東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

遅ればせながら、祝、大学院合格(8/3)

2012年8月 3日 (金)

 やっぱり、今年は何かおかしいような。。。何がというのは、渡辺の注意力なのかもしれません。。。震災からの疲れだと言うことにしておきます。

 さて、7/18に、大学院前期課程の自己推薦入学試験の発表でした。この試験で渡辺の研究室の合格した学生さんは、1名でした。

DSCN3330.JPG 7/18、つまり、20日ほど前になってしまったのですが、研究科のHPにも掲載されているとおり、来年の4月からM1として、研究室で研究をして頂けるようになりました。合格、おめでとうございます。新しいメンバーの加入は約半年後ですが、それが決まったことは、labとしてうれしい限りです。一緒に研究できるのを楽しみにして。何より、HPでの公開が遅くなったこと、お許しください。


 わたなべしるす


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全体のバランス、一瞬の・・・、お作法。。(8/3)

2012年8月 3日 (金)

 10日ほど前までは、最高気温が18oCくらいで、もしかしたら、冷害になるのではと。。。ずいぶん心配した。ところが、数日前の梅雨明けから、30oCを超える暑さ。。局所的にオホーツク高気圧と太平洋高気圧のバランスが、。。なのだろう。何とかしてほしいと思うが、地球全体で、バランスをとているのであろう。どこかで大雨が降るし、その代わり、どこかで大干ばつが。何とか、うまくこのバランスがとれて、ゲリラ豪雨のようなことが起きないで、均等にならないものかと、よく考える。。。ただ、仕事をしていても、あり得ないくらいのmailが短時間に来ることもあれば、逆のこともある。そう考えれば、そんなものかもしれないと思うが、もう少し全体のバランスがあれば、違ってくるのではと毎日思う。。。

DSCN3339.JPG 仙台にいると、セミの鳴き声は、この盛夏なのに、「アブラゼミ」、「ヒグラシ」、「ツクツクボウシ」。それも夕方になってから。愛媛なら、朝から、「ク マゼミ」の大音量のはずが。。秋が来たのかと。さすがに、地球温暖化と言ってもクマゼミは、仙台では。。というのはほっとする。同じ夏を感じるのは、トン ボ。それも、大型の「オニヤンマ」。一昨日の北青葉山分館、今日の理学部での科学者の卵との連動企画で、何度もオニヤンマを。かなり大型。何とか捕まえた いと。。。すごい速さで飛んでいるのが、とある1匹だけは、近くに着地。そこで、昔覚えた、指をくるくると回して。。。。そーーーーーーと。一瞬の隙を突 いて。。。「つかまえた!!!」。その続きは昨日の通り、標本へ。。あの一瞬を読めなかったら。。。かわいそうな殺生ですが、。。。一瞬の大切さを理解さ せてもらいました。

 「読む」と言えば、将棋もそう。相手がどの様に来るかを考える。戦略であり、全体のバランスなのかもしれない。小学校の時に、自分より遙かに強い同級生がいて、それ以来、将棋は。。基本形を覚えれないからかもしれないが、。。。もちろん戦略というか、ルールはある訳で。二歩は禁止とか、打ち歩詰めも禁止とか。。。。ルールの範囲内で、どこまでやることができるのか、そこは反則・アウトと言うことでできないのか、それを一瞬の判断力と全体のバランスで何事もできないといけないのだろう。もちろん、目先のことでなくて、あくまで全体というか、トータルな収支を考えて、。。。勝負は時の運というのもあるが、何事にも全力投球は最低限のお作法のような気がする。

 こんなことをしていないで、論文書きに全力投球することにしよう。今年の夏休みの宿題は。。。〆切前に。。。


 わたなべしるす

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ことば。。。、本当は。。。、油断。。(7/18)

2012年7月18日 (水)

 言葉というのは、いくつになっても難しいと思う。何をどの様な順番で並べるのか、また、それをどう表現するのかによって、受け取る側は、全く違う。最初に本題に行く場合。最初は、おそるおそる、こんな様な感じですがと。。。というのもある。それなりに気心が知れてくれば、言葉の問題もさほど問題でないのかもしれないが、気心が知れるまでは、結構難しい。というか、いつも悩ましい。。。もちろん、話し言葉でも、書き言葉でも。話し言葉は言ってしまってから、しまった。。。ということも。書き言葉の場合は、原稿を書いて、相手に送るまでなら、考えようもあるが、。。やっぱりそこでも十分な考えが必要になるが、あまりに長くなると、仕事にならない。。。どうも難しい。。

 本当の。。ということでは、出前講義を行うと、小学校などで、質問で、「本当は???」ということがある。本当には幅がある場合もあるが、幅を理解するまでにはなかなか時間がかかる。ただ、幅があるからと言って、いい加減とか、内緒というのでは、最初の言葉でないが、話ができなくなる。結構難しい。何とか、本当のことで意思疎通するには、気心というか、信頼関係なのかもしれない。共同研究をすることを考えたら、やっぱり、信頼関係を持って、本当のことを言わないと。。。その意味で、たくさんの共同研究をさせてもらっているのは、ちゃんとできているのかもしれないが、だからといって油断は禁物という気がする。

DSCN1672.JPG 油断には、油の文字が。。梅雨明けが近いのか、仙台でも汗をかくようになってきた。汗の中の大半は、水分かもし得れないが、もちろん、油も。油と水。別々に出てくるのだろうか。そんなことは考えたこともないが、ちゃんと知っておくことが、大事であろう。観察をすることだろうか。分析をすることだろうか。。。水と油を混ぜることを思い出した。学部4年生の頃に、動物がだめな渡辺がマウスに抗体を作ってもらっていた。そんなとき、エマルジョンを作っていたことを。できるまでに結構時間がかかった。どんなことも時間がかかる。すぐにできることはない。何とか壊さないようにしないと。壊れるのは一瞬である。昨日のテレビで、外国の発電所の冷却棟が一瞬で。。。気をつけないと。。。

 こんなにまとまりがないのも、久しぶりかもしれない。疲れているのだろうか。とりあえず、つれづれなるままで、お許しください。


 わたなべしるす

 PS. 今日の会議で、動物を扱われている先生から、植物の斑入の話が。詳しくはないが、話ができるのはよいことだと思いました。

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次世代型科学者の卵養成講座(通称:卵)

2012年7月16日 (月)

こんにちは。初めまして、学生バイトをさせていただいております、農学部一年の南條光香です。初めての投稿で、つたない文章ではありますが、どうぞお付き合いくださいませ。

7月14日土曜日。東北大学川内キャンパスにて
東北大学・次世代型科学者の卵養成講座(通称:卵)が開催されました。卵では科学に興味を持つ高校生が、実際に大学に来て大学教員の講義を聴きレポートを書き、一人一人に対し添削をしていただけたり、研究室で実験さらに発表までもできたりします。今年で4年目になるこのプログラム、私は1期生として二年間お世話になりました。

13424400932770.jpg今回、思い出の詰まった卵にお邪魔させていただくことに。
参加可能人数が50人に縮小され、受講生の到着時刻が開始間際であるのが多く、少々不安に思いながらもスタート。また、受講生の講義中のリアクションも薄く、どうやら緊張している様子でした。もっと楽しんで受けて大丈夫だよと、言いたくなってしまうくらい。という私も、卵初日は熱出しながら意地で出席したのですが、、、しかし、質問の時間になると次から次へと受講生から質問がたくさん飛び、今年の卵も、とても楽しくなりそうに思いました。ぜひ受講生の皆さんには積極的に参加して、卵を発展させていただきたいですね!

そのあと、渡辺先生の粋な計らいで、卵2期生の須藤さんとちょうど仙台に来ていた私の同級生で帯広畜産大の石田さんと夕飯をごちそうになりました。先生、おいしかったです、ありがとうございました!久しぶりに、遠く離れた友人たちと話すこともでき、とっても楽しかったです。しかしせっかく今回ブログに載せるなら写真くらいとっておけばよかったと反省、、、次回からは、写真に残そうと学んだ一日でした。


PS. 写真は本当は受講生がもらうべきであったであろう青色カーネーションと、渡辺先生曰く、ぴよちゃんをかぶったしろたんです。部屋に花瓶がなくて残念、、、

13424401085821.jpg実はこの日、化学グランプリの勉強会で、泊まり込みで仙台に来ていたらしく、母校の福島県立福島高校の橋爪先生や後輩たちに会うことができました。後輩たちとは受験や母校の話をし、みんなのレベルの高さにびっくり!
橋爪先生からは先生の学生時代からの東北大学の変貌を語っていただきました。橋爪先生の驚き度合に私たちがびっくりでした。福島高校もまもなく改築になるので、私も同じ心境を味わうかもしれません。



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海の日に、。。。(7/16)

2012年7月16日 (月)

 生まれた今治では海まで数km。ただ、意外と海は苦手で。。。釣りに行くことはあっても、泳ぐのはという感じであった。海に行ってうれしいのは、何ともいえない潮の香り。大学になって仙台に来たら、海までちょっと距離があって。。。潮の香りが遠のいた。盛岡にいたときには、さすがに、海が見えないことにへこんだ。。。仙台なら、高いところに行けば、町中からも海くらい見えた。。。海の日がいつから始まったのか、記憶が定かでないが、。。夏休みの直前にこの休みは、。。というのが、どうもマッチしてないような。。。

DSCN1629.JPG 海と言えば、◎◎の海という言葉が。たとえば、dataの海。。最近、遺伝学の分野でも次世代シークエンサーなるものが出てきて、大量のDNA配列dataが。。その前には、DNAマイクロアレイがあって、それでもたくさんのdataが。。統計というか、数学(算数)というか。それが苦手で。いろいろな方に共同研究をしてもらって、何とかしてきている。

 梅雨が明けるのはいつかというのが気になるが、8月にはイネのサンプリングが始まる。イネの農繁期が来る前に、机の周りの◎△の海になっている、いろいろなものを片付けないと。。先に進みそうでなくなる。という、2012年の海の日でした。


 わたなべしるす

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