東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

2010年7月の記事です。

【研究成果・受賞】5/11発表のPNASの論文が、Faculty of 1000 Biologyに推薦(7/30)

2010年7月30日 (金)

 高等植物の高温障害で起きる雄性不稔を植物ホルモン・オーキシン処理で回復、米国科学アカデミー紀要「PNAS」5月11日号に掲載 (生命科学・東谷研との共同研究)ということをお知らせしました。この研究内容は、これまでに多くの新聞紙上プロジェクトHPで取り上げて頂きました。

 今回、この論文が、「Faculty of 1000 Biology」に推薦頂きました。この「Faculty of 1000 Biology」というのは、世界の2,000名を超えるトップ研究者からの推薦に基づき、生物科学に関する論文で興味深い者が評価されるものです。

DSCN4254.JPG 何より、様々な方面から、評価を頂けるのはありがたいことです。


わたなべしるす

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【お知らせ】ダイコン多様性研究コンソーシアムとの共催による「研究者」という職業~第一線の研究者が語るキャリア教育講演会~(8/21(土))

2010年7月28日 (水)

 鹿児島県立錦江湾高校が主幹校をしている「ダイコン多様性研究コンソーシアム」研究の夏の研究発表会が8/18-20で行われ、運営指導委員を行っていることから、今年の夏も、鹿児島へ伺います。このSSHの活動とリンクする形で、今年は高校生向けの講義を行います。東北大の科学者の卵養成講座、SSH、高校、小学校への出前講義で、リクエストの高い「キャリア教育講演会」を企画しました。あわせて、渡辺がここ20年あまり研究を行っている「アブラナ科植物の自家不和合性」についてもお話しします。ダイコンがアブラナ科であり、自家不和合性をもっていることが関係しているわけですが。。開催の日時、場所は、

 日時:2010年8月21日(土) 10:00-15:00
 場所:鹿児島県立博物館(研修室3F)

 午前が、自家不和合性研究、午後がキャリア教育になります。申込が必要になりますので、鹿児島県立錦江湾高校・生物室・讃岐先生(Tel: 099-261-2121)へ、ご連絡下さい。

 昨年も多くの小中学生にダイコンの不思議を教育しましたが、今年は、高校生、楽しみにしております。


 わたなべしるす

PS. 関連記事が、ダイコンコンソーシアムのHPにもありますので。そちらもお時間のある方は、どうぞ。

↓の画像クリックでポスターのjpg版がダウンロードできます。pdf版はこちら(file size 1.73MB)

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【お知らせ】JST 平成22年度SSHパンフレットに、記事・写真掲載(7/19)

2010年7月19日 (月)

 ここ数年、SSHのいくつかの活動をサポートしてきました。コンソーシアム・コアSSHのサポート、運営指導委員、出前講義などなど。そのような活動を評価いただいたのか、JSTで発行している平成22年度SSHパンフレットの表紙のSSHと書かれている右のまる囲みの写真が、昨年のダイコンコンソーシアムの遺伝学実験の指導の様子です。さらに、5ページには、全国コンソーシアムという項目で、鹿児島県立錦江湾高等学校が取り上げられており、ダイコン多様性研究を行い、東北大学大学院生命科学研究科が、サポートしていると。

 渡辺がアブラナ科植物の自家不和合性を研究しており、ダイコンはアブラナ科野菜の中でも重要な位置を占めており、根っこの形態の多様性はとても興味深いものです。昨年から始まり、今年からはコアSSHとしてスタートし、運営指導委員を同様にお願いされております。

 できるだけこうした活動をこれからもサポートできればと思います。

 お時間のある方は、

 平成22年度SSHパンフレット
 (PDFはこちら file size 6.7M

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 わたなべしるす 

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【お知らせ】JST Science Window 2010年 夏号(8-9月)の「せんせいクラブ」に、書評「「単位」特集にさまざまな思い」、掲載(7/16)

2010年7月15日 (木)

 半年ほど前のScience Window 2010年 早春号(2-3月)の「せんせいクラブ」に書評を掲載頂きました。そのあと、ハボタンを使ったアオムシの飼育の時(Science Window 2010年 春号(4-5月))にも、写真など、取材協力をさせて頂きました。

DSC_1534.JPG 今回、JST Science Window 2010年 夏号(8-9月)の「せんせいクラブ」に、書評「「単位」特集にさまざまな思い」ということで、少々昔のことを語ったり、田畑の大きさに今でも使われる、一反歩、一町歩、というのを取り上げて頂きました。

RIMG0133.JPG 今でも実家に帰ると、瀬戸内でその朝捕れた魚を行商しているおばちゃんを見かけますが、今は、天秤ばかりで売っているのは、あまり見かけません。30年以上前になりますが、子どもの頃には、今のような大きなスーパーもなくて、魚を行商しているおばちゃんが、決まった時間に来て、その魚を見るのがうれしかったのを覚えています。タコの吸盤が吸い付くのも、そのとき、体験しました。さて、これを買うとなったら、おもむろに、奇妙なものでした。棒と、皿と、おもりがついたものを取り出し、バランスをとって、これならいくら、こっちのだといくらと。棒に目盛りがあるのに、そのうち気がつきましたが、どうやって、計算しているのだろうと。。。。小学校の夏休みの宿題で作ってみようかなと思ったほどでした。

 そんなことを思い出させてくれる、JST Science Window 2010年 初夏号(6-7月)の「単位」特集でした。

RIMG0128.JPG
 長くなりました。お時間のある方は、

 Science Window 2010年 早春号(2-3月)
 (ページ毎版PDFはこちら file size 8.45M)
 (ページ毎版PDFはこちら file size 9.26M)

 Science Window 2010年 夏号(8-9月)
 (ページ毎版PDFはこちら file size 9.08M)

 をdownloadしてお読み頂ければ、幸いです。

 今月のは、生物多様性で、これの内容については、また別の機会に。


わたなべしるす

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【お知らせ】日本植物細胞分子生物学会・仙台大会・市民公開シンポジウム「植物とともに活きる--有用成分から眺めた植物の魅力とバイオテクノロジー--(9/4開催)」

2010年7月15日 (木)

 渡辺は、5つほどの学会に入っており、そのうちの1つの植物細胞分子生物学会が、仙台の東北大・農学部で、9/1-3で開催されます。その翌日の9/4(土)になりますが、市民公開シンポジウムを「植物とともに活きる--有用成分から眺めた植物の魅力とバイオテクノロジー--」と題して、13:30-17:00に、東京エレクトロンホール宮城で開催します。

 学会員の4名の方から、「植物を活かす」研究として、植物を利用したエネルギー生産、アメニティーとしての「花」が、持つ魅力をお話しいただきます。そのうちの1名として、渡辺も最後にお話をしますが、いろいろなところで、出前講義などでも行っている、植物の花粉と雌しべの相互作用である、「自家不和合性」についてお話をしたいと思います。できるだけわかりやすく、また、身近な花に、こんな不思議があるのだと言うことを実感してほしいものです。

 これまで出前講義を行った小中高生の方々、夏休み明けの土曜日です。ぜひ、植物が持つ不思議を学んでみるのは、よい機会ではないかと思います。お待ちしております。また、近くなりましたら、お知らせしたいとおもいますので。

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 わたなべしるす

  PS. Downloadできるように、pdf file(Poster-0904.pdf)もupしました。ご利用下さい。


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