東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

【出前講義】愛媛県立今治南高等学校・園芸クリエイト科「春夏野菜の管理と雌雄性植物について」(2/16)

2015年2月16日 (月)

 この2月の愛媛、香川という四国での出前講義の最初は、愛媛県立今治南高等学校・園芸クリエイト科。週末が晴天に恵まれただけに、出前講義の初日は曇り、時雨てきたりで。。。少し天候には恵まれなかったですが、温室、ガラス室などを使っての指導。

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DSCN6063.JPG ガラス室では、トンネルを作成して、春、夏作物の苗の栽培も始まっており、さすがに同じ事は仙台ではできないなと。ここでは、夏作物の畑への作付けの頃、台木に穂木をさし木した苗を販売しているのが、好評と伺っていましたが、今では、種苗会社で、台木の種子も普通に販売しているとは。さすがにこうしたものを見たのは、こちらがはじめてで。。。また、肥培管理している生徒さんは、きっちり、緩効性肥料をきれいに並べているのは、さすがでしたし、小さな苗を播種している生徒さんも。こうした地道な努力がおいしい野菜につながるのだろうと。感動でした。

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DSCN6054.JPG また、いつもはトマトの水耕栽培をしているところでは、消毒というか、春に向けての準備中で。栽培されているものはなかったですが、数多くのトマト苗が、準備されており、たぶんこれだけあれば、数万できかないような数の果実が収穫できるのだろうと。6月に出前講義にまた伺うと思いますが、その時に、それぞれの品種がどの様に栽培されているか、楽しみです。がんばって下さい。

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DSCN6051.JPG いつもなら、こうした農作物だけの指導なのですが、今回は農作物を使わない植物でも。なぜ、そんなことになったのか。年末年始をはさんでだったかと思いますが、神戸大理学部の偉い先生から、日本植物学会が監修するという「植物学の百科事典」の中で、「植物の性」と言うのをお願いされて、。。植物一般なので、キュウリ、スイカなどのウリ科のようなものでなくて、もっと広くとお願いされ。。。植物一般でいえば、大学にもある「イチョウ」。昔はずいぶん、ギンナン拾いをしました。建物ができたときに、メスのイチョウがなくなり。。。結構へこみました。そのイチョウの精子の発見は有名ですが、同じ年にソテツの精子も発見されていたと。。。ギンナンは今の時期にないこと、また、ソテツなら、西日本で見つけることができると。ちょうど、校舎のすぐ前に。種子ができているメスの樹木が。花粉が散ってしまったあとの葯というのには違うと思いますが、それに類した構造物も。。(実際には、本校の正門の所のソテツにしか残ってなかったのですが。。。)。神戸大理学部の先生にお願いされたおかげで、今までに講義をできました。ありがとうございました。

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DSCN6069.JPG まとめとして、今日の講義内容を先生がまとめられ、あと、造園をされている生徒さんの成果も拝見できました。これも高い技術力で感動でした。今回は、生徒さんに指導と言うより、生徒さんたちから、たくさんのことを教えていただいたような時間でした。ありがとうございました。最後になりましたが、愛媛県立今治南高等学校・園芸クリエイト科の別府先生をはじめとする関係の先生方にはお世話になりました。ありがとうございました。次に訪問できるのは、6月頃ではないかと。その頃には、ウリ科が果実形成していて、果実を使った講義ができるかと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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 わたなべしるす

 PS. 出前講義の前には、今治市内の小学校への出前講義「ふるさと出前授業」を統括して頂いている今治市立今治小学校で、次年度の「ふるさと出前授業」の日程について、。。昨今はやりの「ふるさと納税」をしているわけでないので、その代わりにという感じですが。。。ずいぶんの年数継続できたのも、高橋校長先生が始めた頃から、日程調整を頂いたおかげ。もちろん、明日の日高小、宮窪小もsetting頂きました。何とか、今年度より、少しでも今治の理科教育に貢献できればと。もちろん、今治には、渡辺が小学校の頃からの「理科専科」、「今治自然科学教室」があり、文章力、表現力を養うために「うしお」という俳句、短歌などを投稿する冊子も。こうしたものが継続していて、普段を支える先生方がいるからこそ。。。渡辺がちょこっと出かけても何とかなるわけです。何とかそうしたことの循環の一部をお手伝いできればと思います。よろしくお願いいたします。

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DSCN6019.JPG PS.のPS. 今年度まで5年くらいでしょうか。今治西高等学校でも9月に出前講義に伺っていましたが、今年度は、それに加えて「蛍雪大学」という、大学生、大学院生が主体的に行っている講義枠も「農学」を講義する方がいらっしゃらないと言うことで、8月下旬に講義をお願いされ、担当される生物の小野先生などと意見交換の時間を頂きました。ありがとうございました。楽しみにしております。また、残りの時間で、生物部の活動の指導も。是非、おもしろいdataを出して下さい。次回までに発展しているのを祈念しております。

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【出前講義】平成26年度岩手県立盛岡第三高等学校・SSH第2回運営指導委員会(2/10, link追加)

2015年2月10日 (火)

 全国的に、この冬一番の寒さ。片平にも朝はうっすらと積雪。日の出とともに、解けてくれたのが救いでした。。。午前中は、研究室のM2, 2名(田口さん辺本さん)が修論発表。さすがに、多くの教員がいる前での発表はかなりのプレッシャーだったようです。それぞれの学生さんが、コメントを書いてくれますので。そちらを。。。

DSCN5966.JPG それで、午後からは岩手県へ。仙台--盛岡間も最初の頃の新幹線では、50minくらいかかったはずが、今では、40minを切るのでは。気がついたら、アスファルトの道路が普通に見える仙台から路面も真っ白な盛岡へ。新幹線を降りるときには、花輪線が積雪の関係で、運転中止で夕方まで復旧に時間がかかると。。。。この寒気は半端なかったのだと。こんな所でも。。。というか、たいへんなことなのだと。昨日のニュースで、山形、富山、北海道がすごいのは見ましたが。。。そんな中で、岩手県立盛岡第三高等学校・SSH第2回運営指導委員会。年度末の報告と次年度に向けてのアドバイスというか、コメントというか。運営指導委員というのは、ある先生が言われていましたが、指導と言うより、応援をする立場だと。その意味で、コメント、アドバイスというのが当を得ていると思うのでした。 最初に県教委からの挨拶。言われて気がついたのですが、2週間ちょっと前は花巻での発表会だったのだなと。あっという間でした。

 いつものように和山校長先生から、今年度の取組について、昨年度と比較しながら。いつも感動なのですが、この時期に、ほぼ今年度の報告書がdraftで完成しており。。。niceという単語より、すごいという言葉が当てはまる気がします。何よりこの高校の取組がすごいのが、「全校での取組」。言うはやすし、行うは、。。。といいますが。和山校長先生、下町副校長先生指揮のもと、それぞれの先生方が、SSHのいずれかの部署で関わり、相互連携、発展を目指しているところ。また、取組も初年度から全校生徒。もちろん、大事な裏方を支える事務の方も。課題研究、高大連携も初年度から見ると、ずいぶんよくなり、課題研究を終えた3年生がチューター制度で指導する。科学者の卵養成講座のメンター制度に類したものかと。全校生徒という点では、受験の時期が近いことがあった関係で、1, 2年生が対象でしたが、「キャリア教育」の話を昨秋に行ったのを思い出します。あとは、校長、副校長先生という管理をする立場でない先生方が、俯瞰的なところからプログラム全体をより多くの点から見て頂ければ、さらに発展できるのでは。あとは、大学がよりサポートするというか、科学者の卵養成講座で、「出る杭を育てる」ということをしないといけないのかもと。。渡辺が高校生の頃、こうした活動がありませんでしたので、比較のしようがないのですが、数学ができるものが、そうでない友達を教えたり、と言うようなことがあったのを思い出します。そうしたことで、自然と育ったのかも知れません。たぶん。そんな気がします。

DSCN5965.JPG 科学者の卵養成講座同様に、海外研修は、SSHでも多くやられているようですが、昨今の経済事情は厳しいようで、海外研修でなく、国内研修しかできない方も。。渡辺が小学生の頃、「一億総中流」と言われていたことから、半世紀も過ぎてないはずなのに。。。このあたりは、国の施策として何とかという気がしました。他のSSH実施校の状況も是非、調査を行いたいと。来月にかけて2つほど、運営指導委員会がありますので。あとは、今年度が4年度目。つまり、次年度は時期申請を見すえて、現状をさらに発展させ、これという目玉を作るのか。それが今日からスタートのような気がした。それに向けての議論ももちろんあったが、これだけは、企業秘密と言うことでお許しください。。。それがよい意味での競争であり、戦略、戦術だと思いますので。

 最後になりましたが、今回の運営指導委員会でお世話になりました県教委・中村指導主事、和山校長先生、下町副校長先生をはじめとするSSH関係の先生方にお礼申し上げます。今年度もお世話になりました。次年度は先にも書いたように最終年。次の採択を目指して、さらに、発展することを祈念しております。今後ともよろしくお願いいたします。


 わたなべしるす

 PS. 三高カレンダーというのが、HPにありますが、そこに、近日中というか、今年のどこかの月に、渡辺が写真で登場するとか。うれしいですね。こうしたことでお役に立てるというのは。また、それがいつかわかりましたら、このHPからお知らせしますので。

 PS.のPS. 科学者の卵養成講座のHPにきちんとした記事を書きますが、11月の全国大会の結果がHPにようやく掲載されました。東北大チームの高校生もよく頑張ってくれたと。そうした高校生たちが、20-30年後の日本、日本の科学力を支えることになるのだろうと。

 

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【出前講義】平成26年度グローバルサイエンスキャンパス・連絡協議会(2/4)

2015年2月 4日 (水)

 暦の上では、今日から春。日本海側ではずいぶん雪が降って、寝台特急が10hr以上遅れたとか。仙台の雪は、少しずつ解けてきて、アスファルトも見えてきました。そんな中、東北大学全体のアウトリーチ活動である「飛翔型科学者の卵養成講座」のJSTの母体である「グローバルサイエンスキャンパス」に採択されている全国の8校(北海道大、東北大、筑波大、東京理科大、慶應大、京都大、岡山大、九州大)が集まり、連絡協議会。キューポラのある街、川口で。東北新幹線なら、知らないうちに通過でしょうし、京浜東北線なら、止まるけど、降りることはなかったところ。2つ前には「」という山菜と見間違えそうな駅も。

 それぞれの実施校での今年度の実施内容、工夫したところ、問題点を共有し、次年度に向けてどう発展させるか、ということを。東北大は、渡辺が広報的な立場なので、いつもように「お笑い」のようなプレゼン。オブラートに包まず、しゃべったのがよかったのでしょうか。いずれ、こちらも多くの大学から参考になることを頂きましたし、こちらからも提供できたのではないかと。何もかくすようなこともありませんので。イントロで、日英プログラムでのちょっとした、これは問題というようなことを例に挙げて、国際性も大事だけどと。。。ということで、。。。他の大学での発表を伺っていると、各大学で困っているような内容は、結構共通していたり。。。県教委との連携というか、コンソーシアムへの囲い込みというか。しかるべき方が、しかるべき位置から「指導」をするべきでないかというご意見も。。ほっとでした。あと、遠隔地の受講生をどの様にサポートするのか。これも東北大にとっては死活問題ですし。日本は南北に長いですし、。。。予算執行の方向性なども。。。ただ、こうした予算面で困っているとある大学では、「大学全体として取り組む問題」として、JSTからの予算だけでなく、大学からの十分な予算措置もあるとか。。。東北大もその当たりは学ばないといけないのではないかと。心強い意見を頂きました。ありがとうございました。

DSCN5959.JPG まだ、まだ、問題は多いと思いましたが、11月の全国発表会で現委員長から、次年度にはこうした問題は解決すると、お墨付きも頂いているので、そのことを確信して、下々であるわれわれは、実施に汗をかけばよいのだと。。。(ただ、11月上旬の全国大会の審査結果が未だ(ほぼ、3ヶ月放置)にHPに掲載されないのは、なぜなのか。。。。。どこにこの○△をぶつければ。。。ちょっと、気がつくのが遅かったのですが。。。SSHとかの審査員をお願いされますが、ほぼ、その発表会の中で、審査結果は講評されるので。。。。。。。心待ちにしている生徒の皆さんが、学校で何かを3ヶ月もやらないと、先生方から、いろいろなことを言われるでしょうし、もちろん、大学の研究室でも。。。。)で、次年度は2年目。4月からすぐに募集できるようにして、よりよくスタートができるようにしないと。。。そんなことを感じさせてもらった半日でした。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 終わったあとに、九州大の偉い先生からお褒めの言葉を頂きました。出前講義をたくさんやると、まあそれなりにしゃべることはできるようになったので。。。そんなお話をして、機会があれば、九州にも伺いますからと。これでまた新しい連携ができればと。。ありがとうございました。

 PS.のPS. 帰り道というか、乗換の大宮駅には、来月金沢延伸の北陸新幹線のポスターが。。。先代から乗って、大宮乗換で、金沢。。。何か、変な気分ですが、4月から、北陸が近く、便利になりそうです。

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【出前講義】平成26年度東北地区SSH指定校発表会・コメンテーター、審査員-2(1/25, 26, 29追記)

2015年1月25日 (日)

 前日に続いて、発表会。2日目は別会場でのポスター発表。1.5hr x 2 の3hr。たちっぱなしでしたが、できるだけ多くのポスターを拝見しました。物理、化学、生物、地学、数学、あるいはその複合領域があり、なるほど思うのから、もう少しdeepにやれば、おもしろくなるだろうにと言うのまで。。。研究というのを始めたばかり、これからこうして考えて、次へ進むと言うことは多くなるかと、ぜひ、このことをきっかけにより考える習慣になってくれればと。

DSCN5939.JPG 午後からは、閉会式。審査に関わられたそれぞれの先生から、たくさんのコメントを。その中には、科学的なものの考え方(観察、検証・実証、結論というプロセスの繰り返し)をしっかり身につけるようにと。生徒間交流をしてほしい、学会で発表をしてほしい、後輩への継承をしてほしい、課題研究から受ける効果を実感してほしい、ここで得た人脈を大事にしてほしい。人のために汗をかいてほしいと。。。とても心にしみるものがありました。渡辺からは、様々な学会で行われているような最初から全部説明するというのをやめて、必要なところを聞いて説明する形式にしてほしいと。また、今回の会の開催形式を是非、来年度にも継承してほしいと。。。

DSCN5950.JPG 最後になりましたが、岩手県立盛岡高等学校の和山校長先生、下町副校長先生をはじめとする関係の先生方、また、JST・主任調査員の田辺様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


 わたなべしるす

 PS. 1日目の夕方に速報記事が展示されていましたが、その追加版も。さらなる光速対応に感動です。下町副校長先生かと。。。ありがとうございました。

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DSCN5949.JPG PS.のPS. ポスター発表で審査の最後に、ふと、仙台市内の大学に近くにあるとある学校のポスターが。仙台市内の地図の場所と地名が一致していなくて、昔、農学部の助手の頃に住んでいた幸町が青葉区?????、それは、宮城野区の間違えではないか。。など、たた、ええええええ。。。。また、多賀城市の記載が違っていて。。。本当に仙台市で学んでいて、宮城県民なのだろうかと。。。宮城県の歴史、地理を学ぶこと、これは、サイエンスを学ぶのと同じくらい大事だろうと。。。仙台市、宮城県、日本国の歴史、地理、文化を知った上での国際化ではないかと。

DSCN5943.JPG PS.のPS.のPS. 発表の生徒さんの背中に、2017年の愛媛国体の広報が。。。みきゃんもいて。びっくりでした。こんなところで。。。愛媛と関係のある生徒さんでしょうか。その当たりの素性は、また、後ほど。。。。

DSCN5948.JPG PS.のPS.のPS.のPS. 1/26(月), 18:10. 盛岡三高副校長・下町先生からお礼のmailをいただき、ふと、先生が書かれているHPにいってみると。。。昨日、一昨日の記事が。そこに速報記事として紹介されたものがpdfとしてlinkされていました。渡辺の写真では見にくいという方。是非、そちらをご覧下さい。何がどの様に行われたか、また、その速さに驚くばかりですので。。。

 PS.のPS.のPS.のPS.のPS. 1/29(木), 12:10. 盛岡三高副校長・下町先生から、「SSH東北地区発表会の報告サイト」ができあがり、2日間にわたる発表、交流の様子が一目でわかるHPができあがったというmailを頂きました。こんな風にまとめることなく、日々発信している渡辺にとっては、なるほどと学ばせて頂きました。来月の盛岡三高での発表会も楽しみにしております。
 

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【出前講義】平成26年度東北地区SSH指定校発表会・コメンテーター、審査員-1(1/24, 25写真追加, 26追記)

2015年1月24日 (土)

 仙台市内はここ数年の積雪から見ると、少なくてすんでいます。こんなことを書いたら、。。。。降らないことを祈るばかりですが。。。12月上旬の青森岩手への出張では、一ノ関ではほぼ積雪がなかったものの、それより北では。。。長靴も活躍したくらいでした。仙台は積雪が少ないものの、北東北、日本海側はかなりの積雪が。。。。そんな週末の土日。盛岡三高のSSH運営指導員を賜っていることもあって、「平成26年度東北地区SSH指定校発表会」のコメンテーターと交流会での「生物分野」での審査員というか、メンターというか、そんなことを。。はじめて、東北地区のSSH指定校発表会に参加したのは、2008年の水沢高校での開催の時。その時の参加校は、東北六県で3校。あれから7年。いまや、17校まで増えて。。。時代の流れと東北地区の高校の先生方の日々の努力のたまものかと。。。

DSCN5935.JPG いつもの発表なら、どこかの高校の体育館。そういえば、数年前に仙台三高が主幹校であったとき、全体発表は一堂に会することができず、分けてやったような。そんな意味で、今回の会場は、300人を超える17校の生徒さんが、。。開会式の時にひな壇に上がると、世の中の変化を実感したのでした。1日目のメインは、各校1グループの口頭発表。たぶん、これというものが、代表になったのだろうと。。。いつもの世に可能な限り、質問をして。。。なぜと思うこと。サイエンスであれば、これはやるでしょうと言うことを。。発表内容は理数(物理、化学、生物、地学、数学)の広範囲にわたるもの。今回のコメンテーターとしてすごかったのは、それぞれの発表に対して、A4のコメントシートがあること。さすがに可能な限りなのですが。。。やっぱり全体に書こうとすると、それはそれでプレッシャーで。。。こちらが不思議だなと思うこともあって。。。コラボしたら、おもしろいかも。。。もちろん、それぞれの学校との物理的な位置関係もありますので。その当たりは、大学間での共同研究とはちょっと違うところでもあって。。。いずれ、どこかでまた、この続きの発表を拝見できるのを楽しみにしております。

 発表会の後は、審査員の先生方と昨今のアウトリーチ活動などについて、deepな議論、情報交換。基本、生物、遺伝、農学という分野の脳みそに物理、化学、地学、数学の遺伝子断片を頂きました。ありがとうございました。情報交換会の合間に、生徒さんたちは統計学の講義と実習。静岡大のまつ元(環境依存文字の関係でひらがなでお許し下さい。きへんに八口の文字です。)先生から。最近のグラフの表示法の最後の所の講義を少し拝見。とても参考になりました。なるほどと。。。夕食後は、生物分野の発表をしたり、翌日のポスター発表の生徒さんたちとまた、deepな議論で時間をoverして。。。とても熱心な生徒さんたちで。順番のcontrolをこちらでミスをして、生徒さんたちには、ご迷惑をおかけしました。。。いずれ、また、不明なところは、mailをして下さい。

 最後は、審査員の先生方、まつ元先生を交えて、反省会。ここでも不思議な地球の話など。これからのアウトリーチだけでなく、使える課題だと。無事、1日目も終わり。。。

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 わたなべしるす

 PS. 1月上旬は、「科学者の卵養成講座」で、高校生をサンジエゴでの学会発表。今日の発表から、そうした海外の学会での発表に発展することを祈念しつつ。。。

 PS.のPS. 1日目の夕方には、今日の発表会の速報記事が展示されていて。。。その光速対応に感動です。下町副校長先生かと。。。さすがと感動でした。

DSCN5940.JPG PS.のPS.のPS. 1日目の審査員での交流夕食後の研究指導について、盛岡三・下町副校長先生のHPにpdfでlinkされています。あわせてご覧下さい。
 

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