東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

2010年2月の記事です。

【出前授業】平成21年度SSH重点枠「アブラナ科植物の遺伝的多様性に関する研究」報告会・コメンテーター(2/27)

2010年2月28日 (日)

 今年度最後のSSH活動への貢献は、岩手県水沢高校基幹校である「アブラナ科植物の遺伝的多様性に関する研究」報告会でのコメンテーターでした。2年前にこのコンソーシアムがミニコンソーシアムとして立ち上がり、今年から、重点枠に昇格し、研究を展開し、その運営指導委員を仰せつかっている関係での参加です。

100228-1.gif 当日は、アブラナ科植物、特に、キャベツの仲間であるBrassica olearaceaを材料とし、形態、遺伝学的研究、発酵、色素など、実験も多様性に富んでいました。半年前に中間発表会がありましたが、その時点より格段に進歩しており、また、何より、キャベツ類をきちんと栽培できるようになったことは、高く評価すべき点だと思いました。

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 コンソーシアム全体で、共通項目を決めて、測定をするというのは、コンソーシアムならではの研究であり、また、テーマの共通性で、相互に連携の可能性もあり、さらなる発展を期待したいと思います。来年度からは、「コアSSH」という枠に移行するということですが、1年ごとのプロジェクトのため、ぜひ、採択され、来年度もこの研究が継続できればと思っております。何より、これから花が咲く、アブラナ科植物ですから。。

DSC_1496.JPGのサムネール画像

わたなべしるす




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【お知らせ】JST委託企画「科学者の卵養成講座」・発展コース年度末発表会(3/13)

2010年2月18日 (木)

 今年の4月に採択が決まり、6月から開講した「科学者の卵養成講座」も、3/13の発展コース年度末発表会が最後となりました。企画の段階から携わることができ、また、多くの研究科の先生方に、講義、実験などを担当していただいたおかげで、ここまでたどり着きました。また、生命科学研究科の事務の方をはじめとする、関係部局の事務の方にも大変お世話になりました。ここまで、スムーズにと言えるかどうかは、疑問もありますが、やってこれたのもみなさまのおかげであり、生徒さん、保護者、高校の先生方の熱烈なご支援の賜物です。ありがとうございました。


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 6月に最初に生徒さんが来たときには、とても緊張感みなぎり、将来の科学者人材として、とても楽しみなものを感じました。あれから、10ヶ月ほどですが、ずいぶんと成長したことを感じるようになりました。


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 3/13には、発展コースに配属された生徒さんたちの研究発表をプレゼン、ポスターなどで行います。時間は、いつものように、13:00-17:00。片平地区のさくらホールです。詳細は、それぞれのHPに記してありますので、ご参考にして下さい。

http://www.ige.tohoku.ac.jp/mirai/news/2010/02/18095339.php
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2010/02/press20100218-01.html

 では、3/13により多くの方々とお会いできるのを楽しみにしております。

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わたなべしるす

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【お知らせ】生命科学セミナー「Cellular signaling responses in the stigma following self-incompatible and compatible pollinations in Brassica and Arabidopsis」を3月8日に開催

2010年2月 3日 (水)

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 生命科学セミナー「Cellular signaling responses in the stigma following self-incompatible and compatible pollinations in Brassica and Arabidopsis」を3月8日に開催します。今回は、University of TorontoのProfessor Daphne R. Goringに、セミナーをお願いしました。以前からHPにも掲載の通り、科学研究費(学術創成特定領域若手(S))で主催する「International Symposium of Cell-Cell Communication in Plant Reproduction: from pollination to fertilization」が、奈良で3/11-12で開催されますが、その国際会議での発表のために来日されます。

Professor Daphne R. Goringは、渡辺が助手になって間もない頃から、カナダで自家不和合性の研究を始められ、特にSRKによる自己SP11の受容後の下流因子を網羅的に探索され、その機能解析を行っています。そのうちの1つのタンパク質は、Proteasomeというタンパク質分解系に関連しているとも言われ、また、今回の発表では、タンパク質の分泌系にも関連しているという話をして頂けます。植物ではありますが、関連の様々な研究分野の方々も興味を持って、聞けるのではないかと思いますので、ぜひ、ご参加いただければと思います。

研究科内のweb siteもあわせて、ご覧ください。

http://www.lifesci.tohoku.ac.jp/seminar.html

3/8(Mon), 16:00~18:00に、生命科学研究科・本館大会議室 (片平・3F)で行います。
たくさんのご来場をお待ちしております。

 

わたなべしるす

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