wikiによるとですが、東京帝国大学工学部を卒業して、台湾総督府内務局土木課の技手として、台湾で水利技術者として、活躍。台北帝国大学関連の方ではありませんでした。すみません。こちらの理解が間違っていて。ただ、台北帝国大学をはじめとするいくつかの大学での農学部の貢献が東北帝国大学に再び、農学部をと言うことで、渡辺の現在いる生命科学研究科の始祖である「附属農学研究所」ができたのは、事実です。失礼しました。水利工事と言っても、余り高校生にはイメージないかも知れないですが、水が不足、ないところにどの様に水路を敷いて、さらに、そこに水田を広げるのか、とても大変な問題です。当時の技術から考えれば、。。なので、そうした大先輩を持っていると言うことは、誇るべき大事なこと。大事にして下さい。というか、改めて、見直して頂ければ。。。渡辺も理解を間違っていたので。。。

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DSCN6990.JPG 定期試験が終わってすぐと言うことにもかかわらず、50名近い多くの生徒さんが参加頂きました。そんな母校の先輩の話に続いて、農学部、理学部生物、工学部バイオ系の始祖というか、それぞれどんなモチベーションなのか、研究材料の違い、考え方など、。受験生である3年生もいるということで、そんなことも意識しながら。農学部を志望しているという方も多かったので、それぞれの志望にあわせて、こんな職があると言うか、そんな職を目指しているのであれば、この学部、学科ではないかと。というか、自分が何でめしを食うかと言うことが決まってないとしたら、是非、そんなことをイメージしてほしいと。渡辺は、学部3年の時のノートが今でも活躍しており、その時に、これでめしを食うと決めたというか。。。そんな話も。

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DSCN7006.JPG 農学部志望でない生徒さんの方が、大半。そんな生徒さんには、大学で何を学ぶのか、今の大学生を見ていて、とてもまじめだけど。。。。(この余韻の分は、。。。ちょっとかけないのですが。)。少なくとも渡辺はメリハリというか、これはと決めたものは、気合いを入れて学んだけど。それ以外は。。。。それもやっぱり、将来像というか、何をしたいというか、そんなことがあったからかも知れないと。と、同時に、大学、就職をしてからの師匠、上司というのは、とても大事だと。いろんな意味で影響を受けます。渡辺で言えば、直接は、日向先生。でも、それ以外にも、磯貝先生、竹内先生をはじめとする多くの先生方からいろいろなものを学びました。それをどう活かすか、それが鍵だと。そのためにも、今のうちから可能な限り、大学の教員と話をして、これは自分の師匠という方を見抜く目を育成してほしいと。では、そんな目を育成するには。。。人それぞれかも知れないですが、遺伝学というか、物言わない植物を観察している渡辺にしたら、植物の日々の変化というか、表現型の変化を観察することではないかと。また、農学部農学科のとある研究室を志望というか違いましたが、それよりは、遺伝学は今、こんなのだと言うことで、見る眼を変えてほしいなと。。。

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DSCN7012.JPG また、世界でトップになること、それは何をやっても大事なこと。その世界ででもよいし、。。Nature, Scienceに論文が掲載されるというのは大変なことですが、それをがんばってみるのも。もちろん、研究者としてですが。時間の関係ではっしょった部分がありますが、それは各自、自主学習と言うことで。最後のスライドで使った、組織論。これは、前日の石川県立小松高等学校の出前講義でお世話になっている寺岸先生から教えて頂いたもの。わかりやすく、野望を持つことの大切さ、それを達成するときのモチベーションなどわかってもらえたのでは。。。。講義が終わったところで、質問タイム。随分たくさんの質問を頂きました。去年質問をしてくれたのが、いま、アルバイトのB1・笹嶋さん。そんなことを思いながら。そういえば、あのときは、質問をしてくれた方には、渡辺の論文の別刷をお渡ししたような。。。失念していました。もどったら、送るようにしますので。。。最後はいつもの世界に向かって情報発信(いつも慌てて、これを忘れることを配慮頂き、最初に写真を撮ったのでしたが。。。)。1, 2, 3年生、それぞれの立場でがんばって下さい。渡辺と一緒に研究をしてくれる生徒さん、あるいは、その先で共同研究するような方がいてくれると望外の喜びです。

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DSCN6977.JPG 最後になりましたが、SSHの米口先生をはじめとする多くの先生方にはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。北陸新幹線開業によって、仙台も随分近くなりました。より多くの方に東北大にきて頂くとともに、渡辺もまた、講義に伺うことができればと思います。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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DSCN7025.JPG わたなべしるす

 PS. 時間ぎりぎりまで講義をして、慌てて出ようとしたら。。。危うくパソコンの電源を忘れてくるところで。SSH担当の先生が「わすれものでないですか??」と声をかけて頂いたので。。。大丈夫だったですが。この前の韓国出張に続いて、結構やばいなと。慌てないで、点呼をして物の確認をしないと。反省しきりです。。。というか、届けてくれた先生に感謝です。ありがとうございました。

 PS.のPS. 金沢には去年も来ましたが、その時は、北陸新幹線開業前。駅内外。驚きの連続で。。。何を書くよりも、写真を見て頂くのが。。。と思いました。

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DSCN7035.JPG PS.のPS.のPS. 講義に加えて、打合せなど。。。前日の講義の記事さえuploadできていません。なんとか、少しずつuploadしますので。少しお待ちください。

 

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