東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

【出前講義】青森県立五所川原高等学校・理数科講演会「高校で課題研究が、大学・大学院での研究につながる」(12/12, 1/7追記)

2014年12月12日 (金)

 週明けから木曜までおそめの夏休み。この忙しい時代に夏休み??と言われそうであるが、寝ることも大事という新聞記事を見つけて、ちょっとほっとする一方、休みの間に来るであろうというか、来てしまうmailだけは、現地決済。前にも書いたかも知れないが、パソコンと携帯があれば、どこでも仕事ができてしまう。もちろん、実験というわけにはいかないが、考えること、書くことなどは、問題なく。。。困ったものと言うより、とある会社では、夜の何時以降に来たmailには、応対しなくてよいと。確かに、やり始めると、どう考えても時間overでの仕事。ただ、一方で、それを片付けておくと、翌日からの仕事は、すんなりこなせる。微妙な問題で。。。

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DSCN5623.JPG 青森県内の高校からの出前講義も久しぶり。前回が青森東三本木その前が弘前その前が八戸北。だったような。青森東、弘前は科学者の卵養成講座のつながりで、サイエンスの話とキャリア教育。三本木、八戸北には、SSHの関係で。その八戸北・SSHの時にお世話になった先生五所川原高校に異動になり、今回の理数科講演会となりました。依頼を受けたのが、9月24日に、母校・今治西高校で出前講義を行ったちょうど後に。この時期、カレンダーもちょうどあいており、。。また、いつも科学者の卵養成講座でお世話になっている方の母校でもあって。。不思議なご縁で。ただ、その時、想定していなかったのは、この大雪。愛媛と徳島の県境では、車が立ち往生徳島県の山間部では停電で孤立など、四国ではちょっと考えにくいようなことも起きて。。。もちろん、仙台も積雪があり、といっても1cm。それに対して、青森は。。。五所川原でも、前の週から降り始め、伺ったときには、30cm。新幹線ができ、仙台から新青森まではほぼ、1.5~2hrほど。今回は運良く、途中が盛岡のみの停車。岩手県に入ってから、外の景色が白くなって。。。ただ、そのうち、吹雪くようになって。。。東北新幹線も東京~仙台間でもずいぶんトンネルがありますが、仙台~新青森はそれ以上。。。せっかくの冬景色が見えないのは。。。最近何があるかわからないので、たとえ、東京までと同じくらいの時間でも。。。その先でトラブルとまずいので。。。余裕を持って。それでも何とかぎりぎりという感じだったでしょうか。やっぱり、どうも雪は苦手です。

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DSCN5629.JPG 講義は、課題研究とキャリア教育をあわせたような。近いところだと、9月の倉敷天城中学校・SSH特別講義以来。今回は対象が、理数科進学予定の1年生と理数科の2年生。同じスライドを使いますが、毎回、違った話に。その場の雰囲気などであわすこともあって。最初に、教頭先生から渡辺の丁寧なご紹介を頂き、ありがとうございました。最初の課題研究の重要性のところで、時間を取り過ぎ。。。いつものように最後は駆け足で。。。ただ、いつもこの手の講義を行ったとき、生徒さんの反応がこちらが思っているほどでないと思うのですが、五所川原高校の特色なのか、とても反応がよくて。感動でした。何がと言うとたくさんありますが、課題研究で「ブラックホール」をやると言うとき、その危険性について、つまり、吸い込まれるかも知れないことを指摘してくれた生徒さんに会ったのは、はじめて。自然豊かなところでの生活が、こんな所にも目が行くのかと。ただ、一方で、椎茸の栽培をするときに使う「榾木(ほだ木)」。知っている生徒が余りに少なくて。。。椎茸はスーパーで見かけるものになっているのかも知れないと。。。身の回りの自然をしっかり観察して下さい。課題研究を終えて、まとめに入っている2年生では、反復して、同じ実験を繰り返し、平均、分散を出すことの重要性を理解している方も多く、出てきた結果に応じて、イントロ、要旨、タイトルを変えることの大切さを理解している方も。感動でした。是非、そのことを次の1年生に継承して下さい。また、グループ活動で課題研究をやることがほとんどで、ちゃんとグループで責任を持ってやることも。人に押しつけないで。普段からの先生方の指導が行き届いているのだなと。

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DSCN5635.JPG 後半と言うより、残りの時間で、キャリア教育の話。渡辺が遺伝学を目指すきっかけになった「謎のコメが日本を狙う」に関連して、雑種強勢の話を。遺伝子には相性があるので、雌雄をひっくり返すと、同じ事にはならないと。。。詳しくメカニズムなどを話しませんでしたが、興味がある方は、渡辺も分担で入っている新学術領域研究「ゲノム遺伝子相関」をめくってみて下さい。これからの遺伝学というか、生物学というか、農学というか、そんなのが見えると思いますので。あと、感動だったのは、渡辺と同じように、生物は覚えることがたくさんで、苦手だけど、遺伝学はおもしろかったという方がいたこと。是非、将来、遺伝学というか、ゲノム解析を使って、一緒に研究しましょう。楽しみにしています。英語は、理数科では、やはり苦手なようで。最後の質問の所でも、どうやって、英語を克服すればよいかと。。。これには困りました。渡辺も苦手だったので。。。ただ、五所川原高校の先輩の方で、日本の英語教育をしっかり身につけていれば、実際に話したり、することはできるからと言うことを実例として。よい先輩がいますので。がんばって下さい。

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DSCN5641.JPG 1, 2年したら来るであろう、大学受験。今は、センター試験ですが、名前が。そうしたもので、結果が出ても出なくても。その時に、何をやりたいのか、それを明確にして、将来を見失わないでほしいと。。。大学で人生が決まるわけでなく大学を出た後なにをするかで、人生はついてきますのでと言うか、その方が大事ですので。あと、これはと言う師匠を大学で見つけてほしいと。渡辺も東北大に来て、日向先生を師匠にもつことができ自家不和合性の研究をできたので、今があると。。。また、研究を始めたら、その分野の歴史というか、どの様な失敗、成功があって、今に至っているのか、是非、それを考えて下さいと。。。そんな本もありますので。5minほど超過して、プレゼンを終えて。。。数名の方から質問を。遺伝子組換え植物をどう考えるのか。とてもシビアな質問でした。ただ、品種改良の歴史の日の当たるところだけでなく日陰の部分もみてほしいと。そんな両面を考えることで、自分のいろいろな考え方も発展しますので。また、どうやって、英語ができるようになるのか。点数を上げるのかという質問は、野球部の方から。プロ野球の著名な監督さんたちがどうやって勝つのかを書いていると。それらを参考にしてほしいと。身近なので、考えやすいかと思いますので。時間を超過した分、最後に世界に向けて、情報発信の写真を失念で。。。最初は覚えていたのに。後ろに立てばよいなと。。。次からは、写真をお願いする先生にあらかじめ、お願いしておかないと。すっかり記憶がだめになってきているので。。。

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DSCN5645.JPG 最後になりましたが、今回の企画でお世話になりました福士教頭先生、理数科の伊藤先生、佐藤先生をはじめとする多くの方々にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。また、機会があれば、お声かけ下さい。

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 わたなべしるす

 PS. 今回は雪対策で、長靴同伴。もう少し後の2月の盛岡三高のSSH時なら、最初から長靴なのですが。。。途中の八戸当たりで雪が消えて。。この時はさすがに。失敗かと思いましたが。。。活躍してくれました。

DSCN5649.JPG PS.のPS. 講義を聴いてくれた生徒さんの中に、農学部のAO入試で合格した方もいらしたと。これをやりたいというしっかりした生徒さんで、感動でした。その思いを大切にして、これからもがんばって下さい。

 PS.のPS.のPS. 新青森駅から五所川原駅に行く途中で、外国の方に話しかけられ、。。五能線のその先にある鰺ヶ沢まで行くとか。いきなりだったので、最初は脳みそが英語でなかったですが、少し話せば、何とか。無事、鰺ヶ沢で降りることができたのではと。たぶん。。。そんなことも、そういえば、講義の途中で話題に。

DSCN5614.JPG PS.のPS.のPS.のPS.  青森に来ると、北海道はすぐそこなのだなと。。。そういえば、東北新幹線の函館延伸にむけて、青函トンネルの走行試験をしているというのが、新聞記事に。帰り道の新青森駅で、また、そんなのを見ることができれば。。。

DSCN5607.JPG PS.のPS.のPS.のPS.のPS.  五所川原駅、市内でこんなものを見つけました。ずいぶん昔、太宰治の斜陽館を見たことがあるのを思い出したり。。

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DSCN5630.JPG PS.のPS.のPS.のPS.のPS.のPS.  ちょっと大学のtop pageを見ない間に、大学院生の頃に虫取りに一緒に行ってもらっていた「害虫研」の堀先生が青色光でおもしろい実験を。感動でした。コロンブスのたまごみたいな。へーーーでした。さすがと。。さらなる発展を楽しみにして。。。

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 PS.のPS.のPS.のPS.のPS.のPS.のPS. 2015年1月7日、こちらに頂いたレポートにコメントをして返却したのですが、それが無事に届いたというお知らせを佐藤先生から頂きました。そのmailに、高校のHPのtop理数科通信に渡辺が訪問、講義をしたことが記されております。お時間の許す方、ご覧頂ければ、幸いです。仙台は、晴れ間が見えますが、五所川原は猛吹雪とか。雪国の大変さが。。。。


      

 

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【出前講義】鹿児島県立錦江湾高等学校・平成26年度コアSSH運営指導委員会第2部と「わくわく実験教室 in 市立科学館」(12/6)

2014年12月 6日 (土)

 仙台はこのところ、冬将軍に。。。昨日が初雪で、今朝は-2.6oCとか。。ちょうど寒さの底のようなときに、渡辺は東京へ。寒さにあわなかった分だけ、ちょっとluckyかなと。。。ただ、そのまま、鹿児島へ。この時期恒例の鹿児島県立錦江湾高等学校・コアSSH。今回は、東京でのイベントとの完全にoverlapして、2日間のコアSSH関連も最後の半日だけ。少し残念でしたが。。。仙台が寒いと言うだけでなく、鹿児島も寒いようで、数日前に雪が降ったとか。桜島の山頂付近が雪景色というのは、地元の方でも珍しいと。。。

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DSCN5372.JPG 1.5日参加できなかった分は、渡辺の座るべき机の上で、ピンチヒッターがいてくれたようです。いつも様に質問できなかった分、代わりにしっかり目をつけてくれていたと。そんな写真を参加されている先生から頂きました。ありがとうございました。十分に代打として機能してくれたのでは。。。

DSCF4837.JPG 伺った時間帯は、ちょうど「わくわく実験教室 in 市立科学館」。以前、ここで出前講義もしたような。その当時の方々とは、もちろん世代も変わりましたが、多くの机が用意されていましたが、どの机にたくさんの子供たちが。いろいろなものを作っていたようで、会場にいろいろなものが飛んだり、ぜひ、小春日和の暖かい日に外でやってみて下さい。

DSCF4896.JPG そのあとが「コアSSH運営指導委員会第2部」。渡辺が参加できなかったことと次年度に向けて、どの様な戦略で取り組むか。運営指導委員の先生方から、さらに高みを目指すためによいideaがずいぶん出てきました。さらに楽しみになってきました。なにより、このコアSSHに参画している高校のSSHでの活躍は目覚ましいものがありますので。。。最後になりましたが、今回の企画でお世話になりました教頭先生、樋ノ口先生、河野先生をはじめとする多くの方々にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。次年度のさらなる発展を祈念しております。


 わたなべしるす

 PS. 鹿児島と言えば、路面電車。広告を書いた電車を発見してびっくり。「山形県鶴岡市」と。。3月に研究室見学に来る鶴岡南高校があるところであり、渡辺の師匠である日向先生のふるさと。。。こんなところでお目にかかれるとは。。。不思議なご縁なのだなと。。。

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物質の三態、小さい頃から、考える(12/4)

2014年12月 4日 (木)

 先週の金曜日、愛媛県今治市立常盤小学校での研究授業とシンポジウム。小学校の時に習ったのか、どこで習ったのか、覚えてないが、「物質の三態」。気体、液体、固体。こんな言葉を習ったのは、小学校のような気がするので、物質の三態という言葉もあったような気がする。固体がいきなり、気体になるのが、昇華だったような。毛糸のセーターなどを保存する「なんとか、というか、なんだったか、ここで、パラジクロロベンゼン」かなと、Wikipediaを調べて、ベンゼン環に塩素が2つ結合する、それも、オルトの位置に。オルト、メタ、パラ、というのは、高校の化学の時間に学んだ単語のような。Wikipediaによると、防虫剤だと。メタ、パラの位置で何とかというような問題があったと思うが、その当たりは、思い出せない。液体が気体になれば、気化。そういえば、沸点が違うものを混ぜて、分留実験をしていた、中学校では。この時、使っていたのは、ガスバーナー。一方、小学校で沸騰実験をしていたときは、なんと、アルコールランプでなくて、カセット式ガスコンロ。。。。ちょっとかなり驚き。昔と今でこんなに違うのだというのをそういえば、この前、テレビでもやっていて。。。なんでも、アルコールをこぼすと危険だから。。。。たしかに。。。ただ、火を使うことを覚えたHomo sapiensは、その危険さを理解するのも大事ではないかと。。。。そういえば、クリーンベンチでピンセット、メスなどを滅菌するために、70%(80%??)アルコールを使うが、ガスバーナーで温度を上げすぎると、アルコールに引火するときが。。。というか、火がついたのではなくて、実験をしている人がまちがって、火をつけてしまったわけであるが。。。ついたのでなく、つけてしまった。この違いと危険を理解する、どちらも大事な気がする。加熱しすぎて、突沸するのを防ぐために入れるのが「沸騰石」。そんなものを入れていたのを、小学校で授業を拝見して、久しぶりに思い出した。小学校の時、結構、おっかなびっくりで実験をしていた方なので、意外と、突沸しなかった気がする。。。ところが、大学の研究室で、アガロースゲルを電子レンジで加熱していて、ちょっと目を離すと。。。。突沸。何度痛い目に遭ったか。。。そのうち、phageを使った実験をしていて、top agaroseというに懸濁して、まいていたが、その時にも。。。そんな時に、沸騰石という概念はなかった。。。というか、思い出すこともなかった。ちょうど、その研究授業から1 week。味噌汁などを温め直していて、突沸というニュースが。。。ただ、そのニュースでいっていたこと。「お料理に愛情を持って、接すること」だったような。ながら族なので、言葉をちゃんと書き留めてないので。。。沸騰石を入れて料理をするというのもありかも知れないし、アガロースゲルも。ただ、やっぱり、ちゃんと見ていること。そういえば、師匠の日向先生の言葉に「火をつけたら、そのそばにいてみていること!!」というのがあったような。。。お料理だけでなく、実験にも石でなくて、愛情をと言うのが大事だと思う。研究全般と言うべきなのだろうか。。。

DSCN5298.JPG 今治で理科専科の先生がいて、自然科学教室があって、ちゃんと理科を教えてもらったのに「沸騰石」ひとつ、覚えてないというか、思い出せないというか。。。。先生の問題でなくて、児童生徒の問題というか、渡辺の問題のような。。。身の回りに、小学校の教科書に出てくるような現象がいっぱいあるのに、気がついていない。それくらい、身の回りの不思議に気がつくのが難しいのかも知れない。植物、それも作物というか、アブラナ科なら、すぐに反応するのに。。。「突沸」にも気がつかない。。。何とも皮肉な。。。もう少し領域融合というか、遺伝学だけでなくて、その周辺のことも。しっかりと。小さい頃から、ちゃんと学ぶことと言うか、考えること、一連のこととして、教育することは、大事だなと。どんな分野でも。。。

 そんな風に、身の回りに注意を払って何が起きているのか、考えること。そんなことを日向先生はいいたかったのだろう。確かに、毎回の実験では、いろいろなことが起きる。一本道ではない。たとえば、自分の花粉を自分の雌しべの上にのせても、その日の環境条件の違いによるのだろう、蛍光顕微鏡で観察すると、見える花粉の数だったり、状態は完全に同じにはならない。生物の反応だからと言えば、そうかも知れないが。だから、物理、化学をやっている方からは、生物は。。。といわれるとか。そんないろいろな考え方を柔軟に持って、そんないろいろな考え方を教えてくれたのは、高校時代の数学の長井先生。基礎を大事にして、柔軟に最終地点というか、解答というか、そこまで導くと言うか、考える。ただ、最近の数学の問題を見ていると、分厚い解答があるというのは、どうなのかと、いつも書いていた。また、解答から考えるというのもどうかと。それと同じというか、それとはまたちがう不思議な問題をふと見つけた。間違い探し??これだと一本道で、いろいろな考えではないような。。。。また「????????」がふえた。。

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 わたなべしるす

 PS. お知らせに書いた「はやぶさ2」の打ち上げ、昨日、無事に、宇宙へ。ほっとしました。パブリックビューイングが延長になったことのアナウンスができず、。。申し訳ありません。


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【出前講義】第39回理科研究会「科学が好きな子どもを育てる」パネリスト(11/28)

2014年11月30日 (日)

 一時期の忙しさというか、脳みそを含めた「破綻」状況から少し落ち着いて物事を考えるようになりつつあるのですが、それでも。。。というか、気がついたら、11月も終わり。週明けから12月。困ったほど時間の流れが速くて。。。今年も残り30日ちょっと。どうしたものかと、頭を抱えます。というか、今年も年末年始がない状態になるような。。。そういえば、そんな休みとか、仕事のあとに持ち帰ってやる仕事を「持ち帰り残業」と言うとか。テレビでそんなことを。。よい悪いを別にして、これをやめろと言われると。。。さらに、破綻が加速するような。。。本当にどうしたらよいのか。potentialの問題なのでしょうか。。。

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DSCN5291.JPG 今月最後の出前講義は愛媛県今治市。渡辺が高校生まで過ごした町であり、ここ数年、ふるさと出前授業をやっているところ。ここ数年年間、10件を超えるようになった「ふるさと出前授業」きっかけは、2007年に今治市立常盤小学校。その当時、理科を教えるすごい先生がいらして、その先生が今は、富田小学校の教頭先生をされている、村上先生。今年も6月に出前講義で伺いました。当時、もう1件の出前講義もあわせてアレンジ頂いたのが、当時の教頭先生で、現在の今治小学校の高橋校長先生。その当時から、アレンジではお世話になり、今に至っているのだなと。。。懐かしいその常盤小学校に6月に出前講義で伺ったとき、11月終わりに、理科研究会があるので、シンポジウムのパネリストをお願いできませんかと。渡邊校長先生から。よくできていて、この日程をうまく確保できたこともあって、「科学が好きな子どもを育てる」と題した第39回理科研究会が常盤小学校への出前講義に。いわゆる、研究授業なので、授業を受けている児童、生徒の皆さんはかなり緊張していたのでは。。というか、研究授業の渡辺にとってのイメージは、いつもよりちゃんとしていないと、研究授業のあとで、先生から怒られるというか、大変だったと言うイメージしかなくて。。。また、いつもは、出前講義で伺うときは、渡辺はやりたい放題というか、しゃべりたいことを講義をしていて、小中学校で授業をされている先生方は、大変だなと。

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DSCN5286.JPG そんな授業をされている先生方を4パターン、拝見。背景には、生活科から理科へどの様に連結するのか。。。さらに、小学校の理科から中学校の理科に発展させるのか。難しい問題だなと。。。生活科というのは、渡辺が小学校を卒業してからできた科目。1, 2年生の理科と社会の融合したもの。と言うイメージしかなくて。。。何を1, 2年生の理科、社会で何を勉強していたのか。。思い出せません。アサガオを育てて、夏休み前に持って帰るのが大変だったことだけは、覚えているのですが。そんな中ではじめて、生活科の授業を初めて拝見。身近なものを使って、おもちゃを作る。そういえば、小学校5, 6年生の時に、スーパーカー消しゴムが流行っていて、机の上でボールペンのバネを使って、動く距離を競ったり。あと、ストローをつないで、何本つないで、牛乳を飲むことができるのか。。。もちろん、こんなことをして、よく怒られたわけですが。楽しくいろいろなものを作るのは大事なこと。ただ、そこから何を学ぶのか。少し考えさせられました。もっと小さな子供の時代にちゃんと外で、いろいろな遊びをやっておくことが大事なのかなと。。。

DSCN5288.JPGDSCN5287.JPG 1コマ目前半は、生活科でものづくり。生活科のなかった渡辺には、どうもイメージができず。ただ、子供時代にいろいろなことをして遊ぶと言うことを経験しておくこと、それはとても重要なこと。もちろん、できれば外で。学校までの道のりは片道2km。それを歩いて、集団登校で。6年生の先輩が一番先頭。5年生が一番最後。1年生の時、先輩たちについて行くのが精一杯。ただ、これは学校へ登校するとき。帰り道は、友達とかといろいろな道草をして。その道草の遊び方も場合によっては、同じくらいの時間に終わる先輩たちから、教えてもらったのを思い出した。むぎぶえ、まめぶえ、これが最初は難しいもの。なかなか音が出ず。。。先輩のをもらってやると、ちゃんと音が出る。そんなたくさんの遊びを通じての経験が大事だったんだろうなと。

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Tokiwa-Sony-1128-01.JPG 後半は、4年生の物質の三態。水を沸騰させる。沸騰は学校だけでなく、普段から見ていること。また、液体から気体になると、何倍だったか、忘れましたが、気体となり、体積は膨張。気体の出口に風船をつけると、ふくらむわけです。では、こんなことをしたら、何が起きるのか、。。。子供の頃から、火遊びは怒られる原因でした。火事は何より危ないですし、火を使うと言うことを覚えたHomo sapiensに任された責任というか。。。この実験するのを観察していて、ふと、何が危ないのか、もちろん、加熱していて、さわると熱いこと。あと、膨張した風船が破裂するかも。。。くらいでしょうか。思いついたのは。もっと他にも危ないこと、こけたときに、器具がひっくり返ると。など、いろいろ考えることはあるはず。それは、研究室で実験をしていても、ありえること。何より、危険察知能力というか、何が起きるかわからないと言うことを考えるのは、大事なのだと。そういえば、今は危なくてやらないそうですが、水の電気分解で生じる「酸素」、「水素」の気体を混ぜて、火をつければ。。。大きな爆発になるわけで。。。渡辺の小学校の時にも、量を制限して、入れた袋の上に砂山を作って、遠く離れたところから、点火。近くで見たい子供たちに「ここまで下がるように!!!」と言って、実験をしてくれた理科の先生。離れていてもそのすごさは実感できたのを思い出しました。そんなことをしたり、外で遊びながら、いろいろ危険な目に遭いそうになることを経験して、大きくなったのだなと。。。ふと、そんなことを。

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DSCN5296.JPG 1コマ目前半は3年生の空き缶と輪ゴムと何だったろうか。そんなのを使って矢を飛ばす。危ないと言われつつも、募金の赤い羽根を使って壁とか、木に立てる、ダーツのようなことをしていた渡辺のことも時代。もちろん、それだけでは、スピード感がないので、さらにそれをもっとすごくするには、どうしたらよいか。ここには書けないような工夫をいっぱい。実験をしていて、力のある子は引っ張るのは大丈夫。遠くまで飛ばしていました。渡辺なら、。。。そうはいかないかったような。そんな時、となりの人がちょっと大変そうだなと思って、もってあげれば、飛ばすための機械の基礎は固まるわけで。。。ずいぶん飛ぶ距離は違うような。こんな助け合いというか、一緒に実験すること。それが、将来の共同研究とか、そんなことにつながるのではと。ふと、そんなことを。。。

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Tokiwa-Sony-1128-03.JPG 後半は、日吉中学校に移動して、中学校1年生の沸点が違うものを分けるという実験。蒸溜というのでしょうか。授業の前半を見てなかったのですが、水とアルコールの混合物を分ける実験を最初は、自由な発想でやったとか。温度を上げすぎると、つまり、ガスバーナーをつけっぱなしにしたら。。。中学生時代、そんなことを考えていたのか、。。。どうも、イメージがわかなかったのは、中学生時代の理科の先生を思い出さないからだろうか。。。しばらく考えていたが、どうも思い出せないまま、。。。。沸騰温度をそれぞれの物資の温度に合わせるので、うまく分けることができる。大学では農学科で農芸化学科でなかったので、化学系の実験はほとんどないというか、。。なんとなく、イメージはできても、では、できるかというと。タンパク質を分けるのも、分子量、電荷、疎水性などいろいろに工夫して分けるわけで。こんなところに、「ものとり」の原点があったとは。こんな実験を見ているとき、中学校1年生と言えば、去年は小学校6年生。いくつかの小学校で出前講義をしたときに、手を上げてこたえてくれていたような方が、成長しているのを見て。。。なんというか。。。何ともいえない気持ちで。また、そうした生徒さんたちがガスバーナーを使いながら、蒸留をしながら、加熱しないとき、「炎を赤にして見えるように工夫」していたのは、niceでした。

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Tokiwa-Sony-1128-05.JPG 午後の最初は、生活科から理科へ、小学校から中学校へと言う2つの分科会を半分ずつ拝見。授業時の様々なポイントについて、意見交換。たくさんの質がなされていたのを見て、よく考えると、この研究会、39回目。ということは、渡辺が小学校時代からあったもの。こうした理科の先生方のその当時からの心配りがあったからこそ、今の渡辺がいるのだなと。そんなことも考えさせられました。というか、その当時の先生方に感謝でした。

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Tokiwa-Sony-1128-08.JPG 最後は全体会。開会式では、(財)ソニー科学教育愛媛支部長・渡邊和志校長先生から、理科教育における「挑戦する心」の大切さをホンダのF1レースへの挑戦を例にして。。。たしかに、理論・技術を実践してみると、うまくいかないこともたくさんあること。実験をひたすらやっていた大学院生時代を思い出せてくれ、また、Natureへの論文掲載にチャレンジしないといけないなと。。。続いて、今治市教育委員会教育長・高橋実樹様より、この活動が40年という長きにわたって続いたことの大事さを。また、このあとのパネリストの丁寧なご紹介も。ありがとうございました。さて、シンポジウムでは、パネリストから最初に自己紹介。コーディネーターは東予教育事務所・原田指導主事、パネリストには、早稲田大・露木教授、新来島どっく・片岡課長、常盤小・小堀理科主任に、渡辺を加えた4名で。それぞれの方からこれまでの取組などをご紹介。

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Tokiwa-Sony-1128-11.JPG 片岡課長からは、造船にペンギン、マグロをモデルとしたバイオミメティクスが造船に応用されていると。また、造船の設計をするためには、遺伝的アルゴリズムを活用していると。研究授業へのコメントでは、それぞれのパネリストの専門が活かされ、。。。空力抵抗を計算して、矢を飛ばすと言う話が。。このあたりが研究者だなと。渡辺も実験をしている児童、生徒の皆さんにずいぶん話しかけたり、手伝ったり、でしたので。最後は、小・中学校理科教育への提言。それぞれの立場から、これはと言うことがたくさんありました。渡辺からは、今治の理科専科、今治自然科学教室、これはと言う子供さんとの出会いなど、いくつか継承してほしいことと言うか、そんなことを話して。。。何かの参考になればと。他の先生方からの記事は、ここにうまく書けず、申し訳ありません。渡辺にはよい刺激になり、これからアウトリーチ活動に活かしていけると思いました。ありがとうございました。

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DSCN5318.JPG 閉会行事では、(財)ソニー科学教育愛媛支部長・越智誠・朝倉小学校校長先生から、今日の理科教育研究会から学んだことなど、この記事を書く頃には、すっかり内容を失念で、。。すみません。。。。

 最後になりましたが、今回の企画をされ、パネリストをお願い頂きました、(財)ソニー科学教育愛媛支部長・渡邊和志校長先生をはじめとする関係の皆様にお礼申し上げます。また、何より会場の運営など様々な点にご配慮頂きました、常盤小学校の皆様にもお礼申し上げます。ありがとうございました。次年度以降もお世話になれればと。。。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 被災地の復旧についてのご配慮を頂きました。沿岸部はまだ仮設住宅という状況で。何とかしないといけない、そんなことを改めて、思い出させてくれました。遠く離れた愛媛・今治からも心がけて頂いているのだなと。ありがとうございました。

DSCN5322.JPG PS.のPS. 研究会の合間での雑談の中で、今治市内では今も行われている「集団登校」についての議論が。そういえば、仙台では、そんなことは行われておらず、それぞれが学校に行っているのをlabに出かけるときに見かけます。それぞれによいところはあるのだと思いますが、集団登校は、先輩がメンターとして、後輩たちを学校までの道のりにどんなことがあるか、また、後輩たちの調子というか、そんなことも気にかけながら。そんな姿を後輩たちは見て、先輩になるのだと。そんなことを考えると、とても大事というか、niceなsystemだと。そんなことを思い返したのでした。これからも長く継続することを祈りつつ。お世話になった先輩を思い出しながら。

 PS.のPS.のPS. シンポジウムが終わったあと、先にも書いた、初めての出前講義でお世話になった現、富田小学校・村上教頭先生が出張をおえて、会場に駆けつけて頂きました。ありがとうございました。これからも厳しくご指導頂ければ、幸いです。よろしくお願いいたします。

 PS.のPS.のPS.のPS. この出前講義のあと、参加の先生方との交流会。その翌日は、市内の高校の先生と出前講義、実験等の打合せで終日時間をとられて。。。そんなで、この記事のuploadがずいぶん遅くなりました。お許し下さい。。。

DSCN5329.JPG PS.のPS.のPS.のPS.のPS. この記事を書いているのは、日曜日。ふとしたことで、地元の愛媛新聞を手に取ると。。。1面の左隅に「道標」の記事が。。。2年前になるでしょうか。11回の連載を5週間おきに。大変だったこと、ただ、文章をうまく納めると言うことなども学ぶことができて。。。そんな懐かしいものに、また出会うとは。。。不思議なご縁の今回の出張でした。

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【出前講義】仙台市片平児童館・かたひらきっずサイエンス~将来の科学者をめざして~「ヒマワリのお花の秘密」(11/13, 14追記)

2014年11月13日 (木)

 研究室から見える大きなイチョウの木からも落葉が始まりました。週末にかけて、寒気が入り、ずいぶん寒くなり、盛岡は雪とか。青森ではすでに雪、みぞれがあったとか。。。寒いのは、どうもこたえます。。そんな大きなイチョウの木の北側に大学の正門があり、正門を出て、右に行くとすぐに、仙台市片平児童館仙台市片平市民センターがあります。その場所は、以前書いたとおり、昭和40年代まで附属農学研究所があったところ。もちろん、その当時のものは何も残っていませんが。。。附属農学研究所が、全国共同利用施設・遺伝生態研究センターに改組され、今の生命科学研究科に。渡辺が学生の頃が、農学研究所、助手の頃、岩手大に赴任していたときには、遺伝生態研究センター、教授として戻ってきたら、生命科学研究科。25年ほどで激変の組織なのかもしれないなと。あと、17年近くいるわけですが、たぶん。。。まだ、2回くらいは、大きな組織改編があるような気がします。このペースなら。。。そんな農学研究所と関係のある、仙台市片平児童館で、以前から打合せをしていた「かたひらきっずサイエンス~将来の科学者をめざして~」ということで、「ヒマワリのお花の秘密」という企画を。建物に入ったところに、きれいなwelcome boardが出されてありました、ありがとうございました。

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DSCN5105.JPG 今回の企画は、仙台市片平児童館の菊池館長と宮教大の内藤先生から頂いたもの。大学のそばにあって何か連携ができないかと。。。内藤先生とは、七北田小学校のNSPを企画・運営ですっかりお世話になり、その後も。色々と。。。取材などもありました。縁とは不思議なもので、前日の出前講義は、七北田小学校の時に教頭先生をされていて、今は、福岡小学校に赴任されている板橋校長先生のところ。世の中、狭いものです。また、講義の時には、宮教大・教育復興支援センターの野澤副センター長も。そんな企画で。。。

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DSCN5083.JPG 前置きが長くなりました。片平地区の小学校1年生から6年生まで33名が参加。こんなに学年が入り交じるというか、heteroな集団というか。。。初めてです。講義の最初には、渡辺の自己紹介。愛媛・今治というところは知らないようでしたが、ゆるキャラ「バリィさん」はよく知っていて、今治タオルの話をして。。。機会があったら、ぜひ、使ってみて下さい。柔らかいですから。。。講義内容は、通常は3年生の企画である「ヒマワリのお花の秘密」。1, 2年生には、少し難しい内容。4~6年生には、もうちょっとサイエンスの香りがする方が。。。ということで、お許し下さい。ヒマワリの生長過程を復習して。ヒマワリの種が何のためにあるのか、また、何個くらいあるのか、そんなことを考えてもらいました。講義の時に、よく答えてくれていたのは、4年生だったでしょうか。とてもしっかりしていたのが、感動でした。

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DSCN5065.JPG この講義に続いて、ヒマワリの種を数える。菊池館長にお願いして、1つのグループに学年が偏らないように、色々な学年になるようにと。ただ、そんなことで、各グループごとに大きさなどがちがうヒマワリの種子数を調べてもらうことに。数える前に、予想。意外とみんな堅い予想でした。。。グループによって、要領がよかったり、いろいろあるのもよいこと。高学年のお兄さん、お姉さんたちが、グループをリードしていたのは、よいことだなと。最近は、縦の繋がりが少ないと聞きますので。。。渡辺が小学生の頃は、毎朝の集団登校では、6年生が1番先頭で、5年生が1番後ろからサポートしていたような。もちろん、登校するときだけ。帰りは、道草をする毎日でした。50個、100個という束にしてもらって。。。終わったところから、報告を。全体を見て、どれくらいの大きさなら、いくつだったかを大きい順に発表。最後には、どれくらいの大きさなら、何個の種があるかも理解できたようでした。

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DSCN5099.JPG 講義が終わって、質問コーナー。ヒマワリの大きさで種の数がわかるなら、学校で学んでいるヘチマでわかるのかと。実体験と学校とがつながっている。とてもよいことだなと。ぜひ、おうちで、ヘチマのなかまのカボチャ、スイカ、メロンなどの種の数を数えてみて下さいと。。。最後の最後は、世界に向けて情報発信。このあたりでカメラの電池切れ。。。昨日からばたばたで充電できてなかったとは。失敗と反省でした。最後の最後が。。。渡辺自身が電池切れだったのかも。。。お許し下さい。

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DSCN6075.JPG 講義のあと、菊池館長、内藤先生と今後の展開について。何とか年度内に、これだけ近くにある東北大と渡辺の研究室を見学しようと。。。ぜひ、実現できれば。。。最後になりましたが、仙台市片平児童館・菊池館長、宮教大・内藤先生、宮教大・教育復興支援センター・野澤副センター長をはじめとする児童館で運営のお手伝いを頂いた多くの方々に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。

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 わたなべしるす

 PS. 今朝、研究室に来たら、渡辺が最近よく飲んでいる缶ジュースが山のように。。。最近、疲れの見える渡辺のことを気にした皆さんからの送りもの。ありがとうございました。何とか気合いを入れて、年内を乗り切るというより、12月の頭に、4日の休みをもらうことに。遅い夏休みと称して。。。それまでがんばります。ありがとうございました。

DSCN5106.JPG PS.のPS. 11/14(金), 12:00追記、講義があった昨日の夜、片平丁小学校の1年生の方から、メールで質問をもらいました。1年生なので、ひらがな。感動でした。ありがとう!!また、質問があったら、下さいね。まっています。では、では。


 

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