東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

2013年9月の記事です。

【お知らせ】大学院生命科学研究科博士課程前期2年の課程、第II期入試説明会を10/20(日)に実施予定(9/21)

2013年9月21日 (土)

 昨年度から、大学院入試のシステムが変更され、自己推薦、第I期、第II期という形になり、自己推薦、第I期は無事終了しました。第I期入試試験で渡辺の研究室に2名の学生さんが合格となりました(後述でお詫びあり。。。。)。残りは、第II期の入学試験。研究室説明会は、入試には近年欠かせなくなり、自己推薦、第I期の時には、4/20-21で行いました。

 現時点で来年のM1 memberは現時点で、2名ですので、若干名ですが、第II期試験で受け入れます。若干名というのは、lab spaceの関係もありますので、ぜひ、興味のある方は、labの方にも来てみて下さい。

DSCN5127.JPG その入試説明会を、10月20日(日)に行われます。実際のII期試験は、11月18日(月)~19日(火)となっています。

 日時・場所は、

 10月20日(日) 10:30~14:30
 (※当日は軽食をご用意しております。研究科で用意するとHPにありました。。。。)
  生命科学プロジェクト総合研究棟1階講義室

 です。。

 渡辺の研究室でも、II期試験を希望される方を歓迎します。希望される方は、当日お会いできれば、幸いです。詳細は、研究科のHPに掲載されております。ご覧頂ければ、幸いです。

 多くの方が研究室を見て行かれ、また、そのことで、よりよい研究、人生設計などができればと思います。では、お待ちしております。

DSCN5174.JPG
 わたなべしるす

 PS. この記事を書いて、今年の第I期の合格発表をHPに記すのを失念したことに気がつきました。申し訳ありません。。。本当に脳みそが飛んでしまっているようです。。。。2名の方々、来年の4月から即戦力として活躍できるよう、それぞれの大学で修行を積んでから来て下さい。お待ちしております。

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【お知らせ】TEDxTohoku2013のご案内(9/19)

2013年9月19日 (木)

 渡辺がこれまで多くの出前講義をやっていたりしたことがきっかけで、先日、ゲノム継承システム分野の東谷先生が、お世話役のようなことをされているのだと思いますが、TEDxTohokuの3名の学生さんが研究室にいらっしゃいました。渡辺自身はこの活動を存じ上げてなかったのですが、HPを拝見したところ、「TEDxTohokuは、TEDTEDxプログラムに基づき正式にライセンスを受けて運営される非営利団体です。"世界と東北の交差点"になるという理念を掲げ、「東北のアイデア」を発信し、あらゆる地域・国籍・世代・分野を越えた「人と人とのつながり」を生むことで、東北の未来に貢献することを目的としています。」というのを見つけ、震災復興に向けて、草の根で、学生さんたちもがんばっておられるのだなと。。。とても頼もしい限りだと思いました。

DSCN7303.JPG 気持ちばかりの協力しかできないと思っていたのですが、「TEDxTohoku2013」というイベント(2013/10/13の開催)を行うというので、それについてなら、HP上からこれまでも、レゴブロック染色体関係のことを紹介したことがありましたので。。。。渡辺のHPもある種の情報の交差点なのかもしれません。これが情報をつなぐ新しいきっかけになればと。。。最近、ヒトのつながりとか、昔のように近所の方が褒めてくれたり、しかってくれたりするような、そんな田舎の原風景がよかったなと。。。渡辺も年をとったのかもしれません。。。。

 そんなで、以下に案内の文章とそれをpdf化したものを掲載しておきます。渡辺はつなぎ役ですので、興味を持たれた方は、ぜひ、「TEDxTohoku2013」にご参加頂ければと思います。渡辺はあいにく、鹿児島に出前講義をかねて出かけていることもあり、残念ながら、参加できないのですが。。。盛会になることを祈念して。。


 わたなべしるす

TEDxTohoku.jpg

詳細資料 → TEDxTohoku2013のご案内 (pdfファイル file size = 224kb)

ポスター →  A0サイズ(pdfファイル file size = 17.2Mb) A4サイズ(pdfファイル file size = 2.82Mb)

 

以下、"TEDxTohoku2013のご案内"より一部転載いたします。

TEDxTohoku2013のご案内

主催者からのメッセージ

私達は東北の文脈から、豊かな未来を創造するための思考方法を

登壇者のプレゼンテーションを通じて参加者に提案したいと考えています。

2013年の会場である山形県の文化の多様性からヒントを得て、

また、地域に根ざした温故創新を模索する東北芸術工科大学の取り組みに着目して、

次のような事例を紹介します。

『東北地方のそれぞれの地域で継承されてきた

生活文化、伝統技術、精神文化等に

様々な視点を吹き込み、デザインし直すことで、現代の問題解決に活かす。

その結果、東北の文化全体を膨らましていくことに貢献している。』

TEDxTohoku2013の参加者には、このような考え方/思考方法を生かして、

東北にとってより豊かな未来を創造していただき、

ぜひ、これからの東北をともに創っていきたいと考えております。

開催概要 TEDxTohoku2013「まだ見ぬ "みちのく" へ、ともに。」

《日 程》 2013年10月13日(日曜日)

《時 間》 開場9:15 セッション10:00-18:30

《場 所》 東北芸術工科大学 (〒990-9530 山形県山形市上桜田3-4-5)

《登壇者》 石田秀輝氏、山内明美氏、川廷昌弘氏、渡辺智史氏、及川久仁子氏、小川悠氏、坂本大三郎氏、三浦秀一氏、小岩秀太郎氏、吉川由美氏、和合亮一氏 (予定)

《使用言語》 日本語

《申し込み》 参加にはお申し込みが必要です。ウェブページをご参照ください。

《参加費》 ※昼食代込み

一 般 4,000円

学 生 2,000円 (高校生以下無料)

《パブリックビューイング》

別室にてパブリックビューイングを同時開催いたします。申し込み不要、参加費無料です。

《インターネット中継》

TEDxTohoku2013の講演の様子は、Ustreamにて中継でご覧になれます。詳細が決まり次第、ウェブページにてお知らせいたします。

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【研究成果】テッポウユリ自生集団の遺伝的多様性を評価した研究をApplications in Plant Sciences誌にて発表しました

2013年9月12日 (木)

渡辺研は主にアブラナ科植物とイネを扱った研究を行っていますが,今回公開された論文は私(坂園)が学生時代から扱っていたテッポウユリ(Lilium longiflorum)を対象にした研究です.

花屋などで目にする機会の多いテッポウユリという植物,古くは自家不和合性研究の材料として使われていました.しかし残念ながらゲノム解析が主流となった近年は,植物育成に時間がかかること,ゲノムサイズが非常に大きく解析が難しいことなどから,ほとんど扱われなくなってしまいました.

テッポウユリは自家不和合性の種として認知されていましたが,私は原産地である琉球列島に自生している個体を集めて交配実験を行い,完全な自家和合性を示す個体を見つけました(Sakazono et al., 2012. J. Japan. Soc. Hort.81:80-90).さらに,自生地域の端へ進むに従って自家和合性個体の割合が高くなることも明らかとなったのですが・・・ではそのような集団構造の成立に関わった要因は何でしょうか?

今回の論文では,作成したマイクロサテライトマーカーを用いて自生集団の遺伝的多様性を調査し,上記の疑問に対する答えを考えてみました.

論文情報:

とてもシンプルな研究結果ですが,研究を先へ進めるための大切な一歩だと思っています.
細々とでも,自分ならではの研究ができるようになりたいです.


名称未設定.pngのサムネール画像
こんな崖っぷちに生えていることが多いです



PD坂園

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【緊急告知】JST・循環型「科学者の卵養成講座」・「教授からの進路選択アドバイス~進路、就職、人生を戦略的に考える~(キャリア教育)」特別講義(9/7)

2013年9月 8日 (日)

 出前講義を始めた頃は、科学、サイエンス、植物、遺伝、農学、というような研究に関することでしたが、ある小学校での校長先生との話から、自分のこれまでの人生を振り返って、それを時間軸に沿って、講義をする「キャリア教育」というのをはじめることに。。そのうちに、このキャリア教育の方のリクエストが多くなったり、研究と合わせて講義をしてほしいとか。。。

 最初にキャリア教育を行っていた頃には、時系列で自分のことを話すことで、手一杯だったのですが、少しずつversion upして、ずいぶん講義内容も進化してきました。キャリアというのは、広く考えれば、進学、就職という人生全体の設計図を考えるということなのだと。そのために、時系列だけでなく、これまで自分で考えてきたことなどを加えるようにして。。。というようになってきました。

DSCN3479.JPG あれこれあって、HPへのお知らせが遅くなりましたが、JST・循環型「科学者の卵養成講座」で、今週末の9/14(土)の午後から、工学部で講義です。基本は、この講義に登録されている方々に聴講できるようになっていますが、これまで渡辺の講義を聴いたり、このHPを見て、という方がいらしたら、もし、同じ学校で講義を受けている友だちがいれば、友だちの保護者といって、受付をして下さい。もし、そうした友だちなどがいない方。。。受付に渡辺がいます。どうしてもということを言って下さい。何とかしますので。。。

 8月の猛暑が終わったと思ったら、9月は長雨のようです。来週末に雨にならないことを祈りつつ。多くの皆様とお目にかかれるのを楽しみにしております。この文章を書きながら、すっかり忘れていましたが、今朝、2020年の東京でのオリンピック開催が決定したとか。。。2020年は、7年後。。。渡辺自身は、ずいぶんと人生が進んで。。。また、2桁目の数字が。。。。それより、受講生の皆さんは、大学というか、大学院生。という方もいるでしょう。ぜひ、しっかり人生設計をしてください。その時、渡辺とまた、研究ができるようになれば、幸いです。。。と、ふと、そんなことを。。。あっという間に、7年はたつのであると。。。


 わたなべしるす

 PS. 以前に研究室見学に来てくれた中学生たちが見学内容を新聞のようにまとめて、それがつづられたものをおくって頂きました。とてもしっかりできていて、これが人生のきっかけになってくれればと思います。ありがとうございました。

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【お知らせ】科学研究費・新学術領域研究「ゲノム遺伝子相関」26-27年度公募のお知らせ(9/5)

2013年9月 5日 (木)

 このHPはいろいろな方が見ておられるので、これは自分には関係ないお知らせというもいくつかあるのではと思います。今回のは、大学等で研究をされている方で、HPを見ている方々対象かもしれないですが、大学の研究室では、こうした活動を通して、研究費を獲得して、研究をしたり、アウトリーチ活動をしているということを知って頂く一環でもあると思い、このお知らせを掲載しました。もちろん、渡辺自身、本領域計画班の研究分担者であり、この領域を盛り上げる立場でもありますので。。。

IMG_3377.JPG 将来、研究者を目指して、このHPをご覧の方もいるのではと思います。大学で研究をするとはということを研究費を獲得するということも必要なのだと、将来に思いをはせて頂ければと思います。もちろん、先日書いたように、こうした異なる分野を横断したような大型研究だけでなく、個別の研究もあるので、その書類書きはもちろん、この秋の渡辺の大きな仕事でもある訳ですが。。。

 では、お時間のある方、ぜひ、ご覧頂ければ、幸いです。


 わたなべしるす

DSCN3053.JPG*****************
以下、転載

皆様、

新学術領域「ゲノム遺伝子相関」では、平成26-27年度の公募研究を募集しております。皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。また、ご不明の点はお気軽にお問い合わせ下さい。

領域HP
http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/genetics/

文科省、公募要領、計画調書ダウンロードのページ
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1339062.htm

「ゲノム遺伝子相関」公募要領
 今日の生物学は、均一化されたゲノムを持つ扱いやすいモデル生物を中心に発展してきた。一方、自然界の生物集団は多様なゲノムとエピゲノム構成を持ち、それらが相互に協調あるいは相反し合うことで、さらに多様な表現型や従来の遺伝学では解の得られない複雑な生命現象が生み出される。こうした遺伝的協調やコンフリクト(「ゲノム・遺伝子相関」と呼ぶ)は、同一細胞内や同一個体内では勿論のこと、異個体(例えば、オスとメス)や異種個体(例えば、宿主とパラサイト)が出会う際にも発生する。
 本領域では、多様な生物種を対象に、ゲノムの組合せにより個体内あるいは個体間に生じる「ゲノム・遺伝子相関」の実体を解明し、それらの中に含まれる共通機構・原理を明らかにすることを目的とする。さらに、これらが複雑かつ多様な生物種を生み出してきた進化の過程を検証し、「ゲノム・遺伝子相関」の概念を取り入れた新たな遺伝学分野の創成を目指す。
 このため、下記の研究項目について、「計画研究」により重点的に研究を推進するとともに、これらに関連する2年間の研究を公募する。1年間の研究は公募の対象としない。また、研究分担者を置くことはできない。
 公募研究の採択目安件数は、単年度当たりの応募額500万円を上限とする研究を12件程度、さらに1,000万円を上限とするゲノム解読や研究支援者の雇用を必要とする研究を4件程度予定している。
 公募研究では、計画研究で扱う現象に加え、雑種強勢、共生など、幅広い「ゲノム・遺伝子相関」現象に関する提案を求める。バイオインフォマティクス、理論科学の提案も歓迎する。特に、若手研究者からの萌芽的・挑戦的な提案を期待する。
(平成24年度公募研究 平均配分額 5,082千円 最高配分額 9,000千円)

領域代表 高山誠司(奈良先端科学技術大学院大学)
事務局 木下 哲(長浜バイオ大学)
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