1/31の金曜日、サイエンスカフェ100回スペシャル・楽しい実験ショーのお手伝いをしてきました。
場所はせんだいメディアテーク、1階のロビーです。
秋になると定禅寺ストリートジャズフェスティバルの公開演奏会も行われる、大きな会場です。
受付に東北大のロゴ、どーん。サイエンスカフェのロゴも輝きます。


この広い会場の一角に、花の不思議を探しだそう!と題した、実験コーナーを設置しました。
こちらは実験をメインにする側。
予め作っておいたバナナジュースを使ってDNAを抽出してもらう場所と、実体顕微鏡でアブラナの花を観察してもらうスペースを作りました。
守り神として今治のゆるキャラ、バリィさんも設置完了です。


こちらはポスターと花粉の動きを見れる動画を上映する学習コーナー。
花粉の動画は、曽根さんが撮ったものです。色んな動きが楽しいんですよ。
ここでは、ポスターの縮小版や、DNA抽出に関する資料もお渡ししました。
リンゴの不思議についてのポスターが大きく展示されています。
こちら側にも、守り神のバリィさんを。白い従者も数匹設置しました。
準備中から、サイエンスカフェボランティア(Sugers)をはじめ、様々な方が声をかけて下さいました。


開演までまだ時間があったので、空いた部分の壁面に、辺本さんとポスターを書いて張ったりして。
丸い頭のキャラは、今回のコンセプトキャラ、花粉ちゃん(仮)です。
落書きだったんですが。。。辺本さん、曽根さんが命名してくれました。ありがたい。


リンゴ、ずどーん。
花の不思議を探しだそう!ブースに来て下さった方へのお土産として100個超用意しました。
シナノゴールド、星の金貨、サンふじ、王林、サンジョナゴールドの5種です。
美味しそうな香りが漂っています。青森県産。


他のブースでは、今までのサイエンスカフェの歴史も展示されていましたよ。
実験ブースも楽しそうで、時間があったら見たかったですね。




渡辺先生の記事にもありますが、この日は吹雪でした。
お客さんが来るのかしら、と正直心配していました。
しかし。。。心配は無用でした。
サイエンスカフェ愛が、観客の皆さんから、会場から、ひしひしと伝わってきました。
白熱するパネルディスカッション。
今後のサイエンスカフェについて、市民とパネラーとの間で熱い議論が交わされていました。
仙台一高の小松原先生もパネラーとして参加しており、教育者として見解を仰っていましたよ!




講演、ディスカッションの間、Sugersとして働くM1辺本さん。
講演と講演の間は、Sugersが司会をして場を持たせています。
マイクの受け渡しや、椅子の搬入搬出は、全てこういった学生ボランティアさんが行っていました。
サイエンスカフェはこうした多くの東北大生にも支えられているんですね。


そして、実験ショーの時間が来ました!
ここからは、怒濤の展開で写真を撮っているヒマも、他を見ている余裕もありませんでした。
押し寄せる人、テンぱりつつDNAを取り、質問に答える増子。
顕微鏡の方は辺本さんが説明してくれました。


リンゴポスターと花粉の動画説明は渡辺先生が行っていましたが、壁の向こうを見る余裕は無かった。
こうして写真で見ると、改めてすごい人出でしたねえ。。。


中には小学生くらいのお子さんもいました。楽しんでくれたかな。
沢山あったリンゴも、もうすぐ完売御礼になる頃。。。
最後に抽選会が行われ、サイエンスカフェ100回スペシャルは好評のうちに閉会を迎えたのでした。


閉会挨拶時、会場には仙台市長がサプライズで訪れていた事が判明!びっくりです。
サイエンスカフェは、仙台市民と東北大の架け橋としてこれからも進化を続けていくんでしょう。
今後も、目が離せませんね!


今回参加してみて、文系リベラルアーツサロンとともに、東北大の窓として市民の期待が大きいことが分かりました。
会場の熱気が、それを物語っていましたから。
これからサイエンスカフェは会場を片平にも広げ、様々な時間、様々な場所で、活動を広げて行くようです。
私も、娘が大きくなったら是非一緒に参加したいなあ、と思います。
一市民としては、リベラルアーツサロンと共催のイベントがあったら非常ーに嬉しいです。
当日、準備・設営・説明・撤収をボランティアと平行して行ってくれたM1辺本さん、ありがとう!
また、準備、搬入、搬出に渡って、研究室メンバーに様々な部分で手伝ってもらいました。
本当にありがとうございました!
楽しかったです!
増子(鈴木)