秋の雪だるま
2009年9月18日 (金)
仙台市立七北田小学校でのNSP特別講義「ヘチマとそのなかまたち--実は、たくさんの仲間がいます--」(9/17)
2009年9月18日 (金)

講義では、ヘチマの種播きから、生長、開花、結実というところを講義しましたが、今までにもたくさんの花について、学習していても、ヘチマのように、雄花、雌花に分かれているのは、初めてのようで、それが不思議そうな生徒さんもいました。講義は発展し、ヘチマの仲間ということで、ウリ科の身の回りで見かける植物、作物である、ゴーヤ、メロン、スイカ、キュウリ、カボチャについて、発芽から、花までをクイズ形式で、答えてもらいましたが、とてもよく知っているというか、見ているのだなと、感心させられました。講義の最後には、質問も多くもらい、渡辺が知らないような植物を作っている生徒さんもいました。
講義のあとには、恒例になりつつある、教室巡りで、「3min間質問コーナー」をしましたが、とても元気よく質問をしてくれたのは、頼もしかったです。
今年のNSPはこれで終わりで、来年、2月に今度は、6年生対象に「環境と植物」ということでお話しします。それから、11月には、科学クラブで、バナナからDNAをとろう!!という企画を行うことになりました。これも楽しみです。
わたなべしるす
PS. 七北田小学校のHPに、理科の井上先生が日記を記してくれてあります。併せて、ご覧ください。
http://www2.sendai-c.ed.jp/~nanashou/ppblog/pp_blog/index.php?UID=1253182179
仙台市立七北田小学校でのNSP特別講義「「花の不思議な世界」--りんごの花からリンゴができるまで??--」(9/15)
2009年9月16日 (水)

今年で2年目となる七北田小学校・NSPで、特別講義「「花の不思議な世界」--りんごの花からリンゴができるまで??--」を行いました。リンゴをモデルにして、花が咲き、受粉、受精、果実形成という過程を講義し、植物の自他識別機構である自家不和合性もお話ししました。花粉管が伸びる様子や、自家不和合性が起きる現象を、動画で見てもらいましたが、とても興味深そうに歓声を上げていました。植物が自分と他人を識別できるというのが、いかにも不思議そうでしたが、近親交配をしないと言うことを説明したら、「植物の法律なんだ!!」という子供さんがいて、なるほどと、こちらが感心させられました。
いつもなら、2hrフルに講義をするのですが、今回は、理科担当の井上先生発案で、最後の15min程度を各教室に伺い、そこで、3min間の特別質問コーナーをつくっていただき、とてもたくさんの質問が出て、科学・植物に興味がとてもあることが分かり、将来の科学者の種ができつつあることが楽しくなりました。
明日は、同じくNSPで初めての試みとして、4年生に講義をします。ヘチマを例にして、ウリ科の植物のいろいろなことをお話しします。これまた、楽しみです。
わたなべしるす
秋の空
2009年9月14日 (月)