東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

キャベツとブロッコリーの成長 その4

2010年4月 7日 (水)

昨日 今日と暖かく,外での土いじりが楽しいです。寒すぎず暑すぎず,過ごしやすい季節になりました。

 

さて,9月27日に種をまいたキャベツとブロッコリーのその後です。

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収穫しました!!

左のブロッコリーはお店で売っていそうな立派な大きいのができました。

本当は実験用に育てたのですが,適期を逃したのでみなさんでおいしくいただきました。

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渡辺先生のおかげで,みんな不足しがちな緑黄色野菜を補充することができました。

先生,ごちそうさまでした!!

 

キャベツの方は,花を咲かせるために表面の葉をむいたので,このような姿になりました。

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キャベツの葉の中には,しっかり花芽ができていました。

春ですね。

 

当研究室のある,片平キャンパスは実は隠れた桜の名所らしいです。

仙台の開花予想日は4月12日,満開予想日は4月17日とのこと。

桜が開花したら,近くをお通りの方,ぜひキャンパス内に足を運んで桜を見ていって下さいね。

 

ちば

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2010春 日本育種学会参加

2010年4月 5日 (月)

3月26, 27日 京都大学にて開催された育種学会に参加して参りました。
育種学会の口頭発表は2005年以来でございました。実は、緊張してました。

育種学会では、生殖・柱頭-花粉情報伝達・種間交雑・自家不和合性・アブラナ科植物
などなど、私自身の興味がある領域について議論していただける多くの方々にお会いする
ことができて非常に勉強になりました。

普段、研究室では議論する相手が見つからない様なトピックに関しても、
詳しい方々を紹介していただいたりと、大変有意義でございました。

今年の秋には私の故郷である秋田県を会場に秋季大会が開催されます。
発表に足る実験結果を得て、是非とも参加したいと思います。


高田美信

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離任式、過去の記憶、新しい展開。。。

2010年3月30日 (火)

真冬並みに寒かったのも、どうやら今日までのようです。年度末と言うことで、様々なことに追われて、3/30になりました。今年度も残すところ、1日と8hrくらいになりました。地方によって、様々な事柄、習わしというか、そんなようなことが少しずつちがうことを出前講義など、様々なところへ出かけて、知ることが多いここ数年です。もちろん、サイエンスでも、国によっていろいろなことがちがうわけですが、もちろん、真実を明らかにすると言うことでは、何もかわりありません。教育で言えば、いかに次の人材を育成するかと言うことだと思います。

仙台市内では、昨日、今日が、小学校の離任式だったようです。NSPでお世話になった七北田小学校は、今日が離任式でした。8名の先生方が退職、異動と言うことで、校長先生のご挨拶の後、それぞれの先生方から、七北田小学校を離れるにあたってと言うことで、一言ずつありました。8名の先生方からの言葉は、子どもたちへのものだったかもしれないですが、こちらにも考えされられるようなことがたくさんありました。ありがとうございました。

IMG_3821.JPGNSPの関係もあり、つい先日の卒業式にも呼ばれておりましたが、植物生理学会と重なり、伺えず、残念でしたが、今回、この様な形で参加できたのは、2年間NSPで10回あまり七北田小学校を訪問し、多くの先生方、生徒さんたちによくして頂いたおかげと、感謝しております。特に、NSPを全面的にお世話頂いた、井上先生、本当にありがとうございました。普段の理科専任ということで、サポート頂いたことで、たまに、われわれのような大学教員が出かけても、スムーズに事が運んだのだと思います。

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IMG_3869.JPG式の最後というか、こうしたときの最後は、校歌斉唱ですが、ふと、30年あまり前に卒業した「今治市立桜井小学校」の校歌を思い出しました。「さくら、さくら、桜井の小学校の子供らは、すこやかに、うるわしく、。。。。いにしえのならのみやこにさくはなの、。。。」ところどころ、記憶が飛んでしまう30年をかみしめたのでした。

30年たてば、2040年、科学はどこまで発展し、植物科学をどこまで明らかにでき、それがわれわれに何をもたらしてくれるのか、そんな遠い将来のことを、考えつつ、2009年度を終わりにして、2010年度には、さらなる発展をさせたいと思うのでした。


わたなべしるす。



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2010卒業式

2010年3月26日 (金)

3/25は卒業式でした。

まさかの雪でかなり足元が悪い一日。

晴れ着の卒業生には災難だったと思います。お疲れ様でした。

 

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当グループで今年度は修了生はいないのですが、

縁のある方が顔出してくれたり、隣の菅野グループの修了生が来てくれたりして、

華やかな雰囲気をちょっとだけ楽しませてもらいました。

 

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皆卒業してさみしくなるけど(ノД`)・゜・。

新しい環境でも頑張ってほしいです。

 

ますこ

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今年度のアウトリーチ活動、春の交配、来年度は。。。(3/24)

2010年3月24日 (水)

 今年度もあと1週間ほどになった。年度の変わり目は、年の変わり目とまた違った雰囲気がある。学生さんの入れ替え、予算の変わり目等々。今年度は、修了する学生さんがいないこともあり、年度の終わりという感があまりない。季節が春になりつつあるのに、天候不順で、冬に逆戻りという天候も影響しているようにも思える。サクラの開花の仙台での予想日は、4/6当たりだったが、この寒さで本当かと思いたくなる。

DSCN4121.JPG さて、年度末と言うことで、「アウトリーチ活動」をまとめてみる。昨年度までは、仙台市との提携による出前講義、七北田小学校とのNSP、SSHとの連携、他、一般の出前講義であったが、今年度からは、「未来の科学者の卵」、「SSH・ダイコンコンソーシアム」、「SSH・アブラナコンソーシアム」も始まった。講義に伺った回数を数えてみると、50回を超えたのかもしれない。大学院専任などと言うこともあり、大学生への講義が少なく、これくらいのことはあっても良いのかもしれない。

DSCN4115.JPG こうした活動をして支えとなるのは、「表彰」ものかもしれない。「科学者の卵」では、今年度を通じて指導した生徒さんが、それぞれの賞を受賞されたことは、この上なくうれしい。また、先日の熊本での日本植物生理学会年会での高校生発表会で、研究指導を行っている、「愛媛県立松山南高等学校」の発表が「優秀賞」、「ダイコンコンソーシアム」全体に、「特別賞」が授与されたことは、指導者冥利に尽きる。

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DSCN4124.JPG また、2年間、一緒に活動した七北田小学校・NSPでは、PTA広報誌に6年生が将来の夢を書いていてあり、100名あまりの卒業生の中に、研究者・科学者、生物の学者と書いてくれた生徒さんがいらしたと伺った。あと、6年もしたら、大学生。一緒に研究できる日が、そんなに遠くない気がしてきた。

ブロッコリー×イタリアンキャベツ100316.jpg あと、「科学者の卵」で、好評であった講義の中に、「自家不和合性」、「キャリア教育」の2つを取り上げていただいたのは、望外の喜びである。この場を借りて、講義を受けて頂いた高校生の皆さんに感謝したい。次年度は新しい100名となるが、エクステンドコースも始まる。また、一緒に活動できるのは、何よりである。

守口ダイコン100323.jpg 先にも書いたが、今年の天候が不順だったおかげか、アブラナの開花は遅くなりそうである。それでも新しい世代を作成して、次の遺伝学実験に備えたい。新しい年度に向けて、また、新しい取組を行いたいものである。教育だけでなく、研究面でも。


わたなべしるす

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