東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

イネお疲れさま会

2013年9月 2日 (月)

10日ほど前、イネのサンプリングが終わったことをブログに書きました。

今日は打ち上げとしてサンプリングを手伝っていただいたみなさんと
「にぎりの徳兵衛」という回転ずしに行ってきました。

私は回転ずしに来ることが何年ぶりか覚えていないほど久しぶりでした。
そのため、席にタッチパネルがあることに驚き。
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こんなに効率のよいシステムが出来ていたとは・・・技術の進歩はすごいです(?)

肝心のお寿司はこちら。
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ネタのボリュームがすごいです。
私にとってすしといえばスーパーのにぎりセットですからびっくりしました。食べ応え十分。
ボリュームといえばこちらの穴子。
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シャリが見えません。にぎりでいえば3人前くらいの量のネタでした。

無事に打ち上げも終わって、イネづくしの夏が終わり9月になりました。
ゼミや講義はまだ始まっていませんが、中断していた実験が再開します。
切り替えていきたいと思います。

M1 田口

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【出前講義】福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会(8/28)

2013年8月28日 (水)

 先週くらいからでしょうか。少しずつですが、朝夕の気温が下がりつつあります。少し涼しいというか、秋らしさが見えてきたというか。。。とはいっても、日中は、30oC近くまでありますので。。。学生の頃であれば、アブラナに春化処理をしておいて、9月になると外に出したのですが、そのことから比べると、やっぱり、温暖化しているのかもしれません。この時期に植え替えをしたら、アブラナにはかなりの高温でないのかな。。と思うくらいです。

DSCN7194.JPG さて、運営指導委員を引き受けている、5つのSSH実施校の最後となった運営指導委員会が福島県立福島高等学校。新幹線だと20minくらいですので、遠くないところといえると思います。今年度も委員長職を仰せつかり、よりよいものになるように、サポートできればと思います。今年度のトピック的なこととして、韓国・KAISTの高校との交流というのは、グローバル人材といわれる昨今、よい交流であったのではないかと思います。福島復興プロジェクトとして、福島のモモについて小学生に放射線のことを教育するようなことも行われており、生徒の高いactivityを感じることができました。福島第一原発の国会事故調査委員会の方をお呼びして、討論会を計画しているとか。。。被災県として、とても重要なことだと思いますし、どの様にお呼びして、話を聞くことができるのか、とても興味深い計画ではないかと思います。気がついたというか、問題点として、課題研究では、2年生がリーダーシップを発揮して、1年生を指導すると言うことができればということを問題とされていました。確かにこれは、大学の研究室、一般社会でも指導的立場のものがリーダーシップを発揮するというのは、難しいのかもしれないですが、できれば、高校、あるいはその前から、リーダーシップについて考えないといけない時期なのかもしれないと感じました。。。。また、文章を書く力、考える力を高校時代にどの様につけるのか、昨今の小中学生の全国テストでも、考えて、書く力というのは、足りないというのが、ニュースで出ていましたので。。。

 コアSSHの企画としては、様々な企画をされていて、その中でも、有機化学講演会に、ノーベル受賞者の根岸先生も講演会にきて頂けると。。とてもすごい企画が目白押しだなと。。。数学特別講演会では、フィールズ賞を受賞された森重文先生が講演をされるとか、。。このような世界レベルの方をよんでくる企画力の高さに感動でした。また、生徒さんが積極的に海外に行かれて、交流してdiscussionなどもできているのは、すばらしいことだと思います。また、次年度には、英国の高校生を福島に呼んで、交流する企画は8/15に会議で打ち合わせたことですが、楽しみにしています。

 今回の運営指導委員会でお世話になりました、校長先生、県教委の先生方、国分先生、橋爪先生、原先生、遠藤先生をはじめとする多くの方々にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。今年度のさらなる発展を祈念しております。

DSCN7195.JPG わたなべしるす

 PS. 昨日は、科学者の卵養成講座、SSHで指導していて、この3月に大学に進学できず、臥薪嘗胆、1年間がんばっている2名の方が、研究室に来てくれました。現状、これからなど、deepに議論できました。あと、半年、目標に向けて、がんばって下さい。

DSCN7192.JPG PS.のPS. また、会議のあとには、科学者の卵養成講座、SSHで一緒だったり、今は、科学者のひよことして講座運営をしてくれている方々と、食事をしながらの交流でした。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

 PS.のPS.のPS. 1970年代。まさに、自分が子供の頃で、遊んでいた頃。そんな頃の遊びをまとめた新書(子供の遊び黄金時代......光文社新書)を見つけました。世代が離れた学生さんたちもその一部を知ってくれていたりで、結構盛り上がりました。そんな本を出張の合間に見つけたのでした。。。。

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夏休み報告

2013年8月23日 (金)

 こんにちは。学生アルバイト、農学部1年の西谷滉です。渡辺教授の基礎ゼミでもいくつか記事を掲載して頂いてきましたが、今回は研究所のアルバイトとして近況報告をします。

 まずは、キノコの話題です。お墓参りに秋田県へ帰省をした後、陶芸家である叔父のところへ行きました。私の叔父は、山菜やキノコに明るく、特にキノコは、今年からマイタケを原木栽培し始めたと聞き、その栽培の様子を見せてもらいました。

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DSC_0151.jpg 1枚目の写真が、袋で原木に増殖させたマイタケの菌で、2枚目の写真が、それを並べて土に埋める様子です。鼻を近づけるとマイタケ独特の香りが感じられました。マイタケの生えている姿は見たことが無いので、秋になったら是非見てみたいと思います。

 植物の話題はというと、趣味で栽培しているTillandsia usneoides に初めて花芽ができました。下の写真のやや濃い緑色の部分が花芽です。

DSC_0160.jpg この植物は、何と言っても見た目が面白いので、全体像も載せます。花は緑色で地味ながら、柑橘系の香りを放つそうなので、開花が本当に楽しみです。

DSC_0163.jpg 数日前から私は山形の自動車学校に通っています。「大学1年の夏は自動車学校で終わる。」等とよく耳にしますが、本当にそうなりそうです。運転は大変ですね。教官の凄まじい注意は強烈な思い出になると思います。それでもめげずに脱輪しては、『道程』の冒頭よろしく空き地を開拓していますけど...。

 先輩方の報告に比べて稚拙になってしまったように感じますが、また書かせて頂くことが有れば、その時にはもう少し上手に面白く書けるようにします。

 以上、長くなりましたが、報告でした。


 西谷

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おいでませ山形

2013年8月22日 (木)

 お久しぶりです、学生バイト2年の藤田琴実です。

 なんとかテストやレポート、部活の合宿を終え、私は今山形に来ています。旅行、ではなく、免許が目的です。そう、私は山形に運転免許証を手に入れるために免許合宿に来ているのです!まさか合宿初日から車を運転することになるとは思ってもいませんでしたが、今のところ事故も起こさず順調に免許獲得にへと駒を進めています。

rps20130822_175605.jpg 本日は教習が少し早く終わったので、共に合宿に参加している友人たちと山寺―立石寺へ行くことに。今年はなんと50年に一度の御開帳の年であるとのこと。早速石段に挑戦!

rps20130822_175421_728.jpg しかし約1000段あるというだけあって、上に着いたときには汗だくになってしまいました。石段にめげることはありませんでしたが、脚がガクガク。今の私の脚はまるで生まれたての小鹿のようです。しかし登りきってふもとを見下ろしたときの達成感と行ったら!とても清々しい気分でいっぱいです。

rps20130822_175638_992.jpg 最後に山形名産ラ・フランスのソフトクリームを美味しくいただきました。疲れ体にほどよい甘さと冷たさがしみわたっていくようでした。石段の周りは木々に囲まれ、まさに「しずかさや いわにしみいる せみのこえ」。この句を詠んだ芭蕉の気持ちがわかりました。そんな木々を見ながら、「陰樹林っぽいなぁ。」とか、「カラスアゲハがいる!」とか言ってしまう私はやはり文学部には向いていないようです(読書は好きです)。

rps20130822_175523_519.jpg 明日からまた教習です。安全運転を心がけ、無事に免許を取得できるようがんばります。もしお時間がある方は日頃の運動不足解消に山寺を訪れてみてはいかがでしょう。

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ケガ、ムラ、お家芸(8/22)

2013年8月22日 (木)

 最近、気がつかないところでものにぶつかる。年をとったのだろうか。机とかいすの角にぶつけて、その場にうずくまる。。。どうも情けない。。。こんなはずではなかったと思う。ただ、ぶつけたり、ケガをしたりするのは手足であることがほとんどである。頭を縫うようなケガをしたのも慌てていて、それも学会でいつもと違う場所で。。さすがにその時には、びっくりしたし、周りにもずいぶん迷惑をかけた。ただ、そんな自分も、小学校の時に鉄棒から落ちている。1年生の時なので、そんなに高い訳でなく、。。ただ、落ち方に問題はあった。逆上がりをしていて、手を離したからである。落ちて当たり前。見ていた担任の先生がびっくりしたらしい。らしいというのは自分に記憶がないから。。。落ちたということ、そのものの。。子供の時から、木登りをして、木が折れたこともある。もちろん、落ちるが、頭をどう守るのかとか、どうやって落ちたら、ケガをしないかは、遊びの中で自然と身についたのかもしれない。という自分が、運動神経がよかったのかといわれると、クラスでしたから数えた方が早かった。それでも。。。。最近、小さな子供さんとか、小学生が地面に顔から落ちるというのを聞いて、驚いたことがある。なぜ、手をつかないのか、顔をかばった行動をしないのか。。。そうした危ない経験を小さい時に習う・身につけるというのか、本能なのか、わからないが、何をやってもケガは最小限にするというのは、生きているものとして大事だと思った。もちろん、実験の失敗という「ケガ」も、最小限にして、そこからの反転をするためにも、たくさんの失敗をしている訳なので。。。

DSCN7141.JPG 毎日同じように時間は流れているが、仕事にしても何にしてもムラがある。できるだけいろいろなことをムラなくやりたいと思うが、そう簡単ではない。やる気がすごいある日もあれば、そうでない時もある。どうやったら、ムラなくできるのか。ヒントではないが、新聞にこんなのを見つけた。ずいぶん前になくなられたが、池田高校の蔦監督の下では、1ヶ月に1回、1,000本ノックをしたらしい。とれなかったボールは数えないので、実際にはその2倍近くになる時もあったらしい。それくらい練習をしたから、社会人になってから、いろいろな場面に出くわしても、ムラなく対応ができるとか。。。確かにそう思う。で、今は、というのが続いていて。150本ノックらしい。。。これで、ムラなく、ボールを取り、送球するということ、異なる場面場面で最適な対応ができるのだろうとかと心配になる。実験をしていて、花粉管の侵入を見ながら、和合、不和合を判断していた。たくさんのサンプルがあるので、最初はどちらなのか、ずいぶん悩んで、指導教官の日向先生に顕微鏡をのぞいてもらって、「これはね。。。」というのと、では、なぜなのかと聞くと、「ここに、光っているのが、花粉管で。。。」ということをコメントされた。最初はその花粉管が見えない。もちろん、目に入っていても、判断ができない。。正しい判断をコンスタントにすることは、簡単にできないことではあるが。。。同じことを同じように判断できてこそ、一人前のような気がする。プロでもアマでも。。。。

 お家芸というのは元々は、歌舞伎、能、狂言、などの世界で使われていた言葉らしい。。。。その家が得意としている芸、演目。では、うちの研究室のお家芸は。。。「植物をちゃんと育てる」、「花を観察する」、「花という小さなサンプルを集めることができる」、ということであろうか。先日までも、イネの葯集めをしていたが、あれもお家芸の大事なもの。少しならできてもたくさんとなると。。。というのが、ポイントかもしれない。また、ステージをきちんと決めて、集めることができるのも。。日本のお家芸というのはなにか。。。この前、新型ロケット、イプシロンのことがでていた。昔は、ロケットを打ち上げたいと思っていた。遺伝学でなくて。。。この固体ロケット燃料は、1955年に故糸川博士が開発したペンシルロケット以来の技術らしい。テレビで見た限り、とてもコンパクトで、たくさんロケットをあげることができるというのが、ポイントらしい。このお家芸もムラなく、いつやっても同じ結果が出るというそんなものであろう。それぞれのお家芸を融合したら、何かすごいものができるのではないだろうか。そんな気がする。そういえば、仙台は今週までが夏休み。来週からは通常授業。夏休みの宿題が。。。四国・今治の人間なら、まだ1週間あるが、だいたい、今頃から慌てて、宿題を。。。。そうならないように、この夏休みにし忘れたことがないか、改めて確認して、あっても、慌てて、ケガをせず、ムラなく、片付けたい。。。

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 わたなべしるす

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