東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

改修工事に伴う停電と顛末

2008年11月16日 (日)

今日は、改修工事に伴う停電その1でした。9:00-16:00というのが、開通したのは16:50くらいでした。。。。。そのあと、netがつながらないというハプニングもあって、19:00すぎまで、あれこれと。。

で、まあ、良かったことは、工事現場がのぞけたこと。2Fを見る限り、天井の空調ができていたり、壁が貼ってあったり、エレベーターがきてあったり。来週からは、床張りが始まるそうな。たぶん、今週で、ほぼ、終わるのでしょう。

で、ついでに問題も。天井が思ったよりも低くて、2.7mくらい。3Fは、2.8mくらいでした。
引っ越しのものが置けたり、おけなかったりをかなり考えないといけないことになりそうです。

いずれ、遅い時間までつきあわされたものの、まあそれなりに観察もでき、後期工事に向けて、何をどう考えるか、良いヒントをもらいました。

ということで、今週末からは、冬らしくなってくるとか。早く、工事も終わり、新しい環境で仕事ができればと思います。

わたなべしるす

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仙台市立吉成小学校で出前授業(11/12)

2008年11月12日 (水)

今年も仙台市教育委員会と東北大学との間で提携されている「出前授業」の季節になりました。今年の最初は、吉成小学校でした。農学部で助手をしたり、岩手大の助教授の頃、隣の南吉成に、東北インテリジェントコスモス関連企業の「採種技術研究所」があり、そこの所長を指導教官であり、恩師である東北大名誉教授の「日向博士」がされていたこともあり、近くには伺うことはありましたが、この場所に小学校があったのは、最近知りました。

さて、11/12の午前の3, 4校時で、リンゴをモデルとした、受粉、受精、自家不和合性、果実の成熟など、小学校5年生には少し難しい課題ではありましたが、一生懸命講義を聴いてくれ、また、最後に、こちらが困ってしまうようなシビアな質問もくれました。また、機会があれば、キャベツとブロッコリーの不思議も講義できればと思います。

今回お世話になった5年生の先生には、昨年、川前小学校でもお世話になり、人のつながりに驚かされ、また、大変お世話になりました。何より、今回の授業をサポートしていただいた5年生の先生方に感謝するとともに、なれない、2校時続きの授業を最後まで熱心に聞いてくれた生徒さんに感謝です。最後に質問の時間が切れてしまったのは残念だったので、是非、また、質問の手紙でもいただければ、応えたいと思います。

わたなべ

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NSP七北田サイエンスプロジェクト(リンゴの不思議・自家不和合性)(11/11)

2008年11月11日 (火)

6月に、七北田小学校で「教科担任(理科)特別講義」ということで、キャベツとブロッコリーの話をしました。6年生対象に。その後、先月、キャベツ、ブロッコリーのなかまの植かえを行い、今日は、5年生対象に、リンゴを題材として、花からリンゴができるまでの不思議として、種ができること、リンゴはどこを食べているのか、そして、一番難しかったかもしれない、自分の花粉が嫌いで、他人の花粉が好きという「自家不和合性」について、講義をしました。その間に、この講義と言うより、この連携を「NSP七北田サイエンスプロジェクト」と名付けていただき、サイエンスのレベルアップのようなコンセプトになったことが、うれしい限りです。

さて、講義では花粉管が伸びたり、自家不和合性が起きる雌しべの先端での花粉の識別など、やはり、動画のところでは、生徒さんたちも声を出して、「へーー!!」といってもらえたのは、うれしい限りで、新しい世界を見せることができたのではと思っています。
何よりも、最後二時間をオーバーするくらい、植物、果物についての質問をもらえたことは、とてもうれしかったですし、難しい質問ばかりでした。。

最後に、通常は1校時、45分のところを2校時連続で行いました。最後まで、集中して講義を聴いてくれた生徒さん、それをサポートしてくれた先生方に感謝です。

また、来年は、キャベツの不思議の話でお会いしましょう。

わたなべ

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祝!学振内定!!

2008年11月 6日 (木)

D1藤岡君が、来年度からの学振(DC2)に内定しました!
学振とは、学術振興会が「我が国のトップクラスの優れた若手研究者に対して研究に専念する機会を与える(HPより抜粋)」ことを目的とした研究奨励金制度の通称です。ドクターコース学生とポスドクを対象に2種類あり、この奨励金を獲得することは若手研究者にとって高いステータスの1つになっています。フジが内定したDC2というカテゴリーは、ドクターコースの学生が対象で、その採用率は約25%。日本中の多くのドクターコース学生がトライする狭き門。研究経歴(論文・学会発表等)や今後の研究計画等を厳しく審査されます。フジはこの1年、日々の実験はもちろんのこと、第1著者での論文出版や国内学会での口頭発表、国際学会での発表などいろんなことに精力的に取り組み、今回の結果はそれらの積み重ねによって成し得たものと思います。おめでとう、フジ!!

これで、これからの研究生活が素晴らしいものになるベースができあがりました。あとはフジの頑張り次第で如何様にも変わる未来が待っています。さぁて、フジの今後の研究者人生はどうなっていくのでしょう?とても楽しみです。

これからも研究(+少々!?の遊び)に全力投球。一緒にがんばっていきましょう!
ボスと剛さん、両親への感謝も忘れずにね(笑)。

すわべ

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遺伝研研究集会「高等植物の生殖過程を制御する因子の多様性と生殖隔離」を主催

2008年11月 5日 (水)

11/5-6に、国立遺伝学研究所の研究集会「高等植物の生殖過程を制御する因子の多様性と生殖隔離」を、遺伝研の倉田先生とのco-organizeで、主催しました。ここ数年、生殖過程において、様々なことが明らかになり、生殖隔離を規定するような因子も単離されつつあります。そうした因子と生殖との関連などを議論しました。発表いただいたメンバーの多くは、研究を実際に行っている大学院生、研究員などが多く、質疑も活発で有意義な意見交換でありました。これを基礎として、共同研究などに発展すればと思っております。

科学研究費では、特定領域研究「植物ゲノム障壁」をorganizeしている一方で、新しい方向性も見ていく必要性があることを深く実感しました。できるだけこうした会を主催して、より多くの共同研究に発展させれればとおもった次第です。

わたなべしるす

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