東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

朴さんお疲れ様会

2009年2月19日 (木)

皆様こんにちは。事務補助の宮野です。
仙台は三寒四温。今朝は、車のフロントガラスが凍りつき、植木鉢のビオラが霜でクタクタでした。でもプリムラとクリスマスローズがもうすぐ咲きそうです。

去るバレンタインデー前日に「朴さん、お疲れ様」の会が開かれました。PDの朴さんも新たなお仕事が決まり、韓国に帰国されることになったのです。増子さんがデメルのザッハトルテを用意してくれました。ウィーン発の重厚~な甘さに身もだえしてる人もいた模様です。渡辺先生、今回もごちそう様でした。
朴さんは日本に来られて7年。きれいで素直な言葉でお礼や抱負を話す様子に心を打たれました。うーん、さすが朴さん。
どうぞ体を大事にしてお仕事なさって下さいね。

年度末になり、期日・金額など数字の決まった仕事に、気忙しさを感じることも多くなって来ました。無事に乗り切りたいですね・・・。

みやの

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仙台市立七北田小学校でのNSP特別講義「環境と植物から考える」--それを研究する博士 --(2/17)

2009年2月17日 (火)

今年度最後の七北田小学校・NSPで、環境という問題について、植物、人間、さらには、それを研究する博士ということで、サイエンスからキャリア教育を含んだ形で特別講義を6年生、120名に行いました。6年生とは、「キャベツとブロッコリーの講義」以来で、環境についても地球温暖化、森林伐採などいろいろな観点から、学習しているようでした。

今日の講義では、植物がCO2を固定できる、地球温暖化を抑制することができる。さらには、果物を例にして、「旬」というのがある。つまり、旬でない時期に栽培することは、様々な点で、環境に負荷をかけているということをまず、最初の1hrで講義しました。次の1hrでは、そうした植物とか、環境を考える博士がどのようにして、誕生するかを「渡辺」を例にして、小学校から現在に至るまでを講義し、博士になるヒトが、別に特別ではなくて、普通の小学生であったこと、でも、一生懸命がんばることを講義しました。

講義のあとに、数名の生徒さんから、いくつかの質問を受け、研究者になってみたいという生徒さんと会えたことは、うれしい限りです。是非、東北大で一緒に研究できる日が来るのが楽しみになってきました。

来年度からは3-6年生という幅広い学年の特別講義を仰せつかりました。その来年の4年生になる生徒さんと掃除の時間にお話もできました。来年度からも楽しみです。来年度の最初の講義は、キャベツのなかまで交配実験を行い、いろいろな雑種植物を育成することです。黄色い花がたくさん咲くことが楽しみになってきました。

最後に、6年生の皆さんは、あと数ヶ月で中学生です。NSPで学んだことを元に、中学での理科もがんばってください。


わたなべしるす

PS. 七北田小学校のhomepageにも講義のことが掲載されていました。

http://www2.sendai-c.ed.jp/~nanashou/ppblog/pp_blog/index.php

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博士課程前期2年(修士)最終試験

2009年2月12日 (木)

バレンタインデーまで後2日ですが、逆チョコなら365日受け付け中!
増子です。

2月も中旬に入って、大分日差しが暖かくなりましたね。
野良猫がまどろむ傍ら、工事機材がうなりを上げるミスマッチな日常の旧遺生研です。

そんな中、2月6日~明日まで、生命科学研究科の博士課程前期2年(修士)最終試験が行われています。

今回の最終試験は、口頭発表15分、質疑応答5分で行われ、参加自由の公開試験です。

植物生殖遺伝学分野からは、五十川さん、金子さんの二人が最終試験に臨みました。

五十川さんの題目は"アブラナ科植物における自家不和合性突然変異系統の遺伝学的解析"、
金子さんの題目は"低温ストレス条件下におけるイネ雄性生殖器官の形態変化および網羅的遺伝子発現解析"でした。

五十川さんは、午後1番目の発表という大きなプレッシャーの中、毅然と発表を行っていました。
金子さんは、繰り返しの練習の中でよく練られた発表を行い、本当に素晴しかったです。
正直、私は昔あんなにしっかりしてなかったので、すごいなーー・・
って去年も同じ事を書いてますね。。。

去年の最終試験の日も、とても綺麗な青空だったのを思い出しました。
二人ともホッと胸をなでおろし、すがすがしく青空を見上げたのではないかと思います。
本当にお疲れ様でした!!

明日は恒例の修了祝賀会がさくらホールにて行われます。
ゆっくり楽しんで下さい。


ますこ

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仙台市立七北田小学校でのNSP特別講義・実習「キャベツのなかまの観察--花はいつ頃咲きそうかな??--」(2/10)

2009年2月10日 (火)

昨年の秋に七北田小学校・NSPで、キャベツの仲間を育ってみようと言うことで、プランタに、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、芽キャベツなどを植えてみました。対象は5-6年生と言うことで、キャベツの仲間の苗を植えて、育っていました。年明け頃までは順調に育ったいたようですが、どことも、カラスの害にやられているようでした。農学では、「鳥害」というのを習った覚えはありますが、実際に見たのははじめてでした。

鳥害を受ける前は、良く育っていたのだと思いますが、少し、栄養不足に見えました。来週、環境についての講義をするときに、肥料を足せば、春には立派な花が咲くだろうと思っています。実際、葉っぱは、シロイヌナズナであれば、ロゼット葉というようなまるい葉っぱから、先のとがった葉っぱになりつつあり、4-5月には、交配ができそうです。このことを講義して、観察している生徒たちが、楽しそうに見ていたのは、うれしい限りでした。

6年生は、すぐ隣にある七北田中学に進学になりますが、近くにあるおかげで、合同の観察会もできそうです。まずは、花を咲かせて、交配をすることを楽しみにして、植物がこれ以上食べられないように、よろしくお願いします。

また、来週、お会いしましょう。

わたなべしるす

PS. 七北田小学校でもhomepageに情報があります。
あわせて、ご覧ください。
http://www2.sendai-c.ed.jp/~nanashou/ppblog/pp_blog/index.php?UID=123425722

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おせわになりました。

2009年2月 6日 (金)

みなさん、こんにちは。

元渡辺研PDの諏訪部です。2月から三重大学に異動しました。
約2年間、いろんなことで大変お世話になり、どうもありがとうございました。

初の東北地方での生活ということで冬を乗り切れるのか心配しましたが、おかげさまでとても充実した日々を送ることができました。思い返してみると、ラボTシャツやラボジャージの作成、コーラ部結成、炭酸会発足などたくさんの楽しい思い出ができました。

・・・・おっと、遊びばかりではありません。研究面では、新しい植物種や研究手法への挑戦、国内外の学会への積極的な参加、研究コミュニティの拡大、殺人的スピードでの論文作成など、研究者として必要なスキルや経験をたくさんたくさん積ませていただきました。ボスであるなべさん、一緒に研究してくれた仲間に感謝、感謝です。

三重大学では、渡辺研で得た知識・技術をさらに発展させ、植物の生殖機構の全貌解明に向けた研究を展開していきたいと考えています。渡辺先生からも共同研究を快諾していただいたので、今まで以上に精力的に研究に取り組んでいきたいと思います。あと、後進の若い研究者育成にも力を入れていくつもりです。

それでは皆さん、今までホントどうもありがとうございました。今後とも渡辺グループをよろしくお願いいたします。

諏訪部

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