東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

ネギ・スプリングフィールド

2014年5月12日 (月)

渡辺先生が、春の野辺で謎の植物を拾ってきました。

ひょろひょろとした姿、単子葉でしょうか。

根元を見ると、タマネギのようです。ネギボウズ??いやいや。

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花っぽいところに何かもにゃもにゃと生えています。

球根のようにも見えます。謎です。

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坂園助教がひとつもいでみたところ、ネギの香りが漂います。

やはりこれは...。

ひとつひとつバラバラにして、植えてみることにしました。

強くなるネギの香り。やっぱりこれは.........。

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ノビルとかそれ系?(推測)

ネギ科のうちの一部は花が咲いた後、むかごを形成するそうで(球根のようなものね)。

それは通常地上に落ちた後に発芽するのですが、希に花序に付いたまま発芽を起こし、このような状態になるのだそうです(参考URL、イラスト注)。

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 速、件の球根にルートンを塗布し、植えておきました。

とはいえ、可食かも不明。

しかし、あわよくば、夏のそうめんの具材になってもらうべく、育ったら味見したいと思います。

どこのネギかもしれないのに危ないって?

いやいや、僅かな勇気が本当の魔法だって、ネギも言ってますからね!

魔法先生ネギま!のネギの本名は、ネギ・スプリングフィールドって言うの。週刊マガジン2003~2012に連載)

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ますこ

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食べ歩きGW

2014年5月 8日 (木)

全国民待望のGWが終わっちゃいましたね。

今年は飛び石連休でしたが、天気もほどほどで過ごしやすかったですねえ。

GWに卒業生が遊びに来てくれましたが、会えなくて残念!

お土産ありがとねー。美味しく頂いたわ。また遊びに来てねー。

ほんとにねー、まってるわ!あ、似顔絵似てたよ。ニャンちゅー!

 

さて、私のGWですが、盛岡~秋田ツアーへ行ってまいりました。

1日目は無化調ラーメンのいさらぎでラーメンを頂き、夜には美味しいお寿司を頂き、

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2日目、秋田では稲庭饂飩の生麺・乾麺食べ比べと比内地鶏のつくね・ねぎまを頂き(寛文五年堂)、

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最終日、高速のSAでめかぶ饂飩を頂きと。。。

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あれ?寿司以外は麺ばっか喰べてるよ。ま、いっか。

各地でいろんな方にお世話になり、美味しいものも頂き、幸せなGWでありました!

改めて、人の温かさ、人との縁に感謝ですね。

天気に恵まれ、岩手山もきれいでしたよ!雫石には、まだ雪も残っておりました。

やっと北東北の春到来、というところでしょうかねー。秋田は桜もきれいでしたよ。

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お土産には秋田土産の定番、金萬(きんまん)を買ってきました!

秋田といえば、金萬か、さなづらかと言われる秋田土産の定番商品。

しかし、定番過ぎるため、最近あまり誰も買って無かったので久々に買ってみたよ。

改めて、美味しいです。甘すぎないのね。ほくほくなのね。

あ、そうそう、M1岩本くん(秋田県人会No.3)曰く、"金萬食べた?"って聞かれたら。。。

"28個食べた"、って答えるのが秋田県人あるあるらしいよ。

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そんなGWの間にも野菜はすくすく育ち。。。ダイナーズにも花が!しかも雌花!早っ!

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頼もしい成長っぷり!見習いたいものであります。

休みぼけから明けきらないうちに今週も終わりそうですが、5月も頑張っていきたいと思います。

 

増子

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母集団、水面下、ササニシキ(5/8)

2014年5月 8日 (木)

 遺伝学の実験をするときに、一体、何個体を使って実験すればよいのか、そもそも母集団をどれくらいにしたら、目的の遺伝子をマップできるのかなど、母集団というのは、遺伝学の実験に限らず、重要な問題である。母集団が大きくなれば、マップする精度は上昇するが、その代わりそれだけの個体、植物体を維持・管理しなくてはいけない。。。結構大変な問題である。逆に小さくすれば、マップできた位置が本当にそこでよいのかという疑問が残ってくる。ただ、昔のようなマップをするのではなく、NGS(Next Generation Sequencer:次世代シークエンサー)が登場したことにより、ずいぶんと母集団は、小さくてすむとか聞いたことがある。技術革新がもたらしてくるものがあるにせよ、一定の数をこなすことは、何においても不可欠である。その小さくした母集団に技術革新を重ねて、よりおもしろいことをできるように考えること、そのことも大事なのかもしれない。

DSCN2271.JPG 遺伝学をやると、2つの集団間での差異があるかを検定することが多い。平均、分散など検定の手法が異なることは、これまでもいくつかやったことがあるので、イメージはある。ただ、統計学には検定だけでなく、推定というのがあったような。。。母集団がどれくらいなのかを推定するというもの。実際に遺伝学をやり始めてからは使ったことがない。因子が多くなったとき、主成分分析のような因子分析はやることは知っていても使ったことはない。いずれこうした分析は、母集団全体を調べることができないので、その一部から、全体を理解したいというものと思っている。たしか、氷山の場合、水面の上にでているのは、1/10以下だったような。これも同じで、見えない水面下を予想することが重要となる。同じような意味では、地球上の大陸の部分の全部も理解できてないが、海洋の深海になると、。。。最近、ずいぶんたくさんの深海魚とかが捕獲されているが、本当の深海がどうなっているのか、いつも知りたいと思う。そうしたら、地震が起きるところがどうなっているのか、目視で判断できる。こんな風に水面下をもっと理解できる方法がないものだろうか。

 水面下、つまり、見えないところでは、いろいろなことが起きている。トンネル工事であったり。もちろん、水面の上は普通見えるので、日々、こんなことが起きているのだと。そういえば、東京と上野の間が在来線で直通になるとか。東北本線、高崎線なら、埼京線経由で上野を通らずに、東海道本線に乗り入れている。ただ、常磐線はこのパターンが使えなかったのが、来年の春からは、在来線で直通になるとか。沿線の方々には、たしかに。自分で使うことがあるかと言えば。。。少し考える。ただ、たとえば、東海道方面のターミナルは東京、東北、上越方面は上野、長野方面というか、中央線は新宿というのがあったが。。。1ヶ所に集中するのは、便利かもしれないが。。。そんな見える、見えないでなくて、そういえばと言うのが、新聞に。1993年の大冷害の時に、栽培面積がササニシキからひとめぼれに転換して、ササニシキをスーパーで見かけることが少なくなった。作付面積は減っているのだろう。昔、大学の時のサークルで、ササニシキとコシヒカリのどちらがおいしいかというのを食べ比べたことがある。当時は、同じ炊飯器でなく、実際にはどっちもどっちだったような。。。ただ、聞いたことがあるのは、コシヒカリの方が水加減が比較的ゆとりがあるのに対して、ササニシキはそれがシビアだと。。。なので、ササニシキは上手に炊く必要が。。。で、見つけたのは、その両者の遺伝子を持った系統「東北194号」が育成され、ササニシキの食味で、コシヒカリ並の耐冷性とか。。。新聞のタイトルにもあったが、「禁断」のというか、「究極」のというか。。。育種をする上では、もちろん、母集団は大きいに越したことはない。と言うか、そうしないと、どこかで行き詰まる。なので、禁断であり、究極なのだろう。このあたりで、水面下に隠れたこれというものを見直す、そんな画期的なことをしないといけないのであろう。なにかといわれると。。。それを今回の出張では考えてみたい。。。

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 わたなべしする

 

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連休の終わりに(5/6)

2014年5月 6日 (火)

 あと、4hrほどで、今年の連休も終わり。さほど暑くもなく、アブラナの花はいい具合にこれかも咲くであろうという天気。ただ。。。。明日から、気温が上がるとか。そうしたら、少し開花が速くなるのは、ちょっと。。天気のことは致し方ない。。。

 で、昼から、あれこれと仕事をしていたが、。。連休に来客であったり、出かけていたlab memberからのお菓子を頂き物として。。。。いつもなら、小気味よい学生さんの文章かもしれないが。。。ちょっと、書いてみた。が、やっぱり、その当たりは「餅は餅屋」どうも、要領を得ない。「仙台駄菓子」、「東京カンパネラ」、「はちみつバターカステララスク」、「金萬」。いずれも銘菓である。明日から、おいしく頂きます。ありがとうございました。

 明日から、また、いつもの気の利いたmemberが文章を書いてくれることを祈りつつ。..

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 わたなべしるす

 PS. 午後からJ1のホームゲームを観戦。どれくらいぶりだろう。勝利の味。。。やっぱり、勝って、なんぼと思うのは、関西というか、愛媛というか、今治の人間だからだろうか。。。。

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片平の遺跡-5(5/4)

2014年5月 4日 (日)

 連休後半の2日目。研究室の卒業生の方が来てくれた。忙しい中、研究室を忘れないできて頂けるというのは、ありがたい限りである。新しい職場の話しであったり、そこでのヒトのつながり等々。不思議なご縁があるもので。。。。

 こんな時に紹介できそうなこと。。。大学ができた当時からの「正門」でしょうか。なぜと言われても。。。正門から見て、すぐ右手に、渡辺の研究室があります。ただ、正門からは、徒歩、自転車などでないとは入れないので、来るときのランドマークとしては。。。普通の方は、一番町につながる「北門」からはいることの方が多いので。。。大学に入って、片平にきたのは、高校の後輩が受験した結果を見て、それを知らせるということをしたのが始まり。当時は、今のようにnetもないので。また、わざわざ見に来るのも大変という時代。もちろん、この時も、北門から来たような。正門の存在も知らなかったかも。知ったのは、大学院生になって、農研で講義があるようになってでしょうか。。。目立たないところにあるかもしれないですが、由緒正しきものの近くにlabがあるというのは、ありがたい限りで。。。

正門.JPG そんな日曜日ですが、片平の中を歩く日とも数が少ないのか。。。そういえば、大学のニュースに「「片平キャンパス散策マップ」を発行しました」というのが。。。5月中旬からとか。経費がかかっている分だけ、こちらより力作と思うが。。。。それに負けずに、。。。なにより、片平の住人になって10年足らずのものが、作文していますので。。。

 わたなべしるす

 PS. 先日、出張で三重大に。昔お世話になった方に連れて行って頂いたところが。市町村合併で、津市に。昔は、安芸郡安濃町だったような。電話番号も、市外局番が、05926という5桁だったのが、合併もあり、059の3桁に。。。時代がずいぶんと流れているのだと。。。。

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