東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

ソフトボール大会!!

2010年5月29日 (土)

昨日は旧遺生研のソフトボール大会がありました!
天気も快晴で、絶好のスポーツ日和でした。
久しぶりの運動だったので、イメージに体がついてこなくて自分の動けなさに若干へこみました。。。

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TシャツはM1がデザインして作りました。

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結果は、1勝(+親善試合1勝)2敗で5位でしたが、賞品がもらえたのでよかったです。

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次の院生会のソフトボールはもう少し勝てるように頑張りたいです。
もう少し動けるようにならなきゃヤバいので、
仙台に来てからやってないフットサルできるところを探したいと思います。。

広井

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【出前講義】仙台市立七北田小学校 NSP 5年生「いろいろなイネを栽培してみよう」(5/28)

2010年5月28日 (金)

 今年で3年目となる七北田小学校、NSP。今年の5年生には、新しく日本のイネだけでなく、いろいろなイネを栽培して、それを比較してみようという、試みを始めました。植物に限らず、生物は多様です。同じイネでも日本の中にもたくさんの品種があります。コシヒカリ、ひとめぼれ、あきたこまち、きらら397、などなど。ただ、これらだけではあまり違いはよくわかりません。そこで、渡辺の研究室が元をたどれば、附属研究所である、農学研究所になります。その時代にたくさんのアジアのイネを収集された先生の財産を継承されている佐藤先生から、「Gemdjah Betom」、「IR-28」、「Kasalath」、「Peta」、「Tepa I」、「コシヒカリ」、「ななつぼし」、「日本晴」、「ムラサキイネ」の9品種を頂き、今日、バケツに移植をしたのでした。「ひとめぼれ」もいただいていましたが、すでに学校の水田にあるということで、ひとめぼれを除いた9品種になったわけです。

DSCN4254.JPG よく観察すれば、今日までの天候不順で徒長気味とは言え、葉っぱの色、背丈など、少しずつ違っていることに気がついてくれた子供たちもいました。田植え、講義の最後に、「学校に来たときは毎日、見てあげること。」それが植物を育てる上でとても大切なので、それをやることを約束しました。来月には、キャベツとブロッコリーの講義で伺います。それまでどれくらい成長し、観察ができているのか、それを見るのが、楽しみになってきました。

DSCN4255.JPG 今回のイネは観察のモデルとも言えると思います。同じトマトでも、実の大きさ、葉っぱの形など、少しずつ違います。なので、イネだけでなく身の回りのいろいろなものを観察してみましょう。みんな同じというのはそもそも変であり、少しずつ、みんな違っているのが、自然だということを植物を通して理解し、それをいろいろな物事にも当てはめて考えてほしいと思う、今日の田植えでした。最後になりましたが、今回の田植えの準備をいただいた、理科専科の椎名先生、5年生の先生方にこの場を借りて、お礼申し上げます。イネのこと、よろしくお願いします。 


 わたなべしるす


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【おしらせ・新聞掲載】4/29発表のNatureの論文が、朝日新聞・宮城版に掲載(5/24)

2010年5月24日 (月)

 自家和合性のシロイヌナズナを遺伝子改変で自家不和合性に復帰、世界初、英国・科学雑誌「Nature」4月29日号に掲載という、お知らせをしておりましたが、いくつかの新聞紙上にも取り上げられておりました。

100222romanesco.jpg 今回、シロイヌナズナの花の写真も添えられ、朝日新聞・宮城県版にでましたので、お知らせします。今までの記事をご覧になってない方、併せて、ご覧下さい。

100222ダイコン.jpg この様な形で少しでも一般の方に研究が触れると言うことは、もう一つの社会貢献ではないかと思う、今日この頃でした。


 わたなべしるす


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変わらないこと、変わること、そして。。。(5/22)

2010年5月22日 (土)

 一昨年から七北田小学校NSPという継続した出前講義を行ってきた。そんなご縁もあって、今年度、「学校評議員」という大役を仰せつかった。自分が小学生の頃、こんな委員のような方がいたのだろうか。ふと、そんなことを考える。授業が終わったら、2kmの道のりを道草して帰るのが、毎日だったようなそんな記憶しかない。

 そんな「学校評議員」を仰せつかったこともあり、「来賓」という文字のある「運動会」のご案内を頂いた。その運動会が今日の午前中と言うことで、2hrほど見学しつつ、あれこれと拝見した。運動会をこんなに見たのは、自分が最後の運動会をした高校生以来かもしれない。何より、変わらないのは、走ること。当たり前かもしれないが。。ふと、自分はいつも遅くて、最後の方というか、ほとんど最後を走っていたのを思い出した。プログラムの最後には、学年を横断したリレーがあり、こんなプログラムもあったなと。低学年でやることは、玉入れ。これも観察していると、チーム間で明らかに有意な差がありそうなくらい入る数が違う。少し観察したが、より多くの玉を入れることができるところは、籠の高さと投げる高さが微妙にそろっている。なぜ、そのチームだけ、こんなことができるのか、不思議になった。練習とかの差ではなく、何なのだろうと。。次までの宿題かもしれない。

acerola 1.jpg 変わることはどんなことにもある。もちろん、運動会もそうであろう。今では当たり前かもしれないが、色違いで番号がついたサッカーなどでよく使う「ビブス」をきた生徒さんが、走ってきた順番を上手に整理していた。昔はどうやっていたのだろう。。。旗を立てたところに、並んだような。。。記憶が定かでない。同じことかもしれないが、何となく、進歩している気がした。何より変わったことは、流れている音楽は、レコードでなくて、MDからであった。これは時代の変化で致し方ないのかもしれない。

 何より変わらないのは、運営をしている高学年の生徒さん、先生方、保護者の方々の下支えなのかもしれない。毎日の実験、研究でもそんな下支えをしてくれている方々、サポートして頂いている共同研究先のことを考え、サイエンスの「変わらない」不変な事実を明らかにしたいと、再認識した1日でした。

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 来週は、10品種のイネの田植えに伺います。楽しみにしております。


わたなべしるす


PS. 昨年育てていた、キャベツ、ブロッコリーはすっかり大きくなり、ブロッコリーは花盛り、キャベツはキャベツらしくはがまきつつあった。観察にはよい時期です。毎日の不思議を観察してほしいものです。。



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アブラナ交配

2010年5月20日 (木)

きょうは、久しぶりの雨ふりです。

研究室はいま交配のシーズンで、あちらこちらで交配の作業が行われているところです。

ここのところ気温が上がってお天気も良く、まさにアブラナたちは元気に咲き誇り、

それに背中を押されるように(?)交配もどんどんすすんでいきます(^-^;)

 

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それでも暑い日が続き、少ししんどい感もでてくる中で、

きょうの天気は涼やかで、めぐみの雨的なちょっとホッとした気分になります。。。

ひといき付いたら、ひとつひとつが何かしらの前進に繋がっていくことを願いつつ、

また地道にガンバロウ・・・とおもいました(^_^)

 

追伸:

以前に渡辺先生からキャベツの苗をいただいていたのですが、葉も多く大きくなり、先日はじめて食べてみました。

良さそうなところをとったのですが、緑色が濃く鮮やか。

千切りにすると切り口が更に深い瑞々しい緑色で、いかにも葉緑素がたくさん入っていそうな・・・

食した後、美容と健康に良いものをたくさん体に取り込んだような気持ちになりました。。。

水をやるたびに食べてみようと思いつつ、日々過ぎていたところだったので、やっと実行できて、しばし満足感と達成感に浸りました。

(I)


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