講義は6年生の3クラスに。渡辺の頃は、4クラスでしたので、少子化がこのようなところにも。「キャベツとブロッコリー」の講義は、前日の乃万小学校、波止浜小学校から3校続けて。もちろん、ブロッコリーは今治南高の別府先生からの提供。4つの学校分を提供頂きましたが、根っこからあるブロッコリー。とても、子供たちに好評でした。ぜひ、また、次年度もご協力頂ければ。。。もちろん、田畑の多い桜井地区。キャベツ、ブロッコリーの生長を見てきた方々もいて。で、キャベツ、ブロッコリーの生長の様子を説明したあとに、簡単な問題からというか。キャベツ x キャベツからは、何ができるか。「キャベツ!!」という返事がもどってくると思っていたのですが、。。。「小さなブロッコリー」というのがあった時には、たくさんの「?????」が。きっと考えすぎたのだと思いましたが。。。もちろん、次の「ブロッコリー x ブロッコリー」は、きちんと「ブロッコリー!!」。ほっとしました。で、全体で考えるのは、「キャベツ x ブロッコリー」では、どんな野菜ができるか。その野菜は、両親のどの様な遺伝的な特徴を継承しているか。
グループに分かれて、ここでも同じですが、早く始まるグループもあれば、そうでなくて、間に合うのかと思えるグループも。早く終わったところは、発表練習も。その時、ポスターの裏に、発表の原稿を書いていたり。とてもしっかりした後輩だと。うれしかったですね。
さて、発表では、とてもしっかりどのグループも考えていて、結果からいえば、花が茎からつながってないといけないのを書いてない以外は、全て、科学的にしっかりと考えられた内容。自分の後輩たちがこんなにすばらしく考える力を持っていたのは、感動でした。もちろん、普段の先生方の指導のおかげかと。発表で優れていた点は、これはこれまでのこの講義でたぶん、誰も考えてなかった「光合成」の問題。葉っぱが重なっていれば、中にあるブロッコリーは緑にならないで、黄色ではないかと。。。。。これは、渡辺自身も考えつかなかったところ。。。。余りの当たり前のことなのに。。。何で今まで気がつかなかったのだろうと。。。また、ブロッコリーは葉っぱを作る生長点が花にphage chageするのですが、したあとは、小さなブロッコリーが大きくなる訳で。。。生長点という言葉はないものの、大きなブロッコリーがどうのように生長するかということをきちんと説明できたこと。キャベツ、ブロッコリーを切ったものを展示しておいたのですが、それをしっかり観察したからだと。
また、グループ活動なので、グループの誰かが答えることができなければ、それをチームとしてみんなでカバーして、答えていたのは、感動でした。また、難しい質問にも、ぱっと考えて答える、つまり、「質問対応力」も高くて。。。すごいです。ほんとに。先の光合成の問題で、中が緑のブロッコリーであるためには、葉っぱが、薄くて、光を透過できると。。。。もちろん、現実とは違うにしても、ぱっと考える力は、すごいかったです。これらのことは、これからもしっかりとみんなできるように。1つだけ、これはよくないなと思ったのは、グループというか、班の中での仲間割れ。発表をしていて、誰かが質問に答えると、「えええええええーーーー。それはちがうとおもうよ。」というような。グループで相談をして決めた訳なので、その時に、これにすると決めた訳なので、ちゃんとまとまらないといけないと。こうしたようになるのを、大人の世界というか、「後ろから石を投げる」ということだと。そんなことはしてはいけないと。。。わかってもらえたでしょうか。
最後は、全体での集合写真。どうやれば、全体が写るのか、いつも困るのですが、体育館の2Fの窓の通路に上がられて、上からの写真。確かにこれなら。すごい大人数でも、。この前の波止浜方式ではないですが、この写真撮影を「桜井方式」と名付けて、広げたいと思います。講義のあとには、給食。というか、講義の片付けをしている時に、なぜか、毎年、「サインをして下さい」と。で、給食を急いで食べて、3クラスで、サイン会。ずいぶん上の先輩になりますが、サインをできるのは、うれしいです。ありがとうございました。ぜひ、将来、この中から一緒に研究をできるメンバーに会えるのを楽しみにしています。
最後になりましたが、桜井小学校校長・村上先生、6年担任の先生をはじめとする関係の先生方、送迎でお世話になった矢野先生、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。やっぱり、母校です。この上ないうれしさでした。とても楽しく過ごせました。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。
わたなべしるす
PS. 昨年の感動の富田小学校での「ウリの仲間」の講義の時、4年生の担任をされていた越智先生は今年から、桜井小学校に異動。校長先生のお願いして、給食、サイン会のあとに、お会いできました。感動の講義とは、4年生という学年なのに、2コマ続きで、途中のチャイムが鳴った時に「休憩を入れましょうか?」といったら、全員が「続ける!!!」といわれたたぶん、今までで一番集中していた児童のみんなの講義。桜井小学校でも同じようにactiveにされているということなどを伺い。。。渡辺の母校であり、桜井地区の子供たちをしっかりと指導頂ければと。。。また、来年は6年生の担任をして頂き、出前講義でお世話になれれば。。よろしくお願いします。