東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

IXX ICSPR

2010年8月 9日 (月)

お疲れ様です。
不定期にお送りしております、大坂正明のDiaryです。
イギリスで開催されておりました、21st ICSPRに参加してきました。

仙台でお過ごしのみなさんお元気でしょうか?
イギリスは涼しく、過ごしやすいです。

昼は20℃、夜は14℃といった日が続き、日が当らない時はまだ半袖では肌寒いです。

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ブリストル大学ビクトリア講堂

 

ICSPR(International Congress Sexual Plant Repuroduction)は全日程を無事終了いたしました。
現在はJhon Innes CentreがありますNorwichに滞在しております。
ICSPRは植物の生殖に絞られた学会だけあり、興味深いsessionの連続で
大変有意義な日々を送ることができました。
Prof DickinsonやProf David Twellといった大物から若手研究者のsessionまであり、
とても素晴らしい学会だと感じました。
またポスター発表では、海外の研究者とも交流を深めることができました。

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John Innes Centre

 

Norwichでは、John Innes研究所といった世界中の中でも最先端の研究所を見学することができ、
大変光栄に思います。
また、Norwichの街並はとてもきれいで、一瞬で好きになりました。

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Norwichにて すどーと大将

 

明日はケンブリッジまで遠征し、ワトソン・クリックのダブルストランド発祥の地を見学してきたいと
思います。

多くを学び、吸収し一回り大きくなって無事帰国したいと思います。
English BreakfastとFish&Chipsはボリュームもあり、とてもおいしいです。
また一回り大きくなって帰ることになりそうです。

Acknowledge
他にも書き記せない程多くの経験を致しました。
今回の学会に参加許可をいただきましたなべさんには感謝致します。
ありがとうございました。
また、(まだ旅の途中ですが)ご同行いただいたすわべさん、John Innes研究所を案内していただいた
シルビー様にも大変お世話になりました。
ありがとうございました。

大坂 正明

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【研究室訪問・実験】「科学者の卵養成講座」エクステンドコース・第1回実験コース実施(7/30, 8/2-6)

2010年8月 7日 (土)

 昨年度から始まった「科学者の卵養成講座」。昨年度の発展コースの受講生から、希望者をコース分けして、エクステンドコースを行っています。そのうちの3名が渡辺のところで、実験を行いました。花巻北・高橋さん、宮城第一の山田さん、福島の南条さん。実験の内容は、花粉を発芽培地の上で発芽し、伸長するにはどの様な条件が必要なのか、また、発芽、伸長時に何が起きるのか、そして、なにより、「そのそれぞれの実験の小さな違いを見つけるための観察」に重きを置いての実験となりました。

DSCN4384.JPG 今週に入っての5日間の実験では、毎日のように9:30-20:00すぎまでと言う「大学院生」なみの研究を行いました。研究室の院生・スタッフ、取材に来られた新聞記者の方ともみんな、感服していました。実験の詳しい内容については、また、別の機会に報告しますが、気がつかない意外な発見があったり、どの実験区とどの実験区を比較するかが、たいへんなようでした。考察をすることのトレーニングを覚えると、また、ひとつ上のステップに確実にいけると思えました。がんばってください。

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DSCN4397.JPG 今回の実験がよい機会となり、研究に対する考え方が少し変化して、SSHでの研究、課題研究がよい方向に行ってくれればと思っています。秋以降に、この続きの実験をして来年の植物生理学会の年会が仙台でありますので、ぜひ、発表をとはなしをしたのでした。とても楽しみな3人でした。これからの発展がますます楽しみです。


 わたなべしるす

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【研究室訪問】仙台三高・理数科SSH研究室見学で来訪(8/2)

2010年8月 6日 (金)

 今年度から仙台三高がSSHに採択され、運営指導委員を仰せつかっていることから、片平地区の研究室見学が8/2(月)にあり、80名の理数科、1年生が午後から見学に来ました。最初に説明会を行い、生命科学研究科の4つの研究室を見学してもらいました。他にも、多元研、電通研の見学も平行して行われたため、2.5hrで8つの研究室をそれぞれのグループが行うこともあり、研究室に来てもらって、説明できた時間は10min足らずでした。

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 ちょうど前の週に東北大・オープンキャンパスがありましたが、片平地区では開催されなかったことから、また違った研究室を見学できたのではと思っています。研究室では、設備をみてもらったり、遺伝学の重要性を話したり、小さなサンプルを集めることの大切さなどを説明しました。ちょっと、いつもと違う雰囲気の研究室見学ではなかったでしょうか。サンプル集めをしていたアルバイトさんに興味を持ってもらい、合格してぜひという方も。お待ちしております。

DSCN4394.JPG そういえば、前の週には、七北田小学校の子供さん宮城第一高校のアブラナ研究チームの訪問もありました。また、後日、詳細を記しますが、JST・「未来の科学者の卵養成講座」のエクステンドコースの3名の高校生が実験に来ていました。2週間で100名近い訪問というのは、初めてで研究室もびっくりでした。この2週間、良い社会貢献ではなかったのでしょうか。ちょうど、夏休み期間ですし。。


わたなべしるす

PS. 説明時間が10min足らずであまり十分ではありませんでした。出前講義にも伺いますが、興味のある方、ぜひ、またいらしてください。

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七夕・真夏日・。。。。。(8/5)

2010年8月 5日 (木)

 仙台も明日からは、七夕らしい。学生の頃、先輩に連れられて、よるに七夕、花火などに出ることがあったが、今日のように暑かったとは思えない。どうにも温暖化なのか、なんなのか。。。今日も真夏日で、今朝は熱帯夜だったようだ。仙台で熱帯夜など、考えられないそんな涼しい海風があったのが、それもない。。。何がどうなったのだろう。。。

test.jpg これだけあついと、イネの生育はよくなるが、夜温が下がらないのは食味に影響すると習ったような気がする。高温でも食味がよく、生育・生殖に影響が出ない品種の育成が行われているが、どこまで温度を上げても耐えることができるのか、。。。

DSCN3150.JPG まだまだ、暑さは続きそうである。。年度初めに気にしていた耐冷性の実験ができなくなると言うような冷害は全くその気配もなく、実験は何とかできそうなことが、この夏の大きな成果なのかもしれない。

 あまりの蒸し暑さに、納涼という気分にもなれない。秋の収穫に備えて、あれこれと準備が必要ではないかと感じる七夕前日の仙台であった。。。


わたなべしるす

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イネはじまりました

2010年8月 4日 (水)

先週に引き続き、来客ラッシュが続いている今日この頃です。

一昨日は仙台三高の高校生が、ラボ見学にいらっしゃいました。その数、なんと約80人。

これだけの数の来訪者はかつて無く、ビビりました。

10人づつの見学×8回というローテーション。

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皆、熱心に説明を受け、活発に質問している様子でした。

 

さて、今年は少し早く、イネの季節がはじまりました。

夏はイネの天王山。今年もがんばっています!

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猛暑の影響で、例年より花の成長がとても早く、本格化する時期も早い印象ですね。

今年は必要サンプル数が多いようで、新しいバイトさんも迎えて例年よりも大きく展開しています。

この作業は9月くらいまで続きます。

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さて、↑の様子を見た仙台三高生から、

"このラボは女性メンバーが多いのですか?"

というご質問を頂きました。

 

。。。常駐する学生メンバーに関しては、超がつく男所帯です。

本当に申し訳ない。。。

 

女性メンバー、everyday, everytime 募集中

増子

 

ついしん:

先週金曜日から、科学者の卵関連で高校生が来て実験されています。

毎日熱心に実験してますよ!

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