東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

2013年6月の記事です。

【緊急告知】「科学者のたまご」卒業生・「ひよこの会」、科学者の卵養成講座の運営お手伝い募集(6/27)

2013年6月27日 (木)

 4月25日(木)18:00から「科学者のたまご」卒業生・「ひよこの会」を行いました。40名を超えるかがたがた集まってくれたような。当日は、double bookingで遅れての参加でした。その時にも話したように、今年度の「科学者の卵養成講座」の運営のお手伝いを「ひよこの会」のかたがたにお願いをしたいと。。。これまで、基礎コース、エクステンドコースで参加されており、会場の設営、片付けなどを、事務の方をはじめ、多くの方々でやっていたのを目にしたことがあるのでは。。。

DSCN6466.JPG ということで、講義日程と講義内容は、卵のHPに記載してあります。参加できる方は、科学者の卵養成講座事務局(eggs_jimu@ecei.tohoku.ac.jp)まで連絡して下さい(名前、学部、メアド)。まずは、初回の7/13(土)の工学部・大講義室で行う際に、お手伝い頂ける方、大募集です。もちろん、2回目以降で、すでに参加できるというのでもかまいません。なお、お手伝い頂ける方には、後日、事務局から集合場所と時間などを連絡しますので、上記addressからのmailを受信できるようにしておいて下さい。詳しいことは、科学者のたまごのHPにもありますので、そちらも合わせてご覧下さい。

 前回同様に、多くの方からの連絡をお待ちしております。また、このHPを見た方は、関係の方々にもご連絡頂ければ、幸いです。いわゆる、「拡散希望」というのでしょうか。

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 わたなべしるす

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【お知らせ】オープンキャンパス(7/30-31)に伴う研究室公開について(6/27)

2013年6月27日 (木)

 学部を持たず、大学院だけという研究室なので、オープンキャンパスでたくさんの高校生が来ているというイメージがありません。もちろん、4月には、磐城高校が研究室見学に来てくれましたので、その意味では、高校生がというのはわかりますし、出前講義にも頻繁に出ているので、。。ただ、オープンキャンパスでは、学部の中にどんな研究室があり、どんなことをやっているかという表面的なことはわかるかもしれないですが、研究室の中に入って、例えば、教授と話しをするとか、院生と話しをするとかいうのは、なかなか難しいものがあるというか、実際にそこまでオープンにしているというのは聞いたことがありません。

 それで、渡辺の研究室がある片平キャンパスは、雨宮川内青葉山星陵という学部のあるところから、少し離れていますが、学部がない分、という分、当日も静かです。キャンパス内に新しくなった生協、食堂もあります。これまで、出前講義、SSH、科学者のたまごなどで、大学には来たけど、研究室にはという方もいるのかもしれません。昨年は、2つの高校から、見学にいらっしゃいました。先日も、出前講義の折りに、「東北大を目指しているので、オープンキャンパスに!」という話を伺い、よかったら、研究室にもどうぞと。。。という話になりました。また、すでに1つの高校から、研究室を見学したいと。

DSCN6460.JPG 今年のオープンキャンパスも、7/30-31。その頃には、梅雨も明けて、ずいぶんと暑くなっているのかもしれませんが、渡辺は終日、研究室におりますので。渡辺は元々、農学部の出身です。やっているのは、アブラナ、イネを材料とした、受粉などの生殖形質を遺伝学的にというか、そこで機能している遺伝子をとって、受粉全体を理解したいと思っています。2日間ありますので、たくさんの高校生が来てくれることになっても、受け入れ可能です。ぜひ、事前にmailで連絡をもらえると助かります。ゆっくりと研究室、実験設備などをご案内できますので。

 大学に進学する前に、自分がやってみたいfieldの教授、研究室を見ておくのはよいことだと思います。渡辺は、品種改良をしたかったので、当時の植物育種学研究室に行った訳ですが、もちろん、大学にきてから。教授との顔合わせは、学部のオリエンテーションの時。こんな教授なんだと思ったのを覚えています。今の時代、もっと前から、コンタクトできる時代。ぜひ、お立ち寄り下さい。他のところよりは、ゆっくりと、deepに見学できると思いますので。

 全体での行動などでくることができない方もいるでしょうし、そうでない方も。お時間のある方は、是非いらしてください。町中にありますので、雨宮、青葉山・川内からの帰り、雨宮から、駅に帰る途中など。研究室までの道順は、こちらまで。また、いらっしゃることを考えている方は、ぜひ、連絡をお待ちしております。もちろん、飛び込みも。


 わたなべしるす

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【お知らせ】夏休み大学探検2013を7/25(木)に開催(6/26)

2013年6月26日 (水)

 もう少し早くお知らせと思っていたのですが、6月の中旬まであれこれとあって、お知らせできずにいました。東北大学仙台市教育委員会主催で、夏休みに仙台市立中学校・仙台青陵中等教育学校(前期課程)の生徒を対象として、今年も第12回サイエンス・スクール(夏休み大学探検2013)が開催されます。渡辺は、これまで市内の小学校への出前講義は行っていましたが、中学生向けのイベント初めて。6月上旬に大学を通して、仙台市の方に受け入れ可能人数、場所などをお知らせして、ポスターが各中学校などに配布されているのではないかと思います。それを見て、ぜひ、ご応募下さい。

DSCN6608.JPG 出前講義でお会いした小学生が大きくなって、中学生になり、また、お会いできるのを楽しみにしております。なお、日程などは、以下の通りです。

実施日・時刻:7月25日(木), 13:00~15:45
場所:東北大学片平キャンパス
最寄りのバス停:「青葉通一番町」か「東北大正門前」

講座名:「花を解剖してみよう」
集合場所:生命科学研究科本館306号室
講座実施・場所:306号室、植物生殖遺伝分野研究室(301-302号室)

 渡辺以外に研究室の大学院生などがお手伝いをしてくれます。当日は花を解剖して、大学にしかないような顕微鏡で観察したり、その写真を撮ったりしましょう。

 多くの中学生とお会いできるのを楽しみにしております。

DSCN6610.JPG わたなべしるす

 PS. 参加頂ける中学生の皆さん、もし、このHPを見て参加される時、HPで、研究の内容とか、大学院ではこんなことをしているのだと、少し勉強しておいて下さい。

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【研究成果】自家不和合性アブラナへの自己花粉、非自己花粉受粉時の動的解析をAnnals Bot.に発表(6/25, 7/3追記)

2013年6月25日 (火)

 アブラナ科植物の自家不和合性は、この研究室のメインテーマです。震災以降、少し論文発表が滞っていましたが、この前のTakada et al (2013)に続いて、今回は、顕微鏡を使った、動的解析です。

 花粉を雌しべに載せる時、交雑で種子をとる時は、大量に載せます。つまり、花粉の上に花粉がある状態。また、1つの乳頭細胞に1つの花粉という方法もあります。その中間とも言える状態。つまり、薄く花粉を載せて、観察すると、個別の花粉はどう反応するのだろうかということです。木でなく、森でなく、林を見てみようというレベルでしょうか。今まで見えなかったような現象も見えて、これを使って、さらに遺伝的背景が、個別の系統でわかるようになれば、もう少しおもしろくなるのではと思っています。(Hiroi et al. (2013) Time-lapse imaging of self- and cross-pollinations in Brassica rapa. Annals Bot, 112: 115-122.)。なお、Annals Bot.の2012のImpact factorは、3.449です。ぜひ、お読み頂き、動画を見て頂ければ、百聞は一見にしかずです。

DSCN5707.JPG 今年度は、これに続いて、より多くの論文を発表したいと。。。


 わたなべしるす

 PS. 掲載された論文の直前に、宇宙の高橋研の論文が掲載されていました。生命科学研究科の論文が続けてというのも、びっくりでした。海外のJournalで。Annals Bot.の場合には、最初のところに、簡単に書いた「ContentSnapshots」というのがあり、それのpdfはfreeですので、合わせて、ご覧頂ければ。。

 PS.のPS. 7/3(水)、新学術領域研究研究科のHPにも、関連記事を。。。合わせてご覧下さい。

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【お知らせ】日本植物生理学会誌・Plant Cell Physiol. (PCP)の2012年インパクトファクター決定(6/25)

2013年6月25日 (火)

 一昨年まで、Plant Cell Physiol. (PCP)のeditorをしていたこともあって、毎年計算される、トムソン社のインパクトファクター(IF)が出るこの時期、気になります。

 さて、その2012年のIFが、発表されました。

 2012年インパクトファクター:4.134

 でした。ちなみに一昨年の数値が4.257、昨年が4.702。一昨年の数値を下回る形になって。。。editorが終わったとはいえ、。。やはり、気になるものです。こちらもこれから、よい論文をPCPに投稿したいと思いますし、みなさまに、PCPの論文を引用いただければ、幸いです。

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 わたなべしるす

 PS. Plant Science分野では、IF順位   20位/195誌  で、昨年より、6ポイント降下。少し下がりすぎだなと。。何とか、失地回復を目指して。。。少しでも上位を目指してと思います。

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