東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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【基礎ゼミ113】理学・高橋経過報告(36)

2013年6月18日 (火)

 こんばんは。理学部の高橋菜緒子です。育てているトマトとミズナについて近況報告します。まずトマトです。2本とも順調に育っています。

Tomato-Takahashi-0618image.jpeg 次にミズナです。3本とも13cmに成長しました。ずいぶん大きくなったので、これは間引きor収穫をしたほうがいいのでしょうか...。

Mizuna-Takahashi-0618image.jpeg トマトもミズナも虫はまだついていないので、気をつけることといったら水あげの頻度です。中間発表までは毎日あげてたのですが、今は3~4日に一回ペースにしてます。それから他の基礎ゼミメンバーは虫がつきはじめているようなので私も注意して引き続き観察したいと思います。

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渡辺コメント

 理学・高橋さん、報告、ありがとうございます。トマトの生長、すごいですね。ずいぶん大きくなっています。というか、前回の報告から比べると、格段の進歩です。水やりの工夫がここまで違いが出るのに気がついてもらえると、よいですね。

 ミズナは、もう食べることができる大きさですね。少し肥料を足すか、そうでない時は、間引きをかねて、食してみるのはどうでしょうか。1つくらい。もちろん、まだ、このままで、肥料を足して大きくするのもありです。その時は、虫がつきやすくなるので、気をつけて下さい。くれぐれも。たのしみですね。

 他の受講生さんからの投稿もお待ちしております。


 わたなべしるす
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【出前講義】今治市立富田小学校・特別講義「ヘチマとそのなかまたち」(2013年度ふるさと出前授業-2、6/18)

2013年6月18日 (火)

 先週から始まった、「2013年度ふるさと出前授業」の第二弾は、今治市立富田小学校去年は9月に初めて伺いましたが、今回は6月に。講義内容が「ヘチマとそのなかまたち」というのは昨年度と同じ。ヘチマはまだ、苗の状態。花もなく、結実もしてない。ということで、村上教頭先生に、キュウリ、ウリ、カボチャを用意して頂きました。

DSCN6733.JPG 最初の自己紹介で、渡辺の卒業した桜井小学校と富田小学校は、隣り合わせで、ザリガニ、クワガタをgetするために、よく富田校区に遊びに行っていました。同じように質問したら、桜井小学校の校区へ遊びにいったことある子供さんもいました。今も昔も子供たちは、常にactiveです。

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 講義では、この「ヘチマ」のところは、ヘチマ、スイカ、キュウリ、メロン、カボチャ、ゴーヤのそれぞれ、「種子」、「子葉」、「雌花」、「果実」、「果実の横断面」を見てもらって、その写真がどの作物に対応するのか。果実などはすぐにわかりますが、子葉、種子は難しいなど、わかってもらえたと思います。果実の横断面を見た時、「葵のご紋」にもみえる、メロンの写真をわかった子供さんもいました。いまは、時代劇も少なくなったのですが、しっかり見ていたのは、すばらしいです。ウリ科でもメロンとキュウリはとてもよく似ている、種と子葉は。その1つに、属名が同じ。ということで、いわゆる、種名のCucumis meloとC. sativasということも。あと、メロンには、Tの字になった枝がついている、この理由を説明し、どうやったら、このTを残せるかということもあわせて考えてもらいました。これから、買い物に行ったら、Tのついたメロンをgetするのではないでしょうか。

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DSC_0612.JPG 講義は少し早く終わったのかなと思ったのですが、質問の時間ということにしたら、なかなか終わりませんでした。みんなすごくたくさんの難しい質問。講義で、親づる、子づるというのを説明したので、孫づるというのはあるのか、そして、どこからでるのかと。。。さらに、なぜ、ネギは切っても、切ってもまた、伸びてくるのか。。。。よく知っているなと、感動でした。もちろん、今年の学年も、3, 4時間目を休みなしで講義。とても、高い集中力は、担任の先生、村上先生の普段の指導の賜物だろうと。。。今年も感動をもらいました。

DSC_0648.JPG 講義のあとは、恒例の給食タイム。今年の4年生は比較的静かで、質問攻めになることもなかったのは、講義が終わったあとに、時間いっぱい質問をしてくれたからでしょうか。最後に、世界に向かって情報発信の集合写真。

DSCN6737.JPG 最後になりましたが、橋田校長先生、村上教頭先生、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。


 わたなべしるす

 PS. 講義の途中で、昨年、講義をした5年生が廊下を通って、こちらを覚えてくれていて、手を振ってくれたのは、とてもうれしかったです。ありがとうございました。また、どこかで、お会いしましょう。

DSC_0630.JPG PS.のPS. 校長室にお邪魔した時に、歴代の校長先生の写真と赴任されていた時期が記載されていて。小学校の時に、今治自然科学教室の会長の先生としてお世話になった、「浮穴先生」の写真を見つけた時は、とても懐かしく、毎月の会の始まりの時には、必ず最初に挨拶をされていたのを思い出しました。

 PS.のPS.のPS. 理科室の廊下には、渡辺が小学校時代には、理科室の脇にあった、鉱物とか、標本などが並んでいて。。。タイムスリップをしたのではないかと思うくらい、懐かしかったとともに、こうしたものがあったので、理科に興味を持ったのだなと思い出しました。ありがとうございました。

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【基礎ゼミ113】工学・赤間経過報告(35)

2013年6月17日 (月)

 工学部1年赤間怜奈です。中間発表以来、水やりの量・頻度に特に気を付けて育てています。最近はちょうど良い頻度で雨が降るので、これも利用するようにしています。また、朝夜の気温も極端に低いことがなくなってきたので、6月に入ってからはほとんど屋外で育てています。

 6/17(58日目)の様子です。
 ・ミニトマト
  背丈 6.7cm, 子葉2枚 本葉4枚, 2本(生存率100%)
 
tomato-6-17.jpg ・スイートバジル
  背丈 2.6cm, 子葉2枚 本葉2枚, 8本(生存率50%)
 
バジル-6-17.jpg 最終発表までの収穫は絶望的に思いますが、これからもしっかり観察して大切に育てていきたいです。

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渡辺コメント

 工学・赤間さん、報告、ありがとうございます。どちらの植物の色もよく、しっかり育っていると思います。外での栽培の季節になってきていると思います。ミニトマトは暖かくなり、育っていますね。もう少し葉っぱが出れば、花芽が出てくるのではないかと思います。確かに収穫というのは、最終報告で無理かもしれないですが、夏には、十分食べることができるくらい、よい植物の状態だと思います。しっかり、観察して、虫などにやられないように管理して下さい。

 スイートバジルは、確か温度がある程度必要だったような。。。なので、少し土の表面をマルチしてみるとか。どうでしょうか。水管理は、しっかりしていますので。あとは、温度だけだと思います。

 他の受講生さんからの投稿もお待ちしております。


 わたなべしるす
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【出前講義】香川県立観音寺第一高等学校・科学教養特別講義「大学教授から見た高校生の進路選択へのアドバイス」(6/17)

2013年6月17日 (月)

 週末にかけては、医学部系(愛媛大学医学部第38回日本超音波検査学会学術集会)という不慣れなfieldだったですが、今週は、通常の出前講義。少しほっとします。愛媛、香川を結ぶ鉄道は、予讃線。一部を除いて単線なので、途中で「待ち合わせ」があったり、何かのトラブルで、電車が遅れると、玉突きで遅れるように。。。。田舎ですので、仕方ないとはいえ。。。電車の外の水田には、つい最近、田植えが終わったという、まだ、緑が少ない水田から、緑が多くなり、少し早めの収穫ができるような水田も。こうした風景を見ると、やっぱりほっとしますし、子供の頃を思い出します。

DSCN6708.JPG 観音寺第一高等学校へ伺うのは、昨年度末の「運営指導委員会」以来。校長先生が変わられましたが、他のスタッフはほぼこれまで通りというのが心強いです。何より、全校体制ですので。。。講義では、昨年同様に、科学教養特別講義「大学教授から見た高校生の進路選択へのアドバイス」という、キャリア教育の講義。ここのSSHの特徴でもある、「科学リテラシー」に重きを置いていることと、2011/03/11の東日本大震災を忘れてほしくないということで、震災がらみのことも、渡辺の人生を振り返ってというあとに、スライドを数枚入れておきました。対象は、1年生全員。今日と明日までが「国際植物の日」との連動企画。いつものように、Oxford University Pressと東北大のGoodsを。

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DSCN6716.JPG 今年の1年生は少しおとなしいというか、まだ様子見なのでしょうか。聞いたところでは、いろいろな活動に積極的ということでしたので、。。。。あやとりができるという生徒さんは少なく、ただ、まだ、田舎というか、自宅に帰る前に、信号機がないという生徒さんも。よいところだと思います。そうした自然でたくさんのことを学んで下さい。また、講義で強調したのは、大学は通過点であること、また、将来何をやりたいことを早く決めること、もちろん、その時々で修正をしながら、趣味と仕事は違うということなど。先月の宮城第一高校でも話したようなポイントかもしれません。最後の震災のところで、仙台では何が起きたのか、その時、何を考えたのか、科学を理解して、何をどう行動するのがよいのか、そうした一連のことを。。。最後には、たくさんの質問を頂きました。ぜひ、これからの高校生活の1つの糧というか、方向性になるものになったのであれば、幸いです。

DSCN6725.JPG 講義のあと、時間の関係で少しだけでしたが、木曜日の発表会の準備をしているSSHの3年生と議論をできました。しっかりした発表を楽しみにしております。

 最後になりましたが、講義でお世話になりました、校長先生、石井先生をはじめとする多くの方々にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。木曜日には、運営指導委員会でお世話になります。


 わたなべしるす

 PS. 校舎は現在建て直し中。ということで、今年を入れて、2年間、プレハブ生活を余儀なくされるようです。。。それはそれで大変だと思います。

DSCN6730.JPG PS.のPS. 5/17に抽選された、「ロト7の1等当選くじ」は、「香川県観音寺市観音寺町 観音寺駅通商店街内」というのは、最近、新聞か、何かで見たような。その宝くじ売り場のところを見せてもらいました。このすごさにあやかりたいと。。

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天気予報、ルール、バランス(6/16)

2013年6月16日 (日)

 今年も春先から天気予報は難しいのではないだろうか。仙台でも普通は雪が降らない時期に雪が降ったり、空港閉鎖となるような大雪もあった。最近では、空梅雨といわれているし、沖縄では梅雨明けしたような。。。仙台から比べると、出前講義等できている、四国の気温もずいぶんと暑いし、雨も少なく、田植えに困っているとか。高層のジェット気流の関係といわれていたような気がするが、それをさらに制御しているのは。。。そういえば、子供の頃、ラジオを聞いて、等圧線を結んで天気図を書いたことがある。その頃には、ヘクトパスカルといわず、ミリバールと呼んでいた。最近では、気象庁以外のところからも、天気予報が可能である。いつも見ているのは、日本気象協会である。ただ、「気象業務法」という法律があり、気象庁長官の許可無く予報結果を発表することができないというのは知らなかった。当たり前といえば、そうかもし得れないが。。。

DSCN6613.JPG 高校野球の春の地方大会が最近終わったところもあるにもかかわらず、夏の高校野球の県予選の組合せが決まっているのを見かけた。そういえば、出前講義先の高校生たちも、一段と気合いが入っているのを感じる。暑い夏の甲子園で野球をするというのはどうなのかという意見もあるかもしれないが、あの暑い中、アルプススタンドから応援したことがあるものには、。。。高校野球で金属バットを使い始めたのは、。。思い出せない。小学校の頃、ソフトボールをしていた頃には、木のバットだったような。いずれ、へたくそだったので、木のバットでも、金属バットでも余り関係ないような。。。金属バットが進化しすぎて、飛びすぎないようにしたこともあった気がする。また、ピッチャーの肩は無理ができないので、練習が制限されるが、バッターはマシーンを使って、いくらでもという差があるともいわれる。どうやったら、公平になるのか。。。むつかしい。ただ、ルールの範囲内で「隠し球」という戦術とか、ルールの落とし穴というのも。以前、新聞に記事を書いた。あくまで「ルール」を守ってということだろう。

DSCN6614.JPG 平衡というか、均衡が保たれた状態というのは難しい。野球であれば、緊迫した投手戦のようなものだろうか。極端に戦力が違いすぎると、余りの差になって、。。これでは、おもしろくない。NFLでは、戦力均衡のドラフトをしているとか。確かに。。その方が、やる方も見る方も楽しい。研究でも分野間の不均衡は、どうなのか。。今を考えるのか、50年後に、やっていてよかったねというような研究を考えるのか。。。難しい。何とか誰しもが納得できる形の均衡ある成長ができるようなものであってほしいと望むのは、どんなことでもそうなのだろう。均衡ある戦力で、戦略と戦術を競うような世界であってほしい。。。と思う。応援している昔の名前の○洋ホ△ール□が交流戦、最下位というのを見て。。。寂しいものである。。。

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 わたなべしるす

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