東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

2014年7月の記事です。

【お知らせ】日本植物生理学会誌・Plant Cell Physiol. (PCP)の2013年インパクトファクター決定(7/30)

2014年7月30日 (水)

 いつもなら、6月下旬にそれぞれのJournalのインパクトファクター(IF)がでるはずなのですが、今年は1ヶ月遅れ。IFは、Journalの価値を示すもので、それに掲載された自分の論文の価値というわけではないのですが。。。論文の価値という点では、それぞれの論文の被引用数。それは、時々、合計などをトムソン、Googleから見ているというのが、現状です。

 以前、Plant Cell Physiol. (PCP)のeditorをしていたこともあって、毎年計算される、トムソン社のインパクトファクター(IF)が出ると、やっぱり、気になります。

DSCN2858.JPG さて、その2013年のIFが、発表されました。

 2013年インパクトファクター:4.978

 でした。ちなみに一昨年の数値が4.702、昨年が4.134。一昨年の数値をも上回り、過去最高値となりました。editorをはじめとする関係の皆様の努力に頭が下がります。今年もまた、よい論文をPCPに投稿したいと思いますし、みなさまに、PCPの論文を引用いただければ、幸いです。


 わたなべしるす

 PS. Plant Science分野では、IF順位  15位/196誌  で、昨年より、5ポイント上昇。top 10を目指してというところが次の目標となるのでしょうか。。。

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【お知らせ】平成26年みやぎ県民大学、8月19日(火)開催分を担当(7/29)

2014年7月29日 (火)

 梅雨明け10日といいますが、確かに今日も30oC近くまで気温が上がりましたが、夕方になると、25oCをきる気温になるのが、少ししのぎよい気候なのかと。。。冷夏になるのとどちらがよいか。。。微妙なところです。

DSCN1280.JPG さて、とある会議でご一緒した同じ片平キャンパスにある金属材料研究所の松岡先生から声をかけていただき、平成26年みやぎ県民大学「地球にやさしいエネルギーと環境・省エネルギー技術~太陽電池・半導体・超伝導・植物の品種改良~」の1コマを担当することになりました。半導体、太陽電池、超伝導と植物の品種改良。どこに接点があるのか。。。難しいところかもしれないですが、地球環境に対して、やさしいというか、省エネというか、植物があるので、地球上には酸素が存在するという世界になったのは、何十億年という前ではないかと。その酸素が地球に登場して、様々な生物が多様化して、現在に至るわけです。

400TON.JPG 地球に優しいということを工学的側面、農学的側面の両方から考えてみたらというのが、今回のみやぎ県民大学の趣旨になるわけです。渡辺が担当するのは、8/19(火)の18:00-19:30で、場所は、東北大学金属材料研究所2号館講堂になります。渡辺の講義タイトルは、「植物の品種改良~毎日の食卓を見る眼が変わる~」ということで、品種改良、作物の多様性など、毎日の食卓に上る野菜の新しい品種がどの様にして作られ、その影には、どの様な技術がかくされているのかなどをお話ししたいと思います。講座全体は、8/18(月)~21(木)までとなっております。詳しくは、以下のご案内を。。。

DSCN1216.JPG とてもヘテロな組合せの講義ですが、お盆が明けきらないところからの開講となりますが、また、新しい皆様とお会いできるのを楽しみにしております。


 わたなべしるす

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平成26年みやぎ県民大学

地球にやさしいエネルギーと環境・省エネルギー技術
~太陽電池・半導体・超伝導・植物の品種改良~

(主催:東北大学金属材料研究所 共催:NPO法人科学協力学際センター)
↓画像クリックでPDFダウンロード
2014-Miyagi-poster.jpg
《 講座のねらい 》
 未来の子どもたちも青くきれいな地球に住めるよう、太陽光をはじめとしたクリーンエネルギーを利用し、さまざまな環境技術によって持続可能な循環型社会を構築する必要があります。東北大学金属材料研究所(金研)では、低炭素社会基盤材料融合研究センターを核として持続可能な社会の実現を鑑みて新材料の研究開発を行っています。
 この講座では、循環型社会の実現に不可欠な研究開発の代表例として、太陽光をエネルギーとして用いる太陽電池、省エネ・エネルギー発生を目指した半導体材料・その応用、および、エネルギーをロスなく利用するための技術として注目されている超伝導の仕組み・材料・その応用について勉強します。植物の品種改良によって日々の食生活の改善・環境負荷への低減に貢献していることもお話します。

【プログラム】

日  時: 8月18日(月) 18:00~19:30
学習内容: 半導体とは?~省エネ・創エネへの貢献~
講師: 教 授 松岡 隆志

日  時: 8月19日(火) 18:00~19:30
学習内容: 植物の品種改良~毎日の食卓を見る眼が変わる~
講師: 教 授 渡辺 正夫

日  時: 8月20日(水) 18:00~19:30
学習内容: 太陽からの贈り物~太陽電池のしくみ~
講師: 助 教 沓掛 健太朗

日  時: 8月21日(木) 18:00~19:30
学習内容: 超伝導の科学と技術~発見から百年、そして未来~
講師: 教 授 佐々木 孝彦

【会場】東北大学金属材料研究所2号館講堂 (http://www.imr.tohoku.ac.jp/ja/access.html)

※受講料無料

【問い合わせ・申込み先】
 〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
  東北大学金属材料研究所総務課総務係「みやぎ県民大学」担当
 TEL:022-215-2181 FAX:022-215-2184  E-mail: imr-som@imr.tohoku.ac.jp
【申込方法】
  (1) 郵便番号, (2) 住所, (3) 氏名, (4) 性別, (5) 年齢, (6) 職業 (学年), (7) 電話番号を明記の上、はがき、FAXまたはE-mailにより上記までお申し込み下さい。
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【お知らせ】河北新報・朝刊「「科学者の卵」集合 東北大で高校生向け講座」(7/28)

2014年7月28日 (月)

 仙台というか東北もようやく梅雨が明けたようです。夏の高校野球の地方大会もかなりの大詰め。渡辺の母校は。。いつかの記事にも書きましたが、早々に。。。その愛媛県大会も明日が決勝戦、あっと驚くような組合せになりそうです。

 記事の方をご覧になった方もいると思いますが、土曜日が「科学者の卵養成講座」の第1回。そのトップバッターでの講義が渡辺でした。プレスリリースをしたこともあり、河北新報社の方が取材にいらっしゃり、7月28日(月)の朝刊に「「科学者の卵」集合 東北大で高校生向け講座」と題して、今回の講義が始まったこと、渡辺の講義についての紹介記事が。。。記事の中の「身の回りにある不思議に気付く心を養ってほしい」と書いて頂いたのは、何よりうれしいことでした。

DSCN3064.JPG 河北新報に取り上げて頂いたのは、昨年の10月7日の夕刊、「科学の楽しさ伝え出前授業500回 東北大院教授・渡辺さん」以来。ありがとうございました。これからの活動の励みとなりました。全国からこのHPをご覧頂いていると思います。県内の方は、新聞紙上で。そうでない方々は、河北新報のHPからご覧下さい。こちらから見えるようにlinkを入れてあります。


 わたなべしるす

SS2014-07-28 12.56.33.jpg PS. 関連記事が、渡辺のHPの別記事科学者の卵のHPに掲載してあります。合わせてご覧下さい。

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【緊急速報】大学院生命科学研究科博士課程前期2年の課程、第II期も募集します(7/23)

2014年7月23日 (水)

 まだ、速報の状態ですが、当研究室では、大学院博士課程前期2年の課程(修士課程)の推薦、第I期で研究室が予定している大学院生を十分に確保できていません。ということで、早々にということですが、第II期の受験において、渡辺の研究室で研究をしたいという学部4年生を大募集します。

 事前に入試説明会。研究室見学なども実施する予定です。もちろん、まだ、第I期の試験が終わってない、他の大学院の試験も終わってないので、希望とする大学院への進学も決まってないという状況だと思います。

DSCN2592.JPG 渡辺の時代は、なにも考えずに、日向研に残りましたが、。。。今は、どちらかというと、学部の時と大学院で研究室を変える方がというようなコメントもあるくらいで。。。詳細が決まりましたら、また、このHPからお知らせしますので。HPのtop pageに後期も募集とありますが、第II期ということです。

DSCN2591.JPG
 わたなべしるす


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【お知らせ】公開講座「科学は無限大!!! 時空を超えて未来を見てみよう!!!(第1弾: 10/4(土)実施)」(7/18)

2014年7月18日 (金)

 昨日も小学校への出前講義の依頼ということで、仙台市の方が。。。打合せに。。。また、内容が決まったら、お知らせします。そういえば、その前の週には、近くの市民センターの方がいらして、そこでも出前講義ということで。仙台市内でも、少しずつ、活動を増やせるのではと。。。

DSCN1265.JPG 今回は、科学者の卵養成講座の関係の会議でお会いした「特定非営利活動法人 地域・大学連携機構」の佐藤様より提案を頂き、小中学生向けに、講座を開くことになりました。実施内容は、これまで多くの小学校で行っている「キャベツとブロッコリー」。この2つの植物というか、野菜の遺伝子を混ぜると、どんな新しい野菜ができるのか、そんなことを考えてみようというのが、講座の趣旨です。実際のキャベツ、ブロッコリーを見て、考えて、鈍な野菜になるかを書いてもらうという講座です。

 これまでの市内の小学校への講義では、お目にかかってないような方々にも会えるのではと、楽しみにしております。気になることは、以下のところに、お問い合わせ下さい。

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 わたなべしるす

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以下、公開講座情報

科学は無限大!!! 時空を超えて未来を見てみよう!!!

第1弾「キャベツとブロッコリー---何が同じで何が違う??---」

講 師:東北大学大学院生命科学研究科教授 渡辺正夫

日 時:2014年10月4日(土)13:30~15:30

場 所:仙台市民会館2F 第6会議室

募 集:小学校高学年~中学生とその保護者30人限定 先着順

参加費:無料

申し込み先:メール(chigakurenkei2000@yahoo.co.jp) または 電話 070-6492-5158(問い合わせ)

申し込み要項:参加者の学年(学校名)、氏名(要フリガナ)、保護者名、連絡先住所、電話(携帯可)

主 催:特定非営利活動法人 地域・大学連携機構
共 催:科学研究費補助金「ゲノム遺伝子相関」東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」、東北大学大学院生命科学研究科植物生殖遺伝分野
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