東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

高校生の研究室訪問(福島県 磐城高校)

2015年4月23日 (木)

こんにちは!
M1のわたなべです!
本日は福島県の磐城高校の方たちが来てくれました。

なんと,皆様まだ1年生とのこと。

この年で大学院の研究室に訪問に来るなんて。。。
意識が高いですね。
ほんとに関心です。

それなのに僕ときたら朝から(以下略)
申し訳ありませんでした。。。
反省しております。

そして研究室紹介へ。

一組目の生徒さん達の時はうまく説明できずに
岩本さんの力をかしていただきました。

何とか一組目が終わり、一息つきながらも落ち込んでいると
増子さんが一言
「去年の岩本もかっちかちだったよーー」

元気でました。

去年の岩本さん、ありがとうございました。


二組目からは何とか順調に
増子さんからも説明を頂きながら(申し訳ないぼく)
DSCN1601.JPG
説明も形になり始めて
DSCN1612.JPG
去年の岩本さんの日記にもありましたが
フリーザ様(第一形態)にも助けられ
45243-thumb-300x533-9963.jpg
途中で余裕も見せ始め
DSCN6757.JPGのサムネール画像
そんなこんなで無事最後までやり通すことができました!

生徒さん達は皆まじめで

いい意味でおふざけもあって
懐かしい気持ちにさせられました。

僕も初心に戻って
これからがんばろうと思いましたとさ。


これからまだ高校生活が三年もあるので
生徒さん達には今日のことも含め、いろんな刺激を受け、
いろんな可能性を探って
最終的に自分の行きたい道に進んでくれればいいですネ。


M1 わたなべ

ページの一番上へ

研究室訪問(磐城高校)

2015年4月23日 (木)

自己紹介以来の登場です.おかもとです.
今日は福島県の磐城高校の1年1組のみなさんが
東北大学訪問研修でなべ研を見学に来てくれました!!
DSCN6780.JPG
みなさん若いですね!私にもこんな時期があったんだなと思うとなんだか悲しくなってきます...笑
見学のほうは,簡単に研究室や実験室,実験機器などを紹介しました.
私も扱ったことのない機器類ばかりだったのでなべさんやM2の岩本さんなどに教えてもらい,
なんとか説明できてたかなと思います.
実際にピペットマンに触ってもらったりして研究者気分を軽く味わってもらいました.
DSCN1597.JPG


すごいおっかなびっくり触っていました.笑


最後に集合写真を.
岩本さんが勢いよくやってきて最高の笑顔を見せてくれました!!
(マスクでよくわかりませんが...)

DSCN6769.JPG


高校生は学校に帰ったらレポート作成があるそうで...
私のめちゃくちゃへたくそな説明でレポートが書けるのか不安ですが,
なべ研や科学に興味を持ってくれたら幸いですね.


M1 おかもと

ページの一番上へ

【研究室訪問】福島県立磐城高等学校・SSH大学訪問研修(4/23)

2015年4月23日 (木)

 多くのアウトリーチ活動は、こちらから出前講義というもの。その一方で、百聞は一見にしかず。研究室訪問と言うも、全体の10-15%くらいでしょうか。そんなのもあります。今年で4年目となったのが、福島県立磐城高等学校の大学訪問研修。毎年書いていることかもしれないですが、福島県の高校の先生には、渡辺がちょうど助手になったときから、大変お世話になっていたのでした。普通科でなくて、農業関係ですが、農業、畜産、加工など、それぞれのいらっしゃる先生方の専門は異なっていましたが、先端研修と言うことで、1年間、助手の時は、日向研究室で、岩手に移動してからは、渡辺の研究室で、その時代に合わせた、遺伝子関連の実験をお手伝い頂くだけでなく、学生さんの指導、圃場の管理など、こちらが学ぶところもたくさんあったのを今でも思い出します。そんな福島の高校の先生方にお世話になって、今の渡辺があります。なので、少しでも何らかの形で、お返しができればと。それがこのような形で、4年間継続できているというのは、ありがたいことです。

DSCN6783.JPG
DSCN6744.JPG 1年生全体を学内のいくつかの研究科、研究所、センターなどに分散して、クラスごとに訪問研修。今年度は1クラスが、生命科学研究科へ。いつもの半分 だった分、慌ただしくなく、ゆっくりと大学、大学院の研究室、そこでの活動を理解してもらえたのではないでしょうか。最初に、生命科学研究科といっても、 この前まで中学生だった高校1年生に大学院のことを理解してもらうのは、難しいこと。なので、今の片平の建物にいるのは、農学部の一部、理学部生物などか ら来ることができると。もちろん、それ以外の大学に入って、東北大の大学院に入ることもできると。つまり、一度失敗してもやり直しはできるので、高校、大学、その先でがんばってほしいと言うことを最初に、渡辺から全体にコメントして。

DSCN6746.JPG
DSCN6758.JPG で、今年度もご協力を頂いたのは、東谷先生、日出間先生草野先生。東谷先生のところでは、C. elegansの観察を中心に、日出間先生のところは、人工気象器をはじめとする植物の栽培環境と設備。草野先生と渡辺の所は、研究室の設備を中心に。渡辺の所は、居室、実験室など。渡辺のいすに座って、教授気分を味わってもらうと言うことも。意外と人気で、多くの生徒さんが座って、研究者になった感じは味わえてもらえたのでは。今回、研究科概要が年度替わりで不足していた関係で、月末には新しいのができるので、後日、お送りすると思いますので。。。もどって、復習すると言うことに使ってもらえればと。。。

DSCN6766.JPG 見学が終わったところで、集合して、クラス代表の方からお礼の言葉を頂きました。先日の古川黎明高等学校一昨日の宮城第一高等学校と同じく、しっかりとしたコメントでした。是非、大学院生として、一緒に学ぶことができればと思います。楽しみにしていますので。

DSCN6781.JPG 最後になりましたが、今回のことを企画頂きました、磐城高校の桑折先生をはじめとする関係の先生方、ありがとうございました。これを機に、また、交流できればと思います。また、説明をしてもらったM1の方々、ピンチヒッターでサポートしてくれたM2・岩本君、D1・辺本さん、スタッフの増子さんはじめ、みなさま、ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 昼食を挟んで午後からは、東北大学発祥の地である「片平キャンパス」の見学という形式での研修。自由形式の見学だったかもしれないですが、その自由にと言うのは実はくせ者。しっかり考えて、何をどうしたいのか、明確な目標を持つことが大事なわけです。で、100年以上前に、この片平の場所に「東北帝国大学」として設立された場所。そうした古い時代のいろいろなものがあると同時に、資料館もあります。そんな昔のことを考え、その時代背景とそうした基礎があるから、今があると言うことを学んでくれたのでは。科学を学ぶことは、その歴史を学ぶことでもあるわけですから。。。

 PS.のPS. 文末にもあったですが、M1の誰とは言わなくても、そのうち、HPに記されているかと思いますが、ちょっと遅れてきた学生さんも。説明をすることも大変だったと思いますが、時間を守るというのは、大事なことで。。。

 PS.のPS.のPS. この後、夕方にかけて、青葉山で会議。なにの??。。。「科学者の卵養成講座」に関して、今年度から採択された大阪大学の先生方と意見交換会。東北大には、このプログラムで6年の実績があると言うことで、。。。あと、以外と知られてないかも知れないですが、先に書いた、東北帝国大学が3番目にできたあと、戦前に、東北帝国大学の教員が関わる形でできたのが、大阪帝国大学。と言うこともあってではないと思いますが。。。いずれ、歴史の問題なのか。

 

ページの一番上へ

【研究室訪問】山形県立鶴岡南高等学校理数科・SSH理数セミナーI・研究室訪問、実験実習「バナナからDNAを」、特別講義「自家不和合性、植物の生殖」(3/20)

2015年3月20日 (金)

 ここ数年、年度末最後のアウトリーチ活動は「山形県立鶴岡南高等学校理数科の研究室訪問、実験実習、講義」。今年で4年目となりました。なにより、渡辺にとっての親よりもお世話になったのではとも言える師匠である日向先生の母校。「何をおいても賜ります」と。。。今の渡辺があるのも、日向先生のおかげだと思いますので。少しずつでもお返しというか、そんなことができたら、昨年の9月になくなられてから、余計にそんな思いがして、今回の講義を。。。渡辺も母校の先輩、後輩の方々に出前講義でお世話になったり、やっぱり、母校という縦の繋がりは、大きいと思いますので。大事にして下さい。 

DSCN6341.JPG そんな思いがあったこと、ちょうど高校3年生の時に遺伝子実験を指導していた方が、すでに学部の3年生。研究室配属になったと。そんなこともあって、どんなことをやりたいかも大事。でも、だれが自分の師匠になるかと言うことで、将来は大きく変わってくると。渡辺も東北大に来て、日向先生の元で、自家不和合性の実験をしたので、今があると。。。なので、やりたいことも大事。でも、そのやりたいことをだれの指導の下で行うのか、それくらい指導教官は大事ですのでと。。。

DSCN6349.JPG
DSCN6350.JPG 実験、研究室見学、講義。その最初は、「バナナからDNAをとて見よう」。15名の履修でしたので、2名の7グループと1名でがんばってもらう。という形式。簡単に書いた実験書は渡しますが、細かいことは書いていない。どれくらいバナナをつぶすのか、効率よく濾過するためには、どうすれば良いのか。そうしたことを、次年度からの課題研究のためにも考えてほしいと。色々工夫したり、どうやれば、より高速でできるのかなど、それぞれの生徒さんの正確が出るところ。毎年、実験を拝見して、こちらが楽しませてもらいます。もちろん、実験は皆さんうまくいって、ほっとするわけですが。。。

DSCN6355.JPG
DSCN6361.JPG
DSCN6365.JPG その後は、TAの辺本さん、岩本君に研究室とガラス室の案内を。今年度もずいぶん多くの高校生などが来てくれるたびに、案内してくれているので、こちらは安心。高校では見ることができないいろいろなもの、アブラナ科植物の多様性を実感できたのではないかと思います。案内は、渡辺がほとんどできなかったですが、研究室に掲げている「日向先生の写真と追悼文」を説明してくらいで。また、写真にはありませんが、「教授の気分」を味わうために、渡辺のイスに座って頂いたり。。研究室が少し身近になったのでは。。。

DSCN6377.JPG
DSCN6405.JPG 最後は講義。渡辺の自己紹介から。研究室に「バリィさん」がたくさんあるので、驚いた方も。それは、渡辺の出身地・今治との関係だと。。。なぜ、今治から仙台に来たのか、それが今から歴史を振り返れば、良かったと。日向先生との出会いでもあり。。。もちろん、自家不和合性のテーマを頂いたことも。。。実験、講義をしながら、男の子が引っ込み思案で。。。そういえば、日向先生がしゃべらないくらいの方がよいと、昔は言われていたと、日向先生の子供時代に。でも、そうでなくて、しゃべることは大事だからと。一方で。そんなことを思い出しました。自家不和合性がなぜ必要なのか、自殖と他殖がなぜ存在し、それを植物は使い分けるのか、それと人間による栽培化との関係。などなど。いつものことを話したつもりでも、また、しゃべりすぎでした。。。もちろん、最後には、名古屋大の東山先生からの受精の動画を。東山先生も偉大な鶴岡南高の皆さんの先輩ですから。。。質問が終わったあとは、例年通り世界に向けて情報発信。

DSCN6381.JPG
DSCN6385.JPG
DSCN6391.JPG 講義が終わったあとに、代表の高校生から今日の講義のお礼の言葉。とてもしっかりしたコメントを頂き、これからの人生を歩む上での大切なこと、また、生命科学、遺伝学、広くは植物科学も面白いのだと思ってくれたのはよかったと。なにより、遺伝学は、これから、表現型をどの様に評価し、塩基配列をどの様に高速で整理するのか、等は、コンピューターの力を必要とします。つまり、生物という狭い世界でなくて、物理、化学を含めた領域に加えて、文理融合も含めて。。。。

DSCN6393.JPG
DSCN6397.JPG 最後になりましたが、引率頂きました、鶴岡南・笹木先生、ありがとうございました。また、次年度も楽しみにしておりますし、是非、科学者の卵養成講座に も、より多くの方がご参加頂ければと。。。また、今日の実験、講義、研究室見学をお手伝い頂いたTAの辺本さん岩本君、また、準備を頂いた多くの方々に 感謝します。ありがとうございました。研究室見学等のアウトリーチ活動も今回のが今年度最後。本当にお世話になりました。ありがとうございました。(あす から、卵の関係で、渡辺が海外に出かけるので、アウトリーチ活動は、27日まであるのですが。。。研究室でとなると最後なので。。。)

DSCN6400.JPG
 わたなべしるす

 PS. 引率できて頂いた、笹木先生。帰り際に、話をしたら、渡辺の農学部の同じ学科の後輩の方。研究室は土壌立地学。世の中、本当に狭くできているんだなと。びっくりです。

 PS.のPS. 最後に挨拶をしてくれた生徒さん。実は、渡辺が出前講義に博士として活用しているものを子供時代に使っておられたと。びっくりです。帰り際に伺い、準備が間に合わず、慌ててお昼の時間に見つけることができて。。。是非また、いらしてください。オープンラボもありますので。高校生ももちろん、welcomeですから。

DSCN6404.JPG PS.のPS.のPS. 夕方には、農学部でお世話になった山谷先生の最終講義。渡辺が学生で日向先生の研究室に配属なった頃だったか、M1になった頃に、岡山大から農芸化学科に植物細胞工学と言う研究室だったと思いますが、新しい研究室を立ち上げられて。そのあと、様々な場面でたくさんのことを教えていただき、また、ご迷惑もおかけしたような。。。ご迷惑をおかけしたことは、最終講義と言うことで、ご容赦いただければ。。。というか、たくさんの大事な言葉をたまりました。「次世代のために」、「世界一」などなど。心に深く刻んであと15年くらいがんばってみますので。。。と言うより、4月からの次年度以降も、これまで以上にお世話になることができれば、幸いです。ありがとうございました。今後ともご指導ご鞭撻を賜ることができれば。。。

DSCN6406.JPG
DSCN6408.JPG
 

ページの一番上へ

yes man と 20皿食べられる先輩

2015年3月18日 (水)

暖かい日が増えてきましたね.僕の周りは花粉症で苦しんでる人が多数出現中!!春の訪れを感じます(笑)
花粉症予防のため春はマスク率が高くなる M1 イワモトです.

今回はナベさんが前述されているProfessor kao がナベ研に来て下さったお話をさせて頂きます. 

17日の朝ナベ研に到着すると既にナベさんがラボに到着済み.(しまった,ナベさんより遅く来てしまった~)と,慌てつつそれを顔に出さぬ様に挨拶をし自分の席に向かいかける僕.そんな僕を呼び止めるナベさんの声.

ナベさん 「オイ,岩本.」
僕     「あ,はい.(ドキドキ)」
ナベさん 「今日は回る寿司屋な.」
僕     「あ,はい.(Kao さんと一緒にってことかな?)了解です.」←即答!

言われた事には取敢えず即答する僕(笑)

ナベさん  「あ,後.Kaoさんの研究室案内よろしくね~」
僕      「・・・・・・.」←即答出来ずOrz

5分後にはPCで英単語を慌てて調べる僕.ナベさん,良い経験をさせて頂きありがとうございます.増子さんもフォローをありがとうございました.


話は変わり夕飯の話.うまい鮨勘へナベさんの車に8人で向かいます.
2テーブルを使い,僕のテーブルはKaoさんと,坂園さん,ナベモトさん,の4人で座ります.座敷の席に案内されたのでお寿司は全てorder style.下っ端の僕が注文を取りまとめます. 

DSCN6332.JPGのサムネール画像
ここでもKao さんと楽しくお話をさせてもらえました.日本語の分からない人と話す事はとても勉強になりました.お寿司もとても美味しかったです.


DSCN6331.JPG
だがしかし!a little happening.序盤はお寿司を各自で決めてその枚数を注文していましたが,中盤より4皿ずつ頼む流れに.そして,オーダー表に書くのが即答する(yes man)僕.お寿司を決めるのはナベモトさんが.後から知った事実ですがナベモトさんはお寿司を20皿食べられるらしく,これがハプニングの原因に.20皿食べられる人の感覚で注文したら・・・・お寿司は余ります.最終的には隣のテーブルにもお裾分けしつつ完食.

Professor kao は言いました.
「I finished 20 minutes ago.(私は20分前には満足していたんだよ)」

そして,ナベモトさんは言いました.
「・・・・・デザート(食べたいな).」

DSCN6333.JPGDSCN6334.JPGDSCN6335.JPG
左,序盤
中央,僕たちのテーブル(計44枚)
右,隣のテーブルと合わせて

すし皿のスカイツリーや!!・・・・・ごめんなさい(汗)
ナベさん,ご馳走様でした.Kao さんと話す機会を頂いた事と合わせて感謝申し上げます.

ダイアリーを書いて現在12:00 にですが,僕は未だにお腹が減りません(笑)


あ,そういえば.帰りの車の中で

ナベさん 「あ~.(隣の分も食べたから)お腹いっぱいだ~」
と,ぼそっと言った時に

僕,(申し訳ないです)と無言・・・・
ナベモトさん,「イヒヒ~(笑)」

あ,笑っちゃうんだ~.
そんな事が出来て,それが許されるキャラのナベモトさん.お寿司20皿食べられるし尊敬しっぱなしです(笑)

とても楽しい一日でした.ナベさんありがとうございました.

ページの一番上へ

diary Top« 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11

ARCHIVE