東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

【お知らせ】生命科学セミナー「イネ葯の発達に関連する遺伝子群の解析」を3月15日に開催

2010年3月 9日

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生命科学セミナー「イネ葯の発達に関連する遺伝子群の解析」を3月15日に開催します。今回は、元・農水省作物研・博士研究員の遠藤誠 博士に、セミナーをお願いしました。

遠藤誠 博士は、岩手大で学位を取得後、東北大・旧遺伝生態研、豪州・メルボルン大でPDをされ、その後、農水省・作物研で、生殖関係の研究を展開されておりました。DNAマイクロアレイ実験の黎明期から、遺伝子発現の網羅的解析を行い、生殖器官、特に葯における遺伝子機能を明らかにしてきました。研究の後半では、生殖と高温ストレスのクロストークについても研究を行い、最近その論文も発表になったところです。今回、学会があり、来仙すると言うこともあり、セミナーをお願いした次第です。
次世代sequencerというものが、アレイ解析に取って代わろうとはしていますが、コスト面などを考えると、まだまだ、アレイ解析から得られるdataは多いと思います。そうした点からも、動植物を問わず、これからの研究手法が重要な地位を占めることは、様々な実験から示されつつあります。そのことから、植物ではありますが、関連の様々な研究分野の方々も興味を持って、聞けるのではないかと思いますので、ぜひ、ご参加いただければと思います。

研究科内のweb siteもあわせて、ご覧ください。

http://www.lifesci.tohoku.ac.jp/seminar.html

3/15(Mon), 10:30~12:30に、生命科学研究科・本館大会議室 (片平・3F)で行います。
たくさんのご来場をお待ちしております。

わたなべしるす