前回から1ヶ月強たちました。
あれから気温も日照も上がり、野菜たちは多くの実りをもたらしています。
写真に撮っていても、なかなかダイアリーに上げる時間が無くて、時間が空いてしまいました。
7月中旬からは、非常に湿っぽい気候で、気温も低く病気が発生しがちになりました。
都度、対策を取ってきましたが、なんとか乗り切って盛夏を迎える事が出来ました。
そして8月。気温も高く、夏らしい天候が続きました。
別件で農繁期でして、なかなか手をかける事が出来なかった印象です。
追肥もほどほどにしていたため、全体に弱ってきました。
大きな収穫も終えたので、そろそろ温室農園もお終いかなあ、と考えています。
ミニキュウリ(ベランダキュウリ)は、いよいよ終わりが近いようです。
モザイク病か、肥料不足か、非常に葉の色が薄くなってきました。
新芽には新しい花芽も付いていますが、すぐ枯れてしまう印象です。
これまで、コンスタントにキュウリを食べてきて、とても楽しませてもらいました。
最後追肥して、ダメなら片付けようかな、と思ってます。
鉢の小玉スイカ(紅しぐれ 写真左)は、収穫を終えました。
玉の直近のツルが枯れたのが収穫のサイン。
↓は7/22の写真。これより、大きくなったものを収穫しました。
余裕が無かったので、収穫時の植物の写真が無いですが。。。割った様子。
普通の甘くて美味しい小玉スイカの味がしました。ご馳走様でした。
スイカは他の作物より、ツル当りの玉数が少なく、効率が悪い印象。
水管理は比較的適当にしていましたが、難しい所以も分かる気がしました。
今年は、スーパーで買った大きいスイカを食べると、農家の方々の苦労を思って、感慨深くなってしまいます。
プランター(大)の様子。
7/22の様子では非常に茂って(写真左)、ミニメロン(写真右)もまだ青かったですが。。。
現在、ミニメロン(かわい~ナ 写真左)は無事収穫を終え、植物を倒しました。追熟中です。
写真右は、7/22時点のメロンの雄花。沢山咲いていました。
しかし、メロンも、非常に手がかかる割に、収穫が少ない作物の一つでした。
中身の熟し具合が一見して分からないため、収穫しても甘くなくて一度失敗しています(8/9収穫)。
蛍光イエローの色味なのに、中身はキュウリみたいで美味しくなかったです。
もうちょっと室温で置けば良かったかも。。。見た目は立派なのに。。。
この苦い経験から、今回は焦らない事にしました。
メロンから甘い香りがしてきて、柔らかくなるまで、割っちゃダメですね。
正直、メロンもスイカも成らせるだけで精一杯で、味まで意識が行きませんでした。
スーパーで売ってる、アンデスメロンとか高い!とか、文句言えないです。スイカもね。
農家の方々は、毎日どれだけ気を遣って育ててらっしゃるのか。大変ですね。
小玉スイカ(写真左)は背丈が伸びました。ツルも伸びて、だいぶ大きくなった印象です。
小さな実がついているため、育てています。落ちないように、袋をかけています。
ミニニンジンも徐々に大きくなってきているので、密かに楽しみにしています。
プランター小1の様子。オクラ2種とトウガラシのプランターです。
7/22の様子は↓。非常にトウガラシが茂っています。
実もついていて、この頃は、食べ頃を測りかねていました(笑)
そのため、非常に大きく育っています。
その後(8/~)、バナナクリームはダニにやられました。。。
実に栄養が行って、本体が弱っていたところをやられて、さらに弱っていきました。
葉が落ち、殆どダメになってしまったため、この写真の後に収穫して、倒しました。
少し枝を整理してやっていれば、ダニの防除をしていれば、と悔やむ部分もありますね。
オクラ(レッドソード 写真右)にもダニ被害などありますが(葉に小さな斑点が出ています)、もう少し楽しめそうです。
温室は毎日40度を超える気温で、オクラ類が急に元気になってきました。
プランター小2の様子。ミニトマト(ミニキャロル)とスイートバジルのプランターです。
ミニトマトは背丈が高くなりすぎ、実が重たくなりすぎたため、倒れてしまいました。
現在は温室の柱に立てかけています。
沢山の実が徐々に赤くなっていき、収穫を楽しめる状態です。
しかし、だいぶ実が少なくなり、本体も弱ったため、今の実を取り切ったら倒すつもりでいます。
ミニトマトは、楽にコンスタントに収穫出来、成長や出来具合を実感しやすい作物でした。
大きなトマトは難しくて(庭で育てていたんですが)。
虫にやられる率が高くて。。。まあ管理が悪かったんですが。
スイートバジルはここにきて急成長してきました。
トマトを倒した後に、本格的に楽しめる状態になるかも。室内で育てているトマトやキュウリ達と、種で直植えしたバジルには1ヶ月ほどタイムラグがあります。
早いうちから育てていれば、今頃トマトと一緒に楽しめていたと思います。
最初はひょろひょろだけど、ちゃんと日に当ててやれば、かなりの大木に育ちます。
花が咲き始める頃になると、急に木化するので心配ないです(去年の庭のバジルがそうだった)。
花がついたらマメに取った方がいいです。
本体が弱るし、葉が硬くなって楽しめなくなるので。
そして、摘心した方がいいらしいです。脇芽を伸ばして沢山葉を取るのね。
プランター小3の様子。オクラ3種のプランターです。
白ひすい(写真左)が非常に大きくなり、赤まるみちゃんを駆逐する勢いです。
アーリーファイブは。。。陰に隠れて見えないほどになりました。
白ひすいは、花芽が非常に沢山ついているため、都度収穫しています(写真右)。
赤まるみちゃんにも、実が出来ています(写真)。
出来はじめでまだ青いですが、ここから赤くなります。
収穫を忘れると、硬くなってしまって食べられないので、注意が必要です。
実の先をしならせて、しなる位が食べ頃。しならなくなると、中が種になってます。
さて、収穫した野菜達ですが、都度調理して食べています。
キュウリをニンニク味噌につけて食べたり(写真左)、オクラを茹でてうどんの具にしたり(写真右)。
あ、写真左の青いポップコーンは、アメリカ土産です。
写真に無いですけどバナナクリームは、しなしなになるまで炒めると、すごい美味しいです!
シェフ須藤作のおかか炒め、すごく美味しかったです。
先日、沢山ミニトマトが採れたためメンバーで食べようと冷蔵庫に冷やしておいたんですが。。。
気まぐれに研究室を訪れた、いたずら族が冷えたミニトマトを全部食べてしまいました。
口にトマトを入れて、ご機嫌のいたずら族。
みんな、すまんかった。
3月から始めた野菜作りでしたが、ようやく終わりが見えてきました。
収穫までこぎ着け、それまでの苦労が洗われました。
皆でとても楽しみました!
最後、すごい長文の記事になってしまった。。。すいません。
渡辺先生、手伝ってくれたメンバーの皆様、ありがとうございました。
増子(鈴木)