東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

2014年9月の記事です。

【緊急再掲】学部講義・展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--」を受講しようと考えている学生さんへ(9/30)

2014年9月30日 (火)

 今日で前期が終わり、明日から後期。今は「セメスター制」というので、あまり、前期後期というのがないみたいですが。8/26(火)にもお知らせしましたが、渡辺は、1年生向けだと思いますが、主として。展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--」を開講します。準備の関係もあり、受講生の人数を把握したくて、川内にも掲示を出してもらいましたが、今のところ、2名の学生さんからしか、申込がありません。もちろん、少ない受講生なら、対応できるのですが。。。初回の開講日は、平成26年10月10日(金)、片平キャンパス・生命科学研究科本館3階306会議室に、17:00集合とします。

DSCN3965.JPG 5コマ目というのが、受講を困難にしているのかもしれません。渡辺も5コマ目は、。。。。。学生の頃、苦手でしたので。わかります。ということで、ここにもlinkを入れておきますが、8/26(火)の記事を読んで、また、掲示を見て、お申し込み下さい。お待ちしております。

 では、10/10(金)にお会いできることを楽しみにしております。

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 わたなべしるす


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シラバス

<展開ゼミ>

1. 授業題目      秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--

2. 授業の目的と概要       毎日の食生活に欠かせない野菜。こうしたものは、スーパーなどで簡単に入手できる現代となっている。では、実際にそれらを栽培してみることは、できないのだろうか。また、栽培するためには、どの様な苦労があるのだろうか。また、できた野菜を食べるときの感動はどの様なものであろうか。小学校から高校までの生物教育などでは、多くの場合、食べることができないような植物を扱うことが多く、実際の作物を栽培して、自分で食するという経験が少ない。また、作物栽培するということは、「しゃべること」をしない作物が何を求めていて、何を施すこと、つまり、水、肥料などをやればよいか、その変化の様子を読み取ることが重要である。本講義では、作物(キャベツ、カブ、ブロッコリー、ホウレンソウ、ニンジンなど)を実際に個人ベースで盆栽として植木鉢で栽培し、作物の変化を通して、観察眼を養い、他の科目、教科への波及効果も考える。

3. 学習の到達目標      植木ばち、盆栽で栽培が可能な作物(キャベツ、カブ、ブロッコリー、ホウレンソウ、ニンジンなど)の種子、土を配布し、発芽、生長、結実までを体験、観察する。その間に起きる変化を観察、記録するとともに、最終的な収穫物を得るところまで、実際に各自が栽培を行う。こうした実験・観察を通じて、何を観察すればよいのか、どの様に変化しているのかという、観察眼を養成する。理系であれば、実験を行ったときの小さな変化を気がつくきっかけとなる。文系であっても、事象の変化に気がつき、それに対応したことを考えることは、どの分野でも重要と考えることから、観察眼の養成を学習の達成目標とする。

4. 授業内容・方法と進度予定      初回講義の実施場所は、片平キャンパス・生命科学研究科本館3階306会議室で行う。初回の開講日は、平成26年10月10日(金)とする。その時に、オリエンテーションを行い、あわせて、栽培に必要な、植木ばち、種子、土、肥料を配布し、2回目以降の講義の方向性を討論し、概説する。栽培は基本、各自が毎日、目が届く場所(例えば、自宅)で行う。日々の観察を行い、記録し、中間発表で生長の具合などをプレゼンする。栽培の基本的なことは、これまでの小学校から高校までの理科での学習を通じて理解している(水、空気、適当な気温が必要)はずなので、作物種ごとの栽培に必要な基本情報は最初のオリエンテーション時に配布する。最終的にどの様な結果になったか、観察過程でどの様なことに気がついたかなどを、最終発表会で行う。なお、これらを通じて得られた作物などの成果物は各自のものとする。

5. 成績評価方法        講義への出席も重要であるが、栽培を通してどの様な変化に気がつくようになったのか、という観察眼の養成程度もプレゼンを通じて、評価する。出席・レポート報告30%、中間発表30%、最終発表40%とする。なお、最終発表の評価には、本講義を通じて得られた作物などの成果物も対象とする。

6. その他    初回講義の実施場所は、片平キャンパス・生命科学研究科本館3階306会議室で、平成26年10月10日(金)に行う。受講人数は20名くらいを基本としますが、それより多くても対応可能です。オフィスアワーについては、アウトリーチ活動などで、出張が多いことからe-mailであらかじめ、質問事項などを連絡してください。HPのURLは、http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/です。

7. オフィスアワー    あらかじめ、訪問、問題点などをメールで知らせて下さい。

8. 研究室    大学院生命科学研究科植物生殖遺伝分野

9. 備考(連絡方法等)     研究室に継続している時間帯は決まっていません。共同研究、出前講義等で年間の半分くらいは出張しています。なので、あらかじめ、メールで、用件などを連絡して、訪問する日時の調整を行いたいと思います。e-mail addressを打ち間違えると思うような場合には、渡辺の研究室のHP(Googleで、東北大 渡辺正夫 で検索すると、出てきます。)のお問い合わせから、連絡して下さい。基本、メールは数時間に1回は見ていますので。
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【緊急再掲】公開講座「科学は無限大!!! 時空を超えて未来を見てみよう!!!(第1弾: 10/4(土)実施)」(9/29)

2014年9月29日 (月)

 出張が続いており、渡辺自身が自分の予定を把握できておらず、お知らせの再掲が遅くなりました。今度の土曜日の小中学生向けのイベントです。7/18(金)という、あまりに早い時期のお知らせだったので、まだいいと思っていた方。今週末です。

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以下、公開講座情報

科学は無限大!!! 時空を超えて未来を見てみよう!!!

第1弾「キャベツとブロッコリー---何が同じで何が違う??---」

講 師:東北大学大学院生命科学研究科教授 渡辺正夫

日 時:2014年10月4日(土)13:30~15:30

場 所:仙台市民会館2F 第6会議室

募 集:小学校高学年~中学生とその保護者30人限定 先着順

参加費:無料

申し込み先:メール(chigakurenkei2000@yahoo.co.jp) または 電話 070-6492-5158(問い合わせ)

申し込み要項:参加者の学年(学校名)、氏名(要フリガナ)、保護者名、連絡先住所、電話(携帯可)

主 催:特定非営利活動法人 地域・大学連携機構
共 催:科学研究費補助金「ゲノム遺伝子相関」東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」、東北大学大学院生命科学研究科植物生殖遺伝分野
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 まだ、席に余裕がありますので、この週末に時間があるという方、上記の事務局までお申し込み下さい。土曜日にお会いできるのを楽しみにしております。


 わたなべしるす


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【お知らせ】東北大学研究シーズ集2014-2015に掲載(9/28)

2014年9月28日 (日)

 昔は大学が民間企業と共同研究をするというのは。。。ということをかけないくらい距離がありましたが、いつ頃からでしょうか。反転180o、というくらい大学が持っている基礎研究力を民間企業とコラボして、新しいことができないかという時代に。。。大学でのこの30年での大きな変化でした。

DSCN3834.JPG 大学ではほとんど応用研究をしていないということだと思います。もちろん、アブラナ科植物の自家不和合性研究は、雑種強勢をもたらす、雑種一代育種法の基礎でもあるわけです。実際の採取現場では、より自家不和合性が明確に出ないと困るとき、逆に、自殖の種子をとりたいときなどあります。こうした自家不和合性の制御には、遺伝子レベルでの理解と思っているわけですが、そうしたものが、応用につながればと。。。もちろん、それ以外にも細胞間コミュニケーションに関わる遺伝子など、応用性はあると思っています。

 そんな渡辺の基礎研究が企業との共同研究、起業などに活用されれば、それはそれで。。それをサポートしてくれるであろうと思うわけです。そんな基礎研究情報が詰まった「東北大学研究シーズ集2014-2015--世紀を築く、知の集積--」が発刊され、HPにも公開されています。2013年に引き続き。。。。お時間のある方、一度、渡辺のHPとあわせてご覧ください。

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 わたなべしるす



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【お知らせ】東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」メンター学生募集の詳細と説明会のお知らせ(9/16)

2014年9月16日 (火)

 以前お知らせしましたとおり、飛翔型「科学者の卵養成講座」では、高校生を指導してくれる大学生、大学院生を募集していますという記事をあげました。ただ、どの様な活動内容なのか、そのQ&Aのようなものもなく、事務局にはどれくらい仕事をしないといけないのかなど、不明な点が多くありました。先週末の科学者の卵養成講座で、実行委員レベルで協議を行い、その詳細について、飛翔型「科学者の卵養成講座」の「【大学生・大学院生の方へ】メンター学生募集に関するQ&A集掲載の お知らせ」というのを用意しました。もちろん、これでは不十分かもしれません。

DSCN2021.JPG そこで、明日になりますが、9月17日(水), 17:00から、青葉山キャンパス工学研究科 中央棟2階大会議室で説明会を行います。前日のお知らせで申し訳ありません。なにぶんにも、この週末にたぶん、人生最大の想定外のことが。。。。申し訳ありません。より多くの方々にご参加頂けばと思います。


 わたなべしるす

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【お知らせ】東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」メンター学生募集のお知らせ(9/5)

2014年9月 5日 (金)

 すっかり涼しい気温が定着したこともあって、週末にかけて気温が30oC近くなると言うのは、少しこたえそうです。。。例年よりは秋が早くて、アブラナの管理、実験をする方としては、ほっとする訳です。学生の頃、低温処理をしていたアブラナを9月になって外に出したときに、気温が高いと管理に困ったのを思い出します。

 さて、6月に採択され、渡辺が実行委員も担当している飛翔型「科学者の卵養成講座」。今年度からは、研究に重点を置くコースを設置。それに伴い、高校生を指導してくれる大学生、大学院生が必要になって。。。このHPを見てくれている読者の中にも、たまごの卒業生、あるいは、高校生の実験指導をしてみたいなと思う方もいらっしゃるのでは。

DSCN3658.JPG 詳しいことを書くと大変なので、詳細は、飛翔型「科学者の卵養成講座」の「メンター学生募集のお知らせ【9月17日説明会】」というのがあります。科学者の卵養成講座の卒業生である必要性はありませんし、この説明会に参加することが必須でもありません。興味がある方は、是非、事務局までお知らせ下さい。ヒトに何かを教えるということで、また、1つ大事なことを学ぶと思いますので。多くの方々が参加して頂けることを楽しみにして。。


 わたなべしるす

 PS. 説明会当日、研究室のゼミがありますが、たぶん、渡辺も参加できる時間帯でないかと。その時に、お会いできるのを楽しみにして。。。

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