成田を出たのが、日本時間の22日(日)の17:00すぎ。ロサンゼルス経由でリバーサイドへ。時差の関係で到着したが、同じく日曜日の昼頃。2回目の日曜日。得をしたのか、損をしたのか。いつもこの時差には、頭を抱えます。ロスからリバーサイドへは、バスで1hrほど。ただ、通勤時間になると、2hrはかかるとか。車社会の象徴のような。。。
植生はサンジエゴに学会で行ったときと同じような感じですが、少し季節が春らしく。


引率をした15名の受講生を受け入れてくれるご家族のおうちでというか、屋外で最初のwelcome partyのようなものを。バスから日本の国旗を振って頂き、。。welcomeされているのが、よくわかりました。ありがとうございました。受講生たちの適応力はそれぞれですが、TAと言うか、メンターとして同行してくれている大学生4名も交流、撮影など、このプログラムを支えてくれているのを実感し。。。軽食をしながら、しばらく交流。終わったあとに、日米の実務メンバーで、この1 week、何をどの様に行うのか、この頃には、渡辺は、時差で脳みそがやられて。。。
サンジエゴでの学会発表の時もそうですが、午後から夕方にかけては、。。かなり、無理です。この時差は。


2日目。23日(月)は、7:30に高校へ。普段、こんなに早い時間に。。。labでも4月からは早い時間に出勤するようにしないと。。。
STEM(Science, Technology, Engineering, and Math)という科学に特化した学校。米国のシステムをちゃんと理解してないのですが、中高一貫校のような感じ。毎日「科学(Science)」の時間があるとか。。。昼前までは付箋紙とストローを使って、何をどうやったら、高い構築物ができたり、大きな構築物ができるか。最初は、日米の対抗戦。僅差で、日本のチームが惜敗とか。
甲子園ではないですが、1点差で勝つ、負けるが決まるわけで。。。サイエンスにもそんな側面があるわけで。仕方ないことかも知れないですが、そんなことも、楽しいと言うことに加えて、よい体験になったのでは。もちろん、後半戦は、日米で交流しながら。。。それも大事なことで。。。受講生の研修の合間に、米国の理科室の見学も。大学生が使っているような生物学の教科書であったり、1300年以降の歴史の教科書も。昨今問題となっている「近代史」もちゃんと扱われ、日本でも考えないといけな。い問題だと。




昼までの時間、校長先生からSTEM校のコンセプトなどの概説。領域融合、何をどの様にdesignするか。。。さらに、様々な授業風景も見学。教室の中が日本とは異なること、もちろん、日本で行われているようなことも。花を分解して、はり付けるというのは、
七北田小学校の科学クラブで行っていることに近いような。光合成を学習しているところも。世界地図で日本が中央にあるのを普通に日本で見ていますが、それとは違うのを見ると、「
極東」と言う言葉がfitするのだなと。。。これも文化の違い。何をどの様に教育することが、21世紀の若者に大事なのか、校長先生からの講義と校内の説明でなるほどと理解できたのは、何よりでした。



昼食をはさんで、
VOCADEMYという企業で、ものづくりの実習。ものづくりと言えば、日本だと思うのですが、。。そういえば、中学校の技術の時間に万力、旋盤など、あったのを思い出します。溶接は今治で言えば、造船で重要な技術。子供頃に見たことがあるような。。また、テレビ番組で絶対に穴を開けることができるドリルとどんなドリルにも耐える金属。そんなのをイメージさせるようなドリルも。そんなところで、最新技術ともいえる「3D-printer」と「laser cutter」の実習。技術的背景、実際に何を使うのかなど。。。





1日目からかなりハードで。。。なにより、朝の集合が7:00というのは。。。では、続きは、また、1, 2日後に。。。
わたなべしるす
PS.
STEM AcademyのHPに東北大学への歓迎メッセージが掲載されていると言うことが。ありがたいことです。
PS.のPS. 授業風景見学中にも、また、コンテストがあったとか。そこでは、メンター、事務局メンバーが上位入賞したとか。これも大事なこと。コンテストになれば、容赦なく、年齢に関係なく。そんなことも学んでくれたのだと。
PS.のPS.のPS. 部屋と部屋の壁をはさんで、向こう側で何が起きているか、niceなsystemというか、レンズのこんな使い方があるとは。うまく使えば。。。これはいけると。

PS.のPS.のPS.のPS. 小学校の頃、学校の帰り道で「レモン」の果実を見て、びっくりしたことがあったのですが、瀬戸内でも、今では「
岩城島」で結構、レモンの作付けしているとか。ただ、同じように周年で開花、結実する「グレープフルーツ」は、冬場の低温の関係もあると言うのを大学での「果樹園芸学」の時間にきいたような。実際に
広島県の「シトラスパーク瀬戸田」では、温室内に展示があったような。ただ、屋外での栽培を見たのは、はじめてのような。花の付き方、果実を見て、なるほどと。こんなのを「百聞は一見にしかず」というのだなと。。


PS.のPS.のPS.のPS.のPS. お昼をはさんで見学・実習した
VOCADEMYに、「TEDx」と言う文字列が。。。どこかで見たことが。。何か思い出したのは、終わりに近い頃。
TEDxTohoku2013と言うイベントをゲノムの東谷先生にご紹介頂き、その時に
TEDというのが、カリフォルニアにある団体と。。世界的に活動をしているということも。こんなところでお目にかかるとは。びっくりでした。