東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

SSH指定校・県立福島高校での特別講義

2008年5月27日 (火)

JSTがサポートしているSSH(Super Science High School)事業の指定校である福島県立福島高校で、アブラナ科植物遺伝子解析特別講義を行ってきました。
アブラナ科植物の多様な形、自家不和合性等を講義し、SSHでの合同プロジェクトの基盤構築を行いました。高校生も、アブラナの多様な形には興味を持ち、遺伝学的実験、分子生物学的実験をどう進めるのか、これからの1年間が楽しみです。

福島県には、博士号を取得したSSH対応の理科教官もいて、昨今の理科離れ対策がずいぶんとなされていることに感心しました。

質疑では、こちらの表現のミスを指摘するなど、将来性豊かな高校生がたくさんいました。ぜひ、将来、植物科学の分野で一緒に研究ができればと思います。

来月には、福島県立相馬福島高校で、同様の講義です。これでJSTのSSH東北ブロックの4校への出前授業が完了し、東北地区でのアブラナ科植物研究プロジェクトが始まることになります。

追伸、県立福島高校のweb siteにも、この講義のことが記載されております。参考までに。

http://fukuko.net/SSH/index.php?active_action=journal_view_main_detail&post_id=453&block_id=50&comment_flag=1#_50

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SSH指定校・水沢高校での特別講義と出前授業

2008年5月25日 (日)

JSTがサポートしているSSH(Super Science High School)事業の指定校である岩手県立水沢高校で、アブラナ科植物遺伝子解析特別講義、出前授業を行ってきました。
アブラナ科植物の多様な形、自家不和合性等を講義し、SSHでの合同プロジェクトの基盤構築を行いました。高校生も、アブラナの多様な形には興味を持ち、これからの1年間が楽しみです。

また、出前講義では、研究者になるためには?、博士になるためには等、将来のことをずいぶんと考えている高校生からの質問で、これからが楽しみでした。

来週には、福島県立福島高校で、同様の講義です。さらに、植物科学を広めたいと思います。

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SSH指定校・八戸北高校での実験と出前講義

2008年5月 5日 (月)

JSTがサポートしているSSH(Super Science High School)事業の指定校である青森県立八戸北高校で、アブラナ科植物遺伝子解析、出前講義を行ってきました。
JSTのideaもあり、全国的コンソーシアム形成の前に、東北ブロックで、遺伝的多様性の大きいアブラナ科植物を基盤として、植物科学研究を行うというものです。
今の高校には、ずいぶんと遺伝子解析機器がそろっているのに驚きました。

また、出前講義では、サイエンスの質問、大学への進学相談など、とてもたくさんの質問が出たのは、こちらもうれしい限りでした。

東北ブロック4校で、同様なことを行い、植物科学を広めたいと思います。

わたなべ

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東北地区SSH指定校・合同発表会コメンテーター

2008年1月28日 (月)

1/26(土)に岩手県立水沢高校で東北地区のSSH (Super Science High-school)の合同発表会でコメンテーターを引き受けました。
昨今の理数科離れと言うことで、JSTが全国の高校に公募をする形で、理数科の教育研究を行っているプログラムでした。自分が高校生の頃に、同じようなものがあれば、ずいぶんとサイエンスに対する見方が変わったような気がします。その意味で、最近の高校生の環境は良くなったと思います。
次年度以降は、渡辺が担当できそうな「生物」の領域で活発な研究発表が展開できるようになる、お手伝いができればと思いました。

本題とはそれますが、水沢高校の玄関のところにとても大きな「砥部焼」の造形物がありました。小生の生まれた愛媛県が誇れる「砥部焼」の窯元で修行されている人が、水沢高校の卒業生にいらっしゃるとのことでした。東北の方が遠い四国で仕事をされ、小生のような今治人が東北で仕事をしている、何か不思議な「縁」を感じました。

G-COEの申請も近いですが、何より、高校などと連携をして、理数科離れを防止して、植物、環境などを考える人材を増やしたいと思った次第でした。

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仙台市東四郎丸小学校で出前授業

2007年10月31日 (水)

10/31の午前中は、仙台市の南東にある東四郎丸小学校で出前授業でした。
仙台で生活をして、total 15年を超えるのに、行ったのは初めてでした。
とても元気な5年生で、「花の不思議」について講義をしましたが、最後にたくさんの質問をもらいました。何でも疑問に持つことはよいことだと常々思っているので、多少は、子供たちの疑問に答えられたのではと思っています。
これで、今年の出前授業は、あと1つを残すだけだと思っています。もちろん、みなさまからのリクエストがあれば、できるだけ講義をしたいと思っています。
何よりも次世代の科学を背負う子供たちに「科学の楽しみ」を分かってもらうのは大切だと思いますので。

わたなべ

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