昨年度は、ずいぶんたくさんの小中高で出前講義を行いました。その流れで、東北大学として、未来の科学者を養成することが重要案件として掲げられ、その一貫して、JST・未来の科学者養成講座に応募するためのプロジェクトチームの一員として参加しました。東北大が掲げたテーマは、「経験・体験を通して「科学を見る眼」をもつ「科学者の卵」養成プログラム」ということです。昨今、インターネットなどの普及もあり、バーチャルの世界としては、物事を知っていても実際に見たことがない、体験したことがないということが多いのを実感しておりました。そこで、大学で行われているサイエンスの本当の姿を実体験することが、将来の科学者の卵を育成するのには重要と考えたわけです。all東北大ということで、大学本部が主導となり、教育担当の副学長が代表者になるという形でプロジェクトを動かそうとしたことは、今までにないコンセプトではないかと思っておりました。
本日晴れて、JSTより採択されたと言うことで、プレス発表が以下のようにありました。
http://www.jst.go.jp/pr/info/info633/index.html
今まで行ってきた出前授業でお会いした生徒さんたちとまた、講義であうことができるかもしれないですし、実際に、研究室で実験をしていただけるかもしれません。それもまた、楽しみです。この「経験・体験を通して「科学を見る眼」をもつ「科学者の卵」養成プログラム」のHPは、
http://www.ige.tohoku.ac.jp/mirai/
で、また、暫定的なものですが、連休明けまでには、応募のformなどを整えて、みなさまをお迎えしたいと思います。一人でも多くの方に参加いただけますよう、お願い申し上げます。
わたなべしるす
その後、研究科のHPにも紹介がありました。
あわせてご覧ください。
http://www.lifesci.tohoku.ac.jp/
祝・JST・未来の科学者養成講座に採択
2009年4月21日